【8月29日】オカムラ歯科医院 岡村興一先生 『生命理(いのち)』
・根本生理
人間が生きる上で必要な行動が生理である。
そのなかでも自分自身でコントロールできる生理を根本生理と岡村先生は呼んでいる。
根本生理を正常な状態に戻すことにより人間らしい活力に溢れた生活ができるようになる。
根本生理は声、呼吸、咀嚼、接触、行動の5つの要素からなり、それぞれがリンクしあっている。
根本生理が乱れていると様々な問題が起る。
そこで、一旦これをリセットする必要がある。
そのための方法が子どもに戻ることである。
何も考えず子どものように生理行動を取り生理を整える。
以上が復習。
この考え方は実に理に適っていると思う。
ここには思想や宗教的な要素とは離れた現実に基づく理屈がある。
岡本先生は色々な宗教や哲学を学んだ上で、医学的な見地から根本生理を提唱しているので受け入れていくのも抵抗がなかった。
人間は体と心で成り立っている。
そのどちらが欠けても真に人間らしく在ることはできないだろう。
そういう意味で生理の調整は体の側面から人間を浄化する考え方なのだと感じた。
・3つの要素
物事は3つの要素で考えると上手くいく。
もともとは陰陽五行の考え方であるらしい。
五行のうち最初の2つと最後の2つを各々1つの要素と捉え、その間の1つの要素と合わせ3つとする。
二元論で物事を考えると偏りが生じる。
その間に中間となる要素を置くことによりバランスがとれる。仏教でいうところの中道の考え方に似ている。
間に挟まれた要素はふり幅が大きく変化の余地が残されている。この変化の中でどう在るかが重要なことなのだと思う。
・生理の拡散と収斂
生理の在り方は経験をつむことで拡散から収斂に向かっていく。拡散状態の生理は全てのものを在りのままに捉えようとする。
逆に収斂された生理は物事を吟味する。
これはどちらが良いというわけではなくそう在るということだそうだ。
私が面白いと思ったのはこの生理の収斂である。
死が近づくにつれ人間の生理は研ぎ澄まされていく。
この状態が仏教でいうところの悟りの状態であろう。
親鸞聖人の考え方では人間は死ぬ前にすべからく悟るとある。それは死に触れることで生の喜びを感じ取ることが出来るように
なるからである。
この考え方を医学的に証明していたことに驚きと感動を覚えた。しかし、悟ることが一概に正しいことかと言うとそこには疑問が起る。
悟るということは欲を取り除き在りのままを受け入れるということ。
つまり、上昇していこうという気持ちがなくなるということだ。この点について岡村先生も警鐘を鳴らしていた。
今の私ではどちらが良いのかということは判断できない。
ただ、どちらにしろ若い内に悟りを開く必要はないのかもしれないと考えられるようになったことは大きな収穫だったと思う。
日本ベンチャー大學1期生 小林大哲(駒澤大学卒・神奈川県出身)【8月28日】松陰大学教授 長坂寛先生 『経営と学問』
新入社員研修で伝える要点
1、卒業は社会人の“始まり"である。
※英語で卒業を現す“コメンスメント"は“始める・開始する"という意味も持っている!!※
2、理論と実践の結合・知行合一・片手に算盤、片手に論語
3、継続は力なり
4、大きな仕事をする為に“貯金"をしなさい
→余裕を持てば自信につながる。恒産なき者は、恒心を得ず!!
5、割り算(プラスαの気遣い)が出来て一人前
仕事の途中でも、中間報告が出来る
=2点そろって【仕事が出来る人間】と評価。
6、早すぎて、“早すぎる"ことはない。
7、職業感の確立。「何のために働くか」での
自分の答えを自問しつづけろ!!
8、自分自身のために働く。
→誰かの為に働くと、手を抜く可能性あり。
9、プロ意識に目ざめる。金もらえば“プロ"である。
“ゼニ取るマン"になれ!!(BY:野村監督)
⇒上記の基礎を徹底的に叩き込み。学生と社会人の違いを明確に自覚して貰うことが大事。
●ワーク●ビデオを見て話合う。その後先生から解答を頂いた。
ケース1:中堅社員への教育
・中堅社員は一括りにできない。管理者とスペシャリストの2種類がある。
・中堅を教育する上司は
1、自他とともに認められる特技(決め技)が必要。
2、達成できる目標を設定し、達成できるまで指導。
⇒達成感を持たせることが大事
3、部下の成果をPR(売り出し)する。
⇒部署内で褒めてあげる。他の社員に伝える。
4、仕事の“仕方"を教える。
ケース2:営業課長が陥る。管理不足問題。
・自分の数字と管理が求められる「プレイングマネージャー」は管理に割く時間が少なくなりがち。
・営業マンとして外出が多いと、まとまった報告・情報が得られず、具体的な作戦を早期作成できない。
・自身が“出来る営業マン"だけに、仕事を部下に渡そうとしない。
→権限委譲ができないケースが多い。
・管理者としてうまくやるには
1、権限委譲を行う。管理者としての仕事時間を作る。
2、仕事の段取りを作り、仕事と人を結びつける分担決めを行う。
3、計画とチェックをしっかり行う。
計画段階で作戦が練れていれば、実行後の確認さえしっかり行えば良い。
感想
後半のワークショップでは、立場により
抱えている悩み・問題があることを具体的に知ることができた。
必要なのは、解決までのプロセス。絶対の正解はないが、今日学んだこと
は将来役に立つものばかりだった。
学んだことをいち早く役立てられるよう日々、【理論と実践の結合】を行ってゆきたい。
以上。
日本ベンチャー大學一期生 辻拓弥(城西大学卒・埼玉県出身)【8月28日】 キャリアマム 代表取締役 堤香苗先生 『印象学』

本日はキャリアマム、代表取締役の堤香苗社長の講義でした。
今回は、一般の方も一緒に参加して、相手に与える印象を
みんなでチェックしたりとグループワークを行いました。
なかなか自分では気づかない【印象】。
1期生、河田くんのアウトプットをのせます!
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自分ブランドの作り方
⇒相手に良い印象を与えるには、話の中身よりも、良い話し方をする。
欠点
⇒欠点は、意識すれば直る。上手くできないありのままの自分を、まずは受け入れる。
卑屈にならない。受け入れてくれる人もいる。
印象を決めるもの
⇒声、身だしなみ、表情、ボディイアクション。
何を喋るかよりも、どのようにしゃべるかが重要。
顔は変えられない
⇒でも、表情は変えられる。意識して、明るい表情を持とう。
日本ベンチャー大學1期生 河田修一(東京農業大学卒・岡山県出身) 【8月26日】ビジネスカウンセリング協会 岡本英二会長 『心理学』
今日は、岡本先生の講義でした。
心理学ということで、今日はグループワークが主でした。
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・講義内容 「心理学」
ワークショップを通して組織・場の形成がどうやったら上手くいくかを学んだ。
・講義アウトプット
ソフトシステムズ方法論
⇒手法(どのように)を考える以前に、課題設定(何を)が重要。
自分の立場からだけでなく、多様な視点でのとらえ方をできるようにする。
それにより誰も手を出していない分野で戦う発想が持てるようになる(ブルーオーシャン戦略)
物事の道理を知る
⇒失敗して落ち込むのは当然のこと。無理やり前に進もうとするのでなく、
辛い気持ちも受け入れて整理してから次に向かう。
組織の進化
⇒組織形成→混乱・対立→統一→機能
組織形成後の混乱・対立が重要。多くの企業ではこれを抜かしてしまい
プロジェクトが失敗に終わることがよくある。
意見をぶつけ合い、皆が納得したうえで行動に移るべき。
本日も充実した一日を有難うございます!皆さんのお陰です。
日本ベンチャー大學1期生 中村寛(鳥取大学卒・鳥取県出身)【8月25日】マーケティングウィング 鳥越昇一郎先生 『事業創造』
本日は第二回目、鳥越先生のワークショップでした。
経済、政治、環境、生活、等々の時代の分析や、グループの中から一人選び、グループ共通の気づき、又個人的な気づきをみんなで、シェアしました。
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・最終的には“儲け"求められるが、
今は“志"を重視
⇒いい事業計画の核は、いい志である。
・進歩度の“遅さ・ゆっくりさ"
⇒もっと“追い込んでゆく"必要がある。
朝必ず、事業計画を考えることから始めて
・売り込まなくても“買いに来てくれる"事業モデルが理想的
⇒そのためには、既存事業のマトリクス化が求められる。
・既存事業のマトリクス化
既存商品・新規商品の縦軸
新規顧客・既存顧客の横軸
でグラフを作る。
※組み合わせ例~宮崎県知事のPR戦略~※
既存商品・既存顧客…有機農業・価格・トレーサビリティ
でイメージアップ
新規商品・既存顧客…マンゴー(新種)
既存商品・新規顧客…農産品の全国PR・インターネットでのPR
新規顧客・新規商品…農地レンタル・農業指導+生産品の提供(多角化)
⇒上記のパターンのうち、自分のビジネスモデルはどの領域になるか?
・伊那食品工業→創業50周年ずっと“増収増益"の秘密は?
1、市場創造力
市場を自分で作ってゆく。
寒天市場は縮小傾向にあることを自覚し、現実を見た打開策を立てている。
2、営業マンが“情報収集役 兼 共同開発提案者"
3、提案のための“商品素材"の多さ(100種類以上)
・"顧客満足"は事業を立ち上げる上で、絶対に外せない要素
以上です。
日本ベンチャー大學1期生 辻拓弥(城西大学卒・埼玉県出身)