【8月28日】松陰大学教授 長坂寛先生 『経営と学問』
新入社員研修で伝える要点
1、卒業は社会人の“始まり"である。
※英語で卒業を現す“コメンスメント"は“始める・開始する"という意味も持っている!!※
2、理論と実践の結合・知行合一・片手に算盤、片手に論語
3、継続は力なり
4、大きな仕事をする為に“貯金"をしなさい
→余裕を持てば自信につながる。恒産なき者は、恒心を得ず!!
5、割り算(プラスαの気遣い)が出来て一人前
仕事の途中でも、中間報告が出来る
=2点そろって【仕事が出来る人間】と評価。
6、早すぎて、“早すぎる"ことはない。
7、職業感の確立。「何のために働くか」での
自分の答えを自問しつづけろ!!
8、自分自身のために働く。
→誰かの為に働くと、手を抜く可能性あり。
9、プロ意識に目ざめる。金もらえば“プロ"である。
“ゼニ取るマン"になれ!!(BY:野村監督)
⇒上記の基礎を徹底的に叩き込み。学生と社会人の違いを明確に自覚して貰うことが大事。
●ワーク●ビデオを見て話合う。その後先生から解答を頂いた。
ケース1:中堅社員への教育
・中堅社員は一括りにできない。管理者とスペシャリストの2種類がある。
・中堅を教育する上司は
1、自他とともに認められる特技(決め技)が必要。
2、達成できる目標を設定し、達成できるまで指導。
⇒達成感を持たせることが大事
3、部下の成果をPR(売り出し)する。
⇒部署内で褒めてあげる。他の社員に伝える。
4、仕事の“仕方"を教える。
ケース2:営業課長が陥る。管理不足問題。
・自分の数字と管理が求められる「プレイングマネージャー」は管理に割く時間が少なくなりがち。
・営業マンとして外出が多いと、まとまった報告・情報が得られず、具体的な作戦を早期作成できない。
・自身が“出来る営業マン"だけに、仕事を部下に渡そうとしない。
→権限委譲ができないケースが多い。
・管理者としてうまくやるには
1、権限委譲を行う。管理者としての仕事時間を作る。
2、仕事の段取りを作り、仕事と人を結びつける分担決めを行う。
3、計画とチェックをしっかり行う。
計画段階で作戦が練れていれば、実行後の確認さえしっかり行えば良い。
感想
後半のワークショップでは、立場により
抱えている悩み・問題があることを具体的に知ることができた。
必要なのは、解決までのプロセス。絶対の正解はないが、今日学んだこと
は将来役に立つものばかりだった。
学んだことをいち早く役立てられるよう日々、【理論と実践の結合】を行ってゆきたい。
以上。
日本ベンチャー大學一期生 辻拓弥(城西大学卒・埼玉県出身)