東京校の講義レポート

平成24年(2012)【9月19日(水)】 坂本善博先生(株式会社資産工学研究所 代表取締役) 『本質思考』

2012/09/19
<1日の流れ>
 9:00~朝礼、掃除
10:00~坂本善博先生の講義(本質思考)
     ・ビジョンをしっかり持って行動しないと意味がない。
      40歳、60歳、80歳のビジョンを明確にして、
      プロセスを立てて行動する。
     ・実際に各々用意してきた本を使って30分、
      大切だと思う箇所に線を引く作業。
     ・編書の仕方
      まえがき、あとがきを読み、目次に目を通す。
      著者が何を伝えたいのか大雑把に把握する。
      大切な箇所に線をひき、それをまとめる。
     ・ファシリテーション
      本を効果的に読む方法。
      読者、編書、活書に分け、意見を出し合う。


14:00~新聞アウトプット
     ・ファミマ、1500ヶ所に拡大(10面)
     ・もう一つの一票の格差(一面)
     ・インド大停電、透けるポピュリズム(二面)
     ・原発反対、賛成について
15:40~ 掃除、終礼

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《ナレッジをものにする》
本日の講義では、まず、様々なことを学んだ後に
何をするべきかについて、坂本先生にお話をしていただきました。
学んだ後に、
・良いことを聞いたと思ったかどうか
・聞いたことを覚えるかどうか
・実際に行動してみるかどうか
・それを継続していくかどうか
という段階があり、同じことを学んでも、
どの段階に到達したかによって差が生まれます。
最後には、100%完全に理解して
人に伝えるところまで行き着きますが、
ここまで到達できる人はまずいないということでした。
私も、これまで学んできたことを
100%自分のものにしているとは、とても言えません。
学んだことを自分に合わせてまとめることと、
それを実行し、続けていくこと。
地道に繰り返して、身に付けていきます。

《書籍からナレッジシートをつくる》
本日の講義では、書籍を読んで、
ナレッジシートをつくる方法を学びました。
書籍についても、原理・原則を見出だし、
一目で分かるようにまとめるという
ナレッジファシリテーションの基本は変わらない
ということが分かりました。
ナレッジシートをつくることで、
本をただ読んで終わりということはなくなり、
読みながら覚える必要もなくなるので、
読書の効率は向上します。

今回、課題として、まず1冊の本から
ナレッジシートを作ることになりましたが、
それだけにとどめず、活用したいという本を見つけて、
自分でナレッジシートを作っていきます。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

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【本の内容を集約する】
今回の講義のメインテーマは『読書をナレッジ化』するという事。
読書で終わらず、それをナレッジ化する。
(編書→ 活書(本に書かれる事を実践する)→ 無書(本を手放す)
→ 伝書(人に教えれるレベルになる)という流れで、
編書にあたる部分がナレッジ化。坂本先生がナレッジ
化した資料を見せて貰う。
本の内容がたった2ページにまとめて
あり、本が何を伝えたいのか解りやすい。原理(思考の
根拠)・原則(行動の指針)が章だて毎に抜き出されて
おり、横に原則原則を補足する形で詳しい説明が2・3文
に書かれている。口で説明する事が難しいゆえ、
見て頂いた方が良いのだが、とにかく作者が伝えたい
事が一目見て分かる。編書も講義を通じて行った。

『大事な部分に線を引いて、飛ばし読みをする』こと。
感想は、編書を心掛けるとスラスラ読める。学生の
中には30分で本の半分を線を引きながら読めた人も
居る。普通の人でもそこまで出来る。それこそ1時間で
本を読む事を体感できたし、本当に今まで無駄に本を
読んでいたなと思う。本のナレッジ化は是非体得して
ゆけば時間の節約になるし、後でこれはどんな本だったか
一目で分かる資料も作れる良い能力だと感じた。

【初心を忘れてはいけない】
坂本先生による数回目の授業で、ベン大生はお叱りを頂く。
将来の宣言を言いっぱなしで今日何を学ぶか、きちんと
目標を立てて講義を受けてるかという事だ。坂本先生
の授業では何度も言われ、宣言の中でも最初の頃は
言っていたが最近は言わなくなってる。
慣れというものが怖く、気を引き締めていかなければ
と感じる。その気持ちは態度にも現れている。授業が
あると分かれば、それに関連ない資料は持っていく
べきではないし、講義毎に成長してゆかねばならない
ので、前回の講義でやった内容は理解→ 実践 → 体得
していなければいけない。体得とは何も見ずに人に
教えれるようになる事と坂本先生は言っておられる。
講義の振り返り、体得してゆくべきこと、今日何を学ぶか
目標を立てて講義に臨む事を初心を忘れずに行ってゆく様にする。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生

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【知っただけでは意味がない】
本日は本を効率的に読む方法について。
本をいくら熟読したとしてもその知識を行動に移して
自分のものにしなければ意味がない。
著者の伝えたいことを読み解き、それをまとめ、
意識せずに行えるレベルまで持っていって初めて本を読んだ価値がある。
その為には、大切な部分(著者が伝えたいこと、
自分が習得したい部分)を見つけ出しコンパクトにまとめる必要がある。
本日はそのノウハウを学べた。
何十冊、何百冊の本を読んだとしても
自己満足で終わっては本当に意味がないと感じた。
これはベン大の講義でも言えることで、講師の素晴らしい話を聞いて
「良かった。」で済ましては自己満足で終わってしまう。

【やったことがないことでもやってみる】
本日は1時間だけナレッジファシリテーションを行った。
テーマは、本を効率的に読む方法。
その中で、編書(本を読んで自分なりに編集すること)
については、我々がやったことがないことである。
それでもポストイットはたくさんでた。
やったことがないことでもやってみることによって
予想以上の結果が生まれる。
これはいわゆる仮説というものであるが、
正しいことをやろうとする際、
こういった仮説をたてるのも大切であると感じた。
とりあえず行動に移す。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

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