東京校の講義レポート

平成25年(2013)【11月27日(水)】  論語/祐木亜子先生(作家、翻訳家)

2013/11/27 22:22:01
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●1日の流れ
9:00 朝礼、掃除

9:45 松陰神社参拝、5期生が神社を案内

10:15 教室へ
・一般聴講者の4名も来られる

10:30 講義「論語」/祐木亜子先生(作家、翻訳家)
 1、素読実践
 2、素読について
 3、日本と孔子
 4、孔子について
 5、論語の魅力

12:00 終了、質疑応答

12:30 食事

13:15 新聞アウトプット

14:00 上海研修について
 ・行きたい場所確認
 ・地図、注意事項確認
 ・行動予定確認

15:00 終礼、解散
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●論語の講義
論語と孔子について改めて勉強させていただいた。
論語というものは孔子の死後に書かれた
孔子と弟子の言行録であり
道徳の古典であり、
日本人のバックボーンである。
2000年以上も前、紀元前に作られ
日本に伝えられると
聖徳太子、徳川家康、渋沢栄一と
さまざまな時代において、その影響があり
日本人の魂の根幹をなす一部であることも感じる。

その論語を作った孔子がどのような人物かというと
吉田松陰先生によく似ていることに驚いた。
孔子は貧しい家の出でありながら
親が占いを生業としていることから早くから
文字の読み書きを学び、15歳のころには学業を志した。
その後も政治の道を志したり、50歳のころには14年にも及ぶ旅に出たり
帰国した後は弟子が自然とでき、その数は3000人にも上ったという。
松陰先生と似通うところが多々あり、
後世に強い影響を与える人間というものには
何か本質というか、共通点があることを感じた。

そして、その似通う点はやはり教えにも通じている点が多々あった。

たとえば論語の中にある
三慧(聞、思、修)における
修の意味は学んだことを実践するという意味だ。

やはり一番大切なのは
実践、実行することなのだと感じた。

教え方についても似た点があり
孔子が弟子に「仁」の意味について教える際にも
その弟子の力量に応じて言葉を選び、
しかも答えを教えるのではなく
ヒントを教え考えさせるという方法を取っていたそうだ。

人に強い影響を与える共通点として
先生が教え子に教え与えるのではなく
教え子に主体性を持たせ、考えさせることが大切なのだと感じた。

また講義をされている祐木先生を見ていて感じたのは
論語の教えが身に付き実践されているのだと感じた。
たとえば先生は学生が以前にさりげなく言った言葉や
将来の夢について覚えてくださっている。
そのことについて質問した際にも
それが人に対する礼儀であると答えてくださった。

おそらく、そうして身についているのは
素読をされているからこそなのだろう。

なので今後の実践項目として
①論語を知るために論語物語を買う
②論語を身につけるために素読を毎日1行でも行う
を上げ、実行していきます。

From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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紀元前の人物の考え・教えが、
今も役に立ち、自分たちの教えとなっている事に
改めて驚く。
また、孔子の弟子の能力や学問レベル、
正確や人間としての出来
不出来に応じた指導は、
これから、部下をもつ上で必要な技能だと感じる。
2000年前であろうと、
今なお受け継がれる教えは、
必ず自分の物にしなければならないと感じた。
論語物語を読むことと、
最低でも週に1回、
素読をするようにします。

From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●学び
聴講してくださる一般の方に多く来ていただいており、
いつも以上に気が引き締まった。

祐木先生から論語を教えていただく中で、論語は聖徳太子の
17条の憲法や吉田松陰先生の思想に影響を与えているという
ことを学んだ。
祐木先生は当たり前のことが書かれていると言われていたが、
紀元前に出来た書物が今もなお受け継がれているのは
その当たり前のことがとても大切なことだからだろう。
今私に不足している自分を律すること、人のことを考えて過ごすことを
学ぶためにも論語を学ぶことは意義深そうだ。
だから今回祐木先生にオススメしていただいた「論語物語」を読んで勉強する。

・新聞アウトプット
ロシアでダイドーが自動販売機を置くと言う記事と、減反政策が
終わることについての記事を議論した。

ロシアでダイドーが自動販売機を置く記事では、日本では当たり前の
自動販売機があちらでは珍しいということ、
それを通して日本の治安の良さ等を学んだ。
やはり海外と日本では常識も感覚も違うのだなと改めて感じた。
これからも新聞を読むときに、海外と日本の違い等も読んでみる。

減反政策が終わることについて、説明をしていると、誤解している
ところがあることが分かった。
以前どこかで見たことをそのまま当たり前のこととして話していた。
人に自分の知っていることを説明すると誤解していたことや気付いて
いなかった点に気付くことができる。
一分間スピーチでも、自分の知っていることについてアウトプットしてみる。

From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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