東京校の講義レポート

平成24年(2012)【9月15日(土)】 『歴史現地講義~旧岩崎邸庭園~』

2012/09/15
<1日の流れ>
9:00 朝礼
9:30 新聞アウトプット
  1面「労組、雇用増へ覚悟のとき」
  3面「中国強行、想定越す」
11:10 休憩
12:30 旧岩崎邸庭園
  三菱財閥岩崎家本邸として明治29年に完成。
  設計は日本の西欧建築の父とも言われる英国人建築家、ジョサイアコンドル。
  かつては、15000坪を超える敷地に20棟以上の建物があった。
  しかし、現存するのは、洋館、和館、どう球室のみ。
15:00 終礼
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【重要文化財】
本日は東京下谷区にある三菱創設者である岩崎家の本邸へ行ってきた。
明治二十九年に日本の西欧建築の父とも言われる英国人建築家、
ジョサイア・コンドルによって建てられた。
外観内観共に細部までこだわりがあり、
建築のことはあまり詳しくない私でも非常に楽しむことができた。
洋館と和館に分かれており、洋館はお客様をおもてなしするために、
和館は自分たちが生活するために造られたらしい。
この和洋併置式の邸宅形式は、
その後の日本の邸宅建築に大きな影響を与えていった。
第二次世界大戦後、国有財産となり
最高裁判所司法研究所などに利用されて重要文化財となった。

私はずっと、なぜここが重要文化財に指定されたのだろう?という
疑問を抱きながら見学させていただいた。
きっとこの建築技術を後世に伝えていくために指定されたのだろう。
土足厳禁、撮影不可と大切に保管されており、
この邸宅の素晴らしさがもっともっと多くの人に伝わっていくべきだと感じた。
重要文化財とは、過去の偉人達が我々に残してくださった
大変貴重なものであることを改めて知った。
東京のど真ん中にあるこの岩崎邸は、都会のオアシスでもあった。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生
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本日は重要文化財である旧岩崎邸庭園に来て、
屋敷内の様子や部屋の散策をした。
この屋敷は岩崎久彌(三菱三代目社長)がジョサイア・コンドルという
名建築家に作らせた屋敷で、日本の近代化を象徴する建築物になっている。
洋館はルネサンスやイスラム風の建物で柱や床のタイル、
天井の作りや壁の部材一つ一つに入手困難な木材が使われている。
この旧岩崎邸は様々な文化が入り交じっている事を感じた。

日本の和紙の技術を西洋の皮壁紙に取り込んだ
「金唐皮紙」やベランダにはイスラム風のデザインのタイルで、
色々な文化を混ぜつつもどこか全体で調和がとれた造り
になっている事を肌で感じてきた。
 また小岩井農場と繋がりがあったことも学んだ
(「小岩井」の岩は岩崎の頭文字だ)。

この屋敷を建てた岩崎久彌(三菱三代目社長)より前、
弥太郎の弟の岩崎弥之助(2代目社長)が共同創始者になっている。
富国強兵の一環であると聞いて、国の為を考えて出資をしてた
という事や、三菱の経営の多角化を行ってきたという事を感じた。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
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「岩崎弥太郎」
私が岩崎弥太郎という人物を知ったのは、大河ドラマ「龍馬伝」です。
俳優の香川さんの名演技のおかげで、弥太郎に興味がわきました。
施設の中で書籍を販売している方に岩崎弥太郎について色々伺いました。
岩崎弥太郎は一代で三菱商会を創った男です。

なぜ、一代にして、そこまでのことが成し遂げられたのか。
その秘密は、「胆力」にあるそうです。
胆力がずば抜けていたそうです。
三菱商会の国是は、国のため。
国のため、という志が、弥太郎の胆力を鍛えたと、
販売員の方は教えてくださいました。

弥太郎は、日本軍による台湾出兵の際に、
明治政府の軍備の輸送の手伝いをしました。
だれもが日本の負けを確信していた台湾出兵。
だから、三菱商会以外は政府に力を貸す輸送業者はいなかったそうです。
しかし、弥太郎には強い志と、自分には大事をなす
という強い気持ちがあったため、政府に協力しました。
明治政府は見事、台湾出兵を成功させました。
政府は、誰も見向きもしてくれなかったときに、
弥太郎だけは自分たちに協力してくれたということで、
後の西南戦争でも、武器の輸送を弥太郎に頼みました。

国のために生き、国のために働いた弥太郎に触れさせていただき、
自分の生き方を見つめなおさせていただきました。
自分はまだまだまだまだです。
しかし、志だけは大きく生きていきます。
世のため人のために生きていきます。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

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