平成24年(2012)【9月6日(木)】 ゲスト:高岡祥郎先生(元プロラリードライバー) 『限界突破』 井上吏司理事(井上電気株式会社 取締役社長) 『人脈学』

『人脈学』 講師 : 井上 吏司 先生
ゲスト : 高岡 祥郎 先生
≪1日の流れ≫
9:00 ~ 朝礼、掃除
9:40 ~ 新聞アウトプット
【二面】「失速に備える企業も」
・アップル依存が強い企業が失速した場合に備えて、依存度を低くしている
【二面】「自民総裁選きしむ派閥」
・自民党の次期総裁選が14日に迫っており、有力な候補が次々と出てきている
10:30 ~ 高岡祥郎先生の講義開始
・「限界突破」をテーマにラリーでの体験や
今取り組んでいる新バッテリー開発のお話
12:00 ~ 昼休憩
13:00 ~ 井上吏司先生の講義開始
・前回の課題であるハガキの提出数、
返信数、会食の確認と次回までの目標設定
13:30 ~ 2期生の大美賀さん、2期生の川辺さんのお話
・恋愛「野球の法則」
・海外での体験談
15:00 ~ 講義終了、終礼

【限界を越える】
限界とは、自分自身で決めたものであり、
限界を越えることは可能であるということを教えていただいた。
この限界を自分から飛び越えることによって人は成長するのだと感じた。
何度も限界を越えたという高岡先生は、
限界を越えると今までの自分は何だったのだろう?と感じるとおっしゃっていた。
限界を自分から飛び越えるのも大切だが、
限界を自分自身で決めつけないということの方がより大切であると感じた。
【御礼の大切さ】
普段から井上社長がおっしゃっている御礼の大切さ。
この御礼が出来ていない人が多く、そんな人に人脈なんて築けないという。
確かに、お願いするだけして御礼をしないという
自分都合でしか考えていないような人に、
人は寄ってこないだろう。
我々の社会は決して一人では生きていけない。
この御礼の重要さをあらためて感じた。
そして、その御礼は形に残せないメールではなく、
形に残る葉書がベストだということも。
From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

「人間がもっている力はすごい」
ラリーというモータースポーツ界で「天皇」と呼ばれた高岡先生。
ラリーというのは、平均速度200km以上で何万キロも走り、
順位を競う自動車競技です。
競技場は、砂漠からサファリ、極寒の地と様々だそうです。
猛暑の国でレースをしている時の車内の温度は80℃を超えるそうです。
そんな中を、睡眠1時間、
食事は1日ビスケット2枚で20日間走りつづけるそうです。
すごい世界です。
先生は、競技中に、何度か命の危険を感じる場面に出くわすことも。
そんな時にどうするか。何を考えるか。
何も考えないそうです。
色々な考えないで、とにかく生きることだけを考える。
そうすれば乗り切れる。
先生のお話を伺い、すごく気づきをいただきました。
人間は、シンプルに考えることで、
ものすごい力を発揮するのだと、気づかせていただきました。
あれこれ考えず、掴みたい光だけを考えて行動することが
大切だと気づかせていただきました。
「喜ばれる事をする」
井上社長に、人脈を広げる方法について教えていただきました。
人脈を広げる方法は、人に喜ばれる事をするということです。
それだけでいい。ギブアンドギブ。それをつづける。
そうしているだけで、人脈はどんどん広がっていくと教えて頂きました。
そうしているだけで、たくさんの良いことが起こると教えて頂きました。
井上社長は、つねに人を喜ばせることを考えて行動をされておられます。
そんな井上社長だからこそ、御説明して頂いた内容すべてが腹に落ちました。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
【限界とは自分が決めるもので、さらに上に立ってみれる】
高岡先生が、もの凄く極限状態に身を置く経験をし、
限界に幾度も立つという挑戦をして来た方だと感じた。
サファリラリーのお話が壮絶なものだった。
3万1千kmを睡眠1時間、食事はビスケット2・3枚で、外気温は50度になる。
死線を乗り越えて来た方と比べると、私達の環境がいかにぬるいものか感じた。
私達は比較的簡単な所で限界を感じてしまう。
高岡先生は、限界に挑戦し限界と思う所よりもっと上に立って、
自分が求めるものになるまでかじりつく事が大切だと言われていた。
自分で限界を決めつけるのはよくない。
それ以上の力を発揮できないからだと高岡先生から学んだ。
【人生の成功は人の輪を広げること。そのためのはがき】
井上社長の人脈作りの法則では、課題で出ていた、出したはがき枚数・
返信数・社長と食事に行った回数の進捗状況を確認した。
井上社長は自分の人生の幸せを考えるなら、はがきを出すこと。
人生が成功するかしないかを決める。
はがきを出すか出さないかで、人の輪の広がりに差が出ると言われていた。
井上社長の非常に見返りを求めないギブ&ギブの価値観が分かる。
私は人生を幸せにするのに、沢山人を集めようという発想が無かったので、
井上社長の考え方には少し衝撃を受けた。
出したはがき枚数や社長と食事に行く目標の未達成にも
自分で納得いかなかったので、次回までに達成する。
そしてはがきだけでなく自分が他人を思える行動を形で残していこうと感じた。
【大美賀さんと川辺さんの講義】
大美賀さんと川辺さんも講義して下さった。
大美賀さんの恋愛学では、野球理論が大変参考になった。
コミュニティが被らない女性を複数ピックアップし、違う女の子とデートを行う。
それにより心の余裕が出るし、同じ時期に4人をターゲットにすると、
1番2番の失敗を次に活かせるというものだ。
一人をターゲットにしてがっついてしまった経験が私にもあるので、
心の余裕を持つためにこのやり方もありだと学んだ。
川辺さんは世界8カ国を旅し、政府関係者にも会って来たと言われていた。
川辺先輩の行動力は驚きがある。
人は意外と簡単に出会える。
だから近づけないと思っている人も
意外と会ってくれるものだと言われていたのが非常に印象に残った。
From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
平成24年(2012)【9月5日(水)】 堤香苗先生(株式会社キャリア・マム 代表取締役) 『印象学』

堤 香苗先生「印象学」
・この2ヵ月間、関心のあるニュース
・絵本から生きる意味を学ぶ。
・仕事に決まった答えはない。
・自己紹介・・・何のためにするのか。
→相手を知る。好印象を持たせる。共通点を見つける。
→長所・特技を言う。なければ、今何をしたいのかを言う。
・他己紹介
全員ペアをつくって相手を紹介。
→「だそうです」ではなく、自分の言葉で言う。
主観の言葉を他人が話すと客観的に聞こえる。
→話す人の力と、ネタを提供した人の力。
・自分の原点と、夢を見失わない。
→自分はこうだということを大切に。
・カメラのファインダーの枠外を想像する。
・子ども2人に見た、自分の長所と短所。
・欠点は自分のパーソナリティ。みんな自分の一面ばかりを見てしまう。
・経営者の仕事は「ありがとう」「ごめんなさい」を言うこと。
・入社2~3年は、疑問を挟まずに働く。最初から思うようにできるわけではない。

【人に興味を持つ】
堤社長はどんなことに対しても疑問から入る。
人と話すときも、相手がなぜそんな言葉を使うのか、
なぜ、そんな表現をするのか?という細かいことまで疑問を持つ。
そんな自分と異なる価値観を頭の中でファイリングし、自分の中でタイプ分けをする。
それを積み重ねることによって自分の価値観が拡がっていく。
初めから自分は自分、人は人と壁を作ってしまうとその価値観に気づかない。
そういった意味で、異なる価値観を持つ相手と話すことは、とても大切になってくる。
まずは相手に興味を持つこと。
【他己紹介】
自己紹介は相手に好印象を持ってもらうために行う。
他己紹介も同じであり、相手がその人に好印象を持ってもらうために行う。
そのためには相手の良いところを引き出さなければならない。
間違ってもその人の悪いところを言ってはいけない。
紹介する相手が紹介者に期待する部分を
どれだけ自分が表現できるかが重要である。
そのためには自分の言葉で紹介すると伝わりやすい。
そして何より、自分が紹介者に対して好印象を抱いていなければ
話にならないなと感じた。
From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

【「何で?」を突き詰める生き方】
堤社長の、他人や自分に凄く「何で?」と聞き、
本質を突き詰める性格や生き方がかっこ良いなと感じた。
最初に堤社長は、「人と会うときこの人は、何でこういう価値観を持っているのか」
を考えて話すと言われている。
その時の社長は、何で?を連発して圧迫面接を受けているようで怖い。
人に好かれようと思っている人はこれはできない。
自分に対しても何で?と疑問を凄く持つ方で、「自分が 生まれて来た意味や、
ここにいる事に疑問を持たないの?」と言われていた。
探究心が強い性格の方なのだろう。
私はどうしても人に嫌われまいと、
相手の話す事で気になった事があっても突っ込みずらい性格だ。
私も今後は人と話すとき、堤社長のように、
まず相手の価値観がどんなところにあるのか会話から見抜き、
人に嫌われる気持ちで本質を突いていく話し方を、見習わせて頂こうと感じた。
【ビジネスの仲間を増やす、相手に好印象を持って貰う話し方】
コミュニケーションを通じて、相手に好印象を持って貰うには?
これが堤社長の印象学のテーマだ。
堤社長は自己紹介では、
『相手との"共通点"を見付けれる仕方』を考えて欲しいと言われた。
相手に共感してもらう事を、確率で考える所が面白い
(「自分の出身地をしゃべっても1/47でしょう?
じゃあ確率を上げるには、何をしゃべったらいい?」)。
では長所や特技、夢を話し、好印象を持って貰うにはどうしたらいいか?
自己紹介は、『自分はこうである(アイデンティティ)を自信を持って示す』事だという。
自分のアイデンティティを示すには、ありきたりな情報ではなく(出身や肩書きではなく)、
自分が、どんな問題意識を持ち、何のため・なぜ・誰のために夢を持ったか。
それによって聞き手に共感して貰い、ビジネスの仲間を増やしたり、
夢でお金を取れるかどうかにも活かせる。
相手をよく見せる他者紹介、自分に好印象を持って貰う自己紹介。
どちらも共通して、好印象を持って貰う喋り方は「何で?」
と思われる部分を深く突き詰め、自分の言葉で語る事だと学んだ。
From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
平成24年(2012)【9月4日(火)】 『HR~珍獣探しプレゼン~』
9:00 朝礼、掃除
9:45 新聞アウトプット
2面 「日本への自信と不信
慣れぬ「対等」思い屈折」
9面 「ドコモがクラウド 先行アップルに対抗」
11:00 昼食
12:00 未確認生物 調査発表
12:00 UFO班 成果発表 井浪、渡辺、
・37年前の甲府事件を中心に、山梨日日新聞や、電話取材(テレビ局)と現地調査を行う
・痕跡なし・・・。
12:30 カッパ班 成果発表 森、松田、小林
・岩手県遠野市を中心にかっぱ捜索
・間引きや部落差別など人間の仕業から、かっぱが仕立て上げられた可能性も聞く
・足跡らしきもの発見・・・か?
13:00 つちのこ班 成果発表 安斎、南出
・つちのこ博物館や現地の方に話を聞く
・青舌とかげ説や、オオサンショウウオ説などもある
・村おこしが凄い。つちのこフェスタ(1000人規模)など。
(局長より)
・珍獣探しという一見くだらない事でも、いかに時間をかけて、全力で追求したかプレゼンテーションをしろ!
・お金を出したいと言われるようなプレゼンテーションをしろ!
仕事も同じで、『面白そう、行きたい、商品が欲しい』と思わせるプレゼンにする。
14:00 休憩
14:10 講義開始 上海研修のことや今週の事務連絡
(局長より)
・就活はレールに乗ってするな!その他大勢になるな!
昔は当たり前になっていたエントリーなどの採用ルールに乗るな。
自分から面白いと思った企業を見つけたら、
電話・メールで履歴書を送ってみる(狩りの仕方を知らん)。
時間も省ける、効率の良い就活をしよう。
15:00 掃除、終礼
【何事も全力でやる】
本日、未確認生物の調査発表を行った。
競うものではないが、良し悪しが顕著に表れた。
まずプレゼンの基本として、相手に共感してもらうということが最優先。
今回でいえば、相手に「自分も探しに行きたい」と感じさせること。
そう感じさせるプレゼンを行うには、まず前提として1週間の調査で全力を注がなければならない。
正直今回の課題に関しては、その未確認生物が「どうせいるわけない。」と誰もが感じるだろう。
ただ闇雲に探しても、やらされ仕事で終わってしまい、時間を無駄に過ごしてしまう。
こういった経験はまさに今しかないと割り切って全力でやることで、得るものもたくさんある。
全力でやったチームは、やらされ仕事でやったチームよりかは
共感してもらいやすいというわけだ。
【自分を売り込む】
営業の基本として、自分を売り込むというものがある。
就活ではいかに自分がその会社にとって、
どういったメリットがあるということを伝えなければならない。
その点からすると普通の就活の流れに乗るよりかは、
電話あるいは企業に飛び込むことによって
ライバルより自分を売り込める可能性があがるだろう。
これは就活に限らず、起業する場合も同じであると感じた。
どれだけ良い企画書を持って行っても、その人が頼りなかったりすると資金を出してくれない。
いかに自分を気に入ってくれる(応援してくれる)ために自分を売り込むかが重要である。
そのためには自分がこの事業をやる意味を明確にすることが大切であると考える。
From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生
「姿勢」
宇宙人探しのプレゼンを行ったのですが、散々でした。
理由は、本気でやっていなかったからです。
普段の自分の姿勢がでました。
物事への取り組み方すべてがでました。
仮に、会社で今回のようなプレゼンを行えば、
信用して仕事をまかしてもらうことは出来なくなります。
同じミスを侵さないために今後気をつけることは、
どんなことも面白がってやる、ということです。
今回の宇宙人探しを例にとっていえば、
新聞で報道された目撃者のインタビューをとるために、
Facebookやツイッターを使って探しまくるとか、信憑性がすこし薄いものでも、
宇宙人が好きな場所や好きな食べ物を集めて、宇宙人を待つとか。
まず、自分が面白がってやることが、
人を惹きつけるプレゼンをするために必要だと感じます。
「自分からいく!」
就職活動の仕方について、今元さんから教えて頂きました。
一般的な就職活動はするなと、アドバイスして頂きました。
一般的とは、マイナビやリクナビに登録して、会社説明会にいき、
一次、二次と面接を重ねていくというものです。
逆に、一般的ではない就活とは、テレビや雑誌や本を見て、
気になった社長や会社があれば
電話をかけて、自分をプレゼンして、気に入ってもらって、
個別に面接をしてもらうというものです。
二つの一番の違いは、主体性です。
人が何かをしてくれるのを待つのではなく、自分の目指す未来のために、
自分で自分の道を切り開いていく。
今元さんの話を聞き、そういった姿勢の大切さを感じました。
僕は、今年中に綿菓子屋で起業します。
その未来に向かって、道を切り開いていきます。
まずは、儲かるビジネスプラン作りから!!
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生