【1月28日(金)】井上剛一先生(株式会社アイジーコンサルティング代表取締役) 『リアル経営学』

■20代の頃に気づいた。
「利口を演じるバカ」より『バカを演じる利口』になったほうがいい、と。
⇒見栄を張って知った振りをするより、素直に「教えてください!」と言う。
そのほうが+αの意見を聞く事が出来る事がある。
■ビジネスは「粗利益」を意識する。
粗利が高いのはサービス業。サービスは「人間力」で勝負が決まる。
⇒簡単な定義である。粗利が高ければ高いほど「教育」に力を注ぐ事が大切。
【会社の改革】
・会社を引き継ぐときに、社員を40名募集した。
求人広告に「この会社を私と一緒に乗っ取る人を大募集!」と。
・当時、会社には“理念"が無かった。
1年半かけて完成させた会社の理念が、
「快適ば住環境事業の創造を通じて社会と社員の生活向上に貢献する」
※理念は一度掲げたら、50年は変えない覚悟を持たなければならない!
【目標設定(ビジョン)】
⇒人間は自分の描いたイメージ以上にはならない。
思い描いたビジョンが大きいほど、自分の行動も変わってくる。
想いは動かないといけない。想いが無いと資質があっても動かなければ腐ってしまう。
■『志』は“「十」のやりたいを「一」に決める「心」を持つ"と書く。
⇒退路を断って夢中になる事が『志』である。
今の自分にあてはめることが出来ると感じた。
近く、覚悟を決めなければならぬ時が来る。今は、スポンジに徹する事を心掛ける。
【ビジネス】
「どこからお金を稼ぐのか?」「お客様は誰なのか?」が明確化されていないと始まらない。
⇒「やりたい」想いが先行すると、お客様を見失ってしまうことがある。
「ビジネスは利益を出さないと成立しない」事は、変わらない。
日本ベンチャー大學2期生 川辺聖弥(大阪商業大学休学中、大阪府出身)
【1月27日(木)】船井勝仁先生(株式会社船井本社、代表取締役社長) 『船井流人間学』

1.日本教と人間学
・「日本人とユダヤ人」イザヤ・ベンダサン(山本七平)著の紹介。山本氏は日本人で宗教などについての著書を書くと弾圧される時代にユダヤ人になりすまして著書を書いた。
・山本氏は「空気の研究」という本も手がけており、今使われる「KY」などの空気という概念は、40年代に存在していたという証明になる。大衆がつくる空気というのは、そうはいってもの精神、日本人は行間を読む事に長けている。
・日本教は人間学である。今までは、論語が人間学であり日本ベンチャー大學も論語教育であるが、これからは老子の儒教におけるTAOの精神が必要。TAOというのは、自然で生きる事。本音で生きる事に近い。
・船井幸雄的人間学はTAO的人間学に
2.現実は何が起こっているのかを知る
・新聞、テレビ、ラジオで情報を入手するだけでなく、考えることが大事。
・今の日本は独立国家ではない。アメリカに口出しもできない。
・韓国軍事演習に日本が参加していたら簡単に平和は壊せる事ができる。
3.にんげんクラブ
・世の中の構造と人間の正しいあり方を知っている有識者の人を増やし百匹目の猿現象を起こす。芋を洗う猿が100匹を超えた時、空間を超えて伝染させる事が出来る。その形を求めるクラブ。
・2つの根本原則:万物は生成発展し、秩序維持機能が働く。
・秩序維持機能を使うには、ギブアンドギブ、掃除、貢献などをする
・人と本とのご縁を大切にする。
4.天律的生き方
・他律というのは上司の言うことに絶対イェスを言うこと。自律はお金を持っている人が偉い時代。
・これからは天律を目指すべき。天律というのは、自然のままに生きること。あるがままに生きることに近い。
・実業家というのは公的にお金を使えることを言う。
5.天律の時代
・今までの三角形の構図にプラスして逆三角形の構図も重要。逆三角形は環境分野に力を入れる事。
・今までのリーダーよりも収入は減るが、楽しい。なぜなら沢山の人に喜ばれるから。
6.大劇変の時代
・レベルが上がれば志や夢は要らない。天命を知れるから。
日本ベンチャー大學2期生 大美賀章裕(琉球大学卒、群馬出身)
【1月26日】山近義幸理事長代行
2011/01/26 20:04:36
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【新大久保駅】
2001年1月26日新大久保駅、 2人(関根史郎氏、李秀賢氏)の尊い死。
10年後の昨日、その黙祷に携われたこと幸せに思います。
亡くなられた方を尊ぶ心は人の美徳かなと思います。
生きていること、生かされていることに感謝したい。
ビデオ(あなたを忘れない)、レンタルしました。週末に観ます。
日本ベンチャー大學2期生 銭谷純平(広島大学卒、北海道大学院卒、山口出身)

【新大久保駅にて関根史郎氏、李秀賢氏、黙祷式】…
マスコミなども来ていた。今年が事件からちょうど10年。
黙祷の瞬間、自然と涙が溢れそうになってきた。
韓国人にとって「日本人は自分の事ばかりで助けない!」との感情があるのは、
真実ではないかもしれないが事実ではある。
この事実を受け取って、私たちも困っている人がいたら自然に手を差し伸べられる存在にならなくてはならない。
日本ベンチャー大學2期生 川辺聖弥(大阪商業大学休学中、大阪府出身)
4)山近理事長のビジネススキルの心得
まず気になったのは、「他人ごと」で聞いているというワード。
たとえどんなに自分が関心を持っていても、一人でも質問ありません!っていう人がいたら
集団のレベルが下がる。残念な想いがした。
5)カメラマン関根史郎さん
新大久保で、19:16に黙祷。李くんと共に亡くなられた関根カメラマンにも黙祷を捧げた。
外国の人だけに黙祷し、関根さんに対して黙祷しないのは日本人としておかしいと思ったからだ。
日本ベンチャー大學2期生 大美賀章裕(琉球大学卒、群馬出身)
【1月26日】佐藤等先生『ドラッカー学』

◇目的
一生追求していくこと。それがエネルギーの源になる。
私の宣言には、目的がかけていることに気づかされました。
◇仕事は人を育てるための道具である。
仕事を道具と考える。はっ!とさせられました。
◇「本を読む本」
何度も読む。数少ない情報を繰り返し実行して知識を得ること。
これが大事。ゆえに20年読まれている本を精読する。本物を選ばねば。
◇空き時間は、緊急ではなく、重要なことに使う。
自由に使える時間は燃料である。
その燃料をどれだけ引き出せるか、自己マネジメントの重要性を感じました。
◇自分の自信を積み重ねていく仕組みを作る。
回数を数えていく。
◇チームは補完のためにある。
人の強みを活かすことが、リーダーである。
◇リーダーの易経
チャンスは外から来る。そのために、準備は怠るなということが一番響きました。
毎日のトレーニング、師の真似を頑張ります。
【山近理事長代行の講義】
行動、実践しろ。
◇J5(人脈、柔軟、情報、情熱、時間)
・私の強みは、情報にします。いろんな所に行きます。
・弱みは、情熱。好きなものを持ちます。どうやれば持てるだろうか・・・。
◇実行課題
・クイックレスポンス。
・約束を守る。ノリ、ノミの約束を守る
・飛耳長目。
・セカンド。次につなげる
・ストーリーを組め。
決めておく重要性。先を想像して、本番に臨む必要があると感じました。
◇ランチェスター
弱者は、人数、回数、時間で勝負しろ。ゆえに、選択と集中をする。
選択に迷っていてはいけない。決断と行動。繰り返しの行動であると感じました。
日本ベンチャー大學2期生 銭谷純平(広島大学卒、北海道大学院卒、山口出身)

1、【実践する】
もっと“理解している"のレベルを上げなければならない。
「本を読んで満足」で終わっていることが多い。または「メモをして終わり…」。
勉強をしてイイ点数を取るのはアウトプットではなくインプット。“アウトプットは成果の証明である"“成果は行動である"
⇒人は自分のレベルに合わせて本を読んでいる。もしかしたら人も同じで、
人も自分と同じレベルの人としか付き合わない。「鏡の法則」に似ている。
周りの人が荒れていたら「我が身」と思うことも大切かもしれない。
2、【道具を使う】
企業は道具である。つまり「手段」である。組織は主役ではなく一人一人が主役である。
きちんと自分の志を定めて、組織を使う。
スケジュール管理の本質は、時間管理ではなく、「時間の創造」である。
そして、その時間を“どう使うか"が重要である。
優先順位の付け方として、“緊急ではないけど、重要な事を意識する事!
"事業創造になかなか取り組めないのは、未来の事だから緊急度が低いとの意識があるから。
この意識を壊さなければ一生取り組めない事になってしまう。
意識する為に、手帳を用いて実践に移すようにする。
3、【人を使う(協力してもらう)】
リーダーには優秀な人財が近くにいる。
使われる者ではなく、“適材適所"自分の適した所で働く事。
その為には、自分の強みを知る事。自分の強みを知るにはとにかく一所懸命働く事!
日本ベンチャー大學2期生 川辺聖弥(大阪商業大学休学中、大阪府出身)

1)目的は一生手にできない
目標は実現できるが、目的は一生手にできない。
目的は目指す方向であり、コレを目指すのが志である。
確かに目的の明確化がエンジンとなると思った。
2)時間をマネジメントする
緊急で重要な時間はみんな使う。しかし、重要なことは
「緊急でなく重要なことに対する時間」をいかに費やしているかである。
例えば、「志」に対する時間である。
この話を聞き、確かに自分には、まだまだ足りていない時間を実感した。
作りだした時間を上手く使う。本を読む事から始めよう。
3)精読
難しい本=歯ごたえのある本、を読む。
精読とはその歯ごたえのある本を何度も繰り返し読む事である。
時には10回読みわかることもある。その意味が分からなければ、
一生、自分のレベルに見合った本しか読めない。
精読、まずは安岡先生の本から読み始めようと感じた。
日本ベンチャー大學2期生 大美賀章裕 (琉球大学、群馬出身)
【1月25日(火)】山近理事長代行 『ゲゲゲ学』水木しげる先生のゆかりの地(調布)めぐり

・水木しげるさんについて
→鳥取県で生まれて、東京の調布市に現在住まれている。
しかも調布市の名誉市民だそうだ。
調布近くの神社では、参拝に来てるとのことだが姿を見たことはない、と神主さんからお聞きしました。
調布市に馴染まれているので、普通に生活してても気づかないのかな、と感じた。
・街並み
→駅近くは栄えているが、東京の雰囲気ではない。どこか田舎の懐かしさを感じるのどかで、自然のある街並みであった。
鬼太郎茶屋は駅から25分くらいの所にあり、そこに行くまでは静かな街並みが続いていた。
新築物件が多くあったので、40、50年前は田んぼや空き地が多い街だったと感じた。
鳥取の街に似ているのかも知れない。田舎育ちの私も懐かしい雰囲気に包まれ居心地が良い場所だった。
・深大寺・鬼太郎茶屋
→壁や外観に妖怪のイラストなどがあって、詳しくなくても楽しめる場所でした。襖にヌリカベの目があったり、椅子がヌリカベだったり、鬼太郎ビールの空き瓶を持って帰れたり小さな楽しさが沢山詰まっている店でした。
・小さな楽しさ
→1回のサプライズも心に残るが、小さな楽しみが沢山あるのも嬉しいものだ。
仕事でも恋愛でも小さな喜びを相手にあげることで、心を掴めると感じた。
鬼太郎茶屋は単なる鬼太郎グッズの店ではなく、ビジネスのヒントがたくさん気づける店であった。
日本ベンチャー大學2期生 龍瀬悠磨 (名古屋商科大学卒、香川出身)

【げげげの日(山近理事長代行のご講義)】
◇水木しげるさんと調布の街
実際に歩いてみて、調布の居心地の良さ、温かさ、
そして、この街には水木しげるさんの存在が欠かせないくらいに大きくなっていることを感じました。
調布の街は水木しげるさんにとってパワースポットがたくさんあったのだろうと思いました。
深大寺、きれいな空気、おいしい水、そば、おやき、人情・・・。
街を愛し、街の人たちに愛される関係、素敵です。
◇ご朱印帳
私の趣味の一つになった、ご朱印集め。この度は、深大寺でご朱印をいただきました。
中央に白鳳佛と書かれてありました。おやっ?と思ったので、そのことについて質問したところ、
白鳳佛(銅造釈迦如来像)がこのお寺の一番の目玉という話を伺いました。
ご朱印をいただくことで、そのお寺(もしくは、神社)との関係が深まるきっかけになるように感じました。
自然と生まれる小さな会話を大事にしていきたいです。
◇One moreの精神
ついで寄りましたでは、心は伝わらないということを聞いたことがある。
しかし、ついでだろうがなんだろうが、行くことには変わりはない。
少しでも、新鮮な情報を集める行動力を大切にしていきたいです。
ちなみにこの日、松元君、吉澤君とともに、国立天文台に寄って帰りました。
行ったことにより、調布という街を語るには、宇宙というキーワードが外せないように感じました。
◇5年後について
私たちは、何かで人に影響を与える人になる。
時間と回数、そしてスピード。今できることは、今やる。
時間は早い、思ったよりも人生は短い。 「本気」を継続させていたい。
日本ベンチャー大學2期生 銭谷純平(広島大学卒、北海道大学院卒、山口出身)

【場(環境・歴史)】…
最初、調布駅に降り立った時、ビルが立ち並び「整備された街」という印象だった。
きっと講義でなかったらそれだけで終わっていただろう。
⇒まずは“場"に足を運ぶこと。
駅前だけの先入観にとらわれず奥に進むこと。
大切な場/歴史ある場は、きちんと今でも残されている。
その守り続ける精神が日本人の良いところ。
【仕事も本気!遊びも本気!お茶目!?(笑)】…
水木しげる先生が掲げていらっしゃる『幸福の7か条』の中の
「しないではいられないことを続けなさい」と「怠け者になりなさい」
⇒思わずクスリと笑ってしまった(笑)
全ては7か条の一つの「好きの力を信じる」に直結すると感じました。
“仕事も好き"“遊びも好き"この両面が充実してこそ““幸福な生活""がある。
一所懸命仕事に取り組む事も大切だが、同等に全力で遊ぶ!順番は間違えてはいけないが…。
【地域/土地→街興し】…
どんな土地でも何も無いことはない。何も無ければそれは大チャンスである。何かあるならそれを活かそう。
⇒街興しなので、「○○記念館」ではなく、『○○ロード』とポイントではなく、エリアに広げた辺りは上手いと感じた。
妖怪が街興しに貢献する日が、いずれ来るかも?(笑)
【+αの体験】…
思い出には残るが知恵として残るかどうかは“+α"が助けてくれる。
⇒集団で得る経験と個人で得る経験では異なる。
また『五感』を大切にする。現場では“聞く"“触る"“食べる"“匂う"“見る"を行うと体験経験として残りやすい。
“第六感"が冴えてくる!
~総括~
映画と現場で点と点が繋がり線となった!
そこには感動が生まれ、映画の忘れかけていた内容も蘇ってきた!
この点と点を結び付ける経験を繰り返していきたい。
山近社長、現場実習をありがとうございます!
日本ベンチャー大學2期生 川辺聖弥(大阪商業大学休学中、大阪府出身)