平成28年(2016)【1月26日(火)】 新大久保駅にて関根史郎氏、李秀賢氏、黙祷
●忘れないように
新大久保駅に到着して、誰もが気づきそうな場所だけれども、なかなか気付かない場所に、カメラマンの関根さん、韓国人のイ・スヒョンさんの記念碑がありました。
しかし、そこで足を止める人はなく、必死で助けとようとした二人の勇姿が、忘れ去れていることは、悲しいことだと感じました。
私たちが、亡くなられた現場に訪れ続けることで、一人の人を救おうとした、勇姿を忘れることは、ありません。また来年も、この地を訪れます。
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●19時15分、現地にて黙祷
関根氏、李氏は偉大な勇気の持ち主であった事と存じます。その魂こそ、私の目指す境地です。
人を助ける為に『勝手に身体が動いてしまう』という、向こう見ずな勇気。それこそが松陰先生の『猛』と全く同じ意味だったのでは無いでしょうか?
人を愛し、人に優しくする勇気。これこそが先日の萩研修にて、今後学んでゆきたいと願った『魂』です。
悲劇を美談として残すだけでは、お2人の魂が救われません。
本当に人を愛し、優しくする勇気のある方々が、実際におられた、という現実を私は忘れません。
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