東京校の講義レポート

平成30年(2018)【2月23日(金)】 出版編集トレーニング 3クール 3日目

2018/02/23
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平成30年(2018)【2月23日(金)】

出版編集部 
就活前夜の強化トレーニング3クール(3日目)
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①今日得たこと
3日目の就活講座ということで、本日の講習では新聞の読み方と分析のコツが感覚的に分かってきた気がしました。とはいえ、他のメンバーと特定の記事を取り上げて議論してみると、自分の発想にはこれといった独自性がないことや、ステレオタイプの枠からはみ出すことができないでいること、物事を挑戦的に考えられる域には自分はまだ達していないことが分かり、改めて自分自身の思考回路の欠点や改善点を見つけることができました。人間は生き物として退化していくことはあっても、人間が産み出した科学・機械・技術が退化することはない。だから技術発展によるネガティブな話題やピンチな業界にこそ、常に新しい視点を見つけるチャンスがある、というお話が非常に印象的でした。

個人面談では、自分が大学で頑張ってきたことをどのように活かせるか改めて考え直しました。自分では、フランスという国にこだわった場合、分野が特殊すぎてなかなか活かせる職種がない、と今まで決めつけていましたが、出版業界の中でもキャリアを積んでからであれば、語学力を活かせる道はいくらでも見つけようがあるということで、少し希望が見えました。その反面、自分の留学体験が他人と比較した際に、思っていたよりも価値を成さないことに気がつき、どうしたらもっと尖った人間になれるのか、私が学んできた内容は自分にとってどういう効果を成してきたのか、今一度考え直す必要性を感じました。


②実行すること
新聞を読む際には、単に記事の内容だけに着目するのでは無く、新聞に出される広告まで注意して見ることで、業界の戦略や意図を読み取ることができるというお話に感銘を受けました。今後自分も実行していきたいと思います。
また日経新聞以外の新聞にも、様々な特徴があり、それぞれ使い分けて思考回路のステップアップに活用できるということも勉強になりました。就活に新聞をもっと活用していきます。

佐野楓@青山学院大学
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① 今日得たこと

1)就職活動に効果的な新聞は日系新聞だけではない。自分の目的に合わせて選ぶとより必要な情報に出会える。
 ・日本経済新聞(日本全体に影響を与える大手の動向がメイン)
 ・日経流通新聞(トレンドがメイン)
 ・日本産業新聞(企業情報がメイン)
 ・日刊工業新聞(ベンチャー・中小企業の動向がメイン)
2)業界を絞る必要はない。人がいいとか自分の基準を持って納得できたらそれでよし。
3)自己分析より企業分析を進めることで自分のやりたいことを明確にする。調べた数が志望動機をより明確にする。働きたい企業に対して自分はどのような貢献ができるかをアピールする。
4)就職活動は縁と運とタイミング
5)出版は体力がいる仕事。違う業界の人をたくさん巻き込む。締め切り前に期限を守らない人にストレスを抱える。編集者と制作と販売促進がいる。この振り分けは、会社によって異なる。
6)エントリーシート講座
 ・企画は「する意義」をちゃんと書く
 ・向こうの土俵より自分の土俵で語ると興味を持ってもらえるし突っ込まれにくい。
  例)会いたい人➡有名な芸能人(△)・偉人や海外の人など(〇)
 ・どんな項目も世の中の風潮を理解し未来を読むことで語ると評価が高い。その為に、新聞は毎日読んで今どのような流れがあるのかを理解し今後どうなるかを予想する必要がある。
 ・10年後どんな自分になりたいかは、会社のビジョンにあっているとよい
 ・タイトルと内容は一致するように注意する。情景がわかるように具体的に書く。印象に残る一文を入れる
 ・学生時代頑張ったことはサークルやアルバイトより学業の方がいい。一回落としてそこで何を学び、どう行動したのかの構成がいい
 ・引き出しは多く用意する
 ・10年後の業界はどうなっているのか。夢をもって考える。こんなことができる(出版社)があったらいいな。等

② 実行すること
1)毎日日経新聞を読んで今後の予想を立てる。
2)合説で興味のない業界の話をあえて聞く。自分の興味と価値観を明確にする。
3)エントリーリストを作る。
4)面接の練習を家族に付き合ってもらう。アウトプットする中で自分が本当に思っている価値観を見つける。反省をメモして次に活かす。
5)できるだけ多くの人の話を聞く。あこがれの人を見つける。多くの価値観に触れる。
6)エントリーシートをとりあえず完成させる。添削をお願いする。
7)人の面接を見れる環境に足を運ぶ。一つのお題に対し、自分とは違う答え方を参考にする。いい所と直した方がいい所を研究する。

時津佳奈@同志社大学
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①今日得たこと
今日は朝から通勤しながら、色々観察をしていたら、妄想が広がりましたのでこの場を借りてアウトプットします。
朝の電車はとても混雑しています。座っている人は寝ているか、スマホを触っているか。朝に限らず、ふと周りを見渡すと自分も含め全員がスマホを見ているという状況はよくあります。そこで、電車という場が活力(活字力)の溢れる場だったら素敵だなと思いました。
人が上を見上げる状況を作るのです。具体的に言いますと、鉄道会社さんと出版社さんがタッグを組んで、広告ではなく「電車」という素材に文字をプリントするということです。文字は、偉人の格言だったり、面白いキャッチコピーだったり、物語のあらすじでも良いかもしれません。朝から素敵な言葉に出会えたら、私は幸せですし、続きが気になって買いに行ってしまうかもしれません。
こんなことを思ったのも、最近谷川俊太郎展に行ったことにあります。そこでは言葉が展示品として扱われていたのですが、それがとてもユニークで、こんな空間が日常であれば良いなと感じました。
新聞講読に関しては、機械化の記事がとても多いという印象を受け、以前に増してその事象について考えさせられました。お墓にもAIが登場するというお話には驚きました。
アフリカで老人が亡くなると「図書館がひとつなくなる」というそうですが、本がお墓のような役割を果たさないだろうか…とも少し思いました。また、私はキャッチコピーが好きなので、これから広告にも注目していこうと思います。

この三日間を通して、自分にはない発想を持った方々の意見を沢山聞くことができてとても刺激をいただきました。27日も楽しみにしています。

②実行すること
購入したMJを今から読みたいと思います。また、今日は偉人の発表がうまくいかなかったので、コンパクト・コンセプト・インパクトを意識して文を作成していこうと思います。

藤本 和@龍谷大学
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本日の尊敬する偉人の発表でとても心に残った人物は丸山眞男であった。元々名前も知らずに戦後に若者を対象とした演説をする思想家がいたと言う事だけを知っていた程度であったが、話を聞いて考えが変わった。彼は戦後の日本に混乱する若者に日本の良いところを語り、そこから日本の未来について語ると言う形で活動をしていた。若者が興味を持ちそうな話題で話を聞いてもらいそこから本当に聞いてもらいたい話題も聞いてもらうと言う手法は今の社会においても新しい顧客を得ると言う形ではとても合理的だと感じた。何よりそれによって売名では無く人々に希望を与え続けたと言う結果に私は深く感動した。新しく尊敬できる人物を知れたと言うだけで本日で一番大きな得たものと言えるだろう。

座談会と言った形で気軽に就活のことを話せたこともプラスになったと考える。自分だけが苦しい訳では無いと言う事に気がつく事ができ、逆に自分の自信に繋げる事もできたと思う。しかし自分の事ばかりで会社の事を知ろうとしていなかった為、四季報などを駆使して会社の情報を集めていきたいと考える。

森谷洸太郎@国士舘大学
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①今日得たこと
午前中の日経新聞を読むパートでは、記事に対して無意識に否定的な意見を述べてしまい、ピンチをチャンスに変えるような考え方がまだまだできていないと感じました。世の中の潮流にどう乗り、チャンスを掴むのかを考えながら新聞を読む習慣をつけていきたいです。
個人面談では、ESで少し気になっていた部分を聞くことができて良かったです。第一志望は出版業界ですが、同時並行で大学事務と書店関係もしっかりと進めて参ります。
最後のパートでは他の人の回答を聞くことで自分のESを作成するヒントを得ることができました。何点かツボを教えていただいたので今後の参考にして参ります。

②実行すること
チャンスを掴むヒントを求めながら、新聞を読み続ける。
ひとまず講談社のESを書いてみる。
夢のある10年後を想像する。
出版業界以外に志望している業界(大学事務・書店)についても同時並行でしっかりと就職活動を進めていく。

太田孟@立命館大学
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①今日得たこと
新聞のアウトプットで、幸福書房さんのお話がでました。電子書籍の普及によって活字離れが進んでいると言われている中で読者の顔を思い浮かべて本を仕入れる姿勢に感動を覚えました。デジタルがいい、アナログがいいの論争は人それぞれの好みがありますし、両方に利点と欠点があるので一概には言えないですが、読者に楽しんでもらう、という芯はデジタルでもアナログでも変わらないのではないかと思いました。
エントリーシートは各設問で何を聞かれているのか、人事の人は何が知りたいのかが分からず、文が迷子になってしまうことがあるのでコツやポイントを聞けて、こういう方向で書けばいいのか、というヒントを得ることができました。

②実行すること
エントリーシートをどんどん書きます。面接も場数をこなす必要があると気づきましたが、エントリーシートも書いて、直しをしていくうちに筋が見えてくると思いました。また、文字に起こすことで、頭で考えていることと何か違うっていたり、新たに今の自分を築いた要素やきっかけを思いついたりするので手書きの字で一回書いてみます。
10年後のことを考えてエントリーシートを書く、というのは自分が思ってる以上に夢と情熱を持って書いた方がいいということを学んだので、各出版社から出ている出版物を調べて各出版社の特徴をつかみます。今までもやっていたのですが、フワッと書籍を読んで頭の中でやっていただけなのでノートなどに書き写して分析してみようと思います。

木村美緒@神田外語大学
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①今日得たこと
 新聞記事でのディスカッションを通して、新しくできた技術を否定するだけではなく、そこからプラスの発想で何か新しいことができないかを考えることが大切だと気づきました。また、様々な種類の新聞があることや新聞広告についてなど、新聞自体のことについても理解が深まりました。
 エントリーシートの内容に発想力は不可欠ですが、しっかりした根拠や大義名分も書かなくては説得力のある内容にはならないのだと感じました。そして私自身、現実主義で夢のある発想をすることがあまりないので、大企業ほど大きな夢や目標を持つという話は驚きました。実現可能か不可能かを決めつけるよりももっとわくわくするような理想の未来を考えてもいいんだ、と気づきました。

②実行すること
 エントリーシートの内容や良く聞かれる質問に対して、どのように書くべきかを今の時期から少しずつ考えようと思いました。インターンシップの期間中、毎日感じていることですが、知識や発想力がまだまだ足りないので、新聞や本をはじめ、たくさんのメディアに触れる機会を今まで以上に増やしていき、気になったことは忘れないようにメモをとるなどして、どんどん自分の中に蓄積させていきたいと思いました。また、今日得たことの内容と類似しますが、否定するよりプラスの発想で考える癖をつけたいです。

印象に残ったこと、考えたこと
 テレビ番組では、続きが気になることはストレスになるが、本はそうならないという話にとても共感したので印象に残りました。テレビ番組の、続きをもったいぶってじらすような演出にストレスを感じることが私自身よくあります。それに対して小説やマンガでは、続きが読めないことに対するイライラよりも楽しみだなというわくわくした気持ちのほうが大きいと感じます。日頃自分が触れているメディアについてどのように感じているのかをあらためて考えることで、見落としている本の良さや活字の良さなどに気づくことができるのではないかと考えました。

土居りさ子@関西大学
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1,今日得たこと 
 何かを伝えるときには印象に残ることが大切だと思いました。偉人を紹介するときには興味がわくキーワードを一つあげるとわかりやすくインパクトがあると感じました。ESではエッジがあることや、起承転結、イメージのできるような具体性があると印象に残ると思いました。

2,実行すること
 これから1年間日経新聞を読み続けて、この3日間と同じように「どうしたらここから新しいことができるか」を考えたいです。読んでいるときに批判的なことやマイナスイメージ、安全策を考えてしまうので、できるだけ挑戦していく考え方で考えていきたいです。

また、自分は歴史や文化についての知識が少ないと感じたので、ある程度勉強しつつ、出版系を志す他の多くの学生が弱いであろう理系の分野の知識を増やし強みをさらに発展させたいです。

菊谷里美@名古屋大学
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本日ははじめに新聞記事について各自の発表と読み解きを行いました。その際に、日経新聞の他の種類について教えて頂きました。トレンドが凝縮されたものや、各業界別の情報が載っているもの、ベンチャーや中小企業が中心のものなどがあることを知りました。全て買うことはできませんが、幸いなことに大学の図書館で各紙閲覧できるため特に日経産業新聞を読んでみたいと思いました。
次に、自分の尊敬する日本の偉人について発表しました。45秒という限られた時間で話をまとめることに苦戦しました。月曜日までの課題にもなっているので、さらに内容を練る必要があると考えています。
その後は順番に面談をして頂きました。詳しく質問することができ大変有り難かったです。他の方が面談を受けている間は校正作業を体験しました。非常に集中力がいる作業で、内容を読むというより間違い探しをしている気分でした。
最後にエントリーシート内容の話をし、アドバイスを受けました。他の方の書いた内容も知れ、一人で考えていたときには出てこなかったアイディアをいくつも考えることができました。
三日間のセミナーで、今まで知らなかった出版業界の多くの情報を得ることができ、また就職対策についても教わることができました。特に、情報収集の方法やそこから業界に関連するよう発展させられるように思考するというトレーニングは大きな収穫になったと感じています。

澤田乙音@法政大学
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