東京校の講義レポート

平成26年(2014)【7月3日(木)】 「東京国際ブックフェア」見学

2014/07/03
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●1日の流れ
9:00 東京ビッグサイト集合
9:05 朝礼
9:20 新聞ディスカッション
  1面「東芝、東欧で原発受注」
 11面「ネット通販基盤 統合」
10:00 東京国際ブックフェア見学
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●東京国際ブックフェア、紙の価値を高めるには
電子書籍関連のブースが大きな位置を占めており、様々な知らない企業が、
自社のサービスを売り込んでいた。
もはや電子書籍が一つの部門として認められるほどに、
電子書籍の存在は当たり前になってきている、という時代の移り変わりを感じた。

一方、紙の書籍のほうのブースも十分色々あった。
こちらでは、ほとんどの書店が20%オフで自社の書籍を販売していた。
印象としては、紙媒体のほうはあまり売り込む気がないのかな、という感じだった。
今までと同じやり方ではいずれ行き詰ってしまうことは認識していると思うのだが…。

マンガ・アニメの売り上げに大きく関わる「一番くじ」のブースや、
「書籍復権」を掲げる出版社グループなどもあった(あの岩波書店がごく小さなブースで
営業しているのには驚いた)ものの、
多くが今まで通り自社の新刊や特集を押し出すばかりで
目新しさがないのが気になった。

私は紙の本が好きだから、東京国際ブックフェアをもっと創造的なイベントにして、
紙の本を盛り上げて欲しい。
例えばブースの配置にしたって、適当にジャンル分けしてあとは無造作に(成約順に)
ブースを並べていくよりほかに、もっとストーリー性を持たせるやり方はなかったのか。
そういう所への意識があまり感じられないところが、日本の紙の書籍が斜陽と
言われている一つの象徴的な光景となってしまっていると感じた。

ちなみに、今回購入したのは書籍ではなくノートである。
N社の製品で、レトロな外観を持ちながら、
高度な綴じの技術を採用し、反対側まで大きく開いてしまっても紙が剥がれることがない。
なにより、「くたくたになるまで使ってやってください!」という店員さんの言葉に
惹かれて購入を決断した(800円)。
使い込むことが望まれているノートとは、何とも素敵ではないか。
私はこういうストーリー性を求めているのだ、と思った次第である。

From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●東京国際ブックフェア
ブックフェアへ學びに行かせていただきました。
1Fが国際ブックフェア、電子出版やコンテンツ制作・配信の3つのブース
になっており、2Fはクリエイタ―、プロダクションやキャラクター&ブランド
ライセンス展となっている。
そして、私が印象に残ったのは以下の3つである。

・『印刷技術はここまで進化している』
J社へ訪れました。この企業は、
コンテンツ業界・エンタメ業界へ特化した印刷ビジネスをしている。
この企業で、「スゴイ」と思ったのが、やはり印刷技術である。
それは何かというと、「ハイパーグロスコート」や「トリックプリント」、
「エンボスコート」などと呼ばれる技法である。
1つの印刷物なのに触ると手触りが異なる。
思わず触れずにはいられないまでにハマってしましました。
そして、これだけではなく、近年普及してきた「オンデマンド印刷」
というものが少ない部数での製作が可能になったことで、
転送したデータをおよそ4分10秒という短い時間でポスターが
できることを実演されていました。
さらに、その技術はCDジャケットやDVDなどに応用されているということも学びました。
まさに、これこそ、印刷物とデジタルの融合であるなと感じ、
日常だとなかなか学べないものを学ぶことができたことが非常に良かったです。
しっかり、自分の糧にします。

・『隙間産業』
次に、F社へ訪れました。
ここはどういうものなのかというと…「ねこガール」、「日本ニ―ソックス協会」、
「○○さんちのカレー」など一見くだらなそうに見えるが面白そうなことをしている企業である。
中でも、「これいいな~」と思えたものは、「放課後物語」と「UNIDOL]である。
  
まず、「放課後物語」というのは、人気の読者モデルをキャスティングしたり
実際の高校生もキャスティングするなど、平均10,000 PVを記録する
人気のサイトである。私もどういうものなのかということで検索して、実際に見てみました。

すると、女の子の妄想が再現ストーリーを写真で切り抜いたようなものでした。
ハマらないかと思いきや結構キュンキュンきました。
常に新しいものが生まれているんだなと感じました。ですので、今後は、視野を広くして
中高校生の流行も押さえておきます。

つぎに、「UNIDOL」である。これは、何かというと各大学を代表する
"アイドルダンスサークル"が出場するコンテストのことである。
出場大学は、青山学院大学、フェリス女子大学や東京理科大学など、
皆さんが知っている大学がエントリーされている。
現在は、AKB48など、様々なアイドルユニットがたくさんいますが、
大学のサークルで活動されているところがいっぱいあるんだなと知れました。
実際に、時間があるときでも一度は訪れていきたいである。
 
・『独創的クリエイタ―』
最後に、ドールアーティスト「臺木敦子」さんである。この方は、古着をリメイク
した手作りのぬいぐるみ"DouDou 森のプティ"を設立された方である。
そして、そのぬいぐるみは、青山テルマさんやTEEさんなど、
著名人の方にも好評だと伺いました。さらには、デザイナーだけでなく
歌手活動もされている。本当に幅広く活動されている方であるなと感じました。
実際にユーチューブで彼女の歌声を聴きましたが、
透き通った声と何か寂しさみたいなものが伝わってきて感動しました。
「臺木敦子」さんは、チャーミングな方であるが、歌手の「yonoa」はまた違った
印象を抱く方であるなと感じました。こんな方に出会えたのも何かのご縁であるので
これからも注目し、応援していきます。

From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●東京国際ブックフェア
集英社や講談社など有名な出版社をはじめ多くの出版社が出展しており、
今、出版業界が縮小傾向にある中、各出版社が生き残りをかけて
様々なアピールをしているという印象を受けました。

イベントの中でも多くの出展をしてるのは、電子書籍のブースで
これからは紙と電子がどうお互いの良さを発揮していくかが
今後の課題だと感じました。

他にも様々なイベントが行われており、出版業界だけでなく、
アニメやゲーム業界、さらにはクリエーターの出展ありました。

その中で私が印象に残ったのは、個人でゲームのイラストを書いていた
jitariさんという方です。
とても個人が書いたイラストに見えないほど上手く、更に迫力があり、
私とは違う感性の持ち主で話していて、とても新鮮さを感じました。

他にも最先端のアプリ技術を体感出来て、今回、とても良い刺激と経験になったので
今後この學びを生かしてゆきます。

From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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