東京校の講義レポート

平成26年(2014)【7月4日(金)】 温故知新エネルギー学/永尾彰先生(科学者)

2014/07/04
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●1日の流れ
9:30 新聞アウトプット
 1面「厚生年金、加入逃れ阻止」
 なぜ、厚生年金に加入させるのか議論。
 1面「中韓FTA年内妥結目標
 日本にどう影響を与えるか。
 9面「アップル、中国にテコ入れ
 なぜ、内陸部?、日本企業はどう反応すべき?
 ・15面:未上場ベンチャー大型増資
 日本が米国よりも企業に出資するお金が少ないのはなぜか?
12:00 温故知新エネルギー/永尾彰先生(科学者)
    
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●温故知新学/気付きの博士
永尾彰先生は、物理学やエネルギー関係に詳しい博士。
お話は、まずは原子力発電の真実、石炭火力発電とCO2半減、といった
ご専門に関する話題から始まった。

先生はお話の中で何度も、「ここでこういう商売をすれば売れるよね」といった
アイデアを与えて下さった。
私はそれを聞いて、先生は「気付き」の達人であると思った。
すなわち、世界の見聞を広めることで、「こういうものがあれば」という気付きを得て、
それを商売に生かす、ということが必要なのだということを教えて下さったのである。
別に日本に限る必要もなく、市場も何もないところに売り込んでいけば成功するだろう、
というのも、夢があって素敵だと思った。

そのためには、日本のことをよりよく知らなければならないと改めて思う。
先生は「日本文化を身につけよ」とおっしゃった。
先生自身も空手などの日本武道を修め、自身の道場を持っていたこともあるという。
世界のどこかに需要があって、それに対して日本からどんな技術や商品を紹介できるか、
それを考えるためには日本にどんなものがあるかを知らなければ話にならない。
その意味で、私たちが日本の文化や歴史を知ろうと学んでいるのも必ず役に立つと思う。
歴史の知恵から提案できるものがあるはずだからだ。

永尾先生は、博士であるという以上に一流のビジネスパーソンだという印象を受けた。
私も先生のように、敏感にチャンスに気付き、それをしっかり生かせるような力を身につけたいと思った。

From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●温故知新エネルギー
ものすごいエネルギーを感じる方で、お話が大変面白かったです。
お話の内容は、海外へ行ったお話、メディアについて、
永尾先生の過去のお話。

・海外へ
永尾先生は、たびたび、海外へとお仕事で行かれることが多く、
特に印象に残っていたのが、インドネシアへ行かれたお話です。

インドネシアは2020年以後に、GDP(国内総生産)が
日本を上回る世界5位の経済国になると教えて頂きました。
なぜかというと、石油などの資源が豊富であるからだといいます。
やはり、資源というのは、あるだけでその国の価値が上がるようになっている
のだなと感じました。
   
そしてインドネシアのトイレは、日本とだいぶ違うそうです。
「インドネシアは、宗教の関係もあり、済ました後、手で汚れを落とす」
と伺いました。ですから、必ずやティッシュは必須アイテムとして持って
いた方がよいと仰っていました。さらに、そこで日本のトイレを
ビジネスとして売れば、儲かるだろうというお話も聴かせていただきました。
 
つまり、永尾先生は研究者でありながら、ビジネス者でもある人なんだ、と思いました。
そこは、私も見習わなければいけないところであるので
どこにビジネスが転がり込んでいるかを、常に考える工夫をしていこうと決意しました。

・永尾先生の過去
永尾先生は、過去にアメリカで空手の道場を開いていたと伺いました。
そこで、空手を通じて多くの弟子を輩出した。先生曰く、海外に出て
仕事をするときは、日本の文化を2・3知っておくと良いと伺いました。

何故なのか?
それは、海外の方は自分の国に誇りを持つ人が多くいるからです。

自分の国には、他の国とどう違いがあるのかを認識することができ、
そこでも何か気付きを得てビジネスへと発展していきます。
これを続けてきたのが永尾先生である。本当にすごい方であるなと感じました。

ちょっとした気づきに気付けた人間こそ現代に求められている。
こうした人間になれるように日々の生活を見直し、
些細な事から気づきを得られる人間を目指します。

From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●発想力=エネルギー
永尾先生は、ウランやプルトニウムを使う原子力や火力発電など
電力に関する研究をされていて、詳しい電力の発電方法を
ご説明されていましたが、私はその分野に疎いためかほとんど理解できませんでした。

そのため、次回の永尾先生の講義ではお話が分かるように
エネルギーに関してもっと勉強して準備をしておこうと痛感しました。

そして、永尾先生のお話で特に印象に残ったのは、濃縮ウランのお話す。
原発の燃料である濃縮ウランは、1g当たりの放射線で1000万人が死亡する程の
威力を持つという事をはじめて知り、驚きと同時に恐怖も感じました。

更に、作ろうと思えば、3日で日本は核を作れる程の原子力の技術があるので、
IAEAから厳重に監視されていうお話も驚きました。

また、「なぜ永尾先生がこのようなエネルギーの研究をしているのか」
という質問をした時、明確お答えは返ってきませんでしたが、
私が感じたこととしては、永尾先生は長崎の原爆を体験していて、
そこでの悲惨な光景を目の当たりにしたことで、原子力というものに
関わろうとしたのだと思います。

そして今回のお話を聞いて、原子力というものは、使う方法によって
色々な結果になるということを感じました。

From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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