東京校の講義レポート

平成25年(2013)【9月17日(火)】  「論語」を生活に活かす/祐木亜子先生(作家、翻訳家)

2013/09/17
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●1日の流れ
9:00 朝礼、掃除

9:40 新聞アウトプット
・3面 経済観測
 地方に本当に恩恵が向かうのかなどについて議論

・3面 ネット不正送金 対策強化
 銀行の今後がどうなるか議論

10:30 祐木亜子先生による講義
 ・企業にしても作家にしても、社会で一人で立つには営業力がいる。
 ・営業で 大切なこと
 →何故今回ダメだったのか知るためにお客様を良く観察する。
 そして反省点を書き出す。
 →いくら口がうまくとも、営業をかける商品に惚れていなければ
 お客様が付いてこない。
 ・半沢直樹が何故かっこいいのか
 ・入社時から頭取を目指していた。
 →遠き慮りなければ必ず近い憂い有り
 ・有言実行
 →言必ず信・行必ず果

12:20 飛び込み営業報告
 その前に今元局長による営業講義
 リズムが大事。素読で右脳を鍛える。

13:30 終礼

14:30 実践営業
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●論語と現代人
半沢直樹の魅力を例に、現代に生きる『論語』について教わった。
入社式ですでに頭取になると宣言、苦難・逆境に負けずに
打開策を見つける、有言実行など、みんなが思う半沢直樹の凄いところがある。

面白いのはそれらがほとんど全て、論語の中に実際に書いてあることだったのだ。
内容一つ一つを聞いてみて、それらが全部実践的で、今の時代だからこそ
役立つ知恵になるだろうと思った。
それはいつのときも同じで、だからこそ論語は日本の教育でもずっと
使われてきたのだろう。
今でも中国の偉大な人は論語をやっているという。
現代人の私たちこそ、学ぶべきなのではないだろうか。

祐木先生は営業に関してもたくさん触れてくださった。
反省をしてそれを書き出してみる、自分の魅力を知ってそれを
出さないなど、かなり実践的なことも教えていただけた。
営業力は人間としての魅力が大事で、全ての結論は人間力になるというお話もあった。
また、論語も人間性を磨くためにあると感じた。
先生のお考えは筋が通っている。

論語の素読も実践した。
久々の訓練で、力を入れるともの凄く体力と集中力を使うことに気づく。
今元さんには論語はリズムが良く、素読することで右脳を鍛えることができると学ぶ。
内容もさることながら、論語の信じられない奥深さに驚く。
本を買って、素読も実践してみる。

●営業研修
学生という鎧なしではかなり難しくなることに気づく。
今元さんからご指摘を受けて実践してみたが、「新人?」と何度か
言われたり、自分の話の下手さが特に浮きだってしまった。
しかし、より訓練になることもわかった。
相手の反応を楽しむべきというお話もあったが、まだそこまではいっていない。
経験を積んでいく。

祐木先生のお話でもあったように、営業力は人間力、営業を積むことは
成長に繋がると皆さんおっしゃる。
私も人間としての魅力を身につけなければならない。
ありがたい機会を大切に使う。

●営業報告
・訪問件数→8件
・反応の良かった会社→特になし。(前回良かった企業には検討して
いただいたが、お断りを受けた→代々木の出版社)
・お客様の声→「トナー代が高い」。
・気づき→考えていただいたあと、契約に繋げることがまた厳しい。
・私見→何度も訪ねた方が良い。お客様の声も詳しく聞ける。

From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●【営業で大切なこと】
・お客様を観察する
私が最も印象的だったこのお客様を観察するということ。
どういったことにお困りなのか、興味があるのかをじっくりと観察する。
ここで大切だと感じたのは、こちらから何か投げかけるというもの。
多くのお客様は、営業マンに対し警戒感を持っている。
こちらから様々な投げかけを行うことで、お困りごとや、興味を
探ることができる。
それをもとに分析するわけだが、自分の頭の中で勝手に分析すると
必ず同じ失敗をすると教えていただいた。
とにかく書き出すことを心がけていく。

・反省する
駄目だと思ったら諦めて別のやり方に変える。
ここまでは誰もが行うだろう。
しかし、祐木先生は駄目だと思ったらすぐに別のやり方にいくのではなく、
反省することが重要だという。
何故駄目だったのかを考えることで、成功に一歩近づくことができる。
そして何より、これまでのことがすぐに活かせるかもしれない。
すぐに別のやり方に変えてしまうと、これまでのことがまるで無駄に
なってしまうだろう。
初めはこんなこと当たり前だろうと感じたが、思い返すと意外と出来ていなかった。

・リズム感が大切
本日は初めて論語の素読を行った。
初めは読み慣れない文章のせいか多々詰まった部分があったが、
後半になってくると、すらすらと読めるようになってきた。
実際に自分でやってみたにも関わらず、私はこの素読を行う意味と
いうのがわからなかった。
講義後、今元さんに素読をするのはリズム感を付ける為だと教えていただいた。
このリズム感は営業にも必ず役立ってくる。
素読の機会が減ってしまった私たちにとって、非常に必要であると感じた。

From:南出浩@東京校4期生・実行生(大阪府出身、桃山学院大学卒)
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●《自分自身を営業しろ!相手の表情を見ながら営業しろ!》
祐木亜子先生のお話を伺いました。

先生は20代の頃、作家になる事が夢でした。
沢山営業されたそうです。大手の出版社から小さなところまで、
100の企業に、手書きの手紙を送られたそうです。

「サラリーマンじゃないのなら、自分を営業をしないといけない」と
先生は仰られます。
自分の強みを、戦略を立ててアピールしなくてはいけない。

どうやればアピール出来るのか?
どうすればアピールが伝わるのか?

それは、相手を観察すること。
相手の表情に答えがあるから。
伝わったら、笑顔。
そうじゃないなら、曇った顔。
営業は、観察です。

そして、営業をした際、お客様である相手と関係を長く続けていく秘訣は、
誠意を持って接すること。
損得を抜きに接し、相手の期待を上回り続ける事。
人間力が大切になります。

●《コンマ2秒で答えよ!》
今元さんに指導頂きました。

今はネットが当たり前になり、感性が鈍っている人が増えてきました。
ここで言う感性とは、反射力ともいえます。

「質問は?」
と言われれば、コンマ2秒で反射的に手をあげたり、
「感想は?」
と言われれば、反射的にコンマ2秒で手をあげること人を感性が鋭い人と言う。

コンマ2秒で手をあげるには、右脳が磨かれていないとできない。
ネット世界で生きていると、右脳は磨かれない。左脳しか使わないから。
左脳しか使えないと、反射的に手を上げて、意見を言うことができない。

今、自分は飛び込み営業をしていますが、この反射力は営業マンに必須能力です。
営業は、予想外のことばかりおきます。
そのときに、ベストの選択をし続けていくには、反射力が大切になります。
芸人は反射力の塊です。
真似する人は芸人です。

From:井浪康晴@東京校4期生・実行生(京都府出身、鳥取大学卒)
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●学んだこと
・新聞アウトプット
アベノミクスや東京五輪決定による首都の好況は、地方にどの程度
影響を与えているかの記事と、ネットバンキングの不正送金の
問題に銀行が解決に乗り出したという記事について議論した。

地方への影響は結構あるのではないかということだ。
五輪で海外からの観光客が増えるだろうし、好況で大手企業が設け、
子会社や下請けが恩恵を被ることもあるだろう。
ただ、TPPによって損益を被る産業があるなどマイナス面もないわけではない。
そこをプラスに転換できるかどうかで、今後の日本は決まる。
自分に何か出来ることはないのか、考えることも大事だ。

ネットバンキングの不正送金については、利用者側が意識しないことが
問題だそうだ。
確かにセキュリティの問題がここまで大きくなってきたにもかかわらず、
怖さというものは中々伝わ らない。
被害にあってからでは遅いが意識改革は進まない。
危険ということをどう知らせるのか。
今後の取り組みを見ていく。

・祐木亜子先生の講義
祐木亜子先生に主に論語を中心に講義をしていただいた。
また、講義の中で営業で大切なことを教えていただいた。
飛び込み営業の場合、何故今回ダメだったのか考え、
書き出すことなどが必要とのことだ。
ダメな理由と、次はどうするかくらい考えはするが、書き出すという
作業はしていなかった。
お客様を良く観察して、反応を見てみると良いと教えてもいただいた。

ただ、実際にお客様の前に立つと、頭が真っ白になり、
表情の変化や感情などを感じることはなかなかできなかっ た。
場数をこなして、もっと落ち着いて話ができるようになる。

また、論語の素読をした。
ただ目で追う読むと、声を出して読むということは結構違うものだ。
声を出すことですっきりするし、読もうと必死になるため、
集中力もあがりそうだ。
一日一文素読してみる。

・営業実践
プリンターの飛び込み営業を再びさせていただいた。
今回からティッシュを持って営業させていただいていたところを
ビラに変えて営業をかけた。
ビラの場合、受け取ってもらうことすら難しいということを言われたため、
今回は渡すことに重点を置いてみた。
しかし少し粘ると案外すんなり受け取っていただけるところが多く、
面喰らってしまった。

また、営業前に今元さんより声を作ることは止めた方がよいと
アドバイスを受け、実践してみた。
すると不思議と勢いが付き、大きな声で楽しく飛び込むことができた。
お客様が声で驚いたりすることもあるが、そこで笑顔になってくれ、
温かな雰囲気で話 に入れたりすることもあった。
また、元気だから、とそれだけで話を聞いてくれるところもあった。
元気だけではダメ、ということを良く聞くため、元気という点に
あまり重きを置いていなかったが、
あるに越したことはなく、確かに一つの武器にはなるのだと学べた。

今後も営業の時は声を作ったりするのは止める。
今後は話の内容をしっかり構築できることを考える。

From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身、熊本県立大学卒)
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