東京校の講義レポート

平成25年(2013)【9月13日(金)】  前向き学/山内博晶(山内総研代表)、JVU特別講演:日本人の気概 日本を変える本物のリーダーとは/中條高徳(ベンチャー大學学長)、山近義幸(ベンチャー大學理事長代行)

2013/09/13
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●1日の流れ
8:50 松陰本舗集合

9:00 朝礼、掃除

9:40 松陰神社参拝、山内会長を神社にご案内

10:15 山内博晶会長(山内総研代表)の講義
 ・笑いこそ前向きの原点
 ・笑いは神様からのプレゼント
 ・人間は、辛い時でも笑える動物
 ・ユーモアのセンス
 ・フェイストレーニング

12:30 講義終了

12:40 昼休憩

13:20 松陰本舗 模様替え

14:00 八王子に移動

16:00 安藤物産株式会社様 会議室へ到着
 ・会場の準備
18:00 山近義幸理事長代行によるスピーチ
18:30 JVU5thによる30秒スピーチ
18:45 萩生田光一衆議院によるスピーチ
18:55 中條高徳学長による講義
  ・平等について
  ・人間学と自務学
  ・日本人の気概

19:45 質疑応答
20:05 片付け
20:15 終礼

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●山内会長講義
笑いこそが前向きの原点で
笑いにもスマイルとラフがあり
その二つでも意味が違う、というのは考えたことがなかった。
また、人間だけが悲しいときも辛い時も泣くことができるということで
笑う、という行動をすることに意味がある。

こういった笑顔による前向きな姿勢が
場の空気もよくでき、人を楽しませることができる。
日本人はユーモアが苦手というように
自分も聴かれたことにユーモアを交えて
返事する余裕も持たなくてはいけないと感じた。
自分も笑顔に相手も笑顔にできる人間になろう。

●山近社長講演
現代の問題点を7つ上げられたが、その中でも
便利追求型社会、ゆとり教育などについて考えれば
ベンチャー大學がまさにその問題点をなくそうとしている学校だとわかる。

世の中の大きな流れが変えられない中で
ベンチャー大学の中ではそういった現代から少しだけ切り離され
不便な生活や厳しい京都研修のようなことをする。
たいていの大人が「20歳以上はダメ。子どもから変えないと」
と思っている一方で、自分たち世代を見捨てないでくださる
日本ベンチャー大學に関わる方には、改めて心から感謝した。

●中條学長講演
今の教育には人間学が足りない。

その現代で中條学長がベンチャー大學を大切に思い、
自分たち学生のことを考えてくださっているのを感じ
とても嬉しかったのと同時に
改めて気を引き締めなくてはいけないと感じた。

またリーダーや立派な人間になるには
自覚が大切というお話もいただいた。
士農工商のかつての時代にも
自分は武士であるという自覚が
立派であろうとする気持ちにつながり
その気持ちが立派な人間を育てる。
今の日本の教育では自分勝手で
周りを気にしない人が増えたため
自覚も持たず、わがままな人が育ってしまう。
自覚という大切なものに気づいたからには
今日から変わらなくてはいけない。

入学式の時に中條学長にお話ししていただいたが
ちょうど半年の節目に改めて原点に返ることができた。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
・松陰神社参拝
山内会長と松陰神社へお連れした。
正式な仕方で参拝させていただき、その後、松陰神社内を
案内させていただいた。
松陰先生のお墓と徳富蘇峰について話させていただいたが、
情報が足りず、あまりいい説明はできていなかった。
改めて学びを深めて次は話は多少拙くとも、情報量はしっかりい入れ込む。

●山内会長の講義
いつも人前に見せている顔だからにこにこしている義務があると話された。
確かに電車や、通勤中の人の顔は暗いことが多い。
自分はどうかと思うと、あまり意識していなかった。
いつも見られているという意識はそういう小さなことから
積み重ねていくことがいいと感じた。
今後は外にいる時、電車の中などで笑顔でいるように意識する。

困った時にどうすればいいかというと、無理にでも笑うと良いと話された。
形から入って心に至る。
とにかく笑って今が幸せだということ。
困った時こそ笑えるよう意識する。

●中條学長の講義
中條学長が日本ベンチャー大學にすごく期待されている
ということを改めて感じた。
期待に添えられる、むしろ越える人間となれるように、勉強していく。
人間学と時務学、論語とそろばん両方身につける。

袖振り合うも多生の縁というお話をされた。
縁はたくさんいただいているが、繋げるという点が自分はできていない。
まめに連絡する、手紙を書く、実際に会うなどして縁を
一瞬ではなくその後も繋いでいけるようにする。
方法は学んでいるので、あとは実践に移して、今よりもっと
人に好かれるような人間へレベルアップしていく。
今回頂いた熱を覚まさないよう行動を変える。
まずは手紙を書くことから始める。

From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●笑いの体験
あんなに体の内から感覚が変わる授業は初めてだった。
ザメディアジョンの会長である、山内博先生に講義をしていただいた。
「笑い」というものを中心に、呼吸法を使った実践を織り交ぜて
行っていただいた。

やると実際に気分が高揚して、前向きになれる。
理屈もそうだが、実体験として教えていただいた。
笑いの種類も教えていただいた。
爆笑、大笑いなどは良いが、愛想笑い、苦笑いなど、あまり良くない
笑いもある。
あまり意識していなかったと実感。
自分の反応を客観的に考えて、改善していく。

日本人にはユーモアが足りないという。
私もそうだが自分の笑いの力を伸ばさなければならない、と思った。
ヨーロッパ人は自らが生き残るためにユーモアが必要だった。
日本人は必要なかったから発達していない。
今の時代、この日本でも生き残るためにはユーモアは必要だろう。
どうすればいいのか。
質問を直球で返す必要はない。違う視点から見て、捻って考えるべき
など、コツも教えていただいた。
実践して、笑いの身についた人間になる。

●私たち若者
中條学長と山近理事長の講義を聞かせていただくため、
八王子に向かった。まずは山近理事長のお話。

若者の問題点を中心に、鞄持ちと日本ベンチャー大學について、
お話いただいた。
コンビニから端を発する便利型追求社会、ゆとり教育、
行きすぎた平等教育、不況など、様々な要因が重なり合っている。

私はまだ若者の立場の人間だが、山近理事長のおっしゃることは最もだと思う。
ではどうすればいいのか、どうすれば私たちは復活できるのか。
日本ベンチャー大學について、再び目標が明確になった日になった。
それから中條学長の講義に繋がる。

●日本ベンチャー大學
「人間学」と「時務学」
人間学こそが本学で、時務学ばかりとなってしまっては本末転倒。
いま、本学を勉強できる環境にいることをありがたく思う。

学長はベンチャー大學を、学生を、心底信じてくださっている。
京都研修の経験の大切さを、昔の学生のお話を通して教えて
くださったり、今の学びの価値を聞かせてくださった。
私たちも期待に答えなければならない。

中條学長のお話を聞くと、やらなければならないことが自ずと見えてくる。
ベンチャー大學の講義を全身全霊で学び、よく本を読んで、
よく人と交わり、実生活も成長のための機会とする。
当たり前のことだが、今の時間を無駄なく努力して、人間力をつけていく。

ご自身の経験を通した、日本人としての生きるべき道を、
変わらない気迫でお話いただいた。
改めてベンチャー大學で学ぶべき姿勢を律することができた。
これから半年間、気持ちを新たに突き進んでいく。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●笑いは、人を前向きにさせる
楽しい気分になるものだと教わった。
自分が、どれだけの場面で笑うことが出来るか、
笑う回数が多いほど、
常に笑っていれば、それだけ幸福に近づく。
よく聞く事でもあるが、
実行できているかとなると疑問である。
自分は仏頂面をしがちなので、
常に笑顔出す回数を増やし、
表情を豊かに過ごすせるようににします。

●人間学
相手のためを思い、自分にできることはなにかを
考えることだと教わった。
相手にとって、気持ちの良い質問は何か、
どうすれば話しやすいか、
何をしたら、嫌かを自分なりに考え、
気持ちの良く、話せるように
自分なりの人間学を深めていきます。

●ジョーク
ジョークは大学生の時に、
少し勉強した事がある。
あの時は、上手く言えたためしがなかったが、
これから即席ジョークの一つも
言えないようでは、営業をやって行く身としては、
よろしくない。応用力、対応力を身につけ、
実行に移していきます。

●松陰本舗の模様替え
物の位置を変えたり、
竹の椅子を見えるようにしたりするなど、
本当にちょっとしたことで、
入って来た時の印象は変わる。

少しでも、来館数やリピーター率を
あげるためにどうすれば良いかを考え、
実行に移し、検証することで、
少しずつ、より魅力的な場所にしていきたい。

●中條学長「日本人の気概」
・自務学
どうしたら、お金を稼げ、早く出世出来るか、
今の若年は、これだけしか学んでいないと仰られていた。
確かに、思い返せば、どうしたら上に行けるかだけで、
その責務に見合った人間になるということは、
やってこなかった。
そろばんだけを手にし、論語を置きっ放しにしていたように思える。
ベンチャー大學では、論語を学ぶ場所なので、
ここで、しっかりと身につけ、
人間的に豊かな人生を歩める様に、
意識していきます。

●縁
袖振り合うも他生の縁、自分は意識はしていましたが、
行動に移せていたかと言われると、
怪しいです。
世の大人物と言われる人は、皆縁を大切にしている。
自分も、最近は手紙をよく出す様になったが、
まだまだ、真心をかけて、
もっと縁を大切にできる様に行動します。

●人間学
富士の様な人物になる!
人が憧れる、あの人の様になりたいと
思われる様な人物になるためにはどうすればいいか、
自分が憧れるような人、他者を思いやれる人
人からそう思われる様な人物になれる様努力します。

From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生
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●山近理事長によるスピーチ
今の学生がダメになった理由の中に「いきすぎた平等教育」についてが
印象に強く残っている。徒競走でみんなで手をつないでゴールすることは
ずっと都市伝説だと思っていた。
ゆとり教育についても、私たちは振り回された点がある。
よくわからないけれど小学校のカリキュラムがかわり、学ぶ内容が変わり、
しばらくするとゆとり教育はダメだと言われだし、「ゆとり世代」と
揶揄され、冷たい眼で見られるようになった。いつの時代だって
若い人たちは非難の対象にされたり冷たい眼で見られることはあるだろうが、
教育に関しては私達受ける側はどうしようもできなかった。

しかし私たちにも教育的側面ではないが問題はある。
コミュニケーションを取ることを煩わしく思い、積極的に
とらなかった点や受動的に毎日を過ごし続けた点である。大学に進学して
これらの問題点を自覚し、何とかしようと様々なことにチャレンジ
しているのが、今の大学生に見られる良い点だと私は思う。
全ての大学生がこのようであるわけではないが、積極的に課外活動
している人には多いと思う。
山近理事長のように大人にも責任があると考えてくださる方が
どれ程いらっしゃるのかわからないが、少数だろう。
そのように考えてくださっていることを嬉しく思う。かといって
その事に甘えてはいけない。学ばせていただけることに感謝の気持ちを忘れない。

●中條学長による講義
士農工商が日本のリーダー育成のもととなり、藩校でリーダーとなるべく
「人間学」を学んでいたが、旧制高校の廃止により学ぶ内容が
「時務学」となってしまった。
受験のためだけに学んだ学問は、受験が終わってしまうとほとんど
記憶からなくなってしまう。それでも努力したことはきちんと
覚えていることから、時務学をやっても身に付いたことは
人間学で学べる事であったように思う。これでは何のために
時務学を学んだのかわからない。
多くの中高生が「勉強つまらないと」投げているのは、
教科がつまらないということもあるが、学ぶアプローチが
時務学的であることも原因なのではないだろうか。
リーダーになるためには、まずその自覚を持つことが大事で、
どこからどう見ても富士のごとく輝いて見えることが大事だと仰っていた。
リーダーとしての自覚を持ち、入社する会社の若手のリーダーに
なれるようにする。恩寵的試練は自分自身を成長していくための
神様が下さった試練ということも仰っていた。
恩寵的試練を楽しむことはとても難しいかもしれない。
それでも恩寵的試練を楽しめるような、チャンスと捉えて
見逃さない人間になる。

From: 春山恭平(杏林大学4年)JVU東京校ヤング5期生
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●《でっかい笑顔で仕事をしよう。長所をみよう》
山内会長のお話を伺いました。

「どんな苦しいときでも笑え!」
「30までは文句言わず、指示された事にハイと笑顔で
返事してやれ(歯を見せるくらいのでっっかい笑顔)!」と
アドバイス頂きました。
そうすることで、自分も相手も明るくなるし、前向きになる!
結果、それは仕事の生産もあげることに繋がる!
すごく腑に落ちました。

僕は色々ごちゃごちゃ考えて、笑顔を出すことが苦手でした。
これからは、どんなに辛かろうがでっかい笑顔だ!

また、会長からは、「長所をみろ!」とアドバイス頂きました。
普通の意識では、確実に短所が目につく。
だから、はじめは意識しまくらないと出来ない。
長所だけを探す!
先日来ていただいた、舟久保社長は、「長所しかみない。」と
仰られていました。
人の長所、自分の長所探しを徹底していこう。
目指すは、長所しかみない人間!

●《人が、本当についていきたいと思うリーダーというのは、あったかい人だ。》
リーダーについて教えて頂きました。

たとえ口下手だったとしても、ついていきたいと思う魅力さえあればいい。
トップは、万能である必要なんてない。不器用だっていい。

上に立つ人間が唯一必要なのは、自分の事はおいておいて、
部下の事を心配してやれるか。
それが、リーダー。
世界の起業家カーネギーもそうだったのかもしれません。
カーネギーさんは、自身の周りに、自分より能力の高い方を
たくさん集められました。
その要因は一つしかないと感じます。それは、上に書いた
中條学長が言われた事だと思います。

真に人を想える人間の見ている景色を見てみたい。
どんな心の状態なのかを感じてみたい。
人間的成長のゴールはそこだと思います。

From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU東京校4期生・実行生
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●笑顔は意識するもの
笑顔は人間が悲しい気持ちの時にでもできる
唯一の動物で、前向きな考えの原点は笑いがある。
今回は呼吸法から、笑い方の練習を教えて頂いた。

他人様に見せている状況が多い中で、意識して
自分の顔を作っている方は少ない。
実践してみて、私は笑い方が下手になっていると
感じた。。
笑顔でいる人ほど前向きである。まず形から入り、
笑顔をチェックする習慣を身に付ける。

●答える力
質問とは、正直に答えなくてもよい。
自分のマイナス要素をさらけ出すときは、
むしろユーモアたっぷりに答えるべきだ。

所持金が1,000円としても、「お金持ちです」と
答えたり、異性の友達が沢山いれば「彼女候補は
います」と切り返す。

自分の中での捉え方の問題である。前向きに考えれば、
コミュニケーションが良く変わる。
レーガン大統領は、狙撃されたとき奥さんに
「弾をよけそこなっちゃったよ」とユーモア混じりで
答えた。コミュニケーションがうまくいくと、笑顔に
なる。前向きになるのだと勉強させて頂いた。

●袖触れ合う人物も大事にする
立派な人物は、袖触れ合うご縁も活かす。
学長の学ばれた旧帝高校でも教えがあったのだろう。
人間学をないがしろにし、時務学だけを教えていく
日本であっては、出世のみを考え将来的にリーダーを
目指して日本を変えるような若者も少なくなって
しまうのではないかと感じる。
人間的に魅力のある人には、何故か人が集まってくる
と感じる。ご縁というもの、人との繋がりにまずは
感謝して、繋げていく努力が、これから仕事をする
私達若い者達にも必要だと感じた。

●リーダーという自覚
江戸時代の身分制度である士農工商があったため
武士には、日本を支えていくのだという強いリーダー精神が
備わっていた。薩摩藩は郷中教育で、徹底した
人間学を学んだ。リーダーとして日本を引っ張っていくと
いう精神や、ないがしろにされる人間学を
当時明治維新で近代化できた方々の教育から学ぶべき
だと感じた。中條学長、今回もベンチャー大學学生の心に
火を付ける貴重な時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました。

From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU東京校4期生・実行生
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