東京校の講義レポート

平成25年(2013)【6月12日(水)】  印象学/堤香苗先生(株式会社キャリア・マム 代表取締役)

2013/06/12
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●1日の流れ
1、『印象学』堤香苗先生(株式会社キャリア・マム 代表取締役)
2、新聞アウトプット
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●議事録
1、印象学by堤香苗社長(株式会社キャリアマム)
学生一人一人の自己紹介。
各自の夢や生き方についてアドバイス。

・面白いと思うことを再現してそれにお金を払う人がいたらそれがお客さん。
・継続できるものでなくてはビジネスとは言わない。
・自分の持っているリソースの中で、一番すぐお金にできるものを事業にすればよい。
・ゴールから考えていますべきことを考えたら時にやりたくないことをやることもある。
・リーダーシップは前から人を引っ張るのではなく、後ろの人たちを後ろから押してあげる。
・営業はできる前提がなくてはいけないのでNOは言わない。できる方法を考えできないならできる人を紹介する。
・自己紹介は具体的に。人の記憶に残らなくては意味がない。
・ビジネスはいくらで、なんぼのもんで、どれくらいの人が来るかを具体的に。
・広い知識は必要。いい加減な知識でも広くたくさん話を聞く。
・起業家は夢とか志を語る。営業は数字を語る。
・理詰めで説得する経営者はちょっとだめ。
・失敗してもやり直せばよい。
・当たり前のことを徹底的にやる。
・新入社員には社長の視点を持っている人がほしい。
・夢が変わるときは変えてもいいけど実体験を通した理由が必要。
・今動く。そのためにやること決める。
・自分は一色ではない。十色のうち、どの一色を出すか?

2、新聞アウトプット
「アスクル、医薬品ネット販売に参入」
・ネット通販業界にネット通販各社が参入する。
・ドラッグストアはどのように安さ以外の価値を提供できるのか。

「観光ビザ条件緩和」
・円安の影響を受けて観光客が増えている今さらに勢いをつけたい。
・観光客の増加が犯罪などのリスクも増やすかもしれない。
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●印象学by堤香苗社長(株式会社キャリアマム)
以前見学で堤先生の講義を受けた経験はあったが
前回と変わらず自分の甘い部分をついてくる。

自分の事業を行うなら人を巻き込まねばならず
そのためには自分が事業を行う「なぜ?」という部分を
人に説明できないといけない。

何をするのか、それを早く決めないと
チャンスをつかめなくなってしまう。

少しずつ自分なりに進めているつもりでも
まだまだ遅いと感じた。

堤社長のお話の中では
自己紹介で具体的に話し、
いかに人の記憶に残るかというのが大事というのが印象的だった。

人は事業内容で人を見るのではなく
人を見て仕事をしたいと思う、という話をきくと
自分はまだまだ人の印象に残っていないだろうと感じる。

それはまだ自分に自信がないから
そこまで力強く行けないのだと感じる。

そのためには、堤社長の言葉を借りるなら
当たり前のことを徹底的にやるというのが大事。

●新聞アウトプット
ネット通販については
実店舗を持つドラッグストアが
どのようにネットと店舗を利用していくのかというのも気になるところだった。

タイなどへの観光ビザの条件緩和の記事では
観光客による犯罪のリスクも増えるのではということにもつながった。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、堤社長の印象学
印象と言うか、内面を考え直すいいきっかけになった。
深く掘り下げて考えることが大事と自分でも認識しているが、
それがどういう思考法で行けばいいのか全く分かっていなかった。
面白いと思った時、それが何故面白いのか考える。
そしてその面白いをどうすれば再現できるのか考える。
堤社長は原点をインタビューなどをしていくうちに気が付いた、と
言われていた。
アウトプットを多くすることもコツなのかなと感じた。

また、自分はネガティブだ、とご指摘を受けた。
失敗した時にできない理由を深く考えず、
「私だから仕方がない」
と思ってしまっていた。
そうではなく、
「今回はたまたま。自分にはもっと可能性がある!
その可能性があるはずの私が、なぜこんなミスをしたのか」
と考えると良いと言っていただいた。
失敗した時、そう考えるように意識をしていく。
1分程度の少しの自己紹介でそこまで見抜ける堤社長は
やはりすごい方だ。

低パフォーマンスの方が高パフォーマンスの方に勝つには
他の人がやりたがらないところを率先して、こだわってやることが
大事とのことだ。
私はあまり効率がいい方ではない。
ここは意識してやってみる。

また、自分の中にはいろいろな自分がいる。
相手がどの自分を期待しているのか考えるとよいと話されていた。

●新聞アウトプット
アスクルが薬ネット販売に参入したという記事と、
観光ビザの条件緩和についての記事について議論した。

アスクルについての記事では、ドラッグストアとどちらが安くなるのか、気になるところだ。
今月から参入し始めるとのことなので、価格比較などやってみる。
どういった結果が出るのか楽しみだ。
 
観光ビザの条件緩和についての記事では、どういうデメリットがあるのか
考えてみたが、犯罪が微増するかも程度で、大きく問題がなさそうだった。
もしかしたら思いついていないデメリットがあるのかもしれないが、
今後もこの動きは広がるのではないだろうか。
外国の方向けのビジネス、これから加熱するだろう。
自分でも少し考えてみる。

From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●印象学
まず全員自己紹介をして、それからの印象を実践的に教えていただいた。
私は具体性がないと言われた。
とっかかりがないと。
確かに私の話は無難なものだった。もっと自分の思い、自分というものを
伝えられる自己紹介にしなければならない。
この最初の実践は、誰にとっても有用な、それぞれに直接響く学びだったのではないか。

先生は、世の中で1人になっている人間がいることが考えられないのだという。
そのような人がいる限り、事業は終わらないと。

先生はブレない軸をお持ちだと感じた。
その軸がある限り、歯車は止まらないのだろう。
先生は起業家を中心にお話をされていたが、それは私のような作家志望にも当てはまる。
私も軸を失わないようにする。

「失敗したら、やり直せばいい」という考えが、先生を救ったという。
私もたとえ上手くいかなくても、軸がある限り何度でもやり直す。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●印象学
自己紹介では自分の成長にしか興味のない人間は企業から必要とされないなど
厳しい言葉をいただきました。
実際にその通りだと感じた。社会で生きていくのは一人で出来ることではない、人を巻き込んだり
巻き込まれたりして進んでいくのだ。純粋に自分の利益や成長だけ求めるのはおかしな事だ。

また自分は考え方が厳しすぎるとの指摘もいただいた。
満足よりも改善点が目に付いてしまうためにいつまでたっても満たされない、気を抜いている
ときは自分に負けた時自己嫌悪してしまう。これでは何を目標としているのかわからないし
やりがいも感じないだろう。
もっと自分の魅力について考える習慣を付けよう。

印象というお話ではいかに具体的な話をするか。これが好きで誰にも譲れない!などの
強いこだわりを感じさせるようなプレゼンが大切なのだと教わった。
テクニックではなく思いの問題、話す人の雰囲気がより強烈な印象を与えるのだろう。
堤先生は実行生と5期生で顔つきや聞き方が違うとも言われていた。
言葉にせずとも伝わる決意、そんなものを持ちたい。

講義の内容だけでなく堤先生のシビアなご指摘はとても心に残った。
今までの人生を振り返って優しくアドバイスをされた方よりも厳しい方が人生の
ターニングポイントに関わっている気がする。
苦しい環境を私は好むのだろうか、その考え方を直した方が良いと
いわれたのだがなにあれまた自己分析が広がった。

●新聞アウトプット
アップルのネットラジオの開始について私はむしろネットの音楽がこんなにも
普及しているのに何も手を打たないCD業界に違和感を感じた。
なぜCDはあんなにも高いのか、時代の流れに逆らうのか、制度を変えた方が良いと思う。

まだ日本には無料のネットラジオ音楽はないらしいのでアップルに対抗できるような
新しい音楽ツールを生み出してほしい。

From: 高田朝輝(群馬県出身、北里大学4年)JVU東京校5期生
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●気付き
本日はキャリアマム堤社長の「印象学」。
第一回目の本日は、自己紹介が中心。
その中でも、堤社長の指摘やアドバイスは大変勉強になった。

【営業マン】
堤社長は、
「営業マンは出来ないと言ってはいけない。
出来る前提で、どうやったら出来るかを考えるものだ。」とおっしゃっていた。
私は以前勤めていた証券会社では、自分のお客様にならないと思ったら、すぐ次に行けと教えられていた。
効率を考えるとそれが正しいのかもしれない。
しかし、本当に出来る営業マンはどうしても自分が出来ないなら、誰かを紹介してまでその人のための行動をとる。
その積み重ねが、後々の成果に結びつく。
出来ない営業マンは目の前の数字しか追わないとはこのことだと感じた。
常にこの人のために、自分は何が出来るかを考えるようにする。

【社会のために働け】
働くにあたって、自分の出世のため、会社の利益のために動いている人が多すぎる。
私はべつにこの人たちが悪いとは思わない。
特に会社のために働くのは当たり前のことだと思う。
しかし、まずは社会のために働くという意識が大切だと教えていただいた。
社会を良くすることで、会社の利益に繋がる。
これは出来る営業マンにも繋がると感じた。
社会を良くしようと考えている営業マンは、最低でもお客様のためを考えている。
これが社会を考えず、会社の利益のためとなってしまうと、いずれお客様はいなくなってしまうのではないだろうか。

From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生・実行生
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●講義の気付き
株式会社キャリア・マムの堤香苗社長のお話を伺いました。
刺さる言葉が沢山でした。

・起業家・経営者は、人が身を乗り出すアイデアを言わないといけない。
・1期生は尖ってた。
・あなたは何を面白いと思うのか。
なぜそれはあなたにとって面白いのか。面白いと思う要素はなにか。
・人は理屈では動かない。私は、一人ぼっちの人をなくしたいんだ。それだけだったら
賛同者が集まらないから仕組みを作る。
・夢を語り続けなさい。周りからバカだと言われても語り続けなさい。
・起業家は、会社全方位に注意を払う。
・貧乏・恋愛・事業など経験を積みなさい。
・ゴールが描けていたら、今を耐えられる。

常に走り続けられている堤社長の姿勢が印象的でした。試行錯誤しながら
なんとしても前へいかれる社長の強い想いを感じました。
有難い時間でした。

From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生・実行生
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●1期生からベン大生を見てきた堤社長の、5期生の印象
今回「印象学」ということで、堤社長に相手に与える印象、起業・経営について
講義して頂きました。
5期生は初めて1人1人の自己紹介を見て堤社長が持った印象は、「良い子過ぎる」という
事です。1期生のとげとげしさが無くなったと言われていました。
確かに何事においても、ゼロから作り上げる1期生には勢いやエネルギーはあると感じます。
その後は仕組みが出来てきて、とげとげしさは無くなってきます。
私達ベンチャー大學生も良い子になってはいけず、「こいつら面白いな」と思わせる
個性を失ってはいけないと感じました。

●低パフォーマンスになる可能性のある人のすべき事
今回印象学の中で、低パフォーマンスになる可能性のある人がすべき
事の話をして頂きました。そういう人は、だからこそ皆のやらない事をやるべき。
そういう人は信用を得て、結果成功すると堤社長は言われます。

職場の人、学校の中でも、自分の役割を見つけていかなければならないと感じます。
私も自分が低パフォーマンスになりそうか考え、なりそうだなと感じたら、自分で率先して
皆のやらない事をやっていく様に努めます。

From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生・実行生
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