東京校の講義レポート

【平成25年2月22(金)】 『アイウィル学』 染谷昌克先生(株式会社アイウィル 常務取締役)

2013/02/22
●議事録

講師:株式会社アイウィル 常務取締役 兼 教育部長 染谷昌克先生

9:00~ 朝礼、掃除
9:45~ 日経新聞アウトプット

中国ネット通販 物流競争(6面)
・小売店がいかにアマゾンに対抗するか(小林)
・中国で通販ビジネスを行うには(松田)
 ローソンが首位(11面)
・ソーシャルメディアを活用して売上をあげるには(井浪)
 女性の賃金 最高更新(1面)
・女性の賃金が上がっている背景は(安齋)

11:15~ 昼休憩

12:00~ 講義開始(アイウィル学)
・習慣
習慣の特徴は普段意識しない、簡単に変えられる、しかし、身につけるのは難しい。
悪い習慣を良い習慣に変えていくことで、10年後顕著に現れる。
・挨拶
挨拶で第一印象が決まる。
挨拶で大切なのは、大きく、はっきりと相手の目を見ながら笑顔で行う。そしてなにより、姿勢が大切。姿勢により相手に対して気持ちが伝わる。
・返事
返事で大切なことは、短く、元気よく、すばやく、そして、相手の方を向くこと。
13:10~ 休憩
13:20~
・考える力
言われたことはもちろん、自分で考えてそれ以上のことをやる。
ここで大切なのは、上は何を望んでいるかを考えること。
一番ダメなのは、言われるまで待つ、指示待ち人間。
本や新聞を読んだりと、文章に触れることが大切。
これが考える力の土台となる。  

13:35~
単純計算問題と漢字テストを行う。
数字に強い人は仕事ができると言われている。
・意識
自己中心的な考えやマイナス思考を持っている人は伸びない。
入社3年目までは、自分が少し損をする考え方が良い。
周り(会社)のために自分の時間を使うことを心がけると、気に入られる。
・行動四原則
1.大きな声で
2.キビキビと
3.自分から挨拶
4.明るい笑顔
社会へ出る際、この四点を心がけることで一目置かれる存在となる。

14:40~ 質疑応答

15:00~ 掃除、終礼


《習慣》
多くの社会人に対してされている研修を元に講義をしていただき、
発声や、相手に最も良い印象を与える礼の練習など、実習もさせていただきました。
染谷先生は、3つのことについて、順に講義をされました。
それは、習慣、考え方、そして意識です。

まず、新しい習慣は、必ず違和感を伴うものだというお話がありました。

やりたくないことでも、最初は強制であっても、
何度も繰り返していくことで、新しい習慣になります。
本日、3時間という限られた時間の中でも、
自分の今と、社会人として当たり前というレベルとの差を実感しました。

良いと感じたことは、何か一つでも持ち帰って、
考えずにできるようになるまで、確認しながらやっていくことで、
良い習慣を身に付けます。

《考え方》
人は、言葉と数字で思考します。
本日の講義では、言葉と数字に日頃から接していることが大切だと感じました。
数字に強い人とは、計算が速く正確で、
その数字の意味を把握している人を指します。
これは、そのまま仕事にも当てはまります。

仕事の基本は読み書き算盤からだということを意識して、
毎日言葉に触れ、数字に触れ、分からないことがあれば何度でも調べることで、
社会人としてふさわしい、役に立つ考え方を身につけます。

《意識》
染谷先生は、「悪い意識」として、自己中心的であることと、
マイナス思考の2つを挙げられました。

周りの人のためにエネルギーを使うことは、今は損に思えても、
それを続けていくことで、数年後には周りに評価され、自分の目的も果たせます。
目前の快不快を求めることが、本当に自分の為になるのか、
よく考えなければならないと感じました。

また、私は、特にマイナス思考になってしまうことがよくあります。
染谷先生から学んだ、最初から嫌だと思うのではなく、
やってみなければ分からないと思って行動することで、マイナス思考を減らします。

From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生

コミュニケーションは良い挨拶と返事から今回染谷先生に、
全員でお腹から声出しをして挨拶を全力でしたり、
起立と着席を素早くするワークも通じながら、良い挨拶と返事について考えを教えて頂いた。

エネルギーがあり凄く熱血な方で、それゆえ声が小さい人や、
名前を呼ばれて返事をしない人には激しく注意された。

染谷先生は良い挨拶で必要な条件として、声の大きさ、ハキハキと、
笑顔でという事を言われている。
それに加えて感謝の気持ちや、相手の目を見る事が大事と言われている。
私は名刺交換のときも上に書かれた相手の目を見る事など、
挨拶の仕方を何も心得ていなかった。

良い習慣とは、作るものだと染谷先生は言われる。習慣はすぐ変えられる、
しかし身に付ける事は苦労する。
人間は気付けば変化を好まず、甘えて生きたいと思う。悪い習慣は捨てて、
良い習慣を沢山行動で持つことを実践してゆく。


新人の評価の第一歩は学生の気分で社会人になると苦労する。
社会は100%出来て当たり前の世界になるからだ。
例えば、社員の制服を着るとお客から見たら新入社員も普通の社員も同じだ。
私はその部分の意識が欠けていたなと感じた。

「頑張りました」では評価されない。見えている部分が評価される。
新人が評価されるために、能力は見られない。
最初に見られる所はどこかというと、大きな声、ハキハキとした受け答え、
きびきびとした行動だ。最初の評価する部分は、
意識的になって良い習慣を持って自分の中身を変えるしかない。


意識
自己中心的な考えの人、マイナス思考の人は仕事が出来ない。
そう染谷先生から教えて頂いた。
会社への忠誠心が無い人が陥りやすい。
例え話で、ペンギンの世話をしたくて希望する動物園に入ったのに、
他の雑務ばかりやらされて自分のやりたかった事と違う!という人がいる。
自分のやりたい事が最初から叶うなどと思ってはいけない。
意識としては、「自分が少し損をする」位の考えでなくてはならない。
自分の時間やパワーを少し周りに捧ぐ位の気持ちでいないといけないと染谷先生は言われる。
マイナス思考の人は同じくダメだ。
例えば、出来ない理由から探す人のこと。私もこの気持ちが強くあり、
"したくない、どうせ無理だ"と考えがちだ。
染谷先生は、こういう思考の強い人は、「やってみなきゃ分からないだろう」
「死ぬ訳ではないし失敗してもいい」と思考を意識して変える事は少し頑張れば出来ると言われる。

自分のやりたい仕事が出来るまでは色々な事を我慢する事を覚悟し、
まずは死ぬ訳ではないしやってみるとマイナス思考の習慣は変えてゆく。

From:小林諒也(北海道出身、はこだて未来大学卒)JVU4期生

『そもそも、アイウィルとは?』

簡単に言うと、自ら進んで
「やります!!」と言うことだ。
これは、一見簡単なように見えて、想像以上に難しい。
特に、今の新入社員には積極性が圧倒的に足りない。
社会に出て、自ら進んで嫌なことにも取り組み、
最終的に成長していくように、アイウィルという名前がつけられた。

ベン大では、自ら進んで
手を挙げることは訓練されているはずだ。
ただ、現実を見ると、イベントのリーダーをやりたい人と聞かれると、手を挙げる人は少ない。
本日、アイウィル学ということで、講義を受けたからには社会貢献をするのは勿論だが、
自ら進んで嫌なことでも引き受け、周りからの信頼を勝ち取っていく。


『行動の4原則』

1.大きな声で話す
→これをしなければ
暗い、弱そう、自信がなさそうなど
悪いイメージがついてしまう。
最低限、挨拶をする時は、大きな声でやることを実行する。

2.キビキビ行動
→ダラダラやっていると、
周りからの評価が下がるだけでなく、自分自身のモチベーションも落ち、
仕事の効率が落ちる。その為、本日の講義では基本の行動として、キビキビ行動が前提だった。
起立するスピードもこれまでの講義とは桁違いだった。
自分に喝を入れるためにも継続する。

3.自分から挨拶
→相手のところに自ら行って、
しかもその場に止まって「おはようございます」と言うのと
首だけ向けて挨拶するのでは印象が大きく違う。
挨拶に気持ちを伝えるとはよく言うが、上記の行動をするのは最低限すべき行動だ。
それに加えて、大きく、明るくやればさらに印象が良くなり、気持ちも伝わる。

4.明るい笑顔
→学生に最もできていない部分だ。
本日、学生が名刺交換をしていた時に、全員声だしと礼はしていたのだが、
笑顔がなかったと指摘いただいた。
笑顔ができれば、周りの人を安心させることが可能だ。
笑顔ができている人の代表的な職業の例としては、旅館の仲居や受付嬢、キャビンアテンダントが思い浮かぶ。
なぜこれらの人の笑顔が素敵かといえば、普段から相当な数の訓練をしているからだ。
→習慣にしてしまえば身についていくので、笑顔のトレーニングを1日3分でも続けていく。

From:安齋義仁(福島県出身、いわき明星大学卒)JVU院生

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