東京校の講義レポート

【平成25年2月27(水)】 『リアル経営学』 内山俊隆先生(株式会社ふたば企画 代表取締役会長)

2013/02/27
●議事録

8:50 集合、朝礼
9:25 掃除
10:00 新聞アウトプット
・7面「イタリア混迷」
・21面「副業に活路」

12:00 講義
内山会長「リアル経営学」
○平等に接する
社員に対し、平等に接することで一人ひとりを大切にできる。
○目標(ビジョン)を共有する
 ふたば企画は上場企業のひとつである。社内に上場するというポスターを掲げることに
より、社員一人ひとりが意識するようにさせる。
○営業姿勢
『やります』と担当者にいい、要求されたものを作る。そして、こまめな電話対応も忘れな
い。 最後に会長はすぐに手紙を出す。
○ゴルフと営業
 ゴルフは、紳士のスポーツであり、マナーや、ルール等ゴルフを
行うにあたって、その人のモラルが伺える。そして、オフィスでの仕事だけではなく、遊びという付き合いの中で仕事を得る

16:00 終了


【経営者の役割】
かつての企業は、現在の企業よりずっと社員みんなで
大きくしていこうという意識が強かったと教えていただいた。
残業は当たり前であるし、夜通し仕事することもあったと。
現在は時間がこれば、そこで仕事が終わりという社員が多い気がする。
大手であれば大手であるほど。
内山会長のお話を聞いていて、このことに関しては経営者が大きく関わってくると感じた。

●平等に接する
社員に対し、平等に接することで一人ひとりを大切にできる。
内山会長はこのことに関し、難しいとおっしゃっていた。
どうしても成績が絡んでくるからだ。
しかし、ここに神経を尖らし、ずっと意識することで、社員のモチベーションを維持できる。
社員一人ひとりを大切にしている企業は、
経営者の方の気遣いが社員全員に行き届いているのだろう。

●目標(ビジョン)を共有する
ふたば企画は上場企業のひとつである。
社内に上場するというポスターを掲げることにより、社員一人ひとりが意識する。
組織にはこの目標の共有が非常に大切なことだと感じた。
経営者の目標と社員の目標を一致させることで、会社は大きくなる。
会社はあくまでチームである。経営者の独走だけは避けたい。

この二点が経営者の役割であり、大変重要となってくると感じた。
将来、経営者になった際に心がける項目に追加する。



From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生

《今になって思えば…》
内山俊隆会長は、これまでの人生、特に独立してふたば企画を
起業した後にされた経験を元に、お話をされました。
内山会長は裕福な家庭に生まれましたが、
その後、家族の崩壊や、財産を無くすなど、難しい少年時代を送られました。
内山会長は当時を振り返って、結果として様々な人と接し、
一生の友人に出会えたことから、
何事もなく良い生活のままでいるより良かったのではないか、とのことでした。

また、内山会長は、独立のために会社を辞める直前、
それまで長く働き、お世話になった会社に何かを残そうと、
全力で営業して顧客を開拓されました。
内山会長は、損をするからやめたほうが良いという周りの意見に反して、
損得勘定によらない行動をされたことになりますが、
今思うと、この経験が後になって返ってきたと感じておられるそうです。

人生で起こる様々な出来事について、何が自分にとって役に立つものなのかは、
ずっと後になってからでなければ分からないと感じました。

どのような出来事があったとしても、思いを強く持ち全力で動き、
その出来事から得られるものを確実に得ていきます。

《総合的な評価》
内山会長は「総合的な評価」という言葉を何度も使われました。
人が評価されるのは、
仕事がどれだけできるかだけではないということを学びました。

内山会長がよくされるゴルフでも、
礼儀やルールを守らない人は他の人から誘われなくなるなど、
腕だけではなく、総合的な評価が大切にされています。

仕事の成績が良くても、その他の面で欠点を見せていると、
他の人からの総合的な評価は低くなります。

総合的に評価された人は、他の人を紹介してもらえたり、
人の上に立つにふさわしい人物と社内で見られたりと、
総合的な評価は仕事にも直結します。

仕事中だけでなく、いつでも人から評価されていることを意識し、
自分を様々な側面から見て、特に欠点を無くすように心がけ、
総合的に評価される人になります。

From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生

・ポリシー
内山会長は、苦しいときにお世話になった親族の子供にお年玉を毎年出し、
前職場の会長に毎年お歳暮を贈る、
起業してからは、会社をの決まりごととして、親族を入れない、前職場の社員は取らない、
1月3日15時に前の会社の会長に挨拶に必ず行くということを仰っていた。
自分がやると決めたことはしっかり行う、キレイにビジネスを行わなければならない、
という、会長のポリシーを貫き通す意志の強さを感じた。
社会人としてやっていく以上、自分がやると決めた以上、しっかり貫き通す
ことの大切さを教えていただいた。

・ゴルフと営業
内山会長からゴルフと営業について教えていただいた。
ゴルフは、紳士のスポーツであり、マナーや、ルール等ゴルフを
行うにあたって、その人のモラルが伺えるというお話をいただいた。
また、ゴルフをしている間は、結構お互いに話をする時間があり、
人間性もよくわかるそうだ。
オフィスに訪問するだけが営業ではない。
一見遊びに思えることでも、営業に関わってくる。
ゴルフの費用が150万かかっても、受注1000万円に結び付いたというお話を伺い、
どんなに、費用がかかっても、それ以上のバックが返ってくるのならば、
出し惜しみしてはいけない、お金を使うべきところについて学んだ。


From:松田崇義(千葉県出身、慶應義塾大学卒)JVU4期生

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