東京校の講義レポート

【平成25年2月1(金)】 『映画学』 ふがいない僕は空を見た

2013/02/01

本日は映画「ふがいない僕は空を見た」を観ました。
演出がとてもうまく内容に引き込まれました。
後半にいくにつれ話が繋がってきました。
初めに感じた印象と後半に感じる印象は全く変わります。
とても良い映画でした。

印象に残った言葉の中で、「自分の人生を自分で生きているか」がありました。
不幸な逆境の中で流される登場人物。
ただそれでも自分で決断して行動していく姿は感動しました。
親や友達、周りの人の影響は大きいけど自分の人生は
自分で決断していくことが大切だと改めて学び、刺激を受けました。

From:渡辺寛高(広島県出身、尾道大学卒)JVU4期生

《それぞれの悩み》
本日は映画学として「ふがいない僕は空を見た」を鑑賞しました。
この映画は、登場人物のほとんどが心の闇を抱えています。
現実の世界の暗い部分を強烈に見せつけられたように感じ、
先が気になりますが見ていてだんだんと気分が沈む映画です。

作中、自分だけが不幸だと思うなという台詞がありました。
人はそれぞれに辛さや悩みを持っていること、
他人がそれを本当に理解することはできないが、
それぞれが心に異なるものを持っていることは、
他人を見て、接する時に覚えておかなければならないと感じました

《選択できること》
映画は、2人の主人公がそれぞれ、
自分で自分の人生を歩んでいこうとするところで終わります。
大変な過去を抱えながら生きていくことは決して楽ではないと思いますが、
きっと乗り越えていけるだろうと希望を持たせるラストシーンでした。

過去はどうやっても変えられないものですが、
向き合っていく自分の姿勢は変えられます。
そうして自分が選択権を持ってからどうするのか、
この映画から、私はそれを最も考えさせられました。



From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生


『友人の福田の成長とバイト先の先輩の助け』
中盤から主人公が友人の福田に変わったのかと思う位の展開だった。
だが私的には福田視点の物語の方が共感出来た。

福田は団地で極貧生活に耐えながらバイトをしている。痴呆症の祖母の
世話を毎日こなし、新しい夫と暮らす母親のせいで消費者金融からの請求書
が家に毎日来る。まだ若いのだけれど、世の中には全く愛されずに育て
られた子どもも居ると実感する。
今を諦めていた福田の人生を抜け出すきっかけを作ってくれた原因には、
バイト先の元予備校教師である田岡の助言が大きかったと感じる。大学なんか
行かずにすぐ働くと言う福田に対し、お前なんか何も武器を持っていないんだ
から、「団地から脱出する武器を準備しろ」と言って大学進学へ猛勉強を薦めた
のは田岡だ。また祖母を良い病院施設へ入れたのも田岡だ。どんな人の人生にも、
誰かの大きな助けが関わっているのだなと感じる話だった。


『助産師の母と主人公の意識変化』
助産師の大変さを知った。きつくて厳しくて給料は安いうえに、お母さんの心の
ケアもする。自然出産の手伝いをする助産師でもどうしても帝王切開しなければ
ならない事例もあり、そのときは旦那や病院の看護婦には文句さえ言われる。
そこで主人公の話と繋がってくる。
母の闘っている姿や命の尊さを感じ、主人公は反省したと思う。
ふがいない自分とこれからの自分の恋愛の仕方や生き方を改めて考えたのだろうと感じた。

以上です、ありがとうございました。

From:小林諒也(北海道出身、はこだて未来大学卒)JVU4期生

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