東京校の講義レポート

【平成24年11月28日(水)】 『事業創造』 鳥越昇一郎先生(マーケティングウィング鳥越事務所 代表)

2012/11/28
9:00~ 朝礼、掃除
9:50~ 新聞アウトプット
11:15~ 講義
《事業創造》鳥越昇一郎先生
■経営者と人格
・あいさつの重要性
 →武蔵野の「解約訪問」
・経営者の人格は会社に影響する
・恩義を感じるか感じないか
 →紹介してくれた人にこそ恩を意識する

■熱い思いを活かす
・松下政経塾で感じた熱い思い
 →志の具体的な姿を見ると燃える
・もっと思い切ってやって欲しい。
・本当の情報を得て、活かす

■日本経営品質賞
・常に時代のニーズに合わせて価値を高めていかなければならない

■学生の事業創造
・気合がまだ足りない。徹底的にアドバイスをする。
 →この事業に魅力はあるか。1000万出資できるか。
・明るく徹底して進めよう

11:40~ 昼休憩
12:40~ 再開
■志と夢
・いつか固めなければならない。そうしなければ、いつまでも終わらな い

■事業創造者としての自覚
・新しいお客様価値の創出
・力ある経営者になる
・自己変革と挑戦
 現場に行くと、具体性がでる

■ミッション
・儲かるタネづくり(経営者)
・儲かる仕組みづくり(幹部)

■マーケティングの5P
・5要素をどのように組み合わせるか
 →マーケティング・ミックス(次回までの課題)

◎学生によるワークショップ
・事業は、日本の文化に合っているか
・本当に自分のやりたいこと、得意分野を事業にしているか
・自分だけの思い、色を出す

16:20 終礼
卒業まで残 された月日も少なくなって来ました。
まだ君達は本気で課題を進めていないと言われ、
その通りだと想い、先生に対し申し訳なく感じています。

ワークショップで は、鳥越先生の「そろそろ事業も固まって来たけど、
再度、新しいビジネスをやる気持ちでやろう」という視点で、
「この事業の魅力はあるだろうか」
「この人に1000万円を出資したいと思えるか」と
皆で本気で思ってアドバイスをしてみようと言われました。

私の事業創造発表は、先週は「文章だけではアプリの機能や動きが分かりづらい」と
コメントを頂いたので、今回はそのアプリの機能や
5年後のビジネスの形までどういう計画でやるのか、
を中心にプレゼンを作成し発表しました。
発表後、私は事業 の良い部分しか見せなかった事を反省しました。
自分に都合の悪い面(例えば収益が成り立つのか)を見せなかったので
現実味から遠ざかり、見ている人に
何かうまく行きそうな気持ちにさせてしまいました。
見てくれる相手に、もっと本気で考えて悩んで頂いて、
質問からレベルの高い議論にしていくには、
自分に都合の悪い部分ももっと見せる事が大切と感じました。

また今回は、後ろ からアドバイスをくれた今元さんの、
ビジネスに対する発想の仕方が大変勉強になりました。
発想のコツは『資 源を使わないビジネス』です。
頭を使って今ある資源を有効活用しようと考える。
その例が松田くん の宅飲み居酒屋です。
まず宅飲みという「値段を安く済ませたい」という今のニーズに合っている、
また「冷蔵庫にあ るものを取った分だけお金を取る」というやり方は、
後で掃除だけをすれば良いし、人件費が全然かかりません。
鳥越先生の言われる
『人々のニーズの変化がビジネスチャンスになる!』という言葉通り、
自分の事業も行きづまりを見せれば、
今の人々のニーズに合わせたサービスに変化させようと感じました。

また安斎さんの世 界で活躍できる
グローバルな人材を育てるビジネスでは、
毎日新聞のこども新聞を売ればよいと言われ、
その代わりに子供を塾として預かり新聞による教育を
自宅で行うという「ただで行うサービスを加え」れば、
お母さんも喜んで 新聞を買ってくれると言われていました。
中々新聞を買って 貰えずに悩んでいる新聞社の悩みも解決し、
子供を預かってくれる託児所のような場が必要な
親の悩みも解決できる。この「ただでサービスを行う事」も
営業の仕方として有効な手段なのだと感じました。
こういった柔らかい頭の発想の仕方で、
今のニーズに合ったビジネスへ変化させていくことを
私達も見習わせて頂こうと感じました。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生


『無いものねだり』
今まで掲げていた事業として
国際人の卵を育てようと
歴史の教育をしようと考えていた。
今回、歴史の部分を外し、
方向転換しようと考えたが、
余計にプランが固まらなくなった。

その原因として、
無いものねだりだということが分かった。
グローバルという意味では
海外渡航経験が2度しかなく、
教育という意味でも
子どもに触れ合っていない。
その代わり、歴史は他の人に比べたら
現地に行って勉強している。
自分の強みを分かっていないと感じた。
もう一度歴史を視野に入れ、
私にしかできない事業を考えてみる。

『今元さんの発想力』
後ろで聞かれていた今元さんの発想力には
ただただ驚くばかりだった。
ベン大生の考えた事業を
どれだけ知っているのかは分からないが、
キーワードだけを拾って
一気に広げてしまうところに、
これが経営者と学生の発想の差なのかと考えさせられた。

点と点を線で結んだだけで
殆どの学生の事業よりも
面白いものがどんどん出てくるところに、
普段経営者がいかに考えているかを
思い知らされた。
1日5分ということを継続し、
もっと固まった事業ができるようにしていく。

rom:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生


《事業創造を固める》
4月から、鳥越先生に毎月行なっていただいている事業創造の講義も、
残す所わずかとなりました。
卒業の際には、自分の事業創造を完成させて発表します。
しかし、現時点で、発表が可能なレベルに達しているとはとても言えません。

今回私は、これまでの事業創造の構想を発展させて、
新しい方向性を考えました。
自分ではそれなりにまとまったと考えていましたが、
本日鳥越先生や皆さんのご意見を聞かせていただき、
まだまだ改善したり詰めていかなければならない点や、
事業の方向性についての、新しい考え方を知りました。
時間が残り少なくなってきましたが、
不完全なものには絶対にしないことを前提に、
多くの意見を聞かせていただき、
第三者からの厳しい目線で見ていただきながら、
事業をまとめていきます。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

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