東京校の講義レポート

平成24年11月21日(水)】 『松下政経塾訪問』

2012/11/21
●議事録

11時、辻堂駅のニューデイズ前に集合

11時15分、公園で朝礼,新聞アウトプット

12時、昼休憩

13時00分、松下政経塾に到着
JVU全校生による朝礼

14時、赤池誠章先生によるスピーチ

・政治家をどのようにして生み出していくか。
今も昔も半分は世襲だが、政治家になるルートを作ってくれたのが松下政経塾。
・素志貫徹
目標を固め、それに向かって努力する。
・志→自身の問題である。自問自答を繰り返す場でもある。

14時10分、品川悦夫事務局次長からのお話
・経→経済ではなく、経営。国家も経営感覚である。
・松下幸之助は小学校を卒業していない。
住み込みしながら、働いていた。実体験で、商売を覚える。
・自転車屋での労働経験
→学校では学べない、お金の大切さを自ら労働することで学んだ。
・周りとのつきあい
学歴がない→素直に衆知を集められた。
・松下政経塾の方針
→自修自得と現地現場が中軸
・退路を断つ
→進路を開拓しなければならない。
精神力の強さが求められる。
・素直
→あるがままを受け止める
とらわれの心は、だれにでもある。

14時45分、施設見学

15時30分、「建塾の理念」上映

15時40分、古山和宏塾頭による講話
・iPS細胞の山中先生から教わったこと
ビジョンと熱意を持ってやるしかない
・ジョブスが成功した理由
→テクノロジーとリベラルアーツを考えながら
追求していった。
・技術は、人間の為にある
→人間学ばないと、革新の仕方が分からない。
→松下幸之助も同じことを言っていた。
・リーダーに大切なこと
→夢を語れる
身の丈を知っている
仕組み、仕掛けを作る
・成功するには志を持つ。
→なければ、明確にならない。
・自己干渉→自分はどういう人?
他人の悪口は簡単だが、
自分自身はどうだろうか。
厳しく見つめる。
・工夫をする
成功の秘訣を聞いたら、
成功するまでとことん続ける。
本当にこれでいいのか点検する。

・はしごは、2階に行きたいと熱望していた人が作り上げたもの
→熱意をもって取り組め。
・「置かれた場所で咲きなさい」
自分の立場に、あーだこーだ言っても仕方が無い。
適材適所より、適所適材である。
→そこにおかれたんだから、そこで花開け。
・松下幸之助の年収→およそ7億。
だが、政経塾には70億寄付していた。
→年収10倍の額を、皆さんは払えるのか?
・政経塾は、人間を磨き、志を立てる場所。
→どういう長所、短所があるのか?
どう改善していくのか?
切磋琢磨しながら磨いていく。
・「運がよく、愛嬌がある」が、採用の基準。
運のいい人の見分け方を松下幸之助は、
「わしが見れば分かる」
・素直とは
1.私心にとらわれないこと
2.謙虚に耳を傾ける
3.寛容な心


17時、山近理事長講話

・赤池先生との付き合いで、
頂点→ヨイショ→底を見てしまう。
でも、上り坂、下り坂を大切にする。
特に下り坂。苦労している人からこそ学べる。
・やる人しか信用されない。
人間力の5輪ピック。
読み、書き、聴き、話し、行く。

その後、学生、社会人を指名し、
本日のアウトプット。

18時、松下政経塾をあとに。
19時、江ノ島に到着。感謝祭のネタ確認。
21時、懇親会
25時、感謝祭のネタを確認
26時、就寝

【松下政経塾】
本日は松下政経塾へ見学。
先ず到着するなり、施設の大きさに驚かされた。
辺りは静まりかえっており、少し不気味に感じた。
施設を回らせていただいたり、品川次長、
古川塾頭から松下政経塾についてお話していただく。
政治家や経営者を多く輩出しているにも関わらず、
専門知識に関する教育があまりないのには驚かされた。
志を固めさせ、自習自得させる。
後は各々が勝手に専門知識を身につけていくのだろう。
リーダーになるには、この自習自得の精神が非常に重要であり、
成長し続けないといけないことを肝に銘じる。

【素直とは】
今回、素直について深く考えさせられた。
松下幸之助先生が考える素直とはあるが
ままを受け止めるというもの。
先生も80歳で初段とおっしゃっておられるほど、
この素直になるというのは難しい。

私が最も響いたのは、素直な心とは、私心にとらわれることのない心というもの。
人間誰しもが、自分の私利私欲のために考えることはある。
しかし、それにとらわれすぎると他の人に迷惑をかけたり、
損失を及ぼしたりと問題が起こる。
そしていずれは、それが自分に跳ね返ってくる。
私心を完全に失くすのは無理にしても、とらわれないと意識すれば、
他の人やモノに対して配慮出来るようになる。
私はこれから私心が出たとしても、無視する努力をしていく。



From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生

《教育の場》
21日には、神奈川県茅ヶ崎市にある松下政経塾を訪問し、
見学をさせていただきました。
松下政経塾では、20代、30代の若者が共同生活をしながら、
座学から実習まで、様々なことを学んでいます。

その教育の目的は、人材を育成することです。
それも、特定の思想を教え込むのではなく、
学生一人一人が自分で考えることとされています。

そのために、自修自得と、現地での学びが基本とされています。
日本ベンチャー大學にも、かなり通じるものがあります。

黙ってなにかが出来る場所ではなく、あくまで学ぶ機会を頂ける場所で、
それをどのように生かしていくのかは、学生によります。
人によって、考えや方向性は当然異なりますが、
確たる考え、方向性を持ち、そのために機会をどのように生かすのか、
どのような場所であってもそれを考え続けていなければならないと学びました。

《若者と政治》
松下幸之助塾主の生前の言葉を収録したビデオを見ました。
松下塾主が政経塾を創立した思いが語られていました。
その中にあった、
「政治の良し悪しは、戦争の上手下手よりも恐ろしい」

という言葉が、特に印象的でした。

松下政経塾は政治家を養成するだけの塾ではありませんが、
次代の政治というものも見据えて設立されています。
次の時代の社会を担っていく若者は、政治家にはならなくても、
政治に対して関心を持ち続け、何らかの形で
政治に参加していかなければならないと、改めて意識をしました。

自分の生活に関わるという意味だけでなく、
社会を受け継いでいくという意味からも、
政治について考えることが出来ました。

From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生


21日は松下政経塾に伺った。
松下政経塾は松下電器(現パナソニック)創設者の松下幸之助さんが
将来の日本を担う青年を育てるためにつくった塾。
そこでは松下幸之助先生の考えが教えられていた。

・万事研修の事
松下政経塾の五誓に、「万事研修の事」という言葉がある。
見るもの聞くこと全てに学び、一切の体験を研修と受けとめて
勤しむところに真の向上がある。心してみれば、万物ことごとく
我が師となる。ということである。
普段生活しているなかで、学ぶことはいたるところにある。
ただ、それに気付けるか気付けないかは、何事からも学ぼうとする
意識があるかどうかだ。
この「万事研修の事」という言葉が一番印象的だった。
こういう意識を持たなければならない。

・素直
松下政経塾で最も聞いた言葉。
松下幸之助先生直筆の書も飾られてあった。
素直というのは簡単そうに思えるが、難しい。
自分の事を少しでも良く見せようとしたり、物事を自分の都合のいい
ように解釈してしまうからだ。
ありのままの自分を見せる。あるがままを受けとめることが大切。


From:松田崇義(千葉県出身、慶應義塾大学卒)JVU4期生

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