東京校の講義レポート

平成24年(2012)【9月13日(木)】 岡本英二先生(ビジネスカウンセリング協会 会長) 『心理学』

2012/09/13
<1日の流れ>
 9:00 朝礼、掃除
 9:50 新聞アウトプット
10面「減災へ産官学連携」
10面「電子黒板で次世代教育」

12:00 岡本先生の講義(第1部)
・きく…とはどういうことなのか?
・学校に行かないで働くという子供にアドバイス
・聞けない理由

13:22 講義(第2部)
・言葉は聞かない、気持ちを聞く
・オウム返し法
・言葉の裏にあるメッセージを探る
・“I"メッセージ 「…と私は思うよ」

15:10 掃除、終礼
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テーマは「きく」。
「きく」といっても様々な「きく」があるが、そのなかでも耳を傾けて
自発的に行う「聴く」について技術を教えていただく。

【積極的傾聴】
アメリカの心理学者、カール〓ロジャースのクライアント中心主義
(来談者中心主義)では言葉の力は7%であり、
ほとんどそれ以外から伝えられるという。
イントネーションやボディである。
良い関係性を築くには、言葉ではなく、気持ちで聴く。
そして積極的傾聴の一つである承認する言葉(なるほど、そうなんですか等)
私はこの承認する言葉がこれほどまで重要な意味があるとは思わなかった。
基本はすべて頷くところからであり、
要所要所でこの承認する言葉を上手く使えば心理的味方になる。
これに関しては訓練が必要であり、
タイミング間違えれば相手に不快を与えかねないと感じた。
少しずつ意識しながら交えていく。

【自らの言葉には責任がともなう】
人は自らの言葉で動く。
自分で決めた言葉にはどうしても責任がともなうのである。
私達がいつも行っている将来の宣言が頭に浮かんだ。
言ったからには達成するしないに関わらず実行しなければならない。
今元さんがよくおっしゃられる有言実行も同じことである。
自分を追い詰めるためにも宣言は非常に大切なことである。
決して否定的な言葉は繰り返してはならない。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生
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人の話に耳を傾ける、傾聴について。
相談を受ける場面など傾聴する状況は多くあるなか、
尋問や自分の意見を押し付ける説得にならないやり方だ。

【聴き方を考える】
 ペアで、一人が「13歳の学校へ行きたくなく働きたい」とごねる子を演じ、
もう一人 はその子をカウンセリングして説得するというグループワークを行った。
感想は、こちらがいくら論理的にこういうデメリットがあると言ってみても、
信頼されていない相手に心を開いて本音を言うことはない、
何を言っても聞かないなという印象だった。

積極的傾聴というものがある。
相手との心的距離を縮めるには、"オウム返し"、
こだまする事で距離が縮むと学んだ。
そして、「人は自らの言葉で動く」。
その人の問題はその人の中に答えがあるので、
答えを出すまでこちらから答えを与えない事で、
話して貰えるまで根気強く待つことが必要だと感じた。
 オウム返し、自らの言葉を引き出すというのが、
カウンセリングで最も有効な手段だと学んだ。

【Iメッセージ】
言い出しづらい相手に言う、Iメッセージ。
相手を責めたり傷つけたりしない言い方。
例えば、面接のときや、女性を褒める場合、
他人のマナーを注意するときだ。
自分の意思だけを伝える限りは、
相手を傷つけたり責めない、というのがIメッセージのやり方。
「私はあなたの○○が大好きです。」「…と私は思うよ。」と伝える。
すると、相手と気持ち良くコミュニケーションが出来る。
信頼を貰う有効な手段だと学んだ。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
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《北風の聞き方》
人は日常のコミュニケーションの中で「聞く」ことを行なっていますが、
その中で良い答えを得るためには、良い質問と行動が必要です。
講義では、人の話を聞く時にやってはいけない対応
「北風と太陽」の北風のような対応について、
実際の状況を想定したワークを交えて学びました。
人は、そのプライドを傷つけるような対応や
その人が納得できない対応をされると反発し
行き過ぎると逃げや諦めに至ってしまいます。
このことは、本日のワークと、
これまでの経験から実感することができました。
また、してはいけない対応の中には、
私がこれまでされたことのあることや、
他の人に対して、あまり意識せずに
行なってしまった対応もありました。
本日の講義で自分がされて納得できない対応は、
他の人にとっても同様だということが分かりました。
今後は、自分のコミュニケーションのやり方を見直し、
北風の対応をしているところがあれば、改めていきます。

《聞く気持ち》
話す言葉の内容も大切ですが、
それ以上に、気持ちと体の動作が大切だと学びました。
一旦相手の言葉を聞いて、それを認めることで、
相手は、良く理解してくれているという気持ちになります。
まず何よりも、相手を理解する姿勢が必要だと感じました。
また、自分の感情を動作に表すことも大切だと学びました。
偽らない、ありのままの自分を出せるようにするということです。
特に、緊張する場面などでは、嘘を言っても相手に察知されます。
私は、人と話す時には緊張しがちなので、
このことは特に意識しなければならないと感じました。
自分の気持ちが相手に伝わるように、
動作でも表現するように心がけます。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

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