東京校の講義レポート

平成24年(2012)【8月6日(月)】 『広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式』 『JVU全国会議』

2012/08/06
●平和記念式典のあり方
人それぞれではあると思うが、会場の周りを
今年もヘルメットをかぶった人たちで囲んでいたのには、今年も騒然した。
原爆で家族をなくした方、世界の平和を願う方、
戦争をこれ以上しないと誓う方など目的は確かに多いものだろう。
しかし、野田総理が来場することも関係しているのだろうか、
新宿で見るような大規模なデモも多発していた。
願いはそれぞれあってもいい。
ただ、自分の欲望の為にしか行動しているとしか思えなかった。
これに参加することで、先人達によって築き上げられた日本があることを今一度思い出し
戦争の儚さ、恐ろしさについて考える機会としていく。

●パール判事の記念碑
広島市内のお寺にあるということは、お恥ずかしながら当日初めて知ったことだ。
私自身、パール判事については東京で靖国神社や田中社長からのお話を通し、
学ばせていただく機会はあったが、改めて日本のために、というよりも
国際法に基づいて平等に裁判を進めようとしたという意味では、
日本人にとって偉大な人物だと感じた。
この方もまた、教科書ではあまり載せられていない人物の一人だ。
少しでもこれを知らない人に伝え、日本を救った人物として広めていく。

●JVU全体会議
全校の学生が集まることができたのは、本当に奇跡といっても過言でない。
各校でやっていることをみんなで思い思いに発表したが、
活動の仕方は案の定それぞれだ。
大阪校の新聞アウトプットの発言量、徳島校の講義の実践力、チームワーク、
広島校の現地歴史学の充実、熊本校のしっかりした規律など
我々もまだまだ負けているところが多いなと感じた。
大きな刺激をいただくことができた。
一度他校をベンチマークさせていただき、
どのように活動すれば充実したものにできるのかを考えていく。

From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
【平和への関心は高いけど…】
平和式典に平日の午前中にも関わらず
多くの方が参加されており、関心が高いなと感じました。
ただ、その中でどれだけの人が本当に戦争の背景・歴史を
知っているのか疑問に思いました。
私たちは学校で日本が悪いと教えられてきており、
平和式典はその償いのためにあると思っている人も多いのではないかと感じました。
近くのパール判事の石碑には、誰も人がいなかったことは
衝撃でした(自分もあることを知りませんでしたが…)
関心が高いことは良いことだと思うのですが、
戦争の背景などしっかり勉強する必要があるなと感じました。

【各大學で特徴があって面白い!】
昼に行われた、初のJVU全校ミーティングでは
各大學の特徴がはっきり現れていました。
それぞれの大學に良いところがあり、
特に徳島校の自分達で取り組む姿勢はとても勉強になりました。
自分も、もっと自ら積極的に学ぶ姿勢を真似させていただきます。

【会議に関して…】
会議での自分の反省として発言を全くしていなかったので、
もったいないことをしてしまいました…
いつもと違う環境に戸惑っていたこともあるのですが、
日頃から質問を考えていなかったことが大きな原因だと思います。
後期の講義からJVU全校ミーティング用に色々と意見を考えていきます。

From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生
この日は、広島の平和式典へは初めて参加しました。
長崎の被爆三世で長崎のほうへは参加しており、広島はどんな感じなのかと思い
長崎との比較という思いのある中で参加しました。
また、日本ベンチャー大学全国会議で
全国のベンチャー大学の学生との交流を行い充実した一日となりました。

<広島平和祈念式典>
 私は、長崎の平和祈念式典は何回か足を運んだことがある。
だから広島の平和祈念式典も同じような感じだろうと思っていました。
しかし、会場に行くと機動隊を中心とした警察官の多さ
原爆の平和祈念のための日なのに原発反対と抗議をする団体、
そして、やたらとヤジを飛ばす人の多さ
野田総理のスピーチが始まるとそそくさと会場を後にする人の多さ
といった目を覆うものの多さで驚きました。
この日は、原爆で犠牲になった方々への慰霊の日なのにその日を利用して、
関係のない主張をすることに私は、とても違和感を覚えた。
ただ、「平和への誓い」という作文は、とてもよかった。
たしか私たちで平和というのは作るものというような内容がとてもよかった。
「平和」を作らなければいけない。
そのために過去あったことを繰り返されるようなことが
あってはならないように気持ちを持たなければならない。

<JVU全国会議>
ザメディアジョン本社に日本ベンチャー大學の各校から校長・学生が集まり、
各校の学校の様子や、これまでに学んできたこと、
日本ベンチャー大學をより良いものにしていくには?ということを話し合いました。
私は、今まで各校の学生とは、ほとんど付き合いがなく
ぼんやりとしたイメージがあったが京都・回天・広島で各校と共に行動して
日本ベンチャー大學の同じ仲間だということが感じることができた。
そして、分校が行っていること自体に興味を抱いた。
私は、他校の良い所を取り入れたり、情報を出し合うこと、つまり、
この情報共有が日本ベンチャー大學をより良くするために、とても重要と感じました。
たとえば、徳島校の支え合いの精神も、熊本校のストイックなやり方も、
大阪校のオープンなところで尚且つ、一人でもしっかり務めを果たしている精神、
そして、広島のこれから伸びていく将来も尊敬すべき姿だと感じました。
自分とは異なった環境の人たちと接することで、得られることも多くありました。
私は、今後も各校同士の交流の機会や、
分校の近くに行くことがあれば、どんどん参加して、
今の現状に満足せず、私たちが取り入れられるものは取り入れて、
新しい形に変化させていく。
次の全体会議では、また違った取り組みや
成長したところをお互いが見せれるように感じました。

From:森優太(日本大学卒、長崎県出身)@JVU4期生
『慰霊祭』
慰霊祭に参加させて頂いてわいてきたのは、
これから自分はどう生きていくべきかという問いです。
平和運動や脱原発運動をされている方を見て、素通りする自分がいました。
傍観者癖がついて取れなくなっている自分に気づきました。
こんな生き方は望んでないと心は言っていました。
傍観者ではなく、問題を自分事として捉えていく生き方をしていかないといけない。
それが本当の命の使い方だと感じました。
今回の式典は、学校の行事として参加しましたが、
次回は、自主的に参加します。
今回式典に参加させて頂き、大切なものは何なのかを感じさせて頂きました。

『全国会議』
みんな違ってみんないい、という言葉がぴったりな会議だったと感じます。
どこのJVUもそれぞれの良さがあり、学ぶものがたくさんありました。
特にいいなと感じたのは、徳島校のやり方です。
欠席者に対して、参加者が情報を伝えてあげるシステムはいいな、と感じました。
また、みんなで本を回し読みするやり方も絆が深まったり、
一緒に知識を深められていいなと感じました。
徳島校は、一つの理想の学校の形じゃないかなと思います。
生徒が自主的に動き、生徒同士が共に学び合う
風土をもつ徳島校は学びが沢山です。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
・広島平和記念式典
今回私は初めて平和式典に参加した。
今まではテレビのニュースや新聞等でしか見たことがなく、
今回初めて現場に参加したことで、感じることが多々あった。

まず、参加者人数の多さだ。
会場に着くと、あふれんばかりの人がいた。
テレビと違って、実際に参加することによって、
平和や戦争、原爆のことなど、深く考えることができた。
式典に参加している人たちが皆、このことについて考えているのだろうと思うと、
現地に実際に足を運ぶというこ との大切さがわかってくる。
次に、デモである。
原子力発電所反対のデモが行われていた。
私はこのデモについて若干疑問を感じた。
式典は、原爆死没者の冥福と、世界の恒久平和の実現を祈るものであるはずなのに、
その場所で原発反対のデモを行うのは、
式典が原発反対のデモに利用されているように感じ、悲しかった。
私ひとりが戦争や平和について考えても、世界がどうこう変わるものではない。
しかし、ひとりひとり多くの人が考えることで、良い方向に向かうはずである。
私は今回参加して感じたことを周りの人たちに伝えていく。

・JVU全国会議
この全国会議だけではないが、京都研修、回天研修と各校の人たちとともに行動し、
学んだことで、今までは各校と形だけでしか繋がっていないと感じていたのが、
実際に繋がっていて、お互いに切磋琢磨して磨き合う存在なんだと感じることができた。
東京校と違い、各校は週に1回しか活動がないせいか、その日1日を大切に、
積極的に過ごすという姿勢があるということに気付いた。
東京校は週に5日あり、このベンチャー大學での活動が当たり前となり、
忘れがちであるが、ベン大では、通常は経験することのできない
素晴らしい機会が与えられている。
1日1日を全力で学んでいき、積極的に行動しなくてはならない。

From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生




『パール判事の記念碑』

【敗戦・占領に重なった被爆の爪痕】
今回原爆の平和式典に参加させて頂き、広島市長の平和宣言や
子供達の平和への願いの読みあげを聞いた。
日々の暮らしや人々との繋がりが突然絶たれることの恐ろしさや、
被爆は生活の再建で、敗戦・占領下の大変な時代に痛手であったであろうと感じた。
大切な人を無くした悲運に重ねて、他の都市より一層生活の再建でを余儀なくされる。
平和を訴え続ける人を、非常に様々な角度からものを見て感じる機会となった。

【初のJVU全国会議で見えてきたこと】
初のJVU全国会議は、他学校の良さや校風を知れる貴重な機会となった。
最初、自分達の学校の良さを聞かれて、正直はっきり分からなかった。
しかしJVU全体の中でディスカッションをして、私達の良さも悪さも見えてきた。
ベンチマークした方が良いと感じた徳島校では、
講義での学びをどう実践・行動するかを、午後に考える時間を設けていた。
学びを無駄にせず行動に移す事をしている。
また講義に出ていない人に講義内容を教えたり、講師が紹介した本を
お互い教えあい・貸し合うなど、学ぶ姿勢の強さや結束力の強さを感じた。
私達の学校は他学校の模範となるべく、基本的な事(挨拶・礼儀、掃除、日報)も
今以上に大切にし、もっと実践・行動に繋げる活動をしてゆく。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
【平和はわたしたちでつくるもの】
本日は初めて広島平和祈念式典に参列させていただいた。
その中で、「平和の誓い」という
小学生20人が話し合って書いた作文の朗読に感動した。
平和は今を生きる私たちでつくるもの。
まさにその通りである。
過去は決して変えることはできないが、未来は変えられる。
その為には、過去の出来事をしっかりと受け止め、決して繰り返してはならない。
広島に原爆が落とされて67年たった今でも、広島市民のみならず、
日本中、世界中の方々がこうして哀悼の誠を捧げているのはそのために違いない。
今の自分の生活が決して当たり前だと思わず、
相手の立場になって考られる人間になると決意した。

【情報の共有】
初のJVU全国会議。
ベンチャー大學をよりよいものにしていくには、この情報共有が大変重要と感じた。
他校の良い所を取り入れたり、情報を出し合うことにより、
ベンチャー大學をみんなで創り上げていく。
これが可能であるのもベンチャー大學の魅力の一つである。
これまでに足を運んだ場所の共有では、幅広い情報を得ることができた。
実際に足を運んだ人の情報は、本やネットからの情報より説得力が増す。
近くに寄った時にはぜひ他校のお勧め施設に足を運ぶ。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生




『JVU全国会議』

[平和の形はいくつもある]
恥ずかしながら広島の平和式典へは初めて参加しました。
テレビで見た印象は厳かで静かな印象でしたが実際は少し違い驚きました。
原発反対と抗議をする人の姿、野田総理の話が始まると帰る人達。
同じ平和を願う人達でもビジョン、考えは違うという複雑さを垣間見ました。
ただ、共通しているのは『戦争は悲惨だ』という事。
この事実を忘れない為のこの式典は非常に大事だと感じました。

[式典で涙を流し怒りに震えたパール判事]
山近社長がパール判事の記念碑に連れて行って下さった。
時間がある度に現地に一緒に行って紹介、教えて下さる山近社長、本当に嬉しい。
最近特にたくさん案内していただいており、頭が上がりません。
正しい事に本当にまっすぐなパール判事。
裁判自体は負けてしまいましたがその存在が日本にとって救世主のように感じました。
日本を嫌い、日本に関心がない人が多いように感じます。
日本の良さ、素晴らしさを伝えて日本を好きにする事が私は大事だと感じます。
パール判事の話はその事にぴったりで、重要な人だと思います。
他の人にも語り伝えて、記念碑に伝えていきます。

[JVU全国会議]
全校揃っての情報共有、改善の場。
京都合宿で会って以来、初めて知る事も多く、一度じっくり話し会いたかった。
各校、基本は私達東京校と一緒ながらも細かい所は違う部分があった。

・各校から取り入れる事
大阪校はがっつり行く人が多い、ストリートミュージシャンをやるような行動性、
奇抜性を東京校に取り入れる。
熊本校は牛島君がすごく頑張っていた。
熊本校が大好きでどうすればもっと良くなるか食らいつく姿は印象的だった。
愛校心、食らいつきを見習う。
朝礼も朝早い、遅刻が少ないと聴き驚いた、頑張り屋な一面も感じた。
歴史施設へ向かう行動計画書、これを取り入れたいと感じた。
自主的に考え動く時間を東京校の中で作って良いと思う。
徳島校は東京校にはない空気、凄さを感じる。一度見学に行きたい。
株取り引きを学生全員でやっているのは是非やりたい、
実際に自分でやってみれば身につく勢いも早いだろう。
さらに徳島校は実は7人中6人は彼女がいると聴いた。
すごい、東京校に足りない部分だと感じた。
広島校は岡崎社長が手術後にも関わらずかけつけてくれた。
生徒からは河本君をはじめ真面目さを感じた。
歴史施設にも積極的に行っている。この優しさと真面目さを魅力に感じた。

最後に、私は今日が日本ベンチャー大學で過ごす最後の日になります。
その記念すべき日に全国の学生から祝っていただき本当に有り難う御座います!
後輩の勢いを感じ、うかうかしてると、
あっと言う間に追い抜かされるプレッシャー、刺激もいただきました。
社会に出て、ベンチャー大學で学んだ事を実践していきます。
始まったばかり、これからが本番という気持ちです。
今まで皆さん、本当に有り難う御座います。
これからはOBという立場から日本ベンチャー大學を支えていきます。

From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生
【広島平和祈念式典】
広島では、午前は平和祈念式典に出席しました。
式典には、首相や国連事務総長(代理)、世界各国からの出席者がいました。
毎年行われるこの式典には、世界の人々に原爆の被害、
恐ろしさを忘れさせないという、大きな意味があると感じました。
市長の宣言や子供たちの宣言の中で、福島の原発事故についての話がありました。
広島、長崎以後も、核によって多くの被害が出ています。
日本人として、それに関心を持っていかなければならないと思います。
式典後は、山近社長に案内していただき、パール判事の碑を見ました。
パール判事は、日本にとって恩人といえる人物です。
日本人は、このような人がいたということを知らなければならない。
私も、伝えていきます。
式典会場に到着した時、周辺でさまざまな団体が集まっていることに驚きました。
中には、他の団体に対して罵声を浴びせている団体もいました。
そのような団体を、式典に参列する被爆者や遺族の方が見たらどう思うのか。
たとえ正しいことを主張していても、
他の人の思いを無視していてはすべてが無意味です。
反面教師として、自分の行動に注意していきます。

【全国会議】
ザメディアジョン本社で、JVU各校から校長・学生が集まりました。
それぞれの学校の様子や、これまでに学んできたこと、
今後の改善点などについて、話し合いが行われました。
私は、他の分校の活動はあまり知らなかったので、良い機会になりました。
基本的な活動内容はどの学校も近いものですが、
話の中でそれぞれの特色が感じられました。
分校の講義は週1日と、本校に比べれば少なくなっていますが、
情報共有の体制を作っていたり、学生が自主的に行動していたりと、
工夫して運営されていることがわかりました。
自発性や意欲の高さなど、私も見習っていかなければならない
と感じたことが多くありました。
また、学校全体としても、取り入れていきたいことを学びました。
自分とは異なった環境の人と接することで、得られることも多くあります。
今後も各校同士の交流の機会や、分校の近くに行くことがあれば、
参加して、新しい学びを得ます。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

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