東京校の講義レポート

平成23年(2011)【12月16日(金)】 高瀬拓士先生(株式会社日本コンピュータ開発 相談役最高顧問) 『経営問題を考える~日本の経営は間違っている』

2011/12/17
1.日本のために働く
→今の会社は自分たちの利益のために働いている。
会社の本来のミッション(使命)は、日本をもっと良くするためにある。
しかし、そのミッションを忘れて、
会社存続のための利益に集中しすぎる会社が多いそうだ。
もちろん、会社存続のために利益を出し続けることも大切。
利益を出し続けながら、ミッション(使命)を全うする。
このバランスがいかに大切か、そしてどれだけ難しいのかを痛感した。

2.知識じゃなくて何を学ぶか
→本やセミナー、ネットで知識を得ることは
今や簡単な時代になっている。
情報の価値が高まっているためより良い知識を得るために
高額なお金が必要になる時代でもある。
確かに、知識も大切だ。
しかし、知識は使って(アウトプットして成果を出して)なんぼである。
どれだけ知識をインプットするかではなく、
自分は何を学んだか?何を感じたか?が大事。
知識が簡単に得られる時代だからこそ、
感性や自分の意見が大切にされていく。

From:小田和浩(富山大学卒、山口県出身)@JVU3期生
●ないものねだりをしない
日本人の特徴の一つとして、まず欠点を探してしまうところが挙げられます。
多くの人が、一長一短があった場合、一短の方に目が行ってしまい、
そのモノの本当の良さであったり、能力に気付く事が出来ません。
しかし、それはとても勿体ないことだと私は思います。
欠点を探し、ないものねだりをするのではなく、
そのモノの持つ良いところを探し、
それをさらに磨きあげて欠点をカバーすればいいのです。
この意識を常に持ち、私も良いところに目を向けることを心掛けて
生活できるよう、努力をしていきます。

●レッテルは意味がない
もう一つの日本人の特徴に、レッテルやブランドを気にしすぎて、
モノの本質を見れていないことが挙げられます。
就職活動においても、大手企業というレッテルや有名会社というブランドに騙され、
その本当の価値や姿に気付けていない学生が大勢います。
なにも大手会社の全てがダメだという事ではなく、ネームバリューだけで判断し、
中身もろくに知らないまま、
大手かそうでないかに一喜一憂していることに問題があるのです。
レッテルやブランドには意味はない。
この言葉を肝に銘じ、そのモノの本当の価値や、
本質を見抜ける人間に私もなれるよう、日々アンテナを張って生活していきます。

From:前田隆至(大東文化大学卒、埼玉県出身)@JVU3期生
『死は、人生のゴール』
高瀬先生が最初におっしゃったことですが、
死は、客観的に見れば哀しいものであり、怖いものである。
ただ、見方を変えると、死というのは人生の最期、
つまりゴールともとらえられる。
そのゴールに向かうためにも、私達は一生懸命に今を生きる使命がある。
そのためにも、自殺など他の人を特に悲しませる終わり方をしてはいけない。
わが人生に悔いなしと言えるような人生を歩んでいきたい。

『豊かになりすぎた社会』
昔はモノはなかったけど、心は豊かだった。
ただ、今はモノであふれ、簡単に何でも手に入る。
→モノはたくさんあるけど、心は貧乏。
これは、今の時代のものに、価値がなくなってしまったからだ。
モノがないほど、それが貴重になり、
大切にしようとすることに対し、モノで溢れるほど、
ワクワクを感じず、粗末にする。
現代人は、この気持ちを忘れている。
もはやあって当たり前のようにも感じるのが現状だろう。
何でも手に入る現代に感謝をし、モノも心も豊かにしていく。

From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生


1.お金というもの
日本の企業は儲ける為の仕事が増えてきてしまっている。
それ自体は悪い事では無いと思う、
しかしそれですべてのサービスも金のためになってしまうのでは違うのではないかと感じました。
良い接客をするのは、リピート率を高め、お金を儲けるため。
こうなってしまっては元も子もない。
今日のお話でも、障害者の雇用をしているとして、
良い会社に選ばれたような会社でも、
その方々への給料は最低賃金レベルだった。
というような事例もある。
何のために、誰の為に、そのお金を使うのか、儲けるのか。
しっかりと考えて、そのお金をより役に立つことに
使っていかなければいけないのだと知りました。
儲けるためだけはNG、しっかりとした理由、
使い道を考えたお金の運用をしっかりと考えなければいけないと感じました。

2.ベンチャー企業
日本人はどんなに良い物でも、実績のあるアイテムや人物に惹かれてしまう。
ベンチャー企業がどんなに良いシステムを考えてもそれはイイネで終わってしまうのだ。
それは日本の国民性であり、
リスクをとらないという仕方ない発想なのだと教えていただきました。
逆に大企業が使っている、という言葉はとても大きなブランドになる。
とても良い発想でベンチャーなモノ、普通の発想だが大企業が使ってるモノ。
この2つが提示されたとき、日本人は後者を選んでしまうのだ。
これはとても勿体無いと感じました。良い物が埋もれて、
もしかしたら出てこなくなってしまったものもあるのではないか、と思います。
そんな日本でベンチャー企業はどうやって出て行くべきか。
それは、本当にその会社、個人に必要なものを提示できるかどうか、
もしくは米国などに持ち込み名声を得るか。
この2つが一番いいのかと感じました。
国民性が変わるわけはない、どうやったらいいか、
何が必要なのか、しっかり考えて起業につなげなければいけないと感じました。

From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@JVU3期生

この記事にコメントする

名前必須
メールアドレス
表示はありません。連絡が必要な場合のみ入力してください。
タイトル必須
コメント必須
添付画像
カテゴリ
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
最新エントリ
最新コメント
ブログリスト
授業 時間割 | 東京校ブログ | 大学生・既卒生の就活・起業支援や人間力を鍛える志塾、JVU・日本ベンチャー大學
授業 時間割 | 東京校ブログ | 大学生・既卒生の就活・起業支援や人間力を鍛える志塾、JVU・日本ベンチャー大學
授業 時間割 | 東京校ブログ | 大学生・既卒生の就活・起業支援や人間力を鍛える志塾、JVU・日本ベンチャー大學
授業 時間割 | 東京校ブログ | 大学生・既卒生の就活・起業支援や人間力を鍛える志塾、JVU・日本ベンチャー大學