平成26年(2014)【1月23日(木)】 サクラスタジオ掃除

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●1日の流れ
9:00 サクラスタジオ集合、朝礼
9:15 新聞アウトプット
・1面 シニアが拓く
・11面 ネットと融合 成長維持
・6面 韓国 クレジット情報大量流出
10:30 サクラスタジオ掃除開始
12:30 終礼
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●サクラスタジオの掃除
普段からきれいにしてあり、
あまり目立った汚れは無かったが、
壁や細かい汚れ等出来るだけ掃除をさせていただいた。
2時間ほどだったが、予想よりも遥かに汚れがあり、
目には見えにくくとも
こうして徹底的に行なう事で見えてくる事もある。
毎年使わせていただいているので、
先輩達がやってくれたように、
自分も次の世代に向けての行動に
もう少しで卒業だということを意識しました。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●いま再びの感謝の掃除
前回掃除していただいたのは4月だった。
入学まもない頃にサクラスタジオ感謝の掃除をさせてただいたが、
この日にも久しぶりに掃除をさせていただいた。
綺麗なスタジオだったが、窓の隙間など、汚れはまた見つかった。
前回も同じ場所をやった記憶がある。
時間が経つと埃がたまる。
塵はつもる。
汚れはできる。
それらはしっかり掃除をしていても、たとえばその、窓の隙間の
奥まったところなどにそのまま蓄積されていく。
気づかないところではない。
だからこそ私たちの掃除の価値があるのだろう。
感謝していただけるだろうか。
感謝していただけるまで、やる必要があると思う。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●サクラスタジオ掃除
先日講義をさせていただいたお礼に
サクラスタジオの掃除を行う。
そもそもがとてもきれいなスタジオなので
そこまで大それた掃除は必要ないが
窓枠の汚れやよく見ると床にも汚れがあり
雑巾がけを行う。
奇麗に見えてもよく目を凝らせば
磨いて落ちる汚れは意外とあった。
残り1時間くらいを残し
もう掃除するところもないだろうと思ったが
そこでやめてはお礼にならないと感じ、
さらに掃除すべきところを探すと
壁に汚れがあることに気付いた。
なんとなく落ちない汚れのように見え
見て見ぬふりをしていたが
磨いてみると落ちる汚れであることが分かった。
自分で勝手に終了を決めるのではなく
終了の時間までは何が何でも掃除する、
というような気持ちを持つことで
普段では気づかない部分や
行き届かないところまで
掃除ができるのだと感じた。
From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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●気付き
・新聞アウトプット
シニアについての記事を議論した際に海外で活躍されている
シニアの方による技術流出が問題になっていることを知った。
定年後の方が自己実現などをするために海外へ出て行き、
現地をよくすると言う話はたびたび聞いていたが、
それが技術流出になっているとは微塵も思っていなかった。
ただ良いことしているな、くらいしか思っていなかった。
もっと多面的に物事を見なければならない。
新聞を読む時、実際に 書かれている一面以外にどんな面があるのか考える。
・サクラスタジオ清掃
先日講義で使わせていただいたサクラスタジオを清掃した。
数日またいででも感謝の気持ちを形で表す実践をした。
サクラスタジオは見たところすごく綺麗で、掃除のしがいも
あまりないと思っていた。
掃除を実際に行ってみると、見えないところで汚れているところがあった。
普通にすごして掃除する分には気にもかけないような電気の上や、
壁などまでやってみると想像以上に時間がかかり、
結局2時間ほど掃除をしていた。
やるところがあまりないなど決めつけずに一生懸命やることを探すと、
思った以上に見つかるものだと感じた。
とにかく何か手をつけること、そしてそこからやれることを探すこと、
これは掃除以外にも応用できそうだ。
From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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平成26年(2014)【1月22日(水)】 HR(事業創造ブラッシュアップ、発送学)
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●1日の流れ
09:00 朝礼
09:10 松陰神社参拝
9:25 掃除
09:30 新聞アウトプット
「電子マネー」今後の展開
「理系人材、産学で育成」理系の人材育成が進む
「ゲーム大手中南米攻略」娯楽がこれから需要が増えて行くのではないか
10:50 昼休憩
12:00 事務局田中さんによる事業創造のブラッシュアップ
●8分間のプレゼン
・高岸「放置自転車ビジネス」
→なぜやりたいか、社会でどう役に立つか?などをもう少し考える。
・牛島「ワークショット」→どんな形にするかを決める。
松本さんに頼み実際に撮影してみる。
・佐藤「芸術家向けシェアハウス」→廃校などを見に行き、資金が溜まれば、すぐにでもできるように準備する。
クラウドファインディングも視野に含める。
・大森「塾の経営」→とんがった経営方針を考える。
14:00 発送作業サポート
15:00 掃除、終礼
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●進む方向
事業創造のアドバイスを田中さんに頂き、進めていく方向が定まった。
やりたいことは決まっているのだが、どのように良くしたらいいか
分からず、行き詰まっていた。
その様なときに田中さんに、状況打開のご指導をいただいた。
自分がどれだけ堅い頭で考えていたかがわかる。
もっと広い視野を持たなければならない。
まずはアドバイスをいただいた通りに進めていく。
その上で、機会ある度に、色々な人に意見を聞いてみる。
事業創造を常に頭の隅に置いておく必要があるだろう。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●事業創造by田中さん
今まで事業創造の講義では
鳥越先生のアドバイスが主だったが
講義としての時間をとって田中さんからご指摘をいただけたことは、
違った視点や違った意見があり勉強になった。
今までの事業創造で当たり前のように受け入れていたことも
田中さんから新しく質問や指摘をされることで
実現するのが難しいことや非現実的なことに
気づかされる部分も多かった。
色々な人からの意見を聴くことが
いかに効果的かよくわかった。
自分の事業創造についても
鳥越先生以上にはっきりとダメ出しをして頂いたので
自分の事業創造がいかにダメかを自覚することができた。
改めて時間を作り、頂いたアドバイスをもとに
事業創造を見直して卒業に向けて取り組む。
From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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●事業創造のブラシュアップ
何ヶ月も続けて来た事業計画のブラッシュアップは
何度も聞いている人より、初めて聞く人に話す事で、
よりどこが足りていないかが明確になった。
何のために、なぜこれをやるのか?という
思いの部分が自分はしっかりと描けていなかった事が
ぼんやりとした物になってしまっている一因だと
ご指摘を頂きました。その部分を今月中に詰めて行きます。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●新聞アウトプット
電子マネーについての記事で、WAONやnanacoが、想像以上に
利用されていて驚いた。
小銭がいらず、普通の買い物でポイントがたまるという面で
お得で便利だが、ここまで広がっているとは思っておらず、
今の社会についていけていないのだなと感じた。
これからビジネスの世界に身を置くので、身の回りをもっと
しっかり見て、感覚を掴む。
また、電子マネーの決済が日本独自ということも初めて知った。
これから アジア展開等も考えられるということだが、
治安が整ってからしか普及はしないのかなと思う。
改めて何も知らないことを知ったので、もっと勉強する。
●田中さんの事業創造
自分の事業を発表し、ほぼ初めて内容を聴いた田中さんにアドバイスを頂いた。
これまで私は、初めて自分の案を聞いて貰う人の前では
満足に紹介できたことがなかったので難しかった。
自分が考えた事業を人に話す機会はこれからも多々あると思うので、
改めて初めて話す人に理解していただくために
伝えなくてはならないポイントを整理する。
今回「自分がサービスを受ける側になって考えろ」というアドバイスを頂いた。
実際、サービスを受ける側になって考えると大きな欠点があった。
そのポイントを改善する策を考え、より良い事業計画を立てる。
From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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平成26年(2014)【1月21日(火)】 事業創造/鳥越昇一郎先生(マーケティングウィング鳥越事務所 代表)
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●1日の流れ
9:00 朝礼、掃除
9:40 新聞アウトプット
11面 コンビニ売上高1.1%減
・議論、鳥越先生による総括
10:30 鳥越昇一郎先生による「事業創造」講義
・事業創造とは
・事業を始める理由
自由裁量
自己表現
生涯自由
独自能力
収入コントロール
→自由・自己表現のため、自分が大切
・自分の個性を活かす
高校生の事業コンクール、紹介
・知られている技術を事業化している。
・既存のものでもひねりを加えれば事業に顧客価値はお客様満足
→顧客価値創造
11:30 昼食
12:30 5期生、事業発表 ①佐藤 ②牛島 ③大森 ④高岸
・発表 10分
・学生アドバイス、鳥越先生、ライター永野久美さんアドバイス 20分
16:00 総括
・永野久美さんによる感想
・事務局総括
・鳥越昇一郎先生総括
16:20 終礼、解散
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●新聞アウトプット
新聞を見るとき、そこに書いてあるのは
断片的な情報だという浮ことを意識する。
構造的にどうなっているのかを考え、
初めて真の意味が分かってくる。
書かれている事はどこからの目線で
書かれた物なのかを行き来して読んで行きます。
●事業創造
今回のお話で一番刺激的だったことは、
高校生の事業計画を知れたことだ。
自由な発想で面白く、
今にでもできそうなくらいなものだった。
特に面白いとおもったことは、空気清浄をする花だ。
これなら、オフィスに置いくことも提案できるし、場所も取らない。
知られていないものを、見つけ提供することも
事業創造なのだと気がついた。
自分の事業創造も新しいことを考えるだけでなく、
昔からあることと結びつけて考えて行きます。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●新聞アウトプット
コンビニの既存店舗の売り上げが落ちているという記事について議論した。
その中で、私たちは新聞に載っている情報のみ使って議論したが、
鳥越先生からコンビニの市場について話をしていただいた。
するとコンビニの売り上げが小売業の売り上げ全体の15%を占めていたり、
1年間に全ての国民が120回来ているという計算になったり、
コンビニという市場はとんでもなく大きいのだなと改めて実感した。
また、コンビニは定義そのものが顧客満足になっているということで、
ビジネスの勉強の上でも面白い教材だなと感じた。
改めて、コンビニと言う事業について調べて勉強する。
●事業創造
高校生の事業創造を聴いてみて、自分よりもはるかに年下の子たちが
すごくしっかりとした事業を作っていて、動き出している人もいる、
ということに衝撃を受けた。
年齢が若くても、知識、経験が足りなくても動き出してみることが大事だと
改めて学んだ。
その後、自分の事業を発表し、アドバイスを頂いた。
自分なりに考えたつもりだったが、自分の想像以上に色々な展開が考えられて、
ターゲットも戦略も多くのアドバイスを頂いた。
まだ考えが足りないということと、自分が考えた事業にもう少し
夢と自信をもっていいということを学んだ。
改めて自分の事業を通して何が一番したいのかを考え、形にする。
From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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平成26年(2014)【1月18日(土)】 人生のイニシエーション-矛盾-/濱口晴彦先生(早稲田大学名誉教授)
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●1日の流れ
09:00 朝礼、掃除
09:35 新聞アウトプット
13面 SNS「終活」のススメ
SNSに限らず、終活でどんなビジネスチャンスがあるか議論した。
9面 ユニクロ「世界共通」転換
ユニクロが欧州で赤字とからもがいているという議論をしていた。
欧州からすると、日本の服などイメージの面で売れない。
例えば私たちが中国製や韓国製の食品に対して抱くイメージのようなものとのこと。
赤字ではあるが、それは投資であり、ユニクロはとても大きな挑戦をしている。
11:15 昼休憩
12:00 芋販売
13:30 濱口先生による講義
・矛盾ということについて
・矛盾を解決することをアウフヘーベン
・近代以前、社会というものはなく、公と私のみという構造
・昔「働く」ことは「使命」だった。
・今は何か行動することは、必要不可欠な行動である「work」と、そうではない「labor」の二種類がある。
・「使命」だった「働く」ことが「labor」になってきた。
・「社会」とは人々がテーブルを挟んで向かい合っている状態のこと
15:15 掃除、終礼
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●まだ掴めていない
私たちがまだ掴めていない感覚を、局長が教えてくださる。
ユニクロが欧米での売り上げ不振に、それぞれの国向けの商品を
開発する、という記事を扱ったが、
日本人が海外に打って出るときの基本的な背景が掴めていない、という
ご指摘を受けた。
日本の技術力は各国で認められているが、ファッションでは欧米の方が格上だ。
アジアの中でカリスマのような存在の日本でも、ヨーロッパに出ると
常にまだ格下のイメージが伴う。
私たちがアジア製の商品をどう思うか?という例を挙げて教えてくださった。
他にも、新聞記事の赤字・黒字には振り回されない、まだまだ人間社会には
サラブレッドの人や根回しが大きな役割を果たしている、などの話をしてくださった。
本などで学ぶことも大事だが、このような感覚を教えていただけることは本当にありがたい。
これからも貪欲に身につけていく。
●現代人の人生と矛盾
「近代以降、私たちは大きな矛盾を選択しなくてはならなくなった。
選択は苦痛を伴う」という。
濱口晴彦先生に、公・私・社会という三つの構図となった近代以降の、
それゆえ生まれた矛盾について講義していただいた。
近代以前、社会というものはなく、公と私のみという構造だった。
先生のおっしゃる社会というのは、公と完全に切り離された、
いわゆる自由な社会という意味だ。
私たちの生活の根幹となっているのは「働く」ということであるが、
かつては「働く」ことは「使命(calling)」だった。
何か行動することは、必要不可欠な行動である「work」と、
そうではない「labor」の二種類があり、近代になって
社会が形成されたことで、「calling」だった「働く」ことが
「labor」になってきたという。
それが近代の不幸だと先生はおっしゃっていた。
社会が形成されるまでの近代の以前の人々にとって「働く」ということが
どういうことか、考えたことはなかった。
自由な社会となった幸福の裏には、laborと対峙しなければならなく
なった不幸が潜んでいた。
今、「働く」を直前に控えている私たちが心得ておくことは大切だと感じた。
また、「社会」とは人々がテーブルを挟んで向かい合っている状態の
ことだ、というお話があった。
私は松下村塾の講義風景を思い浮かべた。
議論するために向かい合っている配置。
それは現代社会の縮図だったのではないだろうか。
先生は、創造的に生きていると矛盾に直面せざるを得ないとおっしゃっていた。
人間しか、人生について考えることはしないという。
現代の人生と向き合う上で矛盾は不可避だ。
改めて、現代社会、矛盾、人生について考えていきたいと思った。
私にとってのworkで追求していく。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●感覚を掴めていない…ブランドイメージは先行する
ユニクロが欧米に出店し殴り込みに出るという記事を議論したが、
日本人にも、今だにアジアを下に見ている所があるのは事実。
アジアと提携よりヨーロッパと提携の方がよく聞こえるし、
パソコンはアジア製品よりヨーロッパ製品の方が価値を感じてしまう。
「だから、ユニクロが欧米へ行ったとき、未だに日本のファッションは下に
見られてるんだ」と言われたとき、そんな事は全く想像が付かなかった
自分が恥ずかしかった。ユニクロさんだから何とかなるのではないか?という考えでいた。
全て、歴史だ。
そこから作られたイメージだ。
歴史の勉強とか、そこから来る各国の日本への見方をもっと勉強しなければならない。
●選挙は利権争いである。
若者には政治教育をあえてさせない。
既得権益に気付く若者を増やさないため、というお話は衝撃だった。
●民間企業は政治へ強い影響力を持つ
間違いなく、国における民間会社の持つ役割は大きいと私も言われて感じる。
「松下幸之助が政治家をやると言ったら、皆、投票するでしょ?」と
例え話をして下さった。確かに私も信頼して投票するだろう。
人間のイメージなのだが、経済界でうまくやった人間は、国の運営も
同じように上手くしてくれるだろう、と人々は考える。
それだけ経済の力は、政治に影響を及ぼせる位、大きくなった。
●人生はコントロールしてゆくもの
人生の矛盾を、アウフヘーベン(日本語:止揚)してゆく事について講義頂いた。
"矛盾の止揚"とは議論の仕方で、2つの矛盾した主張があったら、
議論を通じると全体像が見えてきて、食い違う2つの主張を合わせた
1つの事実が結論として出てくる事を言うそうだ。
人は生きていく限り様々な矛盾に会い、うまく問題解決して乗り越える。
私の解釈が入るかもしれないが、
1例として仕事をしたい、でも遊びたいという2つの矛盾する欲求があったときに、
どちらか1つを犠牲にせずに、2つをうまく実行する1つの答えを出して
生活を組み立てるとかが、矛盾の止揚ではなかろうか。妥協ではなく、
矛盾を止揚する人生を歩む様心掛けてゆきたい。
●正義と社会
濱口先生は「正義が行われづらい社会になった」と言われる。
近代は、人として正しい仕事を行なおうとすると、そちらより
社会に受け入れられる、つまり富を生む仕事が優先される。
仕事は元々喜びだったのだが、会社が出てきた事によって、
仕事はlabor(=苦痛を伴う労働)とwork(仕事)、あとaction(活動)の3つに
分かれたという(ハンナ・アーレント、ドイツの思想家)。これは
「活動的生活」という言葉に関する定義だそうだ。
"儲けを考えない、だが必要だと、自分の考えを持って
動いた仕事(根底に「義」あり)"を、例えばworkというそうだ。
古代ローマ時代などの、社会の成り立ちについても教えて頂けた。
「公」と「私」の2つの矛盾があったとき、かつて近代化する
前の時代はこうだ。仕事は、lavor(労働)とwork(仕事)に分かれていた。
私を家と考えると、富を作るのは労働者の役割。そして家主のみが
富を使い、公の代表として出ていける。つまり公に関われるのは
ごく一部の人間で、一部の権力者のみが作る国だ。
かつて古代は、その様な公の為に動けるのは金を持っている人
だけだった。だが今は違う。
また現代の私達は「lavorよりworkの割合を増やさなければならない」と
濱口先生はおっしゃっている。
公的な力もかつてより弱まり、働く幅も大分広がってきた。
利を得る事柄もして、そして公の為に自分の考え動く「仕事」を
どう増やすかという矛盾の止揚を行ない、自由な発想で
義士の様に義を行なえる人間を目指していく。
From:小林諒也@東京校4期生・実行生(北海道出身・公立はこだて未来大学院卒)
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平成26年(2014)【1月17日(金)】 皇居周辺ジョギング(山近義幸理事長代行)、 女子プロレス学 /中島安里紗先生(女子プロレスラー)

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●1日の流れ
6:00 ホテルグランドパレス集合
6:15 ジョギング開始
昭和館、靖国神社についてベン大生が説明、山近社長が補足してくださる。
靖國神社の周りには資料館が多くある。
6:30 ラジオ体操
6:45 彌生慰霊堂
山近社長に解説していただく。
警察官や消防士の方が入られているそうだ。
7:00 皇居周辺ジョギング
走る前に山近社長より皇居の中に入れること、東京の一等地に
これだけ大きく作っていて誰も文句を言わないことからも
日本における皇族についての説明をしていただく。
東条英機暗殺計画という本を通し、高木惣吉さんという方の紹介をしていただく。
8:00 ジョギング終了、移動
11:00 サクラスタジオ到着
11:30 中島安里紗選手の講義
ご家族についてや、プロレスの世界に入られたきっかけなどを話していただく。
12:00 お昼休憩
13:30 新聞アウトプット
2面 「グーグル、スマホから車へ」
今後車業界にどのような戦略で攻めていくのか、車業界は受け入れるのかなど議論
9面 「ブランド消費 中国異変」
中国のブランド戦略を通してブランドについて議論した。
1面 「アジア、投資規制緩和」
規制緩和による影響、為替が上がるかどうか議論した。
14:30 終礼
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●ジョギング
早朝は気持ちがいい。
日本の最も重要な、中心とも言える、東京の皇居周辺。
山近理事長に案内していただきながらマラソンをすることができた。
皇居の中には実は入ることができるということや、皇居の植物は外のものと
エネルギーが全く違うなど、多くのことを教えていただき、贅沢な時間を
過ごすことができた。
皇居で走ることは今はブームになっているが、私の父親も昔毎日走っていたらしい。
一度は同じ景色を見てみたいと思っていたので、今回のような機会を
いただいて、本当に感謝しています。
●ライブ感
女子プロレスラーの中島安里紗さんの対談形式の授業に参加させていただいた。
本などで、対談の文章はよくある。
しかし実際の生の場、その場でしか感じられないことがあると思う。
その場でしか聞けない内容もあるだろう。
中島さんは壮絶な人生を経験されていて、苦難の道を歩んで、
今のスポットライトが当たる立場にある。
幼い頃から憧れていたプロレスラーにジュニア時代からなったが、
自立したいために一度引退したというお話が印象に残った。
20歳に自立のために引退。
それほど強い二十歳がどれほどいるのだろうか。
それから数年はケータイショップで社会人経験をし、それから大変な訓練を経て復帰。
今に至る人生のお話を聞くと、現在の栄光の立ち位置が至極当然に思える。
栄光にはそれなりの道がある。
私も見習っていく。
また、山近理事長のインタビューに圧倒された。
引き込まれる面白さやストーリーを作っていて、ときには気が引き締まるような
緊張感のある場にしていたりと、本当に凄い質問力だった。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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●皇居周辺ジョギング
朝早くから集まり、
ラジオ体操をしマラソンを行う。
肌寒いが、走っている内に
少しずつ体が温かくなり
気持ち良い朝を迎えることができた。
また走っているうちに股関節に痛みを感じ、
運動を不足を自覚した。
皇居の周りには様々な人が居る事が分かった。
山近社長も、中條先生と知り合ったのは、
ウォーキング最中に接触したと聞いている。
新しい出会いやきっかけを求め、
ウォーキングを始めるのも良いと思う。
●中島安里紗さんの講義
わずか25歳でチャンピオンとなり、
その試合には、他の人とは違った迫力があると聞く。
インタビューを聞いている中で、印象に残ったのは
過去の重さと語る口調の軽さだ。
なぜそんな風に話せるのか。
それは、自分の中で区切りをつけているからだと私は感じた。
どんな過去も受け入れ、前に進む力にしている。
中島安里紗さんには3年間の空白期間がある。
一度は舞台から去り、その後に見事に帰り咲いている。
その強さは、自分の向上心もあるのだろうが、
ライバルに恵まれているということもあるのだと思う。
これらの事から、一抹の人物になろうと考えるならば、
自身の過去を受け入れ進む力にする事、
自分を全力でぶつける事が出来るライバルを作る事、
その上で自分を磨いて行く事が必要な事なのだと感じた。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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●皇居周辺ジョギング
自分の体力の低下を思い知らされた。
ベン大では体育の講義はほとんどないだけに
自分でその時間を確保しなくてはいけないと感じた。
●中島安里紗選手講義
四谷サクラスタジオにて
女子プロレスラー中島安里紗選手の
インタビューに同席させていただいた。
以前試合を見て強烈に印象に残っていた選手なので
とても貴重な場で緊張した。
最初に印象に残った言葉は
「プロレス業界には闘争心だけで入ったので・・・」
と、さりげない言い方で言った言葉だった。
子どものころの家庭環境も壮絶で
強烈な人生を歩まれたようだ。
その歩みが今の情熱的な性格を培ったのだろう。
また一度引退し、働いてから復帰したという経験は
他の選手からの厳しい視線にもつながったかもしれないが
一層強くならなくてはいけない立場となったのではないかと感じた。
休憩時間には質問もさせていただけた。
どのような時に一番熱くなるかを聴くと、
試合の時は常に熱くなるとのことだった。
どんなに緊張していても入場の曲とともに
気持ちが切り替わるとのことで、
やはり度胸のある方だと感じた。
お話を聴いていると、怖いものなんてなさそうだったので
怖いものがあるか聞いてみると、やはりないとのことだった。
それでも過去に一度だけ怖いと感じる選手にもあたったことがあるとのことだが
思い出してもその一度だけのようだったので、
本当に怖いもの知らずなのだと感じた。
終始思ったことは口に出す方で
正直であり、過激にも感じたが
それができるのも度胸と、自信があるからなのだろう。
過去に他のプロレスの選手からも感じたが
本当に強い人は何も隠す必要がないのだと感じた。
From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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●女子プロレス学
中島安里紗さんのお話を伺いました。
感情を素直に表現する方でした。
「先輩は全員ライバル!」
「団体を私が盛り上げる!」
など、聞いていて気持ちいいです。
言いたい事を言うだけでなく、中島さんは、言った事を
形に変えるすさまじい努力をされます。だから、24歳の若さで
チャンピオンになれたのだと感じます。
中島さんが、「プレッシャーは大好き」とおっしゃられていたのが印象的でした。
安定ではなくて、常に上を見て成長・改善を目指されているからこその
発言だと感じました。仕事においてもこの考え方は重要で、
リーダーは特に必要です。安定を目指すようになったら、リーダーを下りるべきです。
From:井浪康晴@東京校4期生・実行生(京都府出身・鳥取大学卒)
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●皇居前にて
高木惣吉という熊本県のヒーローを、皇居前で山近社長に教えて頂いた
(社長の最近のブームになっている)。
海軍で米内光政や山本五十六の元で働き、反戦の立場で陸軍や天皇に意見を
言った方だそうだ。
当時、陸軍と海軍の間で争いがある中、反対意見を言うのは大変勇気のいることだ。
今の時代に、間違っていて皆が口を閉ざしている事には、
自ら進んで口を出す立場にならなければならない。
●皇居周辺ジョギング
走ると思っていたより長かった。外周は4.1kmほどある。
山近社長は「東京のど真ん中に、これだけの敷地を許す国は他に無い」と
言われていたが、確かにその通りだ。天皇の偉大さを感じる。
また皇居は、ここを中心として、周辺にシャワー室の貸し出しなどビジネスも
発生している面白い場所だ。
私は運動は嫌いだが、絶対歩かないと決めて外周を走った。運動不足なので
本当にきつかった。
スポーツ選手は、どれだけプロになってもランニングをする。
ランニングを行うといった、基礎的なトレーニングを、仕事においても
疎かにしないことが大切だと感じた。
●中島安里紗先生講義、強さの秘密
落ち着いて見える中に、闘争心や努力に裏打ちされた自信の様なものを感じた。
中島先生は16歳の時に業界入りし、そこからJWPの無差別級王者に勝ち上がられる。
若くして上下関係が厳しい社会に入られた事もありしっかりされていた。
また先輩レスラーについては、「上は倒すべき存在ですから」とはっきりおっしゃられた。
倒す「べき」だと、言い切れる所が
見た目と違い闘争心むき出しで驚いた。
私も中島先生の目標意識の強さを見習ってゆく。
また中島先生は、「環境を整えたい、団体は今落ち着く時期なので、私が
頑張らないといけない」とおっしゃっていた。
団体のあり方、お客様への演出を考える経営者としての一面もあった。
力を持った方は、その方の振る舞いで所属する団体の運命を左右する位、影響力を持つと思う。
経営者的目線、責任感があるからこそ、中島安里紗先生の強さがあるのだなと感じた。
From:小林諒也@東京校4期生・実行生(北海道出身・公立はこだて未来大学院卒)
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