【7月25日(月)】京都研修1日目
【7月13日(土)】宮城能彦先生(沖縄大学 人文学部教授)『沖縄学』
■ゆとりに観点別評価
私達の世代はゆとり教育真っ只中で、最も学力が低いといわれた世代でした。
さらに、テストの点数評価ではなく、観点別評価、
つまり日ごろの行いや提出物などでも
学校の成績が変わってくるのが当たり前という感じでした。
ゆとり教育はよくなかったと、私も思っていたが、
この観点別評価は本当に当たり前のようなことで、私も提出などで点数を稼いでいた時代もありました。
これらは当たり前になってしまっていて、何が悪いのか私は良くわかっていませんでした。
しかし、今日のお話を訊いて、
日本の教育というものはもっと真剣に考えないといけないのだと気づきました。
勉強も答えを知るのではなく、答えを知る方法、学ぶ方法がわからないから、
何がわからないのかわからない、といった子どもが増えてしまっているのだと、今日の話から感じました。
私としては、日本の教育には実践が足りないと考えています。
英語にしても、もっと話すことを重視しないと、
文法を詰め込み作業したところで、得るものは少ないと常に感じています。
日本人は実力はあるが、その教育システムは本当にいいのか、微妙なところだと思います。
もっと好きな教科を出来るような方向の個性を伸ばしていければ、
より発展した国になるのではないかと私は考えています。
日本ベンチャー大學3期生 本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)
宮城先生は前回の講義を振り返って
「こんなに沖縄の事を知らないとは思わなかった」とおっしゃられ、本日の講義がスタート。
今回は沖縄に米軍基地が残る場合を想定した話を展開していただいた。
今回の学びは質疑応答で量産だった。
全ては、「近代国家とは何か」を考えることから始まる・・・
■経済引き算(笑)
印象的な話は沢山出てきたが、あえて印象的だったのは、
(沖縄経済)-(米軍基地による経済)=(鳥取並みの経済でしょ?)の数式を提唱し、
「適正な人口であれば、沖縄で餓死する人は出ない」という主張のイメージのしやすさだった。
米軍基地の長期的な特需から発生した豊かな生活を求め、
県外から来た人が多い地域もあるので、それが本来の人口に戻れば大丈夫、という意味に私は捉えた。
■今の日本は奇跡的なくらい平和で豊かで安全
今の日本の状況は今までの世界の歴史から考えて、
異常なくらい平和な国であることをまず認識しなくてはならない。
兵役が無い、飢えて死ぬ確率は極めて低い、文化も維持されている、言論の自由もある。
それがほぼ当たり前のような国が、今の日本なのだ。
Twitterでもそれを諭すツイートが流れたこともあって、
その考え方には以前から納得できていたのだが、やはりその考えを全国に伝えていくことが大切だ。
■外人を殺さない国家、それが日本
憲法9条と安保理の組み合わせによって、
自衛隊が外国人を殺害することなく、なんとか社会的に役割を果たしてきている。
その中で憲法9条があるから他の国の人に信頼されているのではないか、という意見に共感するところがあった。
この両方あるからこそ、戦争支援であっても戦うことなく、見守るだけで役割を果たしてきた。
そういう解釈もあるんだ、という新しい視野に気づかせていただいた。
■基本、会議の場ではどうあるべきか?
より優れた解に素早くたどり着いた方が良い。
反対の主張をしていても、相手の内容が優れていると判断した場合、
それらを吸収して自分の意見にするのも必要な事である。
ころころ変わる主張も困りものだが、それだけを聞くと大概の人がしっくりくると思う。
しかし、今の話し合いの場というのは、自分間違いに気付いたとしても、
様々な理由から主張をつき通さなければならない場所と勘違いされている事を指摘している。
意見の変化をすることが難しい状況になっているのだ。
私はこの話から「会議は説得力のある最適解を皆で探す場所」だと感じた。
「何のために」を正確に定める事が大切であり、目的が緩いほど解はブレるのだ。
話し合いの場において求める解の重要度が高いほど、目的の設定に時間を割くべきである。
だからこそ、立論における言葉の定義の論争が高度なディベートでは重要になりうるのだ。
日本ベンチャー大學3期生 関力仁(鳥取大学卒、鳥取県出身)
【7月22日(金)】倉千鶴先生(フィニッシングスクール美プロデュース 代表)『リアル経営学&恋愛学』
2011/07/22 19:51:37
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■臨場感を伝えるプレゼン
本日は自分の記憶に残っているエピソードを
5歳刻みでプレゼンテーションさせてもらいました。
聴き手の飽きないプレゼンをするためには、臨場感を伝えること、
楽しさを伝えることが求められてくるのだと、本日の講義を通じて私は感じました。
この2つをより伝えるには、実際に体験したことを話すこと、
そして自分が楽しみながらプレゼンをすることが挙げられるのだと思います。
やはり自分自身が実際に体験したことではないと、
いまいち臨場感は伝えられないですし、自分が楽しんでプレゼンしていなければ、
聴き手を楽しませることなど絶対に出来ないのです。
この講義を通し、やはり日々を楽しむこと、
そしていろいろな経験を重ねることが改めて大切なのだと気付かされました。
日本ベンチャー大學3期生 前田隆至(大東文化大学卒、埼玉県出身)
1.コンプレックスとパーソナリティ
5年刻みで自分の昔を思い出していると、
人見知りで初めての人とはまったく話せなかった過去の自分を思い出し、
今の自分は、過去の自分からみたら、かなり良い方向に成長できたのではないかな?と分析できました。
話すこと自体は昔から好きだったが、どうしても初対面で人と話すことが苦手だった私が、
今では介護という人に関わる道を目指している。
こうやって過去から考えていくと、努力して初対面の人と話せるようになっていけるようになるたびに、
苦手という考えより、もっと試したい、と思うようになっていったのを覚えています。
苦手意識から夢が出来たり、考えが大きく変わることがあるのだと、今日改めて気づくことができました。
過去は、良い事も、悪い事も、すべて自分の糧になっているのだと、
今後もその気持ちを忘れず、自分の夢を追いかけていきます。
2.学校の自由度
本日はみんなの過去も訊くことができたのですが、
その中で「よく授業をサボって遊んでいた」や
「休み時間が過ぎても普通に遊んでいた」という話があり、とてもびっくりしました。
そんなことしていて、怒られない学校があるのか!?と感じたのが正直な一番の感想でした。
私が通っていた学校でも、生徒が学校を抜け出した、なんて話はありましたが、
そのときはクラスを挙げて学校中を探したりして、とても大変だったのを今でも覚えています。
なのでなおさら、毎日の事のようにこんな話がでたことにびっくりしました。
小さなことですが、自分の周りの事だけが当たり前になってしまっているな、と
自分の考え方を見直すきっかけにもなりました。
また、みんなのスピーチも本当にあった楽しい、辛い記憶をはなしてくれたので、どの話も楽しかった。
笑顔でやるスピーチはこんなに楽しく聞けるのかと改めて感じることができる場でした。
自分で話す際にも、スピーチでの雰囲気作りや時間の管理、
リアルな内容というのはもっと意識してやっていけば、
より良くなってくると感じたので、しっかりと意識し挑戦をしていきます。
日本ベンチャー大學3期生 本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)
【7月21日(木)】村上博志先生(株式会社IZAKO 代表取締役)『リアル経営学』&早朝ベクトル勉強会
2011/07/21 17:21:12
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【6月20日(水)】藤本将行先生(協電機工 社長) 『若大将の経営学』

■情報の環境整備
→情報を収集して決定のための判断材料にする。
藤本社長は日報を利用してこの環境整備を行なっている。
日報の中に数字、お客様の声、ライバル情報、自分の考えを入れ込み
適切な判断ができるような情報収集の手段とする。
集める情報の種類を特定しておくことで、情報の整理を効率的に行えると感じた。
いらない情報を削るための特定でもある。
自分が欲しい情報がなんなのかよく理解しておく必要があると感じた。
■振り返り
→振り返りの機会をちゃんと持つこと。
目標を設定しそれに向かって行動した後、振り返って進捗状況を評価しなければいけない。
その際に目標達成の方法が適切か、ペース配分は適切か、問題点は何か、などなど課題が色々と見えてくる。
今まで振り返りを意識して行うという習慣がなかったので今後はしっかりと振り返りの時間を持つようにする。
また、振り返りで出てきた課題をナレッジシートにして纏めることも実践する。
日本ベンチャー大學院生 小林大哲(駒沢大学卒、神奈川県出身)


その日にやったことをそのまま書くだけでは指示が出来ません。
もしもその日に反省点があっても改善のしようがありません。
協電機工様では、日報に書くことの優先順位として、
数字、お客様の声、ライバル情報、自分の考えを書いています。
マーケットには客とライバルしかいないことから、このスタイルをとっているそうです。
日報の形式を変えたのも、それだけではなく、安心感にもつながるからです。
藤本社長に持ってきていただいたデータを見せていただきましたが、
そのまま羅列するよりもお客様の声などを詳しく書いてあった方が説得力・安心感に非常に長けてました。
これは、日報を書く際にも活かせることです。
私自身も羅列してしまいがちです。
しかし、何をやってどう感じたかの報告でもあります。
つい議事録のようなものを書いてしまいますが、
自分自身が何を感じたかという意味で説得力に欠けるのかなと考えました。
以上のことを頭に入れ、今後も日報に取り組んでいきます。
『ディスカッション』
今回は「日本の教育現場を考える」をテーマにディスカッションを行いました。
教育ということで、本来私の得意分野であるはずでしたが、
想像以上に発言に説得力がなく、むしろ他の学生の方が教育事情に詳しく、悔しい思いも芽生えました。
今回はモンスターペアレントの話題を挙げましたが、
根拠となる肝心のデータを適当に覚えていたため、質問されても黙り込んでしまい、
他の学生のフォローに頼らざるを得ませんでした。
このディスカッションを通じ、いかに勉強不足かを思い知らされました。
時間があるときに図書館で本を読むなど知識を深め、全員の前で堂々と語れるようになります。
また、ディスカッションを講義に入れることは、アウトプット中心の講義とはまた違った面白さがあります。
その講義とは違うテーマでやることにより、全員で知識の共有ができます。
自分が一番知っていると思ったことでも、今まで考えたこともなかったアイデアも聞くこともできます。
そういう意味では、このディスカッションは貴重な経験でした。
今回仕入れた情報を基に、事業の方向性を見つけていきます。
日本ベンチャー大學3期生 安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)