東京校の講義レポート

平成26年(2014)【8月6日(水)】 1部:平和記念式典参列(広島市) 2部:広島平和資料館見学 3部:クラウドファンディング説明会(in 広島)

2014/08/06
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●1日の流れ
6:30 出発
7:40 原爆ドーム集合
8:00 平和記念式典
8:15 黙祷(原爆投下時刻)
9:00 広島平和記念資料館の見学
 ・原爆以前の広島の発展
 ・なぜ広島に原爆が投下されたか?
 ・原爆被害の悲惨さ
11:00 カブトムシ&クワガタイベントのミーティング
 ・プログラム ・役割分担
12:00 解散
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「あの出来事は忘れていけない」
●平和式典
実際に行くのは、今回が初めてであった。そして、式典に参加するのも初めて。
雨が降ったのは確か、40年ぶりであったらしい。しかし多くの方がこられていて驚いた。

さらに、外国人の方も大勢いて、世界が注目する式典は珍しいと思う。
しかし、その参加者の中に、本当に祈りをこめて黙祷した人は何人いるのか、
と考えると、そんなに多くはいないだろうと感じた。

それは、写真を撮ったり、何かの運動があったりとイベントのようなものに
なっていたからだ。
私もその1人であると気付いた。だから、私に必要なことは、
他人の思いを自分の思いに変換できるかだと思う。
なので、それを意識していきます。

●広島平和記念資料館
今回で2回目である。1回目は、高校の修学旅行で行った。
当時の写真や原爆の仕組みなどが展示られて、高校生であった自分の考えとは
また違っていたと思う。それは、なぜ、米国は原爆を広島に落としたのか、
当時の人たちの苦痛の叫びを想像ではあるが、イメージをすることができて、
やぱり行ってみることの重要性を感じた日であった。

その中で、特に印象に残っているのは、当時の被害にあった男性の写真と
女性の写真である。
放射線よりも熱風による被害や苦しみの方が多かったのではないか、と推測する。
そんな状況を日本人は忘れてはいけない。これを後世に伝えていかなければ
ならないのは私たち若者であるからだ。
その様な思いを今回の平和資料館で感じた。

From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●平和記念式典~ヒロシマに半歩近づく
広電で原爆ドームまで近づいていくと、「原発反対」の怒声が聞こえてきた。
今まで聞いた中で一番声の大きい「原発反対」だったような気がする。
他にも平和運動などの団体がいくつも入っていて、そういう人が集まる場所なのだなと感じた。

一方で、ここには私たちのように、被曝者と直接関わりのない人々も
大勢来ているが、一体どんなことを感じているのだろうか。
こういう式典は、毎年行われ、毎年これだけの人数が集まることに
意味があるのだと思う。もし首相が出席しないようになったら、
もし開催が打ち切られてしまったら...。
そして、私たち一人ひとりがここに来て、ヒロシマと自分自身を
どのように結び付けるかが、とても重要である。

●広島平和記念資料館
印象に残ったことが2つある。
1つは、原爆の熱線で沸騰し泡立った瓦に触ることが出来るコーナーで、
担当の女性が語ってくれたことである。
原爆の熱線は爆心地で4000℃、数百メートル離れた場所でも2000℃ある。
それは地表に噴出したマグマが1000℃程度なのに比べ、恐ろしく熱い。
だから、1200℃の窯の炎で作る瓦も、熱線に曝されて泡立ったのだが、
他の瓦の陰に隠れた部分は何事もなかった。
それを指して女性は、こうして間一髪で命が助かった方もいた、とおっしゃった。
本当に、生きるか死ぬかは、どうにもならないことがあるのだと思い知った。

もう1つは、原爆を落とした翌日にアメリカのトルーマン大統領が発した言葉である。
いわく、太陽のエネルギー、次世代の力が、戦争を始めた者共に降り注いだのだ、と。
ここまで独善的な言葉があろうか、と唖然とした。しかし、それでは、
私はこの類いの言葉を無意識に使ってしまってはいないだろうか。
戦争、核兵器の問題でなくとも、例えば人間関係の上で、自分こそが
絶対的に正しいと信じきってしまっている言葉を吐いてはいないだろうか。
私は、このトルーマンの言葉にあるおぞましい矛盾を、反面教師とせねばならない。

今回、平和記念式典に出たことで、全く遠い存在、テレビの中の存在でしか
なかったヒロシマに、半歩だけ近づくことが出来たように思う。
回天研修からずっとそうだが、どうやって自分自身と歴史的事実を
結び付けるか、今後もよく考えていきたい。

From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●広島平和式典&広島平和記念資料館
広島平和式典に参加するのは今回、初めての事で、
今までにテレビで少し見た程度でした。

式典では雨が降っているにも関わらず、デモをしている団体や警察が
たくさんいて物々しい雰囲気でした。

その一方で多くの参加者は二度と戦争を起こしてはいけないという想いで
参加していたのではないかと感じました。

From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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