東京校の講義レポート

平成26年(2014)【6月7日(土)】 本學OBによる講義/ 1部:大美賀章裕さん(2期生) 2部:後藤虎南さん(1期生)

2014/06/07
●大美賀章裕さんの「小ずるい環境創造学」
ベンチャー大學では、自分たち学生はあくまで商品である、
ということを頭に置いておかねばならない。

講師の方がいらっしゃった場合には、その人の満足度を高めるようにする。
そのためには、付き合いにくい相手であってもどうすれば喜んでくれるのか、
満足度のポイントを探す。
例えば、相談されるとうれしいタイプ、与える代わりに何らかの見返りを
求めているように思われるタイプなどを見極める。

環境創造、すなわち自分に有利なように周りの人を動かすことは、
これからの社会を生き抜くうえで是非必要である。
お金が足りない時などに、相手を選んでしっかりプレゼンすれば、
気持ちよく出資してくれることも多い(体験談)

お勧めの本としては、ビル・ゲイツをトップの道へと歩ませることになった
「ザ・マスターキー」、また「蔦重の教え」がある。
新しい事業アイデアは、自分の好きなこと+何か、
特に昔なかったものや儲かりそうなもの、というように考えるのが良い。

●感じたこと
大美賀さんは、自分でも「牛耳ることが好き」と仰っていたように、
とにかく周りを巻き込んで自分のやりたいことを実現していくことが
得意な人なのだと感じた。
相手の喜ぶポイントを見つけ、そこに焦点を合わせて行動する。
その「ポイント」を見つけるのは簡単だというが、私にはなかなか難しい。
まずは、その相手がしゃべっている内容にどんなものが多いか、
以前林社長がおっしゃった「目、耳、感覚」のどのパターンに当てはまりそうか、
という観察から始めよう。
また、台湾で聞いてきた言葉「相手が出世できるように」という気持ちで
行動しよう、という事とも親和性を感じた。
見返りを期待するかしないか、その部分は異なるが、短期・長期どちらにおいても、
相手のために動くことがもっとできるようになりたいと改めて思った。

●後藤虎南さんによる講義
世の中には天然ものと養殖ものという2通りの人間がいて、
ベン大生は、結局様々なものを与えてもらって成長していくので
養殖ものである。

しかし、ビジネスの世界は天然ものの世界である。
そこで、自分の武器は何か、どう使うのか、ということを
しっかりしておかなければならない。
虎南さんの場合は、自分を表現できる企画力である、と教えて頂いた。
また、自分を鍛えることでは、自分を数値化してポイントを与えていくような
考え方も面白い。

ベン大生に1年で会員企業様からどれだけのお金が支払われているかを考える。
そのことを頭において、無駄にしないよう行動しなければならない。

虎南さんは、様々なイベント主催などを通して、企画力を鍛えるとともに
ベン大以外での人脈も広げてきた。
そして鹿児島では、男性農家限定の街コンや、文化祭において伝統文化と
ポップカルチャーの融合をテーマとしたイベントを開催するなど、
世間にインパクトを与える仕事を目指して活動してこられた。

歴史には、知識としての歴史、そして今とつながる歴史がある。
過去の人物、事件において、どんな苦労・成長・決断があったのか、
それを学ぶことが生きた歴史の学習となる。
そして過去を知るのは、未来を知るためである。
過去から受け継がれてきた歴史を、また未来へと受け継いでいくことが重要である。

●感じたこと
虎南さんは、新たな構想を打ち立て、かつそれを実現する能力が
非常に高い人なのだと感じた。
それには、本人も仰ったとおり、失敗経験の積み重ね、それを糧にして
どんどんイベントや勉強会を起こしていったことが根底にある。

自分で物事を起こしていけば、虎南さんのようにエネルギーに満ちた
ビジネスマンになれるのだ。また、自分でやったことの分だけ、
学びもまた大きいはずである。
ところで私の武器はいったい何なのか、と考えると、
多少得意と思われるのは論理的な思考といったところである。
まずは、これを生かして何が出来るのか、ということを意識して
日々の活動に取り組んでいきたい。

虎南さんと大美賀さんのお2人には、講義だけでなく
ビジネスのアイデアについても意見を頂くことが出来て、本当に嬉しかった。
音楽なら動画サイトでチャンネル・コミュニティを作り、
ライブ会場でバンドと仲良くなるなどできることは幾らでもある、
そのことに気づかせて頂けた。
自分から動く、このことをもっと実践していきたい。

From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●小ずるい環境創造學/大美賀章裕さん
基本的に「ベン大生は商品である」と考え、互いに協力し合い、
チームワークを高め合うことが大事だと感じた。

また、大美賀さんが商社の仕事の中で、上司に対して根回しなどをし、
自分の環境を良い方向に持って行っている事も、
これまでベン大学生時代の、経験と努力の結果だと感じました。
大美賀さんの行動する姿勢を、私も見習います。

●これまでのベンチャー大學/後藤虎南さん
ベンチャー大學在学中に自分の武器(特性)を見つけ、
それをどう使い、戦場(社会)で勝ち抜いていくのかを
身につけることが大事であると学びました。

また、ベンチャー大學で学ぶ歴史には、
今に生きる歴史と、知識としての歴史の2つがある。
その中の今に生きる歴史はとても重要であり、
今の成功している経営者は、過去の経営者から学んでいる部分がある。
その為、歴史を学ぶことは大切なことだと感じました。
ベン大在学中に、沢山の経験者の歴史から多くの事を吸収してゆきます。

From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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