東京校の講義レポート

平成26年(2014)【5月1日(木)】 映画学「100,000年後の安全」鑑賞

2014/05/01
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●1日の流れ
 9:30 新聞アウトプット
11:00 課題発表
 ・経済に原発の価値
11:50 昼食
13:30 映画学『100,000年後の安全』鑑賞
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●新聞アウトプット
2面【国内シェア5割 警戒広がる】
IEはWindowsのPCに初期装備されているので、特にこだわりの
ない人が利用者の多くを占める。
そのため欠陥の影響も大きく、利用者の多さから情報量も膨大である。
マイクロソフト全体の大幅なイメージダウンに繋がり、
スマホ戦略にも大きな影を落とすと指摘があった。

3面【電力5社、3期連続赤字】
電力会社の中でも原発比率の高かった会社、石油や天然ガスの
比率が高い会社の業績は悪い。
再生エネでも、太陽光発電などの買い取り制度でますます
電力会社の負担が増えるため、黒字化が困難になるのでは、と懸念される。

6面【中東和平交渉が中断】
今後のパレスチナ問題の展望はどうか。
数十年後の新世代までに、双方の人々の意識が変わっていくのを
待つしかない。あるいは、完全に国家を2つに分断してしまう
選択肢も有りうる、という意見があった。
他に、アメリカの影響力低下に対して中国の動きも注意したい。

15面【「山崎」を世界ブランドに】
サントリーが蒸留酒大手のビームを買収したのは、販売ルートを
手に入れて自社製品を世界に売り込む狙いがある。
ブランドの向上については、有名な工場見学をもっと世界に
発信して、ファンを増やしていくことが考えられる。

●経済における原発の価値
原発の建設費や運転費について報告し、経済全体に与える影響が大きいこと結論した。
他に、地域経済への雇用や税収での影響、海外への原発輸出ビジネスなどが論じられた。

確かなことは、原発とこれに関わる産業は、人間生活への巨大なリスクを抱えているからこそ、莫大な資金が注ぎ込まれ、それを手にする者がいる、ということだ。

・映画『100,000年後の安全』
放射性廃棄物の処分場「オンカロ」は十万年の耐用年数だが、
十万年どころか、一万年も存続した建造物などないのである。
十万年間、人類がルールを守り続け、保守点検を続ける保証もない。

そして仮に十万年存続したとして、その時代の人類は我々とはまるで
別物なので、放射性廃棄物の危険性を理解せず掘り起こしてしまうかも知れない。
この点は、今まで考えもしなかった。
そして、情報を正しく伝達出来ず、未来の人類が信用出来ないので
あれば、むしろ忘れ去られるべきか、と考える人もいる。

十万年というスケールの大きさは、想像を超えた課題を我々に投げ掛けていた。
それでも映画に出演した処分場の管理者たちは、必死に考え立ち向かおうとしていた。

From:須藤雄介@東京校6期生(早稲田大学卒)
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●新聞アウトプット
・「電力5社、3期連続赤字」
『原発なしでどう収益を上げるか』を皆で議論。

赤字になった原因が、天然ガスや石油を大量に輸入したからなので
それを減らして、石炭を輸入すること。それには、
火力発電所の環境性能を上げていかないといけないという意見が出た。
また、ロシアと連携して天然ガスをパイプラインで繋いで
コストを削減する意見も出た。

値上げする5社のうち何社が企業努力をしているのか。
もう一度、自分の周りを見渡し、無駄がないのか
ということが必要ではないかと感じる。

・「山崎を世界のブランドに」
『海外のシェアを獲得するにはどうすればよいか』
を議論。

・以前、東南アでもあったように、広告や試飲をして日本の味を海外に広める。
・ビーム社を買収することでその販売ルートで売る。
・サントリーの工場見学を企画し、海外の人に広める活動を増やす。
以上の3つをすれば、海外のシェアを獲得できることで、まとまった。

今後からは、私も自分という味を全面に出していけるように精進します。

・「中東和平交渉が中断」
これからどのようなシナリオになるか?を議論。

まず、イスラエルとパレスチナの関係性を知らなかった。
国際情勢を語るには、歴史背景が必須だと痛感する。
そこに関しては、もっと勉強しておかなければならない。

議題テーマのまとめとしては、30年、40年かけて新しい
世代が変わるときを待たないといけないという意見となった。
現状として米国の影響力を再び高める必要がある。

・「国内シェア5割 警戒広がる」
テーマは、『個人対策はどうすればよいか』である。

以前もこれに近い記事をあげて、議論したが、
まったく深くならずに終わってしまった。今回も同じようなケースに。

こういった記事を取り上げるには、議論テーマを皆が理解できる
ものでなくてはならないと感じた。私もこういった記事だけでなく
普段から、議論がしやすい工夫をしてみます。

●映画鑑賞『10万年後の安全』
・初の映画学、とても楽しみしていました。

フィンランドのオルキルオトに世界で初めて高レベル
放射性廃棄物の永久地層処分場を建設した。

10万年という年月をかけて、高レベル放射性廃棄物を無害にする。
これを、10万年後の人にどのように伝えていくか?を考えさせられる
映画であった。10万年後の未来は、我々よりも文明が発達しているのか、
それとも廃れているのか、わかりません。しかし、私たちが行ったことは
全て責任が付きます。このことを忘れずに責任ある行動をとっていく
いきます。

From:嘉形俊輔@東京校6期生(山梨学院大学卒)
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●映画鑑賞『100,000年後の安全』
原発から出る使用済み核燃料がどのくらい危険なもので、
どれだけ処分するのが大変なのかが、よく分かる映画だった。
今後、使用済み核燃料の処分を
どのように処分してゆくかが、
これからの私達が考えなければいけないことだと
感じました。

From:柳沢一磨@東京校6期生(帝京大学卒)
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