東京校の講義レポート

平成25年(2013)【9月12日(木)】  リアル経営学/舟久保利和先生(昭和製作所 代表取締役社長)、今元さんによる講義

2013/09/12
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●1日の流れ
8:15 ベクトル勉強会(実行生のみ参加)

8:50 集合、朝礼

10:00 昭和製作所 舟久保利和社長による「リアル経営学」
 ・社長の人生
 ・深層心理は埋め込むべき
 ・体育会系は問答無用なところが良い
 ・困難を乗り越える
 ・試験は全体を見渡してポイントを掴むべき
 ・叱ってくれる人を一生大事に
 →自分の仕事とは直接関係がない方
 ・年上の部下との付き合い方
 →たてるところはたて、守ってもらうところは守ってもらう
 ・厳しくクレームを言う部下ほど、よく働く
 ・サンドイッチの方式
 褒めて→叱って→また褒める
 ・PDCA
 夢、目標があって初めて始まる
 ・行動力(飛び込み力)が一番大事
 ・人間の弱さを知るべき
 ・世のため、人のためにやっているとやがて自分に還ってくる
 ・社長には元々覚悟を持って就いた
 ・QCD
 ・10年前の自分が今の自分を見てどう評価するか

12:30 舟久保社長と一緒に食事

13:30 新聞アウトプット
 ・セブンイレブン シニアに照準
 ・ご飯の5礼
 ・テレビ、ネットにニュースを提供しているのは新聞社
 ・一日一記事、深掘りする、勉強する
 ・話し方のモデルをテレビから探した方がよい
 ・自分と似たような性質の人を探す
 ・コンビニのこれからの可能性

15:30 終礼、解散
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●舟久保社長講義
舟久保社長の波乱万丈な人生についてお話してくださった。
そういったつらい経験や珍しい経験のすべてが今の船久保社長に
つながっており、
経営者としての度量にもつながっているのだと感じた。

特に年上の部下という複雑な関係の中で
どのように気を遣い、どのように厳しくするかというのは
非常に難しいことだろうが、
それが舟久保社長の謙虚な人柄や
人に慕われる要素なのだろうと感じた。
様々な経験をし自分の視野を広めながら
いろいろな方と接することで自分を謙虚に保つことを
これから自分も行っていく。
そのうえでPDCAサイクルを意識し
常にやりっぱなしではなく、
計画を実行に移したらそれを反省し、
改善につなげていくことも学んだので
日々の生活の中で心がけそういった習慣を癖づけていく。

●今元さん講義
・ごはんの五礼
ご飯をごちそうして頂いたら
①お金を出していただくとき
②お店を出るとき
③お別れするとき
④お別れした後のお礼メール
⑤次にお会いするとき
の計5回のお礼が大事になる。
当たり前と思わないことがこういった感謝の行動につながるし
そういった行動が相手との関係をより深めていくのだろう。
こういった習慣も身に着けていく

・新聞アウトプット
新聞とテレビのニュースの違いとして
新聞がおおもとの情報源であること、
有料であることから質を高めることで販売することなど
改めて新聞の重要性を教わった。
それは同時に情報のおおもとを大切にすること、
つまり上っ面の情報で知った気になるのではなく
現地現場の情報まで辿って勉強していく
ベン大の意義についてもお話してくださっているのだと感じた。
これからは情報について、そのおおもとへたどることを大切にし、
現地に行く際にはそこにある情報がいかに価値があることかを一層意識して
勉強していく。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
・舟久保社長による講義
株式会社昭和製作所の船久保社長に来ていただき、講義していただいた。
船久保社長はせっかくやるなら、とやることとやらないことを決めて
やることはとことんやり、やらないと決めたことはとにかくやられない。
はっきりしている点がすごい。
せっかくやるなら、という言葉、真似してみる。

また、今10年後、もしくは10年前の自分が今の自分を見ていいと思えるか、
という視点は面白いと思った。
人に見られていない時でも、どうなのだろうと考えることで、
自分の行動をより最適化できるのではないか。
この視点は真似してみる。

・新聞アウトプット
今元さん主導でセブンイレブンがシニアをターゲットとしているという
記事について議論した。
自分はネガティブに記事を捉えてしまっていた。
どんどん便利になって行っている中、次はどんなことができるだろうかなど
考えたほうがワクワクする。
やはり議論はワクワクしながらする方が楽しい。
ワクワクしながら話せるような話題にするよう記事を捉える。

また、説明をする時に、掴みが大事なのだと改めてご指導いただいた。
興味を持ってもらえなければ伝わることは少なくなる。
インパクトのある入りをして、説明をするという流れを
今後は意識してやっ ていく。

From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●飛び込み人生学
とにかくエネルギーをいただいた。
経営者の方の人生を聞くといつも大変勉強になるが、今回も実感。
舟久保社長は様々な困難にぶつかっているが、それをご自身で
乗り越えていらっしゃる。

PDCAのお話があって、最終段階のA(改善)のところまでいけるひとは
計画した30人の内の1人。
その中でまず飛び込み力(行動力)がなければならないと
おっしゃっていたが、社長は実際に実行しておられる。
社長の今までの人生を聞いて、私と共通するような困難もあった。
しかし私は社長ほど強く乗り越えていなかったと思う。
人生のあらゆる局面での壁をいかにして乗り越えるか。
そこでその人の人間力が試されるのだろう。
舟久保社長のその原動力は体育会系の力だと感じた。
私も夢への思いからエネルギーを生み出し、これから邁進していく。

●新聞アウトプット
今元さんからは毎度ビジネスマンとして、人としてとても
大切なことを教わる。
ご飯の5礼、自分の話し方のお手本になる人を探すということ、
キャッチを大切に話すということ。
必ず実践していく。
時折、前に教わったとても大事なことを忘れてしまっていることが非常に悔しい。
ときには振り返りをし、学んだことは少しでも行動して定着させていく。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●昭和製作所
・舟久保社長の考え方
頼まれごとは、チャンスと考え断らない
自分ならできると、
少なくとも信じている人がいるなら実行する。
小さなことでも、積み重なっていけば、
実績になり、自分の力になる。
自分に自信が無いからと言っても、
やって見なければ、出来るかもしれない。
自分も先ずは、引き受けやることを心がけ実行じます。

・年上の部下との付き合い
相手をリスペクトし、常に相手目線で話し
注意をする時は、
良いこととサンドして、話すテクニックなど。
将来必ず使うこととなると思いますので、
これから、少しずつ使って自分ものにして行きます。

・本質
一番最初は何か、深いところまで、
理解するには、まず原点に戻る
自分もわかっているつもりで、
分かっていないことが多いので、
始めてあった人や、
その分野の知識が全くない人にも、
理解できる説明、興味が持てる話を
できる様に常に意識して、
キャッチコピー、惹きつける話しが
できる様に努力します。

From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生
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●新聞アウトプット
薬のネット販売、東京五輪の開催についての意見交換を行いました。
今元さんに意見の内容よりも姿勢が大切であるという風にご指摘を頂きました。
確かに感想や知識を言い合うだけで思いがなかったと思います。どこか他人事のよ

うになってしまい気持ちの強さが欠けてしまっていました。
声の大きさであったり、目線を上に向けて話したりと、
まずは形からだけであっても取り組む姿勢を大切にしていきます。

また私は、新聞の記事や知識について結果を知っていても
原理がわかっていない、と指摘されました。
これには自覚もありこの1カ月間就職活動で、まずは結果、
自分にメッキをして気持ちだけでも強く見せる。
何が何でも勝とう、という考えを重視していたので、それを
見抜かれてしまったのだと思います。

ひと月振りに来ても心掛けをすぐに見透かされてしまった事に
純粋に驚きました。見る人が見ると、きっとすぐにバレてしまうのでしょう。
もう就活では基礎からやり直す時間が残されていません。
でも上手く結果が出た暁には、土台の知識・考え方を蓄えていきます。

また「結果」にこだわろうという意識のあまり、他のベン大生に
比べひと月前にはあった「素直さ」が私には薄れてしまったように
感じました。
実戦で緊張感を持って行う心掛けも必要ですが、人のアドバイスを
本心で受け止められる純粋さも意識すべきだと気づきました。

●人生設計発表
私は2回のプレゼンのチャンスをいただきました。
結果は最下位でしたが、まず他人と比較する以前に私自身のなかで
この発表に対する思いやコンセプトがなかったのが問題だと感じます。

正直にまだ将来に対する夢も目標も出来てはいません。
今はなんとなくといったレベルです。
そんな状態で他人に思いを伝える事が出来るわけがないと思います。
上にも書きましたがまずは結果だけ、といった考え方であったため
話す内容に具体性がなかったのだと思います。
実行生が上位に入るのもプレゼンの技術関係なく思いの強さだと感じました。

本気で向かえる事はなにか、守りたい事はなにか、自分の中での
芯をしっかりと保たなければ何度やってもよい内容にはならないと思いました。

From: 高田朝輝(群馬県出身、北里大学4年)JVU東京校5期生ダッシュ生
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●【厳しく言ってもらえる環境】
本日の講師である舟久保社長は、社員のほとんどが年上だという。
そんな社員の方々から、会社に対すろ愚痴や、厳しい一言を言ってもらえるとおっ
しゃっていた。
会社のトップである社長に、なかなかそんなことは言えるものではない。
私はこれほど風通しの良い環境は、舟久保社長ご自身が作り出していると感じた。
普段から社員の方に感謝しているのはもちろん、会社のことを
人一倍想っているからこそ、社員の方々は厳しく接しているのだ。

私たちベンチャー大學生と今元さんには利害関係が存在しない。
にも関わらず、厳しくご指導いただけるこの環境はなかなか経験できない。
今元さんが、いかに私たちのことを想ってくださっているのかと
いうことを改めて感じた。

From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●未来[1274]
ベクトル勉強会に参加させて頂いた。
将来を不安に思うより、ポジティブに妄想している自分で
いる人になること。
今目の前にある事を一生懸命やる人にしか、
ポジティブになれないとお聞きし、その通りだと感じた。
論語とそろばん、どちらも大切。
目先の仕事の事も大切で、立志や将来の人生設計も同じ位大切だ。
今から逃げずに一心不乱に立ち向かい、
それが出来てやっと、ポジティブな妄想をした人になる。
妄想力という本も本屋さんで中を覗いてみます。

●学ぶ=真似ぶ[1245]
真似をする中でオリジナルにしてゆく。行動の中で学ぶ。
完璧を目指さず、すぐやるひとを目指したい。
凄く上の人を目指すのではなく、少し上の人を目標にする。

舟久保社長講義
●PDCAサイクル
(おそらく)計画、実行、反省、改善という和訳。
教えて頂き、日頃意識して出来ていないなと感じる。

例えば1年の初めに立てた計画は全て叶えているかと
言ったらそうではない。
舟久保社長は、実行と反省の間にもう1つあると教えて
下さる。実行の後には、自分の弱さが見えること。
私はこれが非常に大切だと感じた。
実行に移さない事には、自分の弱さが見えていない。
弱さが見えないと同じ場面でまた痛い目にあう。
成長のために、過去に立てた夢も見直し実行に移してゆきたい。

●叱ってくれる人を大事にする
町工場の経営者の貴重なお話を初めてお伺いする事が
できた。舟久保社長は三代目社長でおられ、
社長に就任した際は町工場なので部下が全員年上であった。
自分と年が離れている人達は若い経営者に厳しく
言ってくる。それでも舟久保社長は「厳しく言って
くれる方々はすごく大事」と言われる。
他にも社長は現在の父親の会社を継ぐまえ、
シアトルに2年間留学へ行き、そこで会った
(株)アタゴという会社の経営者に厳しい教育を
授かっている。「経営者となったら叱ってくれる人が
いなくなるから教育してあげよう」という事情だった
そうだ。いわゆるメンター、周りで厳しく言って
下さる方の存在はありがたい。自分の性根を直して頂ける。
舟久保社長は社員がメンター(は言い過ぎかもしれない)と
なって、皆に厳しく言って頂いている。
それだけ信頼関係を築ける会社は働きやすいのだろうと
感じた。

今元さん講義
●新聞がマスメディアのネタ元になっている
新聞、テレビ、ネットの違いを本質を捉えて
いる人は少ない。
新聞が他のテレビ・ネットのネタ元になっている。
新聞記者が自分の足で稼いできた記事を、テレビや
ニュースは二次利用している。
だから沢山情報を載せている新聞を読むべき。
さらに昨日の講義でも学んだように、
現代人が衰えた活字は、読み込む力と想像力がつく。

●未来予測をする
議論したい事柄を意見を出し合う場で提案するとき、
ネガティブな議題よりも、未来予測
(例えば影響力のある企業の新しい活動を見て、
将来がどう変わっていくか?について)を
話し合う場にした方がよい。と教えて頂いた。

そちらがテレビの批評家の話し合う場より、よっぽど有益そうだ。
と感じる。

未来予測をして、将来の展望が見えそうな議題の提案
を訓練して身に付けたい。

From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生ならびにJVU実

行生

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