東京校の講義レポート

平成25年(2013)【7月26日(金)】  鹿児島・鹿屋巡業3日目

2013/07/26
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●1日の流れ

1、農業研修
2、大海酒販株式会社山下正博社長による講義
3、クワガタ取り

8:30 虎南先輩の自宅を出発

9:20 原園さんの畑で、畑仕事
畑の芋を抜く
その後原園さんと市役所の田中さんから、
TPPについてお話していただく。

11:30 昼間のクワガタ捕り

12:00 大海酒販の山下正博社長と会食

13:00 大海酒造株式会社にて、山下社長のお話を伺う。

16:00 クワガタ捕りの準備

19:00 鹿屋市役所・農政の田中さんに案内していただき、
    クワガタ捕り

0:30 夜の反省会
  後藤虎南さんの御宅で一日の反省会
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●農業体験
原園さんの農地にて
芋の蔓を抜いていく作業を手伝う。

5人で作業をしたから早く終わったが
労力も時間も大きく割かれる作業だった。

当たり前のように食事をしてきたが
その過程には色々な作業があり
その一番最初には農家の方々の苦労があることは体で感じることができた。

その後休憩時にお話を聞くこともできたが
とてもリアルな内容だった。

農家が年を取るに伴って
耕地面積が大きくなってしまう現状や
TPPによる農家への影響、
さつまいもについての情報なども聞くことができた。

TPPについては
デンプン用のさつまいもでは
補助金が上乗せされている現状にたいして
自由化がその現状を破壊することで
デンプン用のさつまいもの農家は
まず間違いなくつぶれるとおっしゃっていた。

こういったお話は
現地に行ったからこその学びだと感じる。

●山下社長とお食事&大海酒販株式会社訪問
大海酒販株式会社の山下正博社長に
お食事をご一緒させていただき
その後会社でお話を聴かせていただいた。

前日に夢を語るときにもっと大袈裟にしてもいいから
魅力的に話せとアドバイスをもらったが
なかなかまだうまくはいかなかった。

お話を聴いていると
いかに人にお役立ちするのが大切かがよくわかる話だった。

いかに相手の役に立つか考え、実行することで
自然と仕事はうまく行き、楽しくなるときき、
やはり仕事で成功した人には同様の共通点があるということを強く感じた。

三枚の名刺の法則という話も印象的で
今まで人を選ぶのは失礼だと思っていただけに
人に選ばれると嬉しいという考えは思い至らなかった。

それにただ人に配り回るだけでなく
相手について意識することも
人を見る目を養う訓練にもなるとのことで
今までにない考え方に触れることができた。

またやりたくないことをしているときに
「早く時間過ぎろ」と思っている時間は
自分の人生の限りある時間だという言葉も
とても印象的だった。

そういった考え方ができない人は
退屈な受け身の人生を一生送っていくのだろう。

●クワガタ探し
市の農業分野を担当する田中さんにご指導いただき
様々なクワガタスポットを訪れる。

しかし、困ったことに
例年なら百匹以上の見込みがあるところでさえ
ほとんど見つからずかなり焦った。

しかし農家の原園さんの言葉を借りるなら
自然が相手では焦ってもしょうがない。
と思って探してみてもまだ見つからないのであせる。

しかし田中さんの案内で別の場所に移動したところ
くぬぎの木に樹液はだらだらと垂れており
いろんな虫がやたらにいる場所に着き
そこで探したところ
クワガタがたくさん取れた。

やはりテンションは上がる。

そこで感じたのは
田中さんはさすがというか目が慣れているのか、
小さいクワガタもすぐに見つけ、
木に隠れている蛇にまで気づく。

現地に詳しく、なれている人を味方につけるのは
大事なことだと感じた。

そういう人脈を作れたご縁に感謝した。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
・農業体験
芋を作られている原園そんという方の畑で芋を抜いた。
雑草が絡み付いていたりして中々抜けないところもあり、
一時間もたたない間に汗でびっしょりになった。
お話をうかがってみるとやはり作るものによってノウハウや
必要な機械が違い、農業と一言でいっても一筋縄ではいかない。
そこを体感した後TPPのお話を聞くと、今まで新聞で
見ていたものとは違い、リアルに感じられた。
現場を体験することの大切さを改めて実感した。

・ 大海酒販株式会社の山下正博社長のお話
大海酒造株式会社の山下正博社長と会食をご一緒させていただき、
その後大海酒造株式会社で、お話を聞かせていただいた。
相手のお役に立つということがとても大事なのだなと感じた。
夢を語ることが大事だと話されていたが、そのときも相手の
お役に立てるように提案しながら語るとよいと話されていた。
仕事をするとき相手のお役にたてるようにすると、仕事が楽しくなるのだという。
お役に立つという意識がまだうすいので、そこを改善せねばと感じた。

・クワガタ捕り
市役所・農政の田中さんにポイントを案内していただき、クワガタを捕った。
仕事の合間にちょくちょく捕られていたとのことでいいスポットを知られていた。
地図を見てもわからないような場所に案内していただいた。
地元の人に案内していただいたからこそ知った場所だ。
苦労して見つけたであろう場所をよそから来てぽんと教えていただき
申し訳なさとありがたさを感じた。
私も苦労して得た知識や技術を渋らず教えられる懐の広さを持つ。
そういった中で人脈が広がっていくのだなと感じた。

From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●農業体験
後藤虎南先輩に鹿屋市役所農政の田中さんを紹介していただき、
芋の農業のお手伝いをさせていただきました。
実家で農業をやっていたわけではないですし、そのような繋がりも
なかったので、小学校以来くらいの体験になりました。
虫もたくさんいて最初は嫌でしたが、すぐに慣れてきて、
充実した気持ちになりました。
終わったあとは農家の方から貴重なお話をたくさん聞けました。
TPPについて、加盟が正式に決まると芋のでんぷんを作っている業者が
みんな潰れてしまうとのことです。
でんぷん業者は全体の半分を占めるといいます。
TPPを農家が反対している話はよく聞きますが、実際のお話を聞いて
はじめてその深刻さがわかりました。
自分たちの農業への熱い想いもしっかり伝わってきました。

●山下社長講義
後藤虎南先輩の紹介で、大海酒造株式会社の山下正博社長と
会食をさせていただきました。
ためになるお話をたくさん聞かせていただいたのですが、
昼食後は会社にまでお邪魔させていただき、いわゆる講義を超える
くらいのお話をたっぷりしてくださいました。
中でも、「相手のためにやることが、結局は自分のためになる」
というお話が一番印象に残りました。
山下社長はとにかく相手のために動くそうです。
人はどんな人に会いたいか、というと、自分の役に立つ人ということになる。
相手のために動くことは、長い目で見たら絶対に自分の得にもなると
いうことです。
世の中の多くの利己的な人がなぜそのことに気づかないのかが不思議だといいます。
とても納得しました。
自らの利益のためだけの行動は効果が拡大しないだけでなく、
負の影響も生まれると思います。

とにかくいいお言葉がたくさんありました。
・人と会うときは自分の牙城で会う。
・今、目の前で本気でやれないやつに将来はない。
・誰もがめざす頂上は一つ。
・人生は気づきと出会い。
・漢字とカタカナで話す人とは付き合うな。ひらがなで話す人と付き合え。
・気づいたらすぐ書いて、すぐ実践。
・発酵した感動が熟成したらファンになる。
・アイディアというものは芋づる式
・何かをやろうという人は何かを失う勇気がある。
・提案無き者は去れ。
・夢は相手のお役に立つために語る。
・表だけでなく裏も知っているということが大事。
・同じことをずっとやっているとものごとが見えてくる。
・世の中は伝言ゲーム。良いことも悪いことも必ず伝わる。
・女房とうまくやる3つの法則。
・人間は二通り。
①やる人
②やらない人
・前向きな体には前向きな心を合わせる。
・テクに走らない。心から入る。「何ページの何行目」にはならない。
など。

学んだことは実践しなければならないですが、すべて行うことは不可能に近いです。
しかし「学んだことは全部はできないけど、努力しなければならない」というお言葉もありました。
私も少しでも多く実践できるように努力します。
山下社長はパリで焼酎を広めるという計画の真っ最中で、夢が溢れていてとても輝いていました。
夢があると人間の魅力は全然変わってくるのだなと思いました。

イベント会場で、出会いの効果を上げるための「3枚の名刺の法則」も実践します。

●クワガタ、大量捕獲!
鹿屋市役所の農政の田中さんに手伝っていただき、クワガタ捕獲の
最終戦を行ないました。
クワガタは場所はもちろんですが、その年によって発生状態が全く変わるようです。
最初、例年大量に採れる場所に全然いなかったので、もの凄く焦りました。
しかし天気の雲行きも怪しく、みんなの気持ちが落ちていたとき、
田中さんの案内と今元さんの勘を頼りにとっておきの場所に行きました。
そこでは今までの状況が嘘のようにうじゃうじゃいるではありませんか。
木も蜜に溢れ、目視でもすぐに見つかるくらい、じゃんじゃん採れました。
結果、今までが合計で15匹だったのに、合わせて50匹は採れました。
とにかく信じられなかったです。
木を蹴ればボトボト落ちてくるとか、事前に聞いていた情報のようなことは
本当にあるのだなと知ることができました。
やはり採れたあとは嬉しかったですね。
実は私はクワガタを掴むのは生まれて初めてでした。
まだまだ人生経験が少ないのだなと気づきました。
これからなんでも積極的に経験していきます。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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