東京校の講義レポート

平成25年(2013)【7月25日(木)】 鹿児島・鹿屋巡業2日目

2013/07/25
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8:00 虎南先輩宅出発

8:20 湯遊センターあいら、温泉へ

8:45 あいら出発

9:00 小鹿酒造到着
小鹿酒造 営業部 企画業務課 水上真一係長の講義
工場見学

12:15 海上自衛隊鹿屋航空基地史料館
二式大挺見学
東郷平八郎肉声
零戦の見学

14:00 早田さんと合流

14:15 郷原理事長と面談
児童保育園、農園、障害者福祉

14:45 施設見学

16:00 郷原理事長とお話

19:30 早田さんと再合流

20:00 千本銀杏(垂水市)到着 クワガタ探し

21:00 江の島温泉到着

22:00 クワガタ探し

26:00 虎南先輩宅到着
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●小鹿酒造株式会社
鹿児島に酒造工場が110社ある中で
鹿屋には25社がある。

そんななかで小鹿酒造は設立当時で最下位4社が
集まってできた協業組合だった。

かつては自家製で焼酎を作っていたような地域だからこそであり
甘薯の産地だからこその産業なのだろう。

酒税のお話もしていただき
小鹿酒造さんの場合売り上げ20億のうち
酒税は7億円になるそうで
税負担は決して軽くはないそうだ。

その後工場を案内していただいたが
一番大事なのは清掃という言葉が印象に残った。

どんなに良いものを開発しても
それを継続して生産できなくては事業ではない。

その継続のための作業が何より清掃なのだと感じた。

●海上自衛隊鹿屋航空基地史料館

海上自衛隊の基地があるすぐとなりにある史料館で
航空機、魚雷など様々な展示があった。

外に世界にひとつしかないといわれる
二式大挺というものがありかなりの大きさであった。

飛行能力は当時の最高クラスだったそうだが
戦闘向きではなく物資、情報向きだそうだ。

零戦もさわることができ
軽くすることや空気抵抗を減らすことで
驚異の戦闘能力を持つことができたということが感じられた。

ただ何より感動したのは
東郷平八郎の肉声を聴くことができたということだ。

温かいような威厳があるような
うまくは説明できないが
日露戦争を勝利に導いた人の
声という生きていた印を感じることができよかった。

●郷原理事長との面談
お話を聴いていると
人と人を繋ごうとしているのを強く感じた。

玉川大学の人を紹介してくれようとしたり
電話口でベンチャー大學の名前をしきりに口にしてくださったり。

そういった中で協力者を集めているというのを
強く感じた。

また一方的に話すのではなく
学生にも話しかけて質問もしてくださり
そこからのアドバイスもしてくださった。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
・小鹿酒造株式会社見学
小鹿酒造株式会社を見学させていただいた。
鹿屋の酒造会社のうち、鹿屋で一番規模が小さい4社が合体し、
今の小鹿酒造ができたとのことだ。
鹿屋の酒造会社で、合併しようという話が上がった中で、唯一決まったという。
個人のこだわりがあり、なかなか決まらない中でこの4社の
経営者は若い人だったということで 柔軟だったそうだ。
その小鹿酒造株式会社が大きくなっているところで、
やはり多くの挑戦ができるのは若い間だなと感じた。
まだ早いとか思わず、挑戦をどんどんしていく。

・ 海上自衛隊鹿屋航空基地史料館見学
本物の零戦に触らせていただき、説明をしていただいた。
零戦についてとても詳しく説明をしていただき、
零戦はただ軽くて早いだけではなく日本の様々な技術の
結晶であることを知った。
零戦は極限まで軽くしていて、運動能力と航続距離が抜群に
優れているという知識があり、それで知っているつもりになっていたことが恥ずかしい。
中途半端に知っていると中々再度興味を持つことはない。
今回全然知らなかったということを知る機会ができて良かった。

・郷原理事長のお話と施設見学
鹿屋の名士である郷原理事長のお話を伺い、施設を
見学させていただいた。
とにかく行動が早い方だなと言う印象を受けた。
いいと思ったことは、例え見切り発車でもされていた。
自分は行動が遅い時が多いので、もっと勢いを大事に行動していく。
施設見学は、障がい者施設や高齢者の施設などで、弱い人を
救いたいという志が実践されていた。
このような方にお会いすることができた機会で、自分の志が弱く、
チャンスを逃してしまった。
京都の極限の中で再び自分を見つめ直す。

From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●酒学
小鹿酒造さんに、鹿児島の焼酎についてのお話を聞きました。
鹿児島で酒といえば芋焼酎だそうです。
鹿児島の醤油など、料理は甘くて、それには焼酎が合うといいます。
たとえば東北の料理には日本酒が合うなど、地域のお酒はその場所の
料理に合ったものができるようです。
また暖かいところでは日本酒は保存の面でも良くないという理由もあるようです。
本格焼酎とチューハイの違いなど、普段疑問に思っていながら
わからなかったことがわかり、非常に面白かったです。
試飲もさせていただきました。
芋焼酎は匂いに苦手意識がありましたが、今回は美味しく飲め、
味のあまりの違いに驚きました。
焼酎も嗜める人間になりたいです。

●日本の覚悟
海軍の航空自衛隊の史料館に行きました。
鹿屋行く上で最も重要な場所です。
外に二式大艇など、飛行機の本体が展示されていました。
実際のものを間近に見ると、その大きさなどから想像できる領域が
もの凄く広がると思いました。
中では史料館の佐藤さんにゼロ戦のお話をたくさん聞きました。
佐藤さんは細かいところまでとても熱く語っていただきました。
ゼロ戦は小回りがきき、一時世界最強と言われ、その構造も長い間
解明されなかったそうです。
機体は極限まで軽減され、それは安全性がほとんど考えられて
いなかったからだそうです。
アメリカにはその考え方は理解できないようで、それで亡くなった方を
考えると胸が痛みますが、それは見方を変えれば日本人は覚悟が
並大抵ではないと言えると思います。
そのような先人たちの心の強さは見習うべきだと思います。

●燃えている人間になる
郷原理事長という方にお会いして、勉強になるお言葉を
たくさん聞かせていただきました。
お話の中で「本物」という言葉が多く出てきました。
本物は燃えていて熱い。にせ者は金属のように冷たい。
本物には芯がある。
本物には波長がある。
などのお話がありました。
日本ベンチャー大學の人間力の教えと共通していると感じました。
狼のように荒野を駆け抜けろというお話もありました。

また、郷原理事長は小説も出していて、私が作家になりたいと
いうと、アドバイスもくださいました。
映像を浮かばせるということ。映像を描かせるために、目で
書く力を養うことが大切だそうです。
理事長は私たち一人一人と対話し、全員に誠意を込めて向き合ってくださいました。

また、私が玉川大学出身ということで、大学の小原学長のお話や、
理事長の知り合いの玉川大学出身の方と会わせていただくように
電話していただいたりしました。
鹿屋の地で私の母校の話が聞けるとは思いませんでした。
大学への気持ちもより強くなりました。

この日は理事長の運営しているたくさんの施設を見せていただきました。
最近施設の現場へは全然行っていないなと思いました。
良い経験をたくさんさせていただきました。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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