東京校の講義レポート

平成25年(2013)【6月21日(金)】  日本ものづくりワールド(東京ビックサイト)見学

2013/06/21
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●議事録
9:40 朝礼

10:00 日本ものづくりワールド参加

株式会社協育の井田智佐子社長に3社ほど案内して頂く。

11:30
個人で別れて日本ものづくりワールド見学

12:40
アウトプット

13:00
昼食

13:45 新聞アウトプット
①ベトナムで日本式教育(9面by大森君、佐藤君)
②米緩和縮小、市場なお「ねじれ」(1面 松本さんが提案してくださった記事)

15:00 終礼
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●日本モノづくりワールド@東京ビッグサイト
株式会社協育、井田社長の招待により参加。

最初に井田社長より協育歯車株式会社の歯車を
見させていただいた。

一口に歯車といっても
「平歯車」、「ねじ歯車」、「傘歯車」などがあり
歯車と歯車との隙間に遊びがない「ノーバックラッシギア」や
より付加価値を高めた「ギヤボックス」、
企業や大学の研究機関に向けた「歯車教育キット」など様々。

井田社長のご説明がなければ
わからなかったことだろうし、
自分でイベントに来ていたのなら
歯車の出展ブースは素通りしていただろう。

精密機械を支える歯車だけに
歯車同士の接触に遊びがあるかないかで
精度にも影響が出ることは知ることができて面白かったし、
付加価値を高めるためにギアボックスという製品を作ったことも
企業の戦略の部分が見れて勉強になった。

その後は井田社長の紹介のもと
複数の企業を見学させていただいた。

免震設備についての仕組みや
顧客の要望に基づいて構想、設計するなど
企業の方の声を聴くことができた。

モノづくりといっても
顧客の要望を実現するためには、
また新しい価値を提供するには
アイデアと精密な技術を要するのだと感じた。

個人で周る時間になると
さまざまな面白い企業があったが
自分の中で一番おもしろいと感じたのは
クリモトという会社のMR流体の技術だ。

これは磁気の力で液体に粘性を持たせる技術だが
面白いのはその粘性を記憶できることだ。

つまりモノを握った時の力の加わり方が記憶され
MR流体の粘性によりそれが再現されるのだ。

これにより録画、録音に続く"録触感"が実現する、
のではないかと企業の方も仰っていた。

さらに面白いのは、新しい技術のため
実績もこれからでさまざまな分野で活用されうるということだ。

もしかしたら、将来には遠くにいる人と
手をつなぐ感覚を味わえる時代が来るかもしれない、
ということで非常に興味深かった。

海外に離れた人と
映像で顔を見て、会話をし、さらに触れ合えるビジネスも
作れると感じた。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、日本ものづくりワールド参加
初めに井田社長に挨拶をさせていただき、
その後井田社長に、2社ほど案内をしていただいた。
商売の競合相手になりうる同じ歯車を製造しているところと
親しげに話されていて、会社を超えた横のつながりを大切に
されているのだなと感じた。
自分も井田社長のような人間関係を構築していく。
産業ロボットを見させていただいたが、大きさの違う別の部品も
一つのアームでつかみ、所定の位置へ置いていて、
知らないところで技術発展は確実にしているのだなと感じた。
そういった少しの変化が全体に大きな影響を与えることもあるのかなと思う。
そこに気付けることが一つに精通することのメリットの一つかなと感じた。

自分で見て回って、前回よりはましになったが、それでもブースに入り、
個人的に話をするということに抵抗を感じてしまった。
学生という身分で商談の場にお邪魔をして勉強させていただくことに
申し訳なさを感じてしまい、踏み込んでいくことが出来なかった。
しかし、そんな気持ちだと学びを深めることが出来ない。
それで嫌がられたら仕方がないと開き直って、図太くなることがまだ
できていない。
人からどう思われるのかに囚われすぎない様に経験を積んでいく。

3Dプリンターのブースが集まっているところへ行ってみると人が多く、
やはり注目度が高かった。
今いちその注目度の高さはピンとこないが、注目されているものを実際に
見ることが出来た経験も大きい。

2、新聞アウトプット
ベトナムで日本式教育という記事と、米の金融状態について議論した。

ベトナムの記事を議論し、佐藤君と私の日本式教育への不信感があった。
しかし考えてみれば日本の教育水準は高い。
また、市場が成熟しているためサービスもいいと、結構いい要素は多い。
最近の教育が、とよく聞くが、それでもいいところはあるのだと
気付けた。

米の金融状態についての記事では、内容がいまいちわからず、
高岸君に解説してもらっていた。
多少は理解できたが、まだ曖昧なところがある。
経済について、もう少し学びを深める。
 
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●ご縁の感謝と見えない世界
社会人限定でしたが、株式会社協育の井田社長に招待いただきまして、
特別に参加することができました。
井田社長にはご自身の企業の他、他の関連企業の説明もしていただきました。
また、学生の私たちに説明していただけるよう、頼んでくださいました。
歯車はじめ機会の部品の会社ばかりで私たちだけでは分かりませんでしたが、
井田社長のお陰で理解することができました。
商談が飛び交う中だったので、学生の私たちがいい学びができたのは
井田社長のお陰でした。
本当にありがたかったです。

そのあとの自由行動では3D分野の展示を中心に見ました。
実際の3Dプリンターを見ることができ、それが今では40万円程度で、
個人でも使っている時代だということが聞けて驚きました。
また、ものの計測などの技術が目立ちました。
歯車などもそうですが、普段目に触れない、考えることができない
分野に触れることができました。

とてま貴重な経験でした。
それも現在の最先端の技術です。
見て、聞いて、体感できた。
これ以上の学びはないと思います。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●日本ものづくりワールド from国際展示場
ネジ一つをとって見ても、従来小さいネジは圧縮して作る所を、
あえて削り技術力の高さと強度を上げ商品化するなど、
相手のニーズにあわせて、今ある物を工夫し必要な物を作り上げると
いった、会社毎に色んな取り組みが見れて勉強になりました。

自由見学の時間では、OCR技術という、紙文書をpdf化する技術を
発表している場所を見学しました。都市部では少しずつ取り入れられて
いる技術ですが、地方はまだなので、ビジネスチャンスの一つ
として使えるかもしれないという点で非常に興味深く感じました。

From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生
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