東京校の講義レポート

平成24年(2012)【8月18日(土)】 赤池誠章先生(本學理事、前衆議院議員) 『ディベート学』

2012/08/18 23:54:42
1日の流れ
9:00 朝礼、掃除
9:40 新聞アウトプット
    ・都市部も商品幅広く(11面)
    ・イラクでツナ缶販売(11面)
    ・SNS使い日本で割引(11面)
10:25 ディベートの準備
    ・各班に分かれ最終確認を行う。
11:00 昼食休憩
12:00 ディベート開始
    ・一回戦 安斎、渡辺、野田(Aチーム)VS井浪、森(Cチーム)
     Aチームの情報不足により、勝負にならず。
    ・二回戦 井浪、森(Cチーム)VS小林、南出、松田(Bチーム)
     ※Cチームの勝利!
14:30 今回のディベートについて
    ・情報収集の仕方
    ・基本的には原稿を書く
    ・原稿を離す
14:50 質疑応答
15:20 終礼
本日は、第二回目の赤池先生のディベート学があり、私は前回注意された点や
改善すべき点があったので、事前準備を実家にいる間に行いました。
また、今回は、藤井先輩がいないので、チームが2人でしたが、
事前に打ち合わせを行い、その結果ディベートでは全勝することができました。
そのことを踏まえて今回のディベートでは周りを説得でき自信がつきました。
また、今回はテーマがTPPで、大学時代にGATTやウルグアイランドなどの
貿易協定に関してのレポートを何本か出しており
もともと知識があったという利点がありました。

・論理、倫理、心理
アリストテレスの説得で必要なことがこの3つです。
相手を説得するために必要なもので、ただ論理が正しいだけではなく
その発言をしている人がどんな人物なのかという
倫理に相手の感情も読みとく心理も必要だと教えていただきました。
そして、実際にディベートでは、この事を言活用したことが
勝利へつながったものだと確信します。
また、これで終わりではなく、色んなことに生かしたいと感じました。
 
・反唱法
ディベートでは、当然両方の質問を行います。
だから、主張の弱い部分を知っています。
しかし、あえて主張でその部分を話すことによって
相手が反論しにくくなり
聞いている人にもしっかり考えていると、
良い印象を与えることができると教えていただきました。
このテクニックはディベート以外でも使えると感じ、
今後意見を出すとき、悪い状況も踏まえて説明していこうと考えました。
また、一層のこと弱い部分を出してそれがましだと言って切ってしまう
という荒業的なものも今回私たちのチームは行いました。

From:森優太(日本大学卒、長崎県出身)@JVU4期生
ディベートとは、討論という意味で、ある一つの論題を巡って、
肯定側と否定側にわかれ、意見を戦わせて勝敗を決める「知的ゲーム」です。

勝敗は第三者が判定するので、
いかに共感をえられる話し方ができるかが大切になってきます。
共感を得るために必要になってくるのが、
「論理」「倫理」「心理」を取り入れながら話すことです。
理詰めだけではなかなか人の共感を得られないので、
心理などに訴える話し方などが大切になってきます。

今回、僕たちのチームは優勝する事ができたのですが、
その理由として、判定者の方々が、「勢いがあった」「自信をもって話していた」
「自分に落とし込んで話していた」と言ってくださいました。
これは、心理的な要素が共感を得るために大きく作用した証拠だと思います。
試合後に赤池先生から、ディベートの前にすべき事について教えて頂きました。
それは、しゃべる内容を事前に原稿にまとめ、それを頭にいれた上で、
本番では棒読みにならないように、原稿を手放すことです。
世の中にいる演説がうまい人も、最初は原稿を作っておられ、
それを何度も何度も繰り返し行う事で、文章の組み立て方を体で覚えて、
最後には原稿を書かなくてもうまく話せるようになっていかれるそうです。
今後、朝礼のスピーチの前に原稿を書いてから望む事で、
スピーチ力を鍛えていきます。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
チームB(南出、松田、小林)
今回やらせて頂いた事:否定側立論者

【今回のディベートの反省】
私は今回のディベートでチームBが負けた一番の原因は、
「立論が不完全であった事」だと思っている。
つまり立論者の私に責任がある。
私は立論の話の組み立て方と、
どんな事がTPP参加のメリット・デメリットに
挙がっているかを見るため、
TPPの賛成側と反対側それぞれの動画を見ていった。
そして、私はネットで内閣府が出す公式資料と、
動画のメリット・デメリットも参考にし立論を立てていった。
そこで気付いた事は、コメンテーターや評論家は、
随分省略して物事を言うことだ。
評論家の主張から情報ソースを見つける事が大変難しかった。
また立論を作る上で協力が欠けたという事もあって、
チームで作るというより個人作業になってしまい、
直前まで立論を形にすることになったので準備不足で臨む事になった。
準備不足で臨んだら、本番で証拠資料として弱い所を突かれて反論に困った。
次のディベートの対策としては、動画は参考程度に使うのが一番で、
赤池先生のおっしゃるように新聞の情報を当てにすることだ。
また相談して立論を作る事も大切だ。
立論者は本番で相手の話に集中して耳を傾けられるように、
原稿を作ることも実践してゆこうと学んだ。

■実践する事    
・新聞は目次として使い、色んな立場の人達の主張を汲み取るため、
切り抜きを肯定側と否定側に分けて貼るノートを作る。
・次回のディベートの機会があってチームで集まった時、
立論者は本番で相手の話に集中して
耳を傾けれるように立論のシナリオの原稿を必ず書く。

From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
【相手の立場に立つ】
ディベートでは自分の立場はもちろん、
如何に相手の立場に立てるかが重要となってくる。
この両方の立場に立つことによって
聞いている人への説得力が増すということを学んだ。
人間誰しもが自分の主観というものを持っているため、
どうしてもどちらかの意見に偏ってしまう。
しかし、それではいざ反対の立場に立った際、説得力がなくなる。
自分と異なる意見に立った時こそ、自分の中にしっかりと落とし込むことが
できるかがこのディベートでは最も重要だと考える。
これを普段から意識することで、説得力が身に付いていくことであろう。

【情報収集】
今回この情報収集、いわゆる準備段階の大切さを改めて実感できた。
新聞やテレビは目次であり、
今回のテーマであるTPPについては常日頃からよく取り上げられている。
そのため、大事なキーワードは自然と頭に入っているだろう。
そのキーワードをネットやYouTubeで検索をかけると
基本的な情報は簡単に調べることができる。
しかし、これは最低限の情報であり、これだけでは勝つことはできない。
準備時間はどのチームにも平等に与えられており、
この準備時間の使い方で、勝敗が決まる、といっても過言ではないなと感じた。
ただ時間を費やしたらいいというものではなく、
使える情報をいかに詳しく用意しておくかが大切であると学んだ。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

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