東京校の講義レポート

平成24年(2012)【8月17日(金)】 高瀬拓士先生(株式会社日本コンピュータ開発 相談役最高顧問) 『教育問題を考える~受験秀才の時代は終わった~』

2012/08/17 21:28:15
 『社会人学』    講師 : 高瀬拓士 先生
≪8月17日(金)1日の流れ≫

9:00 ~ 朝礼、掃除
9:45 ~ 新聞アウトプット
【一面】「シニアが拓す」
・高齢者の技術、知識は魅力的
・政治家が高齢者に配慮し過ぎ
【十面】「スタバ 新立地開拓」
・公園に宅配サービスも面白い
・優位性確立が鍵
10:30 ~ TPPのディベート大会のミーティング

12:00 ~ 高瀬先生による講義開始
1)最近の出来事、話題について
  ・回天基地訪問の感想
  ・TPPについて/ヨーロッパ訪問で感じたことなど
  ・オスプレイについて
  ・インターンへの講話から「自分の位置を知る」
2)教育をテーマに講義

15:15 ~ 終礼、解散
本日の講義では、日本コンピュータ開発の最高顧問、
高瀬拓士先生に「教育」をテーマに講義をしていただきました。
講義を通じて強く感じたことは「自分を持てていない」ということでした。
講義の中で、人生から、歴史から、世界から、
自分の位置を見つめることが大切だ、というお話がありました。
他人から「西に行けば大丈夫だ」と言われても
自分がどこに立っているか分からなければ、何も行動できない、
「まずは自分の位置を知ることが必要だ」とおっしゃられました。
確かに、私は自分自身のことをよく解っておらず、
何も行動できていない原因は、これだ、と改めて気づきました。
まず、自分に向き合い、見つめなおす必要があるなと強く感じました。

【気付き】
●平和とは、相手があって決まる
まさに、この通りだと感じます。
いくら自分たちが「平和」と叫んでいても
現実には他国が攻めて来たらお終いです。
自国の領土、国民を守れるだけの兵器・軍隊は必要だと感じます。

●論点が違う
オプスレイの配備について、兵器と民需品の要求機能・性能の違いを理解せず、
民需品のような視点での安全性ばかりを議論しているのは間違いで、
危険な兵器が民間地域にあることの対策こそ議論すべき、とお話がありました。
確かにその通りで、ついつい兵器を民間用と混合して考えていたな、と感じました。
論点を見誤らないよう注意しないといけないと気付きました。

From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生
本日の「日本の教育」についての講義で私は、「行動をする」ということが
最も大事だ、ということを学び、また今の学生の現状というものを知って
そのようにはならないようにしよう、と改めて思いました。

・位置づけ
この位置づけとは、今何をなすべきかを考え
行動を起こす時の基準であり、これを知らない人が多いというものでした。
その位置とは、人生における位置づけ、
歴史の中の位置づけ、世界の中の位置づけの3つです。
私は、この今の位置づけで自分がそろそろ行動を起こさないといけない。
そのために、この学校にも入ったからだ。

・今の教育の問題について
 基本的な教育には「家庭教育・学校教育・企業による社会人教育」の三つがあり、
それぞれがその役割を果たすことが重要だと高瀬先生は仰っていました。
「児童虐待・モンスターペアレント、イジメ・金権主義」すべてが連鎖している。
しかし、根底は、人が多くの時間を過ごす環境「家庭」ではないかと思います。
だから、私が親になった際は、根底を大事にしたい、しないといけない。

・そもそも教育とは?
それは子供を一人前の社会人として通用する人間に育てる、
人間育ての一環であり、知識の詰め込みではない。
別に偏差値が高い人間を作ることが目的ではないし、
知識があってもそれを活用できなければ意味がない。
人間だけでなく、例えば車もバイクでも、
どんなに性能が良くても操らないと、ただの塊になってしまう。
それ以前に、生モノと同じように傷んでしまう。
だから、学校で学んだことは、生かしていく必要があると感じました。

From:森優太(日本大学卒、長崎県出身)@JVU4期生
《位置づけ》
高瀬先生の講義の中で、自分が今、何をするべきかを知るためには、
自分の位置を把握することが必要だというお話がありました。
その位置づけには少なくとも①人生の中での位置づけ、②歴史の中での位置づけ、
③世界の中での位置づけの3つがあると言うことでした。
これら自分の位置を知るためには、 自分の人生観を磨き、
歴史を学び、世界について学ぶことが必要です。
まずは学ぶことから始め、自分なりに、
今の自分を位置づけられるようになります。

《教育で学ぶべきもの》
本日の講義は、教育がメインテーマとなりました。
近い内に起業したいと思っている人は少なくありませんが、
経験の少ない若者が思いつきで起業して成功できるほど世の中は甘くはない。
そのようなことをする前に、まずは「基礎学力」と「人間力」を付けることが
必要だということ、教育はそのために存在するということでした。
謙虚に基礎を学んだ上で、経験を重ねて人間力を強めていく。
それが、本当の目標を定め、実現するために必要なことだと学びました。

《集団の違い》
高瀬先生は大企業と中小企業の両方で勤務された経験があります。
その中で海外出張をされた時の、双方の違いについてお話がありました。
出張する時、大企業なら現地の社員が迎えに来てくれ、
必要なものは会社でなんでも用意してくれます。
一方、中小企業では何の手配もなく単身で向かい、
言葉も分からないところから始めなければならなかった、ということでした。
しかし、それが人間を育てるということになっていました。
高瀬先生のお話から、組織規模の違いによって 仕事の仕方、
メンバーに求められる行動が変わるということが分かります。
人生の中で様々な人間集団に加わりますが、その中でどのようにして
自分が成長できるのかということも、入る前に考えることも必要だと感じました。

From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

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