【8月24日(水)】吉田松陰学
2011/08/24
【議事録】
・松陰学
-なぜ、松陰先生を目指すか。しっかりと理解すること。
-脱藩。藩に反してまで藩を出た松陰先生の志の高さを知る。
-松下村塾記。松陰先生が頼まれて書いた文章、松本村を
世界の中心であるかのような書き方をしている。
-華夷の弁。今の日本にも、これが足りない。現代でも通用する
すばらしい文章でした。
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・松下村塾記
松陰先生の魅力の一つは、どんな状況下においても前向きな発想で、
人が一瞬でも立ち止まって考えてしまうような場面でも、
すでに行動して実践していることだと感じました。
現実をしっかり把握し、日本の為に自分は何が出来るかを見据えている。
松陰先生を見ていると、私はまだまだ真剣さや本気度が足りないと感じる。
一方で、「私にも何か出来る!」と思わせる不思議な魅力を感じます。
日本ベンチャー大學3期生 依田裕尚(国士舘大学卒、長野県出身)
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・人にやりたい事を的確に伝えるということ。
吉田松陰先生は27歳という年齢で「松下村塾記」という
自分の塾の方向づけを示す書面を書き記している。
世界の情勢と自分たちの環境を背景とし、そしてその環境に対する自分の想いを反映させたのが
この塾のシステムであること、そしてそこで学んだ人が
どう行動しているであろうかを分かりやすく明確に提示しており、
確信的な自信に満ちている将来性を感じる明るい内容になっている。
日本ベンチャー大學3期生 関力仁(鳥取大学卒、鳥取県出身)
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●松下村塾の由来『松下村塾記より』
塾の名は、松本村という地名からとったものです。
村の名前をとって塾を決めるということは、堂々と自信の表れともとれます。
日本は松本村を中心に回っていると考えることで、小さな村を動かそうとしている気迫を感じます。
日本ベンチャー大學3期生 安斎義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)
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・松下村塾記
松陰先生が松下村塾の目指すべき理想を書いた松下村塾記を今回読ませていただきました。
誰も知らないような松本村という小さな村から、日本を変えてやろうという壮大な野望、
それを論理的に説得力を持たせてしまう。
この文面からだけでも松陰先生がどれだけ志が高く、
そして頭の良い人物であったかがうかがえました。
日本ベンチャー大學3期生 前田隆至(大東文化大学卒、埼玉県出身)
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・吉田松陰の目指す未来
吉田松陰の見通す未来が当たっているのには驚きましたが、
私はそれよりも「未来はこうなる」と言い切った吉田松陰の性格が印象に残りました。
これは決して吉田松陰が謙虚ではないという事ではなく、
吉田松陰が積み上げてきた努力、10歳ですでに講師をするという環境によるものだと思います。
私が吉田松陰のような絶対的自信を持って物事を言い切れないのは、
それを裏付ける勉学がまだまだ足りない証拠なのだと感じました。
聴講生 藤井勇貴
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