平成26年(2014)【7月26日(土)】 京都1週間修行(1日目)
チーム:「若者たち、分裂&再結成」

↑京都御苑に到着!
(ここで鈴木君が、軽度の脱水症状のため、ダウン。
安静にする)
…このままこの日は野宿に決定。
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●長い試練の始まり
いよいよ京都研修が始まった。京都は盆地のため暑く、
外で立っているだけで服が汗でびっしょりになるほどであった。
また、移動手段は主に歩きのため、普段あまり運動しない私にはとてもキツイものでした。
また、宿交渉に関しても断られ続けることで精神力が消耗していくのを
感じていました。
そして、結果的にはこの日は公園で野宿することになりました。
野宿は暑くて、蚊に刺されたり、朝になると寒かったりして
自分の体の体調管理が重要だと学べたことが良かったと感じました。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●出費は抑えたいが…
早速、始まった京都研修。数メートル歩くだけで多くの汗が放出した。
そして、水分の確保がとても大変であると感じた。
公園のお水を給水したりして、できるだけ出費を抑えたが、
公園の場所を把握していないところもあり、
ついガマン出来ず、自販機やスーパーで飲料水を買ってしまった。
自分の甘えを痛感した。
なるべく飲料水の出費を抑えていきます。
●初の野宿
人生で初の野宿を敢行した。なかなか公園で眠ることはないので、
よい経験をしたなと勝手ながら思う。しかし、公園には、大量の蚊がいて、
身体中が虫に刺されてしまった。スプレーを使ってもあまり効果がなかった。
ちょっと、高めの虫除けを買うべきなのか、迷う。
また、あまり寝ることができなかった。どうすればよいのか、分からない。
今後、解決方法を探す。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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チーム:「朱雀隊」

大阪校小笠原さんと合流し、また大阪校事務局の大西さん、
東さんとも一時合流し、別れました。
午後も頑張ります。

↑小笠原さんが宿交渉成功!
1晩泊めて頂けます!ありがとうございます!

お風呂を貸して頂けただけでなく、夕食までご馳走になってしまいました…!
感激です。
クワガタはお子さんにプレゼントしました。
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●紫式部と源氏物語
私たちの研究テーマは、紫式部と源氏物語のゆかりの地を訪ね歩くことである。
実はこれが幸運にも、京都市内の各方面に散らばっているので、
京都一周が出来るのだ(最初そのことに気づいていなかったが)。
まずはスタート地点、紫式部邸があったとされ、源氏物語が書かれた場所と
推定される蘆山寺へ向かった。
このお寺は京都御所の隣にあり、何ともスタートするのにふさわしい場所である。
ここで大阪校の小笠原さんと合流し、ちょうど開催されていた源氏物語の
押絵展を鑑賞した。また大阪校事務局の大西さん・東さんともご挨拶した。
それから向かいの梨木神社(現存する唯一の「京都三名水」染井がある。
維新の元勲・三条実美公とその父が御祭神)、下鴨神社(光源氏もここで歌を詠んだ。
21年に1度の式年遷宮の最中)と訪れた。
●食料不安
さて、極力お金を使わないようにというのはよいが、一体どうすればよいのだろう。
特に食料は飢える前に何とかしなければならないが、パンの耳をもらう作戦は、
お断りの嵐を受けてしまった。
結局、この日は、朝はマクドナルド、昼は100円の6個入りのバターロールを分け合って凌いだ。
なかなか妙案が思いつかなかったので、少し焦っていた。この時点では。
●宿交渉成功
まだまだ怖気づきながらも、宿交渉を開始した。
この日は、小笠原さんが先頭に立って交渉を進めることになった。
すると、たまたま見つけたお寺さんが、泊めて下さることになった。
「宿を貸して」と頼んで回るような者を見たのは初めて…だったそうで、
初め半信半疑でいらっしゃったが(しかもコワモテ)、お堂を貸して頂けた。
シャワーを貸して下さるとおっしゃったので、ご厚意に甘えて使わせていただいた。
しばらくすると、なんとしたことか、お菓子や冷やし中華、さらには
スイカまでご馳走になってしまった。
旅に少々疲れた私たちは、ほとんど泣きそうであった。
「京都人は冷たい」などと脅されてきたが、そうでない心温かい方だって
たくさんいるのだ、ということを身をもって感じた。
しかし、ここで一つ大きな失敗をしてしまう。
手持ちだったクワガタ数匹を、
お土産にちょうどいいと思って、お寺のお子さんに、自己判断で
カゴから丸ごと全部あげてしまったのだ。
このクワガタたちは決して自分たちの個人的な持ち物ではないということ、
他のメンバーに相談するべきであることを、完全に忘れていた。
預かったものは勝手に処分してはならないという当たり前のことを、
しっかり胆に銘じなければならない。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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平成26年(2014)【7月25日(金)】 伊豆・甲虫採集合宿 2日目 京都修行前日
18切符を使って、静岡・三島から京都まで電車で移動。

↑豊橋から大垣まで、食事風景。
八代先生の奥様に握って頂いたおにぎり。
とても美味しいです。

↑移動の末、ただいま無事に京都到着しました!
(ここから早速チームに分かれて、宿交渉を開始。)
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チーム:「若者たち、分裂&再結成」
*メンバー*
嘉形俊介(東京校6期生)
鈴木駿介(東京校6期生)
柳沢一磨(東京校6期生)
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①1日の宿の交渉数・成果
→5件を回り、1件宿交渉成立
②お世話になった人、頂いたもの
→新熊野神社でこれから、泊まらせていただく、住職の方。
③回った場所・歴史などの學び
→専称寺、法住寺、新日吉神社、総本山智積院、新熊野神社です。
④使ったお金
→なし
⑤活躍した人・エピソード
→活躍した人:鈴木くん
エピソード:4件断られた末の最後の神社で宿交渉成立したこと。
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●忘れていた子ども心
前日、カブトムシ・クワガタムシが好きなバナナや砂糖、焼酎を
混ぜたものを蜜が出ている木にあらかじめ仕掛けておいて、
この日の早朝4時、山に出かけました。
仕掛けた場所は早朝だったこともあり、まだ薄暗く、懐中電灯がないと
足元もおぼつかなかった。
そして、前日に仕掛けをした場所に行ったのですが、
なかなかカブトムシ•クワガタムシがおらず、見つけることすら大変でした。
しかし、今元局長からご指導を受けたクヌギの木を揺らして
クワガタムシを落とすやり方をしたら、それまでなかなか見つけることすら
出来なかったクワガタムシが落ちて来て来ました。
この時のクワガタムシを捕獲した時の気持ちは嬉しくて、忘れていた子供心を
思い出して、少しはしゃいでしまったほどでした。
そして、この日は40匹くらいのクワガタムシを捕獲することが出来ました。
私は今までカブトムシやクワガタムシをデパートで購入して
家で飼ったことはありましたが、実際に山に入ってとるのは
初めてだったのでとても貴重な経験になりました。
今回の経験を他の子供たちにもぜひ教えてあげたい
そんな貴重な体験でした。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●クワガタ捕獲決行日
朝4時頃に罠をしかけた場所に行ってみた。しかし、罠を仕掛けた所には、
少ししかクワガタがいなかった。何でなのか?考えてみると、
仕掛ける段階で、バナナをもうちょっと大きく切っておけば良かったなと感じた。
また、クワガタを捕獲する時に、取り方を事前と調べておく必要があった。
私は、1匹しか捕獲することが出来なく、鈴木くんにいたっては10匹以上も
取れていたという。
その差は何なのか?
経験なのか、実力なのか、それは分からない。
だが少なくとも、自身が楽しくすることが
最低限必要ではなかったのか。本当に勉強になった。
次回は、もっと多くのクワガタを捕獲します!
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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チーム:「朱雀隊」
*メンバー*
須藤雄介(東京校6期生)
詹雅琦(べんだい台湾生)
趙姮安(べんだい台湾生)
①宿の交渉数と成果
→6件回り、ある神社ではご厚意で、ある場所をお借りして
宿泊させて頂けることに。
②お世話になった人
→神社の夜番の方
③回った場所
→建仁寺、長生寺、六波羅蜜寺、方広寺、高台寺、豊国神社
④使ったお金 →0円
⑤活躍した人
趙さん…宣伝用ボードを仕上げてくれた。
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●カブトムシ・クワガタ採取2日目
昨晩に見つけた樹液の多い樹や、仕掛けたエサの周辺を狙い、昆虫を取りに行った。
ところが、結局一番成果が上がったのは樹を蹴って揺らし、落ちてくる昆虫を狙うものだった。
そこで、蹴る木の周辺にあらかじめ人を配置し、落ちた昆虫を見逃さないように
神経を集中させる方法をとった。
各員自分の役割をしっかり認識し、適切な動きが出来ていたと思う。
採集を終えてみると、クワガタばかり沢山確保できた。
ミヤマクワガタのような大き目の昆虫を見ると、それだけで少し嬉しくなるものだ。
子どもたちも昆虫を見るだけでなく、実際に取りに行けば喜びも増すのではないかと感じた。
●京都修行前日、戸惑いのスタート
京都駅に到着後、さっそくクワガタの販売と宿交渉をしなければならなくなった。
クワガタは河原町付近の鴨川沿いで販売活動を行ってみたが、反応は薄かった。
趙さんに手書きのボードも用意してもらったのだが。
「飼うのが大変なんだよなあ」と声を掛けて下さった方がいた。
カゴも昆虫ゼリーもセットであれば、少しは売れたのかもしれない。
途方に暮れてしまったクワガタ販売であった。
その後、19時ごろから初めての宿交渉を開始した。
しかし、時間が遅いこともあってお寺はほとんど閉まっており、
住職さんが不在のお寺がほとんどだった。
困りつつ、他の神社に行ってみると、夜の番をされている男性がいらっしゃり、
事情を説明してみた。
すると、私たちのことを気に入って下さったようで、
「権限がないから中に入れるわけにはいかないが、軒下というわけにもいかない」
と言って、ご自身の軽自動車を寝泊り用に貸して下さった。
全く想定外だったので、「そういうこともあるのか…」とびっくりしてしまった。
ご厚意に甘えて、車中泊で一晩を明かし、この日は何とか終了した。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●宿交渉失敗…と思いきや
随分と長い時間、電車に乗って
京都へ着いたのは16時でした。
それから18時から21時まで、泊まれる寺院を探しました。
でも見つけられませんでした。
しかし大きな幸運。
その後、優しい方が現れて助かりました。
きっと明日の朝の空気は新鮮でしょう。
From:詹雅琦@べんだい台湾生
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平成26年 7/24(木)・7/25(金) 伊豆・甲虫採集合宿

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●1日の流れ
7/24(木)
10:00 西新宿教室で朝礼
10:15 清掃
10:30 準備
・甲虫エサの仕掛けづくり
・持ち物の確認
12:00 南出さんの運転で出発
13:25 海老名SA
15:30 伊豆の山荘へ到着
16:00 草むしり、花植え(ブルーサルビア)お手伝い
・先発隊の甲虫下見へ・・・捕獲3匹
18:30 懇親会、バーベキュー
21:00 甲虫捕り、夜の部、出発
・エサ仕掛け
・木を揺する・・・・捕獲2匹(山荘の網戸で)
23:00 風呂
24:00 就寝
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7/25(金)
3:45 起床
4:00 甲虫採り出発
・クワガタムシを大量に捕獲
7:00 朝食
8:30 伊豆の山荘を出発
9:30 三島駅到着
9:50 ここから京都研修スタート
10:30 興津駅
12:15 浜松駅
13:00 豊橋駅
14:30 大垣駅
15:00 米原駅
16:30 京都駅到着
17:00 鴨川でグループごとに解散
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●八代英太先生
伊豆の山荘へ向かった。ご自宅の標高が400メートルで、
富士山が見れる場所である。そして、先生の人柄がとても明るく、
威厳も兼ね備えている印象を抱いた。さらに、元気の源は富士山を見ることと伺った。
今回のプロジェクトに共感いただき、
本当に八代先生と奥様に、お世話になりっぱなしになってしまった。
●クワガタのワナ仕掛け
椚木に罠をしかけた。どんな罠か?
バナナに焼酎と砂糖などを入れて
混ぜ合わせた物を木のくぼみに塗りつけた。
最初に混ぜすぎてしまい、
くぼみの中に入れるのには特に苦労した。しかし、こういう経験も楽しくできたのでうれしかった。
明日は、どのくらい取れるのか楽しみである。
●クワガタ捕獲決行日
朝、4時頃に罠をしかけた場所に行ってみた。しかし、罠を仕掛けた所には、
少ししかクワガタがいなかった。何でなのか、考えてみると、仕掛ける段階で、
バナナをもうちょっと大きくぶつ切りにしておけば良かったなと感じた。
また、クワガタを捕獲する時に、取り方を事前と調べておく必要があった。
私は、1匹しか捕獲することが出来なく、鈴木くんは10匹以上も捕れていた。
その差は何なのか? 経験なのか、実力なのか?
それは分からないが、少なくとも、自身が楽しくすることが最低限必要ではなかったのか。
本当に勉強になった。次回は、もっと多くのクワガタを捕獲します!
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●八代英太先生の山荘
私達はその日は静岡県伊豆にある八代英太先生の山荘へ招待されました。
お手伝いとして、ガーデンの雑草取りからラベンダーを植えました。
標高が高いとはいえ、とても暑かったです。
その後の懇親会で、バーベキューは格別に美味しかった。
何よりも、お偉い先生に気さくに私たちをもてなして頂けたことが大変光栄でした。
八代英太先生みたいに、政治家として、納得のいかないことに対し
理由をはっきり述べて、自分はこうだ!と言える人柄に憧れました。
●クワガタ取り
次は翌朝4時起床で、森林へ行き、昨日トラップを仕掛けた場所を
探しましたが、なかなか見つかりませんでした。
ただそのうち日が昇って視界が良くなったことで、
木を揺さぶってクワガタを落とす作戦に切り替えました。
その作戦に変更した途端に、驚く程の収穫がありました。
結果的にノコギリクワガタが沢山採れました。
そしてなんと!ミヤマクワガタが10匹近く取れました。
●まとめ
私は郵政大臣を経験された八代英太先生と直に話せて、
テレビでは表面的にしか伝わってこないような、プライベートや
内面的に深い部分を知ることが出来て大変光栄でした。
またクワガタ取りでは私が木を揺さぶり、沢山落とせて、もっと長く
クワガタをとっていたかったです。
今度はノコギリクワガタ、ミヤマクワガタを飼育して幼虫から育てて、
大きな成虫に育てる勉強をしたいです。
From:鈴木駿介@東京校6期生(神奈川県出身、国士舘大学卒)
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平成26年(2014)【7月23日(水)】 HR(京都研修、甲虫採集ミーティング)

●全力で戦い抜く
カブトムシ・クワガタムシ採集や京都研修での持ち物、心構えなどについて確認した。
当日は「寝られると思うなよ」とのこと。
虫の生活リズムに合わせて動くのだから当然の事。
子どもたちのために昆虫をたくさん集めるとともに、怪我なく乗り切りたい。
京都でのグループは、台湾人学生2人と一緒に行動することになった。
色々なことを教え、教わることで、学びを得て成長する大きなチャンスだと思う。
今はまだ楽しみなだけであるが、結構つらいのだろう。とはいえたったの1週間である。
1週間を戦い抜き、この経験を人生の糧とすべく全力で取り組む。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●自分を変えていく
・新聞記事の選び方
今回は、私たちの今までのやり方について今元さんからアドバイスを頂いた。
それは、『本当にその記事を取り上げたいのか?』や『その日に取り上げなければ
いけない記事を選ぶ』など、皆が身近で考えられる記事を選ばないと
実感がわからないということを學んだ。さらに、自分としては、もっと経済を
知らなければならないし、歴史背景も合わせて取り組まないといけないな、と焦りを感じた。
だから、まずは、自分から行動していく。
・研修についての意気込み
この研修を通して、変わりたいことがある。それは、「男力」である。
それは何故か。私の性格がナヨナヨしていて、それが外見にまで及んでいるからである。
それを如何に研修で改善できるのか、後悔のないようにしたい。この研修で私は変わります!!
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●スーツの重要性
本日今元さんが来て下さいました。ありがとうございました!
まだここに通って1週間ですが、もう文化的の違いを少しづつ見つけられました。
日本の会社やベンチャー大學へ行く時に、スーツは絶対に必要なものです。
毎朝、電車に乗って行く時に、真っ白のシャツを着た人がいっぱい見た事に
驚きました! 台湾の場合は、スーツを着るの人はだいたい電車を乗りません。
私自身は、テレビ局のインターンシップの時に、スーツは着て行く必要がありませんでした。
●握手は日本人の文化ではない
日本人あまり握手をしません。その理由をお聞きしても、あまりに明確な答えは
わかりませんでした。私の場合は、友達に会う時に必ずハグして握手をします。
その愛情表現は日本より強いと思います。
●挨拶の重要性
挨拶の形を差があります。日本人挨拶の時に必ず立って、敬礼をする。
すごく丁寧と思います。台湾の場合は、立ってもいい、座ったままでもいい、
とりあえず挨拶をちゃんと言うことが大事なのです。形式的ではありません。
今後、いろいろの違いを発見出来る事を期待しております。
From:趙姮安@台湾留学生
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●いよいよ京都研修
私の新聞アウトプットはまだ力不足です。
新聞に興味をもつことは重要です。
今後、力を付けてゆきます。
午後は京都の旅を説明して頂きました。
明日から京都へ。緊張です。
私は、趙さんと須藤さんと一緒のチームです。
日本語はまだまだです。
一緒懸命頑張ります!
From:詹雅琦@台湾留学生
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平成26年(2014)【7月22日(火)】 人生を考える/高瀬拓士先生(日本コンピュータ開発 最高顧問)

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●1日の流れ
10:00 人生を考える/高瀬拓士先生(日本コンピュータ開発 最高顧問)
・リスクある人生が良い
・何のために起業をするのか?
・何がしたいのか?
・6期生たちへ
・人生を知る
・人間力と基礎学力
13:00 講義終了
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●高瀬拓士先生/人生を考える
・自分の信じていることを話す
「自分の話をしていることは正しい」という考え方は愚かである。そうではなく、
「自分はこう信じている」という意識で、自信をもって話すべきである。
国を代表する立場の政治家はともかく(相手がどう思うかで人間関係・
外交関係は決まる)、民間人はこの点に関して遠慮すべきではない。
人の考えは、それぞれ違ってもよいのである。
特に国際交流の場面では、自分の考えていることをしっかりと言わなければ、
「何を考えているか分からない」と恐れられ、戦争を招くことさえある。
言うべきこと、考えていることは、日ごろから言葉にしていくことが必要である。
・何をすべきか? 何をしたいか?
現代の学生は、「面白いことがしたい」という基準で就職活動をするという
間違いを犯している。
仕事とは「お客様の満足」によって生まれるのであり、自分がその仕事を
面白くする責任を負うのである。
そのため「専門バカ」と「使われ人間」になってはならない。
また「教わろう」ではなく、「自ら学ぶ」意識を持たなければならない。
空き時間は何のためにあるか? 自ら学ぶために存在するのである。
・自分の位置づけを知る
自分自身を、人生の中の位置づけ、歴史の中の位置づけ、
そして世界の中の位置づけでとらえることが重要である。
そうすれば、今自分がどう行動すべきかがはっきりしてくるからである。
高瀬先生の場合、「83歳で死ぬ」という見方で人生を眺め、
それまでの間に何をするかを考えている。
また外に出て、外側から自分や日本を眺めてみると、
それがどういうものであるか客観的に分かる。
例えば高瀬先生は、アメリカへ行った経験により、バブルに浮かれる日本、
そして緑多き日本というものをはっきりと認識したという。
海外旅行は物見遊山ではなく、自分を見つめ直すためにすべきものである。
・高瀬先生が歩んだ人生
先生は、大学へ行くことも叶わない(後に日立の社内教育から東大大学院へ
行くことができた)、10人兄弟の農家に生まれた。
日立に入社し、当時存在も知られていなかったコンピュータの部門、
アメリカや世界を常に意識しながら働く職場に所属する。
その後、お世話になった倒産しかかった会社へ出向し、そのまま大企業・日立を
辞めて取締役になる。そこから悪戦苦闘の日々が始まる。
大企業では組織が仕事をするが、中小企業では人間が仕事をしているという
全く違う構造に苦労しつつも、会社を立て直す。
次に「アメリカで会社を作ってこい」という指令を受け、日本人のいないミネアポリスへ飛び込む。
自分の仕事を忘れるくらい生き抜くのに必死になる。ようやく見つけたアパートの
大家さんにいろいろ相談しながら、会社を設立し、顧客を獲得するところまでこぎつける。
自分の意思と全く関係のない環境に放り込まれても、必死に目の前のことに
取り組んでいくと、結果はついてくるものであるという経験を得た。
・思い出と夢
苦労は思い出となる。思い出の残らない生き方はしたくない。
だが、思い出に囚われる人生もよくない。
前を向いて生きていくためには、夢を持って生きることもまた必要である。
●気付き
高瀬先生は普段、軽井沢で生活され、休みの日には野良仕事をされているとあって、
75歳とは思えないほどの筋力と活力にあふれた方である。
その考え方は非常に現実主義的で、信念と意志の強い方だと感じた。
特に、アメリカでのご経験の話は私にとって興味深いものだった。
私はもっと外の世界を知りたいと思っているが、何のためかといえば、
高瀬さんのおっしゃるように、自らの位置付けを知ることが出来るからである。
そのことを改めて認識することが出来た。
自分のやっていること、やりたいことがいったい何のためなのか?
そのことを考えるのと考えないのとでは、まったく違った結果を生むだろう。
その点、高瀬先生は、それをはっきりと認識し、私たちにも考えを話してくださるのである。
私ももっと、こういうことをしっかり考えて、高瀬先生のように
目的と意志を持った人生、思い出と夢のある人生を送りたい。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●高瀬拓士先生の講義
・後悔しない人生を送る
高瀬先生は、若い人ほど「死ぬこと」について考えていないと仰っていた。
それで居ながら死ぬ直前になると、多くの人は「もっと生きたい」という。
日常、必死に毎日を生きていたのかというと、ほとんどの方はそうしていないと思う。
私もこの22年間を思い返し、これまで必死で生きていないことに焦りを感じた。
これから私がすべきことは、全てのことに全力で取組むことである。
そして自分自身を磨き続ける。
・苦労は思い出
高瀬先生は、その人生の中で多くの苦労をしたという。
例えば、英語を話せないだけでなく知識も経験も無いのに、「米国で会社を設立しろ」と社長の命令を受け、一人でアメリカにわたって設立から営業、開発、工場建設までやった。また子供時代、町から離れた山奥に住んでいたため、山道を徒歩で1時間かけて小学校へ通った。
日々の食べ物にも事欠く貧しい暮らしで、大学進学もあきらめた、などなど。
それでも不幸だとは思わなかったという。成長過程では10人兄弟姉妹というにぎやかな家族が有ったし、仕事では夢中に取り組む中で、自然に仕事を楽しむことを覚えたからである。
これは、見習わなくてはいけないと感じた。
また同時に環境によって、人間は変わってくるんだなと学んだ。
苦労は人を大きく成長させるスパイスなんだなと感じ
そのスパイスを多く持った人間こそ、今後の人生をより豊かにしてゆく。
こうした人間になってゆく。
・外を知って内がわかる
高瀬先生は1980年当時、米国で働いていて感じたことがある。
それは、「好景気に浮かれてあくせく働いているが、あれで日本のサラリーマンは幸せなのだろうか?」と。
また1987年に帰国したとき、「日本経済はバブル経済だ」と。
だから、日本に帰国して現在の会社経営を引き受けたとき、浮かれることなくすぐに不況対策に取り組んだ。
このお話を聴くと、内にいるだけでは見えないことが、外からだと見えることがわかる。もちろん客観的な見方は必要であるが、実際に外国で交流することでより客観的な考えが得られるのではないか。
今後は、両方ともまずはやってみることから始める。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●高瀬先生
高瀬先生は、今の大学生はただ大学に通っているだけで、自分から学ばないと仰っていました。
そして遂に「大学の数を減らした方が良い」と仰っていました。
今の大学生に対して、高瀬先生は「何がしたいのかわからない」と嘆いていました。
社会人は仕事はお客様の都合に合わせてやるものであり、やりたくないものを
自分でいかに面白くするかを工夫しなければいけない、と学びました。
また大企業は安定しているということから、入りたがる学生が多数いますが、
実は大企業で働く人は、ロボットの様になるみたいです。
そして誰もがそうかもしれませんが、無い物ねだりしがちです。
私もそうならず、社会で有るものを生かしてゆきます。
●感想
私は今回思ったことは、自分もただ大学に通っていただけで
時間を無駄に過ごしていた学生の1人です。
そしてなぜ持っているものを生かそうとしなかったのかと猛反省した1日でもありました。
今後は自分の得意で
本当にやりたいことを中心とした仕事をしたいです。
From:鈴木駿介@東京校6期生(神奈川県出身、国士舘大学卒)
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●リスクがある人生を
今日の講義ありがとうございました。
とっても面白いです。
「リスクがある人生が大好きです」
「信じてることを話す」
その2つの言葉はインパクトがありました。
リスクがない人生は多分、平和で、普通の人生なのように面白くないでしょう。
やはりチャレンジを乗り越えて 、自分にますます充実するの方が楽しい人生です。
そして、正しいことじゃなくて、信じていることを話す。
今は、会社や学校でも正しいことを話すことをしていない気がする。
自分の本当の考え方を伝えて良いものか…。
時々思いますが、先生の話を聞いて、そうしよう、と決めました。
その方が、誤解はますます解けるでしょう。
これからも自分の位置付けを作るつもりです!
この素晴らしい機会を大事にします。
From:趙姮安@台湾留学生
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