平成24年11月10日(土)】 後藤虎南くん (日本ベンチャー大學1期生・株式会社ぐるなび)

本日はベンチャー大學1期生の後藤虎南先輩に講義をしていただきました。
卒業後、ぐるなびで活躍されており、社会の厳しさや
楽しさを教えていただくとともに、1期生の雰囲気なども
教えていただき、とても楽しく講義を聞かせていただきました。
その中でも一番強く感じたことは・・・。
実際に自分から行動していかなければいけないということでした。
ベンチャー大學に通っていればこの先何とかなるだろうと甘い考えではなく、
自分がやりたいと思うことを見つけそれに向かって行動していかなければ
何のための一年間か分からなくなってしまう、
実際に経験されている先輩のお言葉だったのでとても説得力が強かったです。
半年が過ぎて環境にも慣れてきたため受け身になっていましたが、
今後、自分から積極的にいって、この1年間を無駄にしないようにします。
From:渡辺寛高(広島県出身、尾道大学卒)JVU4期生

本日は1期生の後藤虎南先輩に来ていただいた。
大分から「日本を元気に」という志を持ちつつ、社会で大変ご活躍されている。
こういった先輩方のお話を聴くことは、
普段の講師とはまた違った学びが得られると感じた。
虎南さんには、卒業してからの2年間や、
当時のベンチャー大學のお話をしていただく。
そして何より、喝を入れて頂き、刺激をもらったことが一番大きかった。
【結局は自分】
ベンチャー大學に頼ってはいけない。
ベンチャー大學に入ったからといって、
就職ができる、
成長できる、
というのは大間違いであることを教えて頂いた。
私たちは、本当に恵まれた環境にいるといつも思う。
しかし、与えられた環境に満足して
何も行動しないでいると就職はもちろん、成長もないだろう。
知識が少し増え、自己満足で終わってしまう。
それは非常に無駄であり、会員企業や講師、事務局の方々はそんなことを求めていない。
虎南さんがおっしゃていた通り、私たちが学んでいることは、
即社会で役立つものは少ないだろう。
ベンチャー大學はこれからの人生をより良くするため、
自分と向き合う場所というのはとても納得できる。
要するに、結局は自分で考え、行動していかなければならない。
これほどの環境を与えられていて、
それが出来ない人はこの1年は無駄の何ものでもないと感じた。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生

【良い物を伝える発信者になる】
鹿屋市のブランド化に取り組まれている虎南さんだが、鹿屋市には
日本一のバラ園や歴史などがあるが毎年訪問する観光客は少ないらしい。
生産者はせっかく良い物を作っているのに、あまり世間に浸透して
いないものはその土地の食べ物に限らず沢山ある。だから自分で良いと
思った物を伝える発信者は、とても重要であると私は感じた。
【目的地までの着地点を決める】
どれ位の所まで行けたら自分は幸せか?虎南さんはベン大生に考える
時間を与え発表をさせた。
そして全ての事柄において『目的までの着地点を決める』事が大切だと
虎南さんは言われる。いきなり砂漠の真ん中から目的地にたどり着く事
は出来ない。しかし紆余曲折しながらも、途中の着地点がないと道に迷ってしまう。
なので何を身に付ければ自分は目標にたどり着けるか、着地点を明確にして
いく事から始めていく。
【井の中の蛙になるな】
ベンチャー大學生というだけで、少し出来る人間になって入社するという
意識がベン大生にはないか?と虎南さんは言われた。確かに普通の
大学生と少し違う事をしているから、そのまま入社すれば他の社員とは
ちょっと。しかし、出来ていない所もあると自覚しなければならない。
その為に虎南さんは『外に目を向ける事』が大切だと言われる。天然物と
養殖物の魚を比べても、外の海洋で揉まれている魚の方がより強くなる。
外の色んな人との関わりは、きっと自分を外側からどう見られているか
知れるいい機会だと思う。
自分達が餌を与えられている養殖物だと意識を持って、より外との交流を
深めていく。
From:小林諒也(北海道出身、はこだて未来大学卒)JVU4期生
★改めて考える
本日は日本ベンチャー大學1期生の後藤虎南さんに講義をしていただいた。
現在の仕事内容から1期生の頃のベンチャー大學まで。
ベンチャー大學の先輩ということで、ベンチャー大學について改めて考えさせられた。
ベンチャー大學で良くなるかならないかは自分次第。
ベンチャー大學は、普通であったら経験できないようなことを
させていただけるが、それを活かすことができるかは自分次第である。
ベンチャー大學で自分は何をしたいのか、何を身に付けたいのか、
を改めて考え、行動しなければならない。
From:松田崇義(千葉県出身、慶應義塾大学卒)JVU4期生
平成24年11月9日(金)】 『人間学~経営問題を考える』 高瀬拓士先生(株式会社日本コンピュータ開発 相談役最高顧問)

●1日の流れ
8:30 朝礼
8:50 日本コンピューター開発 到着
9:00 講義:高瀬先生「経営問題を考える」
12:00 講義終了・移動・昼休憩
13:00 新聞アウトプット:チームごと
・11面 商店街活性化
・33面 職場に居酒屋
14:00 終礼、後に感謝祭の打ち合わせ

現社会の経営問題について、
高瀬先生ご自身の経営に対する考え方を教えて頂く。
【自分の考えを持て】
どうしたら経営が上手くいくか、どうしたら儲かるか?
などと云うHow to ものを通じた、安易な答を求めるのではなく、自分で考える習慣を身に付けよう。
最も大切なことは、経営をする上で、どう社会に役立っていくかである。
その為には、企業にとって自分はどうあるか。
どんなことが経営と言えるのか、というところから考えなければならない。
高瀬先生の会社では、経営不振になるのは社会がその会社の存在を必要としていない証拠との認識から、倒産することこそが社会貢献だと考える。
少し言い過ぎだと感じたが、社会に役に立たない企業は あるべきではないというのはその通りである。
高瀬先生の考えに共感した社員は、人一倍高い責任感が持っているだろうし、
そう不振になることはないだろう。
こういった高瀬先生のような自分の考えを持つには、勉強しなければならない。
勉強することで、位置づけを知ることで、今自分が何をやったら良いのかが見えてくる。
【モノ・カネが豊かでありさえすれば幸せ というものではない】
お金持ちになりたい、家がほしい、車がほしい。
これらが全て満たされた時、果たしてそれは幸せであるのだろうか。
私はそうは思わない。
企業がモノ・カネを追いかけてきたせいで、 社会がモノ・カネを追いかけることになった。
モノ・カネはあくまで手段であり、自分がしたことによって誰かが喜んでくれることが 本当の幸せに通じる と教えて頂いた。
将来、経営者になった際、この考えを決して忘れてはいけないと強く心に誓った。
そうならない為の方法として、常に考える習慣を持つことが大事とおっしゃっていた。
どうやったら儲かるかというハウツーものではなく、どうしたら誰が喜んでくれるか。
考える力を持つことが経営であり、
本当の幸せにありつける必要不可欠なものである。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生
《自分で考える》
本日は高瀬先生が相談役最高顧問を務めておられる、
日本コンピュータ開発本社にて、講義をしていただきました。
アメリカ大統領選挙や教育についての話題から、 日本人はもっと自分で考えなければならない、というお話が出ました。
ハウツー本が売れたり、それに乗ったマスコミが安易な報道をするのも、 名だたる大企業が苦しんでいるのも、結局は、
しっかりと考えることが足りていないことが大きな原因だということでした。
自分が今どのような状況にいるのか、今後何をどのようにしていくべきか、安易に他人のことを鵜呑みにしたり、他人を叩くのではなく、
自分で考えて結論にたどり着かなければならないと感じました。
《組織とリーダー》
また、経営についてのお話もしていただきました。
会社に限らず、組織がどのような方向へ向かうのかは、結局は決定権のあるリーダーの考えによります。
そのため、リーダーの生き方、人生観が経営そのものだということでした。
リーダーは、組織のことを考えることは当然必要ですが、その前に、自分が様々な経験を積み、
自分の人生について考えを持っていなければならないということが分かりました。 それがなければ、安易な道に進み、いつか行き詰まってしまいます。
自分がリーダーになる場合はもちろん、他の人にリーダーを任せる時にも、その人の経験や人生観を知ることが大切だと感じました。
From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生
【日本人とはどう在るべきか?】
今の日本人はどうなったか。
『自分でものを考えなくなってきた』と高瀬先生は言われる。
いつも答えが欲しい状態で、考える力が低くくなっている。
例えばハウツー本が流行ったりという現象に出ている。
グローバル化が進んだ時代で色々な価値観が出て来た中でも、こうした日本人の特徴が外国で見られるという。
会議などで外国人が日本人に質問しても、日本人は自分の意見が無いのか言う勇気が無いのか、「あの人と同じ意見です」と言う人が多い。
日本人の悪い所は、自分で考えて、自分の意見を、勇気を持って発信しない所にある。
誰かに考える事を任せたり、敷かれたレールに乗っかるだけのような安易な行動は止めて、自分でも考え、答えは自分で見つけるようになりたい。
民度を高めたい。
【会社とはどう在るべきか?】
日本人がものを考えなくなった事を踏まえて、日本の会社の在り方を考えさせられた。大企業はどうか。
徹底的な社員教育で、個人の考えを潰す。個人の色々な考え方は尊重しなくなっている。考えられなくしている。
すると仕事は上から降って来ると考えている人が、会社に依存し出す。
こうなると同じ考え方だけを持つ集団ができ、 一回経営陣が間違った判断をしたとき皆が共倒れする。
日本人はアメリカ式成功のカネ、カネの会社のやり方をそのままパクって導入するのがいけない。
アメリカとは土壌が違う。アメリカは多民族・多人種の国で、彼らの共通認識は「カネによる成功」だ。
日本は単一民族・単一文化で共通認識、人のまとめ方も違う。
会社のやり方が全く分かれるなか、日本式会社はどう在るべきか?
それを考えないでただハウツーをパクれば、想像力も無い企業戦士を育ててしまう。
会社もハウツーに答えを求めず、日本企業の在り方をまずは考え、第一目的をカネ稼ぎに置かず、個人を尊重した教育で社員を作っていくべきだ。
【社員はどう在るべきか?】
日本の会社の在り方を踏まえて、社員はどう在るべきか?を 日本コンピュータ開発さんのやり方から学んだ。
経営理念は『生き残る経営より、いつ倒産しても良い経営を』。
なぜこんな事を書くのか、それは高瀬先生の組織作りの考え方に表れる。
『生き残る経営が1番いけない。社会が要らないと言っている会社は倒産するのが社会貢献』
だと言われる。生き残る為にインチキをしたり、悪い事をしてしまう。
日本コンピュータ開発さんではいわゆる"おちこぼれ"を積極的に採用している。
おちこぼれとは、標準の網からこぼれた人の事。
標準の網とは、大手の様に同じ発想しかさせない集団を作る為の網だ。
使いやすい人間を採用する、それはある意味企業の衰退を意味する。
日本コンピュータ開発さんではもっと社員1人1人に自立心を育てる為に、新人研修では一切技術研修など仕事に直結した教育はせず、
同期・会社・幹部を知るという目的で3つのテーマでのディスカッションが中心。仕事のことはOJTで教育する。また
自分の仕事は自分で取って来る様に、 営業部隊を作らず全員営業、全員技術者としての社員育てを目指している。
いつでも倒産して良い会社とは、
社員1人1人が自立出来ていて、何でも会社に教えて貰い、仕事を貰う依存型社員集団になっていないので、倒産しても困らないという意味だ。
社員の在り方も、会社に依存しないで働くべきと感じた。
From:小林諒也(北海道出身、はこだて未来大学卒)JVU4期生
平成24年11月8日(木)】 『生命理(いのち)』 岡村興一先生(オカムラ歯科医院 院長)

9:00 朝礼
9:40 新聞アウトプット
アメリカ大統領選挙
大学認可問題
ソニーミュージック
11:00 昼休憩
12:00 講義:岡村興一先生「生命理」
●根本生理
発声、呼吸、咀嚼、接触、体動を
大切の大切さ
●人間の体
人間は、自分単体ではなく多くの微生物が
いてその微生物とともに共生していかなければいけない。
15:00 掃除、終礼
15:30 インタビュー
17:00 インタビュー終了

岡村興一先生「生命理」
《共生》
内容としてはかなりスケールが大きく、
全てをよく理解できた訳ではありませんが、
肉体と人生とをつなげる、他にはない視点の講義でした。
人間の体の中には、多くの微生物がいます。
人間が進化をしてきた中で、それらの微生物が取り込まれました。
人は1人では生きられないとよく言われますが、
単に生物としての能力を見ても、微生物と共生して、
力を借りて体のシステムを機能させています。
特に、腸の中には多数の微生物が存在し、
腸内フローラル(お花畑)と言われています。
腸内の環境が人の生活や行動、思考に与える影響は大きく、
腹をくくるとか、腹黒いという表現も、生理学的に正しいということでした。
肉体的にも精神的にも、健康に生きるためには、
共生している存在を忘れてはならず、
共に元気になっていきたいと感じました。
《基本となること》
また、人間の生活では、「声・息・食・触・動」の5つが、
絶対的に基本となるというお話もありました。
生きていく中で当たり前にしていることですが、それぞれに、
単に1つの個体の生命活動というだけではない意味があります。
そのことについて、人間の体の仕組みと、
人間がこれまで歩み、受け継いできた過去から、解説をしていただきました。
納得のいくお話でした。
身近なことでも疎かにせず、
それが人生、歴史という大きなところにまでつながっている、
それぞれに意味があるということを意識して、
日々の生活の質を高めていきたいと感じました。
From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生

【人間の根本定理を理解する】
岡村先生の考え方では、
願望達成と根本健康は5つの"根本生理"を整える事から、
始まると教えている。
それは『発声・呼吸・咀嚼・接触・体動』の5つだ。
どれかが損なわれる
(声が小さい、息が浅い、噛みが弱い、人と接しない、身体を動かさない)
と願望達成や根本健康に繋がらない。
普段我々が行っている事が大事だなと感じた。
私達は生きていてもう既にこれらを行っている。
しかし生きている原理を意識せずに自然とこれを行っている。
生理とは、生きている理。
これを無視した状態で生きると願望達成が出来なかったり、
健康を損なうと学んだ。
【赤ん坊が先生である。根本生理を初期化する】
根本生理は人から学ぶ。
産まれついた時から人は根本生理を行っている。
先生は赤ん坊の産まれた時の様子で
根本生理を説明している。
まず産まれついた瞬間に「おぎゃあ」と発声する。
発声とは生きている証。
特に母音が良い。
私達が何かに驚いたとき、感心したとき普通に言葉がでない
(「へえ?」や「おぉ?」) これらは母音が中心だ。
呼吸は文字から見て、まず息を吐き出てから吸う。
咀嚼は何より大事だ。人間の身体は上手く設計されていて、
顎の周りにちゃんと神経や経脈が集中している。
先生曰く、人間の身体は脳⇒心⇒胆力の順に出来ていて、
噛む行為は肉体と精神(脳と心)を繋げるインターフェイスだから大事な行為だ。
接触は古来ホムンクルスの図がある。
ホムンクルスは手先と唇・舌が異常に発達した人間の図で、
味わいを感じたり包む(握手でも)・包まれる(自然の中に取り込まれるも良し)
といった接触が大切だ。
体動は、立つこと。頭の上の紐から吊るされている
イメージで、自然にリラックスした状態に立つ事。
先生はこれを初期化する事といって、
人間生まれた時から普段何気なく継続している根本生理を、
意識的に行っていく。
From:小林諒也(北海道出身、はこだて未来大学卒)JVU4期生
根本生理とは、
発声
呼吸
咀嚼
接触
体動
の5つ。
これを意識して生活することで潜在意識を変え、
願望を達成させる。
また、願望を達成させるためには肚が大切であり、
その肚は微生物で出来ているので
微生物が喜ぶような食事をとる必要があると教えて頂きました。
現代人は肚が出来ていないと言われるが、
その原因は、食事にあると仰られました。
上記した5つを具体的な行動で言うと、
大きな声で話し、
深く息を吸い、
よく噛み、
自然に触れ、
よく歩く、
といった具合になります。
今回教えて頂いた願望達成に関する講義は、
今までにはない切り口だったので、新鮮でした。
特別な事ではなく、身近なことにこそ
大切な事が隠されていると学ばさせて頂きました。
実践していきます。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生
平成24年11月7日(水)】 『ホームルーム』

●議事録
「ホームルーム」
9:00 ~ 朝礼、掃除
9:40 ~ 新聞アウトプット
3面 中国リスク 起業の選択
大規模な市場があるため現地企業
との合弁企業や他国との合弁を行い、
リスクを下げるべきとの見解であった。
7面 外交の行方、世界が注視
日本国の視点に立つと、外交防衛を
重視するならロムニー氏、経済活性
化を期待するならオバマ氏という見
解になった。
11:30 ~ 昼休憩
12:00 ~ 感謝祭の出し物決め
感謝祭の出し物が決定。
今後、被り物制作や映像作成、紹介チラシの作成などを
行っていくこととなった。
14:30 ~ 解散
From:渡辺寛高(広島県出身、尾道大学卒)JVU4期生

《ホームルーム》
本日はホームルームでした。
今月末に行われる、感謝祭での出し物の話し合いを進めました。
今回は、今元局長も参加してくださり、みんなでアイデアを提案しあいました。
それによって、だいぶ具体的なイメージが出来上がってきました。
具体的なイメージができると、今後何をするべきか明確になります。
まずはその段階に達することはできましたが、
ここまでかなり時間を消費してしまいました。
感謝祭までの時間はあまり残されてはいませんが、
アイデアを元にして、時間を有効活用し、
ゴールを目指して一歩一歩進めていきます。
From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生

この日は、感謝祭の出し物についての案が
やっとまとまった日でした。
今までいろんな案を出してきましたが、
今回でた案で出来たインパクトは大きく、
ベンチャー大學はなんだかわからないけど、すごいなと
強烈に覚えて貰えるものだと感じました。
・偶然からの誕生
もともとこの案は、偶然的に出てきたものを
みんなが面白がり誕生したものです。
それまでは、おもしろいと感じたものを中心に、
色々な案を出してきましたが、あまりしっくりくるものがありませんでした。
今回の案が本当にこんな身近な所に案があるということは、思いもしませんでした。
このように常にターゲットプラス何かに対してアンテナを張るということは、
今回の話し合いでとても重要だと感じ、
私も自分の周りに今以上にアンテナを張らないといけないと感じました。
From:森優太(長崎県出身、日本大学卒)JVU4期生
『感謝祭の出し物決め』
感謝祭について話し合いを行いました。
本日は、局長の今元さんの振る舞いを見させて頂き、
勉強させて頂きました。
今元さんのアイデアはとても面白く、引き込まれていきました。
なぜそうなったのかというと、
今元さんが誰よりもワクワクしながらそれを語っておられたということ。
そして、そのアイデアが実行されることでどんな事がおきるのかを、
細かく想像させて下さったからです。
みんなを巻き込みながら進行することの大切さを感じました
リーダーの振る舞いを勉強させて頂きました。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生
【平成24年11月6日(火)】 『リアル歴史学』 頭山興助先生(呉竹会アジアフォーラム 会長)

●議事録
9:50 半蔵門駅出口に集合
10:10~ 新聞アウトプット
・1面「意欲奪う『ブラック企業』」
・3面「不認可大學 法的措置も」
10:40~ 朝礼
11:00~ 講義:頭山興助先生「玄洋社と胆力」
○玄洋社と歴史
明治維新
・意見が違う薩長土肥が、外国に対抗するために手を組んで行なった。
西南戦争
・西郷隆盛の本意ではなかったが、純粋な若者が中央政府と対立して起こった。
自由民権運動
・西南戦争後、板垣退助ら多くの言論人が現れる。玄洋社もその動きに加わった。
明治維新後の日本は、外国に対抗できる国力を付けていったが、
中央の権力掌握も進んだ。
日露戦争では、黒龍会はロシアの内情を調べ、革命を助けた。
・しかし、結果としては相手が悪かった。
・事が成った後、情勢が悪くなった。中国も同様だった。
○玄洋社を学ぶ
玄洋社を学ぶ理由
・それは人間にとって大切な「胆力」を知るため。
→これがないと理想もくじける。方法論だけではいけない。
玄洋社の目的
・列強から日本を守ること
命が要らないというところまで自分を突き詰めなければならない。
・弁護士でも、ただ資格を持っているだけの人と、腹が据わっている人は全く
異なる。
・何がしたいのかはっきりしているかどうか。
明治維新も、腹が据わっている人が集まった結果起こった。
維新をする人と、その後に政治をする人は別のタイプ。
アジアは未だに欧米に独立を押さえられている。
アジア独立のために活動した玄洋社・黒龍会。
・国が出来ないことをし、外国に対抗できる実力を持っていた。
・炭鉱を保有し、開発。それを売却して革命支援を行なった。
→口では言えても、腹が据わっていなければできない。
玄洋社の何が優れていたか。それは精神力。
→大隈外相を暗殺しようとした来島先生。
→自決。失敗しようと成功しようと命を投げ打つ。「命を的にして働く」
死に方を格好つけること。
・そのためには生き様をしっかりしないと出来ない。
→赤信号で隣の人が渡った時に自分はどうするか。決めたことを続けられるか。
→新幹線で席を譲る。
→玄洋社を尊敬、見習おうというのなら、まずここから始める。
○頭山家のエピソード
頭山満先生の言葉
「自分のことでも、他人のことでも、
生き死にに関わるもの以外で『大変』とは言わない。紛らわしい。」
「体の不都合があること、貧しいこと、何も恥ではない。
本当に恥ずべきことは他にある」
→堂々と生きるという意味。
「侍は、暗がりから賊が現れたり、急に刀を突きつけられたときには驚いても良い。
その後の動きで町人との差が出る」
(ホームで)「ここに立っていれば電車がやってくる」
芸者
・侍は芸者がいないと話ができない。芸者は取り持つ役割を持つ。
・伊藤博文が惚れた芸者・洗い髪のお妻が、頭山満先生に惚れ込んだことがある。
犬養木堂との関係
・頭山満先生の盟友と呼ばれたが、息子の秀三先生(興助先生の父)は5.15事
件に関与し収監される。
頭山満先生と秀三先生の親子関係
・秀三先生が出所して、趣味の良くないハンドバッグを買ってきた。
頭山満先生は息子の思いを慮り、「何も言うでないぞ」と他の家族に言った。
・秀三先生は、指を詰めていた。
→本人は結婚を認めさせるためだとしたが、実際には5.15に関して、父に対
してしたことではないか。
興助先生から見た祖父
・興助先生にとって、祖父は身内というより尊敬する人という感覚。
・げんこつ勝負、すね相撲というものがあった。
→骨が痛いが、痛くても言わない。人に弱みを見せない。
・合気道の稽古があった。板の間に思い切り投げつける。家族に対しても容赦
無い。
・興助先生のおじさん、おばさんは多い。
・いじめられた朝鮮人が、頭山満先生に頼み、苗字を貰い受けたことがある。
・孫に対しては、勉強についての見張りはしなかった。それでも、自然に学んだ。
先生が見た、植芝盛平、中村天風の精神力。
○頭山興助先生の恋愛観
・現代は、女性が社会に進出して、貢献し始めている。
・恋愛について、子や孫に言うこともあるが、あまりこだわってはいない。
→家に連れてくるもよし、連れてこぬもよし。
→親に見せられる彼氏と見せられない彼氏、両方いる。
・今の人は忙しいのか、異性に対するぎらぎらしたものが無い。
→うそつきか口が固いのか、精神力があるのか…
→自分から言って、相手に振られても気にしないこと。
・男性には逃げ場がある。女性のほうが本当は強いのではないか。
○政治について
・戦後の議会制民主主義も古くなってきた。
→投票しても、良い人が当選しない。
また、良い人であっても、政治家として腹が据わっていない。
・政治家は本来、たとえ100万人に反対されても、目的に突き進まねばなら
ない。
・→興助先生の息子さんは、現在たちあがれ日本事務局のスタッフ。
・→興助先生も、自分が買って出て済むことがあれば買って出る。
→どうしてもやらねばならないのなら、頼まれなくても自分が勝手にやる。
・今は微妙な時期であり、政治家も本当はテレビで話したくない。
尖閣問題
・米軍基地の場所を見ると、南は沖縄まであるが、北は三沢まで。
・ヤルタ・ポツダム体制の名残が現代にもあり、米軍は北海道に入らない。
→むしろ北海道の人の方が、将来故郷を追われることになりかねない。
小林よしのりの漫画
・ストレスが無いことから入れば良いのではないか。
どうせ先は長くないのだから、若い人も遠慮して生きることはない。
→自分がやりたいことをやるべき。
本は出していない。短い文を頼まれて書くことはあるが。長い文はややこしい。
12:30 頭山先生の講義終了
12:40 講義
山近義幸社長「仕事ができる人の心得」
0021 新しい
0028 穴熊社長
0042 ありがとう
0046 安全
0094 器
0177 思う
0300 技術
0468 声が大きい
16:00 終了、解散

頭山興助さんの貴重なお話
頭山満という人物は目的を貫ける強い精神力と、
人をその気にさせる影響力がある人物だと感じた。
『何か大事を為すのに大切なのは、"胆力"』
だと頭山興助さんは言われる。
伊藤博文を睨みつけて「わかっているんでしょうな」と言って
伊藤を黙らせて日露戦争に入ったエピソードや、
玄洋社の黒龍会では私達と同じ位の歳の若者がロシアという危ない土地に、
現地調査として自ら志願して行く。
いざという時に瞬時に判断し行動出来る度胸があり、
人が口ではいくらでも言える事を、
腹をくくって行動に移せる人物だと言える。
それに魅せられる人も居て、
何かしなければと焦らせるよう人を
生んでいった所に頭山満の魅力があると感じる。
頭山満の胆力は普段の行動から身に付くと
頭山興助さんは言われる。
信号を赤で渡らないなど、
普段の行動の中で自分で決めた事は守って我慢をする。
私も普段の行動の中で、習慣付けをし確固たる目的を
貫ける人物になりたい。
山近社長
仕事が出来る人の心得
【新しい】
人類の歴史は組み合わせを変えてきた歴史で、
新しいものなどこの世に無いと社長はいう。
ホテルをベッドを無くしたからネットカフェになったかもしれない、
レストランの時間を変えたら居酒屋になったかもしれない。
周りにアイデアが無いと思わず、
時間・場所など組み合わせを変えて、
既存のものから幾らでも新しいものを作れると感じた。
【器】
「人は肩書きを貰って器が大きくなる」と感じた。
身に余る器を貰って少し無理をして、人は成長する。
だから色々な人の立場に立って考える習慣を忘れてはいけない。
また社長の言われる「行く」事にこだわらないと
器を大きくできないと感じた。
現地・現場・現物にこだわることが経験を多くし、器を広げる。
From:小林諒也(北海道出身、はこだて未来大学卒)JVU4期生

・頭山興助先生
頭山先生のお話を聞いて、印象に残ったキーワードが3つある。
それは、「胆力、精神力、覚悟」である。
頭山家での教えの一つに、「生き死にに関わらないことであれば、
大変という言葉を使うな」ということがある。
普通であれば、少し忙しかったりすると、「大変」という言葉を使ってしまうが、
「大変」という言葉はそう簡単につかってはいけない。
本当に大変なのかどうか紛らわしいからである。
また、「痛くても痛いと言うな。相手に見透かされる」との教えもあるそうだ。
胆力というのがどういうのかまだまだわかっていないので、学んでいく。
・新しい
本日の『仕事ができる人の心得』で一番印象的だった言葉。
組み合わせを変えることで新しいものができる。
同じ飲食店でも、場所を変えたら、時間を変えたら、と何か要件を変えると
新しいものが生まれる。
事業創造が行き詰まってきたので、この組み合わせを変えるということを
意識して新しいものを創っていく。
From:松田崇義(千葉県出身、慶應義塾大学卒)JVU4期生
『なぜ今玄洋社なのか』
それは、今必要な胆力を知る為である。
胆力というのは、忍耐力とは違い、
腹を据える覚悟を持つことである。
何事にも腹が据わっている人とそうでない人では
行動を起こしても結果が変わってくる。
明治維新も同じように胆力がある人が集まった結果であり、
いかに覚悟して実行したかが分かった。
最近になって頭山満さん(玄洋社)を
少し耳にするようになったが、
この方ほど今学ぶべき存在はいないと考えた。
むしろここでいう胆力とは
今の教育にも必要になってくるだろう。
玄洋社は今の社会の縮図でもあると考えた。
今こそ頭山満さん(玄洋社)を学び、
これからの社会を生き抜くヒントになるに違いない。
玄洋社を学ぶのであれば、死に様を良くする必要がある。
そのためには、生き様をしっかりさせることだ。
例えば、赤信号を渡るか否かでも、変わる。
隣の人が仮にやったとしても、
自分自身がどうするか考えるだけでも違う。
ここから実践し、生き様を良くしていく。
『新しい』
新しいものというのは、
常に違った組み合わせのことである。
既存の商品を考えてみると、
コピー機とFAXの組み合わせや、
テレビとパソコンの組み合わせなど数多く存在する。
私たちが事業を考える時にも
この組み合わせをどうするかによって変わる。
社会自体組み合わせの連続でもあるので、
上手く利用し、事業創造にも活かしていく。
教育の分野にも組み合わせるべきものが絶対に出てくるので、
それを突き詰めて考えていく。
From:安齋義仁(福島県出身、いわき明星大学卒)JVU院生