平成26年(2014)【6月5日(木)】 手帳術/横前淳子先生(ラジオパーソナリティ)&DJ学/横前忠幸先生(株式会社いと忠 代表取締役)

●『手帳學』(横前淳子先生)
・シンクロニシティ
直訳すると「共時性」という。分かりやすく言うと「意味のある偶然」である。
例えば、AさんがBさんの居ないところで悪口を言うと、あたかも
聞いたかのようにBさんが現れる、といったことである。
私自身も似た経験をしていたので、理解しやすかったです。
なぜ、こんなことが起きるのか、実際に調べようと思います。
・否定的な言葉
「~ない」というように、否定的な言葉を書いてしまうのは、
また同じ過ちを繰り返してしまうということを教わった。
否定的な言葉を使わずに完了形の肯定的な言葉を使うほうが良いことを
學ばせていただいた。
私自身も否定的な言葉を書いてしまうことが多いです。ですから
それを手帳に書き記して意識しなくても、肯定的な言葉を書けるぐらいになります。
・感謝の反対は当たり前
感謝の反対は?と聴かれて答えることが出来なかった。
日常で当たり前と感じている所(例えば、空気)に着目すると
違ったものを感じることができる。それは、新たな感性を磨くことに
つながると思い、もっと、色んなものに感謝を感じられる人間になります。
●「DJ學」(横前忠幸先生)
・DJ學とは
聴いている側にどのようにすれば、伝わるかということである。
これは、後にプレゼンテーション力が身に付くようになると教わった。
また、つかみと曲の順番が大切であることも教わった。これらは、
社会に出ると必ず必要なスキルなので、しっかりと身体に染み込ませます。
・ブリーフ&トランクス
特に、印象に残ったグループです。中でも、「はげのうた」は
聴いたことがありました。そして、音楽で笑うことはあまりないので
良い機会であったなと感じました。こんな、グループが増えてくるのも良いなと感じ、
面白いアーティストを自身でも探していきたいです。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●気づき
・手帳術/横前淳子先生
今まで私は、手帳というものとあまり関わりがなく、スケジュールを書き込むのも、
普通のメモ帳やスマートフォンのカレンダーを利用していました。
しかし、今回、手帳學を学び、そういうスマートフォンなどで打ち込むのではなく、
自分の手で手帳を書き込むことが、何よりも大切なことだと思いました。
さらに手帳に自分のこれからの目標や夢を書くことで、それがより明確になり、
7~8割くらいの手帳に書いた目標や夢が達成されたと聞き、とても驚きました。
これから私が手帳學を実践していく上で大切なことは、日々、感謝の気持ち
を忘れずに、どんな小さなことでも感謝の気持ちを忘れないこと。
また、書き込む時にネガティブではなく、ポジティブな気持ちで書くことで
自分の潜在意識と他の潜在意識がシンクロして自分の目標や夢を助けてくれる。
また、日本人は、よく否定形で目標や夢を書くことが多いので、
私もこれから、否定形ではなく肯定形で、手帳に自分の目標や夢を書くことを
心がけます。
・DJ學/横前忠幸社長
DJ學というものは、音楽をどのように紹介するか、また聞く人に
きちんと自分が思っていることが伝えられるかどうかが重要であり
このDJ學がうまく出来れば、プレゼン力が自分に身につけられる事を学んだ。
また、最近の音楽と昔の音楽では幅があるため、今も昔も
いろいろな音楽を聴けば、人間の幅も広がるということをお聞きしました。
人と音楽には密接な関わりがあり、音楽というものは1人の人生を
変えるだけでなく、世界中の言葉が通じない人達の人生をも変える力を持つ、
無限の可能性を持つものだと感じました。
講義の中で聴かせて頂いた音楽の中で、その印象が強いものは
さだまさしの曲でした。
彼の曲は歌詞の中に深い意味が込められていて、
社会的メッセージを音楽というものを通して伝えていると感じました。
今後も自分の人間的な幅を広げるため、様々な音楽を聴いてゆきます。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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平成26年(2014)【6月4日(水)】 リアル歴史学/呉正男先生(李登輝友の会理事・前信用組合横浜華銀理事長)

9:30 新聞アウトプット
2面【新幹線輸出に黄信号】
新幹線とからめて出来るビジネス
新幹線の特徴
3面【猛暑 消費に着火】
・外に出して消費を促すには
・それでも外に出たくない人には
6面【アフリカ投資拡大】
・アフリカに投資する狙いは
・アフリカ側の受ける恩恵は
11:00 昼休憩
12:00 呉正男先生による講義
・不運と幸運の青春時代、遅れたために日本にいることが出来た
・87歳、健康の秘訣
・奥様との出会い
・生き延びるために必要なことは、群れること
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●呉正男先生の講義
呉正男先生は、陳さんが偶然靖国神社の遊就館でお会いしたことで
お付き合いが始まったという。
横浜華銀でトップを務めた御年87歳になる台湾出身者。
87歳といってもお元気そのもので、この1年風邪を引いた覚えもないというほど。
毎週ジョギングやトレーニングを欠かさず、やりすぎないようにむしろ
セーブしているそうだ。日本軍人というのはやはり私たちとは別次元にいるのかもしれない…。
呉先生はお話の中で、何度も「一見不運に見えることのおかげで、
こうして日本で生きてこられた」ということを強調されていた。
呉さんの青春時代は、旧制中学の受験に失敗したことで日本に留学することになり、
特攻兵に志願したが容れられなかったことで戦死を免れた。終戦後、
ソ連に抑留されたことで中国の国共内戦や台湾の二・二八事件などの動乱に
巻き込まれずに済み、日本に帰国後大学に遅れて入ったことで
大陸に夢を求めて渡ることもなく、というようなことの積み重ねだったのだ。
そうであるから、彼は実はラッキーだったのだという。
物事はすべて捉え方次第といわれるが、呉先生のような
「運が良かった!」という見方を心がけることが、
活き活きと前を向いて成長していくために必要なのだと思う。
そうはいっても、戦中戦後の体験では生半可ではない苦しみを味わったのだが、
下宿先のおばさんやその親戚の女の子のことを思い出し、
「あの人に会うまで死んでたまるか!」という一心で乗り切って来られた。
他にも、呉さん自身が可愛がられるタイプで、周りの助けを得ながら
生き抜くことが出来たとも仰っていたが、根本にそういう「想い」を
強く持ち続けたこと、決して諦めなかったことを見習わなければならないと感じた。
呉さんは奥さんとの出会いや、当時珍しかったパチンコのアルバイトなどの
質問にも気さくに答えてくださった。
最後に、「群れること」すなわち友達をたくさん持つことが生き残る秘訣だ、
と教えて頂いた。困った時にお互い助け合えるような友をどんどん作っていくことも、
今後しっかりやっていこうと思う。
私がもし87歳まで生きることがあったら、この呉さんのように溌溂とした
87歳でありたい。その様に感じさせる方であった。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●呉正男先生による講義
・愛国少年
呉先生は、昭和19年の4月に陸軍特別幹部候補生を志願する。
呉先生は、実は斗六小学校で4年、5年、6年、高等科一年と4年間、
剣道をされていた。その時は既に活発な愛国少年(日本)となっていたといいます。
その当時から日本という国を好きでいたことに驚きました。私も他の国が好きと
思えるように一度は海外に短期間でも住んでみます。
・群れることが大事
呉先生の話の中に群れることは、人を成長させると仰っていました。
私なんかは特に人と群れることが不得意な性格なので、最初はどういうこと!?と
思いました。しかし、決して悪いことではなくて人とのコミュニケーションや
新しい情報を入手するなどの意味で言っていたのかな、思いました。それは、
私にとって必要なスキルである。なので、時として群れるようにしていきます。
・愛は生きる希望になる
呉先生は、終戦の時にソ連に抑留されました。そして、カザフスタンへ
連れてかれました。そこでは、労働力として働かされ苦しい思いをしました。
さらに、マラリアを発病。それでも、下宿先にいた女の子をふと思いだし、
もう一度会いたいというモチベーションでなんとか日本に帰ることができたと聴きました。
そんなお話しを聴くと、愛はもちろん、様々な欲求を常に持つだけでも生きる目的に
なるのだなと思う。そんな考え方を私もしていきます。
・幸運を感じられるのは不運を知ったから
呉先生は、中学受験を2回不合格となり、志願入隊して機上通信士になったが
ソ連に抑留され、国籍を詐称し5年遅れの復学等と決して幸運だけでなく、
多くの苦労を経験していることが結果として幸運に恵まれたのだと感じた。
要するに、苦難を乗り越えた人に幸運が与えられることなんだと思い、
このベン大で多くの苦労を経験して、ゆくゆくは私も幸運な人生と歩めるようにします。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●『強運な台湾人青春』
過去の不運な出来事も前向きに考えて、幸運だったと思って前向きな姿勢で
いることはなかなか真似できないことだと思いました。また、
シベリア抑留の際、諦めそうになった時に日本に居る寮の女性や女の子のことを
思い出して絶対にまた、会うことを夢見てシベリア抑留に耐えたという
ことを知り、つらい時でも諦めないければ物事はうまくいくのだと學びました。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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平成26年(2014)【5月3日(火)】 台湾學/陳 韋仁先生(JVU本部事務局)、映画學アウトプット

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9:30 新聞ディスカッション
1面 『起業•廃業に低利融資』
【議論点】
•起業する際の資金調達方法
•起業する際に1番お金がかかる
箇所はどこか?
•そもそもなぜ低利融資するのか?
5面 『生保海外へ 時間と勝負』
【議論点】
•なぜシンガポールに拠点を出したのか?
•第一生命が急いでるのはなぜなのか?
9面 『ベトナム物流、寸断リスク』
【議論点】
•ベトナムの日系企業の中国の部品調達の
リスクに対する対応策
(今元局長の新聞アウトプット指導)
11:30 映画學アウトプット
12:07 昼休憩
12:45 台湾學/講師 陳 韋仁先生(JVU本部事務局)
【講義内容】
•台湾學を学ぶ意義
•台湾の歴史
•現在の台湾の兵役について
•質疑応答
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●日本史としての台湾史
・陳さんによる台湾学
台湾の歴史、その成り立ちから、台湾のことについて学んだ。
台湾とは、いったいどういう位置づけで語るべき存在なのか。
鄭成功、清朝、日本、そして中華民国と、外部から来た支配者が
次々入れ替わっていることがあり、今現在も中華民国を名乗っている。
つまり、台湾は台湾なのか、中国なのか、それとも中国の一部なのか。
特に、国民党が台湾に来てからは、「中国人としての教育」を、
もはや大陸を支配していないにもかかわらず、台湾で受けることになった。
このことが、台湾の人々のアイデンティティを複雑なものにしているという。
それは、アンケートの「自分は何人か?」という問いに、半数が
「中国人であり、かつ台湾人でもある」と答えていることにも表れている。
翻って、私たちは日ごろから日本人であることを信じて疑っていない。
自分たちが何人であるかなど、深く問うこともない。それだけ、
日本人が海外に出た時に、自分たちが何者なのか、という問いを
突き付けられて、日本の歴史を語ることもままならず、
たじろいでしまうのだろう。
日本にとって、一度は植民地として統治したことがある台湾の近現代史は、
同時に日本史でもあるはずだが、私たちはあまりにも台湾のことを教えられていない。
台湾の人々が、若者も含めて日本に関心を持ち、色々なことを知っているのと
比較して、日本人が台湾について知っていることは数少ないように思う。
このアンバランスさが、台湾の人々の離心を招くことがあるかもしれない。
外交・経済関係上、かなり重要なパートナーとなる存在であるにもかかわらず、
日本が台湾に関心を持っていない、もしくは下に見ているように見えるからだ。
また、陳さんの軍属時代のことについても、写真つきで紹介して頂いた。
「政治学校」というものが存在し、陳さんもそこで訓練を受け、
スパイのようなことをやっていたと仰った。
そういうことを普通に公開してしまってよいのだろうか、と少し不安に思ったが、
それくらいのことは軍隊なら普通にやるのだ、ということかもしれない。
今回、台湾について学ぶ機会を与えて頂いたので、これからさらに、
台湾は日本にとって、私たちにとってどういう存在なのか、考えていきたい。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●台湾は日本の歴史の一部
【陳さんによる台湾學】
・日本統治時代
陳さんから台湾の歴史について教わった。1895年に清が日清に敗れ、
約50年間日本に統治されていた。日本は台湾に同化政策を推し進め、
社会インフラ整備を施し発展させようとしていたらしい。
なんて、日本という国は素晴らしいんだと改めて思いました。
・台湾という国は色んな国に支配されていた
オランダから鄭成功、清、日本、国民党と5回くらい支配下にされていた。
私自身、こんなにも多く支配される国は知らなくて驚いた。
・陳さんの兵役制度
感じたことは、日本の警察学校に似た感じを受けました。
そして、中華民国の陸軍等のCMがトランスフォーマのような
とてもユニークなもので、日本も似たようなCMを撮影すれば良いのにと感じました。
最後に、台湾の歴史を知ることで、これからの経済がどんな方向に
向かっていくのかを知る良い機会となりました。
もっと、台湾のことを知るように私自身も調べるようにします。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●台湾学
私は台湾はただの観光地としか認識していませんでした。
しかし今回陳先生が、台湾がかつて日本が統治しており、
台湾の歴史と日本の歴史は繋がっていること、
台湾が国際的に見て、国家として認められずに中華民国として
表記されていたことを學びました。
台湾人の何%かは中華民国から国名を変更願望があり、台湾の国際的立場は
複雑であるということも知りました。
私は特に衝撃的だったのが、現在の台湾人が中国人男性と原住民女性の
混血によって成立していることを始めて知りました。これまで私は、
今の今まで台湾人は、漢民族が台湾に渡来して土着したものと考えておりました。
今回の講義を受講して、安直に自分の意見を言うのは良くないと思いました。
次から講義を受講する上で話を傾聴し、しっかり自分の中に落とし込んで、
スラスラと意見、質問ができるようになります。
From:鈴木駿介@東京校6期生(神奈川県出身、国士舘大学卒)
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●映画學アウトプット
今回の映画學は、私は自分の力不足で女性と一緒に映画を
観に行くという目標を達成できませんでした。
達成をしなくてもいいという気持ちがあったので、
その部分を意識的に改善し、次の映画學に活かします。
●台湾學/講師:陳韋仁さん
私はそもそも、なぜ台湾の歴史を学ぶのかに関して、
あまりピンときませんでした。しかし今回、講義を受けてみて、
実は台湾の歴史は日本の歴史の一部だと知りました。
また、台湾は今日でも中身は普通の国家でありながら、国際的に
国家として認められておらず、とても複雑な問題が台湾にはある
のだと思いました。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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