平成25年(2013)【6月6日(木)】 ロッククライミング学/橋本真紀夫先生(アポロ管財株式会社 代表取締役)
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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、クライミング学(PUMP2 川崎店にて)
講師:橋本真紀夫先生(アポロ管財株式会社
代表取締役)
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●議事録
10:30 集合、移動
10:50 稲荷神社で神主さんによる神社案内
11:30 朝礼
11:50 新聞アウトプット
12:15 お昼休憩
13:00 クライミング学(体験)
→橋本社長にクライミングの一種、ボルダリングを教えて頂いた。
・とても頭を使うスポーツ。筋力、体力だけでなく、身体の向きやバランス、
重心なども巧く使わなければならない。
・いくら気持ちがあっても、ゴールがイメージできなければだめ。
・ボルダリングの登る様子で、その人の性質がわかる。
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●新聞アウトプット
出生数と出生率の違いがなかなか分からず
記事の内容を理解できなかったのが心残り。
女性にとっては働くことがリスクになるかもしれないという話にもあり
そうなると専業主婦になるための専門学校なんかもできるかもしれない。
●クライミング学byアポロ管財橋本社長
ボルダリングは頭と体力を使う
予想以上に難しいものだった。
コースを考えなくてはいけないし
コースがわかっても体がついて行かなかったり、
自分の体力のなさを思い知った。
ボルダリングをやってみて感じたのは
計画力と実行力の大切さだ。
いずれかが欠けてもゴールまでたどり着けない。
橋本社長は上る前に実際に石に触って
どのルートで登るかのめどを立ててから登られていた。
やみくもに登っても体力も奪われ
次に出す手を出しづらくなったりと後で詰まる。
事前に計画し考えることと
基礎的な体力をもっとつけなくてはいけないと感じた。
ボルダリングで上記二つを実感したが
他のスポーツなどもそうなのだろう。
考える頭と実行する体力を鍛えていこう。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、新聞アウトプット
出生率が増加しているという記事について議論した。
出生率は増加しているのに出生数は低下しているとのことだ。
この二つの違いについてよくは分からなかった。
しかし出生数が下がっているということで、
人口はゆっくり減っていっているのだなと改めて感じた。
30代での結婚、出産が増えている。
逆に20代での結婚は減っているので、今後は独身男性、独身女性向けの
ビジネスが流行りそうだ。
●ボルダリング
アポロ管財株式会社の橋本社長による「クライミング学」
ということで、ボルダリングを体験させていただいた。
初めはそんなに難しいものではないだろうとたかをくくっていたが、
実際やってみると指の筋肉を酷使したり、うまくつかめなかったりと
難しかった。
いろんなコースをやってみたが、うまくいかなかった。
とりあえず一つに集中し、そのコースばかりを何度も挑戦した。
すると橋本社長からアドバイスを頂いたり、
ほかの5期生から応援していただいたりした。
そして着実にレベルアップしていることを実感したり、
逆に初めの方が雑になりうまくいかなくなったりした。
ラストアタックでなんとか上り切ることができ、
その時の達成感はすごかった。
この達成感を味わうことが出来たのは、橋本社長をはじめ、
応援してくれた仲間のおかげだ。ありがたい。
終わった後、足も腕もガクガクで、こんな状態で登ったのかと
自分のことながら驚いた。集中すると疲労は感じない。
今回のクライミング学は自分に根本的に足りない物を学ばせていただいた。
ボルダリング、またやる。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
●本質
本日はクライミング学ということで、アポロ管財株式会社の橋本社長に、
ロッククライミングの体験をさせていただきました。
やってみてわかったのが、本当に頭を使うスポーツだということです。
手足をかける場所のみならず、身体の重心や動きで、どこまで登れるが決まります。
私は無駄な筋肉を使ってしまっていたので、疲れが酷く、最後には
それで登れなくなってしまいました。効率的な動きをすれば、
そのようなことにもならなかったと思います。
登り方でその人の本質が現れると言います。最後には登りきれる人、
諦める人、戦略的な考えをする人、無理やり登る人。
このクライミングは人の性質がはっきり現れるといいます。
とても奥深いです。
私はスポーツがあまり好きではないですが、今回はとても充実した
時間を過ごせました。
時を忘れて楽しめました。これは私にとっては大きなことです。
貴重な経験をさせていただきました。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
●~新聞アウトプット~
センター試験廃止と就活異変学歴偏重、ネットが助長という記事をアウトプットしました。
センター試験廃止については部活動に集中できない、高校側からの反発や
不公平などのデメリットも多いが、大学側からしたら受験生の基礎学力を把握
できたりとメリットも非常に多く、グローバル人材の育成につながる。
就職活動の学歴偏重についてはエントリーシートのネット化の影響で
万単位での応募がありその中から選ぶにあたって大学フィルターを使い
上位20校から人材を選ぶというシステムだ。これは私自身にとっては向かい風だが
何とかして12月の就職活動までに準備をします。
●~ボルダリング~
今日は実務はアポロ管財株式会社の橋本社長の授業でボルダリングを
初体験しました。初めは腕力でどうにかなるかと安易な考えを
していましたが、実際は腕力だけでなく頭脳や体を全身使いながら進むスポーツでした。
下で見ている人の意見やや指示に従いながらやるとうまくいきました。
最後の最後に1回集中してクリアできなかったステージをクリアすることが出来ました。
ボルダリングは腕力、忍耐力、知力、集中力など様々な力を使う
スポーツなので、普段の生活の中でも役立つことばかりでした。
今回、体験しなければ一生出会うことのない体験だったので本当によかったです。
From: 中村亮介(東京都出身、城西大学3年)JVU東京校5期生
●「クライミングも野村監督がすればIDクライミングになる。データ・分析が超重要」
今回、クライミングを体験させて頂きました。
去年も一度体験させて頂いたのですが、自分と相性が良く、はまりました!
アパートの近くにクライミングが出来る施設がないか探すと、新宿や秋葉原に見つかりました。
クライミングは初心者の方も楽しめるスポーツです。
筋力も必要ですが、体の使い方でそれをカバー出来るので初めての方でも十分楽しめます。
クライミング場は、難易度別になっているのですが、僕は少しでも難しい級の
クリアを狙って失敗しても何度も何度も登りました。計画性がなく、前半で
体力を使い果たし、体の使い方、足をかける位置がわかった後半は、体がいうことを
聞かず上れませんでした。
橋本社長からもアドバイス頂いたのですが、「コースを頭に入れて上らないと、
迷いや不安が出て上れない」「大会に出る選手は、頭で登り方をイメージする。
何度も何度も登ったりしない。ウォーミングアップ程度」
頂いたアドバイスは、クライミング以外にも通じることです。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●『夢中になって楽しく身体を鍛えれるスポーツ』
私にとって生涯2回目となったボルダリング。
全身を使ったスポーツで、夢中になって出来ました。
バランス感覚や、指・腕の力、ゴールまでの
ルートの描き方、様々な要素が求められてきます。
1回失敗して地面に落ちたら、落ちてしまった原因を考えて
また挑戦する事も楽しいです。「あの時、
安定した足場が確保できなかったから次を掴めなかったんだな」とか
考えながらしました。
2時間弱やっていても、最後の方は気が付いたら
壁の石を掴むだけの握力が無くなっていました。
それだけ楽しく鍛えられるスポーツですし、夢中に
なれるスポーツです。
橋本社長のコーチングも素晴らしかったです。
「無駄な力を使っている」と言われ、壁の石が
横に付いていれば、身体の向きを正面より横に振るだとか、
足場の足の付き方までアドバイス下さいました。
この様な体験の機会がなければ、生活の中で中々全身を
使う事もありません。また来て上の級に挑戦したいと感じました。
From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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平成25年(2013)【6月5日(木)】 To Doリストの経過報告、プレゼン(”野狼自題学”の振り返り)
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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、JSD(時代をさきどるディスカッション)
3、これまでの振り返り
4、鞄持ちの心得作り
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●議事録
9:00 朝礼
10:00 新聞アウトプット
佐藤くん司会で議論。
①羽田、日本の玄関口(3面by大森くん)
国際線発着枠増やすことでの経済効果などについて議論した。
②電子黒板に災害情報(13面by高田くん)
電子黒板の必要性や、今後どうなっていくかについて議論した。
③廃炉費用、米国は半分(2面by牛島)
廃炉に日本でも民間が関わってくるかについてなど議論した。
④「チェキ」海外で人気再燃(13面by佐藤くん)
タイムマシンビジネスについてなど議論した。
11:30 昼食休憩
12:30 JSD
日銀の政策をアウトプットしあい、米国の金融が今どうなっているのか
南出さんにご教授いただいた。
14:00 振り返り
昨日の講義をまとめて、高田くんはプレゼン。
その後Todoリストを使い、やったこと、これからについて話した。
15:00 鞄持ちで気を付けることなどを出しあった。
15:30 終礼
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●新聞アウトプット
羽田空港国際便枠拡大の記事では、この取り組みを
東京が行っている。
もっとも仕事がしやすい都市へ向かっていることと
つながっている記事であり、外国企業を誘致するうえで
重要な取り組みであることが分かった。
電子黒板の記事では、電子黒板の利便性に疑問を感じたが
パイオニアがマイクロソフトと東京書籍と協力した取組ということで
得心した。
チェキに関する記事は前日のタイムマシン経営という言葉を想起させられた。
若林先生の木村たくやのドラマとラフ君のペンの話も思い出された。
●JSD(時代をさきどるディスカッション)
日本銀行の政策と長期金利について。
話は米の緩和出口の話にもつながり
南出さんの解説もあったおかげで理解できた。
難しい話だっただけに読み返すと理解が深まった。
●To Do リストの経過報告
自分は一人暮らしをして環境を整えてから取り組もうとしていたので
何も進展はなかったので明日から頑張る。
●過去の講義の振り返り
昨日の野狼自題学を振り返った。
日々の復習は必要。
今までの講義も改めて復習しよう。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
[新聞アウトプット]
羽田空港が日本の玄関口として国際線の発着枠を増やすという記事と、
電子黒板に災害情報などを載せることについての記事と、
原発廃炉についての記事と、チェキが海外で人気という記事について
議論した。
羽田空港についての記事では、経済効果などを議論していたが、
この記事の本質は、海外企業の誘致であった。
以前海外企業の誘致を政府が強化するという記事を見ていたが、
気付くことが出来なかった。
何故このタイミングでこういう記事が出たのか、そういう見方をしてみる。
電子黒板についての記事では、何故政府が電子黒板導入を推進しているのか
考えた。
マイクロソフトなどが提携し、何十万という市場がある以上、経済的なことも
あるだろうとのことだった。
確かに経済効果は大きいだろうが、紙の教科書にこだわりたい気持ちもある。
複雑な気持ちだ。
原発廃炉については、日本の想定する原発廃炉のコストは米国の廃炉コストの
2倍かかるとのことだ。
米国は民間が入ることで効率化が出来ているという。
日本も技術を輸入し、民間が廃炉をしてもよいのではないか。
世界各国で廃炉がすんでいない原発はたくさんあり、
市場は大きい。手をつけるいいチャンスだと思うのだが。
●JSD
日銀の政策について調べてきたものを共有した。
物的・量的金融緩和の意味だったり、
実際どういった変化があったのかなどまだまだ分からないところもある。
その後米国で金融緩和を続けるか締めるかについての記事を
南出さんに解説していただいた。
何故景気指標が上がらないのに株が変われるのかなどについて
理解できる部分もあったが、よく分からない部分もあり、
経済知識に乏しいなと改めて実感した。
●Todoリスト振り返り
正直リストを作るだけで満足してしまっていた自分に気付いた。
やはりやらなければ意味がない。
一つの有言実行だと思うので、しっかり書いて、まずはやる。
できなければその時に変える、ということをやっていく。
課題は多いので、一つ一つ潰していく。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●新聞アウトプット
"羽田、日本の玄関口"
空港の増便も東京都や国が掲げる国際化、ハブ空港競争の
一部である事がわかった。
ただ私個人としては記事にその説明を入れておいてほしい。
あくまで敷居が高い事と個人の意思が介入していない事が
日経新聞の売りでもあるのだが。
これでは普段エグゼを行っている時自力で記事を理解できている
学生はすくないだろう。
"廃炉費用、米国は半分"
廃炉自体もビジネスとして成り立っている事には驚きだ。
今現在130基近い原発が運転を終えたまま未廃炉となっている、
1基につき300~400億円の市場だ。今後日本が原発の輸出も
していく事だしこの市場はどんどん大きくなるだろう、
民間が積極的に介入してほしい。
その前に今目の前にある廃炉なのだが米からの技術の輸入で
まずはコスト問題を回避してもらいたい。
●JSD
日銀の金融緩和について
今回の日銀の誤算は物価上昇率2%という目標を強烈に
アピールしてしまったことで長期金利が上昇してしまったことであった。
金融業界のトップのトップですら市場の先読みをする事は困難である、
投資家の先の先を読むような戦略は凄まじい。
米国の為替と株の動きもそうだ。株価が上がっていて調子が
良いからこそ投資するのではなく、規制を警戒して為替が逆に動く。
読み合いのレベルの高さを感じた。
●振り返り
まず今日からできる事を計画し、具体的に構想まで立てたのに
自分の自己管理力の低さから実行に移れていない。計画倒れである。
もっと自分に厳しくなろう。
From: 高田朝輝(群馬県出身、北里大学4年)JVU東京校5期生
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平成25年(2013)【6月4日(火)】 「野狼自題学」木村 公紀先生(フロントライン 代表)
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●1日の流れ
1、「野狼自題学」木村公紀先生(フロントライン代表)
2、新聞アウトプット
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●議事録
1、「野狼自題学」木村公紀(フロントライン代表)
我を知り彼をしれば百戦危うからず。by孫子
小をもって台に向かう折衝策を学ぶ。
"野"は国や勤務先に依存しない生き方で失敗などを乗り越える力も必要。
野において生き延びる方策を学び強化することが大事。
"狼"はことを構える前に遠吠えし、仲間集団の凝集力を発揮する。
"自"は孫子の言葉からもわかるように
まず正しく自己を知ることが必要である。
"題"は将来に向けての課題であり、
己の軸を作ることから始まる。
軸を形成するには軸にあった書物や知識を選択することが大事。
2、新聞アウトプット
アフリカへの投資の記事。
地理的な距離、歴史、国民性などの条件も含め
どのような投資が行われ産業が行われるのか。
中国、天安門事件に関する春秋記事について。
国内における強力な情報統制。中国は民主化を恐れている。
世界の雇用に関する記事。
ネガティブな記事にはビジネスチャンスも同時にある。
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●野狼自題学by木村公紀先生
ベン大生にとってあるべき姿の講義に感じた。
国や勤務先に依存するのではなく
野でサバイバルするように激動の時代を生きるためにどうするか。
己の軸を知るために、過去(歴史)、現在(課題)、天からの命題を見て
軸を形成するために知識や書物で正しいものを得なくてはならない。
また本質を見抜くための直観力を強化しなくてはいけない。
本を読むにしろ、本質を見抜くにしろ、
一朝一夕でできることではないので
日頃から毎日心がけなくてはいけない。
次回、海外についてのお話をもっと聞きたい。
●新聞アウトプット
もっと生産的な議論をしなくてはいけない。
傍観者の立場からの意見を言ったところで意味はなく
自分だったらどうするか、現状と予測できる範囲で考え
自分の意見を言わなくてはいけない。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、野狼自題学
木村公紀先生による講義をしていただいた。
一番印象に残っているのは
「基礎をやらない限り、いくら取り入れても葉は落ちる」というお話だ。
いくら良いお話を聞いたり新聞記事を読んでも、自分が基礎がない状態なら意味がない。
基礎となるべき考え方や実行する力があって初めて大きな意味がある。
木村先生はスキャナー、ICレコーダーになるなと言われたが、聞いてそのままにするのではなく、
実行したり、考え方を実際に変えてみる等して活用しなければならない。
ベンチャー大学で過ごす時間をより濃密にするため、実行していく。
また、発達段階表において、私は5段階目が弱い。
5段階目を強化するため4段階目を強化する。
あせらずじっくりと基礎固め。
2、新聞アウトプット
自分たちで議論をして、その後今元さんにご教授いただいた。
こんな感じなのかなぁと予測したことが全くの的外れだったり、
日本や近隣諸国についてもやっぱりまだまだ知識が浅い。
アフリカについてで記事では、今から伸びてくるところだから投資をするということのようだ。
自分は工場をアフリカに建てて、対等な関係を築くのかななど頓珍漢な事を考えていた。
日本の過去の戦略などを見ていると、伸びそうなところに投資をし、助けようという意識で、
それが大東亜共栄圏などとも結びついていた。
歴史と現在はつながっているのだなと改めて感じた。
中国についてでは、内情を知った。
とても不安定な状態を保っていて、いつ何が起こるのか分からないくらいの状況ということで、
世界の経済大国が、そこまでの怖さをはらんでいるのはどうなのだろう。
隣国として、今後どうなっていくのか見ていく。
世界の雇用についての記事では、見るときの考え方を教えていただいた。
ネガティブな記事は、そこに困っている人がいるのだからビジネスのポジティブなチャンスが
あるという目で見ることとのことだ。
確かに困っている人がいるからこそネガティブな記事になる。
見るときの考え方、注意する。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●野狼自題学
野狼自題学というタイトルで、現代という時代、また生涯に
向けた生き方を教えていただきました。
講師は海外関連心理コンサルテーション代表の木村公紀先生でした。
英リバイアサンの「万人は万人にたいして狼」という言葉。
人間はみな狼という考え方、すごく印象的でした。
人間には4機能というものがあり、それは
1.思考
2.感情
3.感覚
4.直観
だといいます。そのうちの「感」ではなく「観」の字を使った
「直観」という言葉は初めて聞きました。
本質を見抜く感性である「直観力」が、野に生きる狼としての資質
だといいます。
現代の日本。中国やアメリカといった目標がなくなった現代日本こそ、
木村先生が教える野狼自題学が必要なのだと思います。
心理学のエリクソンの発達段階表を使って、人間として身につける
べきことも学びました。
人間、基礎ができてないと枝葉をつけることもできないとのことです。
人生は長いので焦らず基礎固めをしなければならない。
大学でも心理学を勉強しましたが、理論ばかり教えられて、
活用できるものではありませんでした。
しかし、今回教わった心理学は違いました。現在のベン大の授業とも
リンクしていて、実用的ですいすい頭に入ってきました。
復習して、実際に使っていきます。
次回の講義も楽しみです。
●新聞アウトプット
今元さんに世界情勢、歴史について教えていただきました。
現代ビジネスは地政学が大きいこと、アメリカが栄えた理由、
報道の自由と言論の自由のすごさ。
新聞を読む上で世界情勢、歴史の大枠を掴むことは大事なのに、
私たちは全くわかっていませんでした。
新聞の読み方、議論の見つけ方もできていません。
ビジネスチャンスを考えること。
具体的には「困っている人がいないか?」を考えること。
これはすごくわかりやすかったです。
これから成長できるように、意識を変え、しっかり勉強します。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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【軸を形成する方法】
今回は、海外関連心理コンサルテーション・フロントラインの
木村公紀先生のお話を伺いました。
お話の中で、軸を形成する方法を教えて頂きました。
まず軸とは、自分の人生の目標・使命の事。
その軸を作るためには、過去を見る。そうすれば自分の現在
やるべき課題が見えてきて、やがて天からの命題(使命)が見えてくる。
強い軸を形成するためには、その軸に沿った知識を書物などから
取り入れないといけない。そして、その知識を知恵に変え、軸を強固にしていく。
注意しないといけないのは、軸に沿っていない知識を吸収すること。
これでは軸は強くならず、逆に日に日に弱くなる。
自分の軸はなんなのかしっかり捉え、情報や書籍の選択を
間違えないようにしないといけない。
【リズム感と「自分が解決してやる」という起業家精神を身につける!】
新聞アウトプットを、テンポよく進められなかった。
そうなってしまった原因は、
・話し合いのテーマがあやふやだったため
・選んだ記事の内容(アフリカ事情)の、過去から現在までの
流れ(大まかでもいい。)を知らなかったため
です。
また、ネガティブな記事に対してディスカッションした時、
自分もネガティブになったり、ただ感想をたらたら言ってしまった。
そうではなく、自分たちは産業人になるのだから、仮にネガティブな記事を
見たら、【自分がその問題を解決してやる!】と思い、ビジネスを
考える機会にしないといけない。
ネガティブな記事を見たら、そこの現場にいる個人だと真剣で思い、
解決してやるという思考にしていきます!
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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●「野狼自題学」木村公紀先生
【野に於いて生きる生意を見出す】
以前の日本と違い、今の激動の時代を生きるには
国や勤務先、あらゆる事に依存しない生き方が
注目されます。
野狼自題学は、野に於いて生き延びる生き方を学ぶ
学問です。
野武士は、野に於いて生きる意味を見出す士で
中国では生意(Shengyi)、商売を指します。
狼は大神と書き、遠吠えによって仲間を集めます。
ベンチャー大學に所属する私達にとって、正に
ふさわしい生き方だと感じました。
依存し甘えて、牙をとぎ忘れると生きて行けない
です。野では何も守ってくれるものがありません。
そこで今後新たな商売を見出し、志を共にする
仲間を集めて、今の時代を生きる知恵を付けたいです。
【自衛のための、人格形成をする】
自題学は、本質を見抜く直観力を付ける、過去の
歴史から学ぶ、己の軸を作る事と学びました。
直観力とは、人が決断する時の4つの物差し(思考
or 感情、感覚or 直観)を挙げた"ユング理論"
からです(感覚的な直感というものとは違います。)。
野で逞しく生きる狼として、諸々の事象・書物・
情報を直観できる能力は必要です。
己の軸を作るには過去、現在を見つめ課題を作る
事だと言います。情報・書物の氾濫するなか、
過去の歴史を知って、自分の現在(地面)を見たとき、
課題が見えて来ます。まず、己の軸を造る事が必要です。
日本は勤勉性によって支えられてきた国と
学びました。和魂漢才、和魂洋才、文明を発展させる
ために沢山の書物を読み、留学生を送り、過去の
歴史から学びを得てきました。日本の武士も幼少の
頃から、四書五経を学び諳んじて言えました。
これが日本人の素晴らしさだと思い、現代の人も
中国の書物や海外の書物を、軸にして行かなければ
自分を見失うのではと思います。
直観力を磨き、勤勉性を取り戻し、過去の歴史を
学び己の軸を形成する大切さを学びました。
●新聞アウトプット
今元さんにご指導頂きました。
[アフリカ開発の記事]
なぜ今のタイミングにアフリカに手を伸ばしたのか?
アフリカは地理的に、どんな役割をするのか?
という発想の仕方が必要で、
⇒国の成り立ちや発展の歴史・国民性は、押さえた上で、
現象に発言する
大切さを学びました。そのため、
・なぜ、なぜ、と深くこだわるくせを付ける
・古い情報と、新しい情報を仕入れる
ことも大切と感じます。
[春秋 中国共産党の報道に対する締め付けは今なお続き、
若者が天安門事件を知らないという記事]
「なぜ民主化されるとまずいのか?」という疑問は
大切です。
また、「富裕層ほど中国の外側に行きインターネットを見て、
情報統制されない、本当の姿を知っている」という
見方が大変新鮮でした。
[記事の見方]
それが、ポジティブな情報かネガティブな情報か判断する
「ネガティブな情報」=「困り事がある」
→それを変えるビジネスチャンスが眠っている
From:小林諒也(北海道出身、公立はこだて未来大学院卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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平成25年(2013)【6月1日(土)】 映画学(映画『舟を編む』鑑賞)
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●1日の流れ
1、映画学(映画『舟を編む』鑑賞)
2、新聞アウトプット
3、JSD(時代をさきどるディスカッション)
[[作品概要]]
玄武書房の辞書編集部に勤めていた荒木は自分の後釜を探しに
他の部署を見て回っていた時、主人公の馬締を辞書編集部に連れてくる。
荒木や松本局長の話を聞き、馬締は辞書編集に一生を捧げることを決める。
様々な出来事を通しながら、十数年かけて辞書をつくり上げる物語。
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●議事録
9:20 新宿ピカデリー集合・朝礼
10:00 映画学(映画『舟を編む』鑑賞)
12:30 食事
13:30 新宿寮集合
13:40 新聞アウトプット
1面 被曝量 避難で10分の1に
→国連が、日本原発事故による被害は迅速な対応によって10分の1に収まったと発表。
政府は福島の除染目標の緩和を検討している。
議論によって記事の様々な疑問点を発見。除染緩和へ進むことへの思惑が感じられた。
14:10 JSD(時代を先どるディスカッション)
テーマ→従軍慰安婦
各自調べてきて、発表しあって議論をした。
15:15 終礼
全員、映画のアウトプット
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●映画学「船を編む」@ピカデリー新宿
この映画のテーマは「言葉による人とのつながり」ではないかと感じた。
営業部で成果をあげられていなかった内気な主人公は
辞書部に移って辞書を作ることを志し、そして一人では達成できないことに気づくと、
人とつながるために言葉を使う努力をする。
辞書を作ることに一生を捧げるきっかけは
監修の先生の「辞書は言葉の海で正しい言葉に行きつく舟」
という言葉に魅力を感じたことだったかもしれない。
しかしそれからは辞書を完成させるために同僚に不器用に話しかけたり
恋をしたときには自分の言葉で告白して恋が成就したり、と
言葉を通して人とのつながりが豊かになっていき
主人公にとってそのつながりがかけがえのないものになっていったのだと感じる。
主人公は口数は少なかったが、それでも人に気持ちが伝わるのは
本人の人に対する誠実さと、辞書作りに対する熱意なのだと思う。
そういう人間関係を作りたいと感じた。
●新聞アウトプット
福島について国連の調査で発表されたのは
事故当時の対応のことのようだが
現状でどの程度なのかについて依然不明な点も多い。
チェルノブイリとの3分の1くらいのような記述もあったが
チェルノブイリの規模の大きさを考えると福島の事故の規模も不安なものだ。
そして福島の除染目標の緩和というのも
上記を理由としてコストを削減するもくろみも見え
どこか違和感も感じる。
住民にとって何を信じればいいのかわからない現状は
変わっていないように感じる。
●JSD(時代を先どるディスカッション)、慰安婦問題
強制の証拠もないし韓国にとっては外交カードとして利用しているのだろう。
日本の自虐史観を逆手に取った手口だが
反論できない日本人も疑問だ。
おそらく根本的な解決はできないので
いかにして日本と国交を良好にすることがメリットになるか
そういった関係をいかに作るかで解決にたどり着ける問題なのではないか。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、「舟を編む」視聴
辞書を作るお話だったが、見ていて一番感じたことは、
『成長の起爆剤は目標だ』ということだ。
主人公は話をすることも苦手で、積極的に自分から何か言い出そうと
いう人ではなかった。
そんな主人公が辞書を作る仕事に携わり、一生の仕事として定めた。
その後は苦手な先輩ともしっかり関わり、自分から告白をすることで
綺麗な彼女を作り結婚までした。
辞書の5版で間違いが見つかった時は、たくさんいる学生アルバイトに
「泊まり込みで作業してください」
と頼み込んでいた。
おそらくあれは昔の主人公のままでは言えなかっただろう。
目標を定め、それに向かって邁進した結果、出た言葉だと感じた。
多くの別れがあり、恥もかき、それでも掴んだ幸せには目標がいつも
寄り添っていたように思う。
目標をもつと人は輝く。自分もそんな人になる。
2、新聞アウトプット
福島の除染について基準を緩めようという記事について議論した。
初め国連が基準が厳しいとの報告が上がっていたのかと
勘違いしていたが、ただ原発事故後の日本の対応の良さを
言っていただけだった。
それをあたかも国連が言ったから基準を下げるとでも言わんがごとき
記事には疑問を感じる。
どうにも政府の都合のいいような思想誘導に見えてしまうのだが
うがった目で見過ぎだろうか?
3、JSD
本日は慰安婦の問題について学んだ。
慰安婦問題について調べていくと、韓国の巻き込む力の強さと
日本の発信力の弱さを感じる。
韓国は、自国の国 民と他国をも巻き込む戦略がうまい。
自国向けにいかに日本がひどいことをしたのかドラマなどで発信し、
アメリカをもロビー活動などでしっかり味方につけた。
一方日本は否定はするが国民レベルへのメッセージの発信は
ほとんどせず、韓国に言われたい放題になっている。
どっちが正しいとか言えないが、確実に戦略で負けてしまっている。
今から挽回できるのか、このまま外交カードとして使われて
しまうのか。安倍さんや橋本さんなど強気に言える今の政治家が
いるうちに何とかしなければ解決は見込めないのではないかと感じる。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●舟を編むの鑑賞
この映画を観るのは2回目だが1回目の時では気が付かなかったり、
理解できなかった事がよりわかるようになれた。
同じ映画を2回目・3回目と複数回観る事にも沢山の意味がある。
また映画は限られた120分という時間の中で完結をさせなければならない。
すべての登場人物の全ての台詞や動作、背景に製作者の意図が濃縮されて
いるのだろう。
何を伝えようとしているのか?それは明確な1つの答えがあるものではないが
今後作品を観るときはそういった思いについても考えたい。
舟を編むが他の映画と一番異なるところは、はじめと終わりまでで
13,14年間も時が流れている事だろう。数年後やタイムマシンものはたまに
あるが、10年の期間が経過する映画は私は観たことがない。
そこからこの作品の一番伝えたいのは主人公の成長だと感じた。初め人の心
を理解するのが苦手だった馬締が自分のやりたい事を見つけ、仲間と
出会い別れを繰り返しながら目標に向かって歩んでいく。10年以上の時の変化
からくる時代の変化も見ていて面白かった。
また一般の営業社員から異動・出世していく姿は、彼が特別な才能が
ある人間ではなく平凡な一般人であり視聴者に親近感を湧かせるものだと感じた。
仕事に行き詰っている方が「自分も夢を見つけて一生をささげよう」と
夢を抱くようになるかもしれない。
物語の中で特に異常な出来事もなく、ありふれた困難に立ち向かって
成長していく。人生の夢の発見から成功までを描いた心がとても癒される作品だった。
●新聞のアウトプット
国連科学委が福島原発の'被爆者'の健康被害の影響は少ないという記事。
それに関連して政府が'福島'の除染計画を見直しするという記事。
一見繋がっているように見えるが被爆者と福島で主語が異なっており
福島県の放射能濃度がどの程度なのか、人体に影響がないレベルなのか
明確に示されていない。新聞を読むときは注意しなければならないと
感じた。そしてこの記事は政府が都合よく国連の調査結果を利用しただけ
なのではないかという疑問すら生まれた。
専門家が放射能の影響について問題はないという意見を出していたが、
現に甲状腺がんになった子供も出ているわけだし。
極論だが専門家100人に聞き99人が危険と言い1人が安全と言っていて
その1人の意見を載せただけなのかもしれない。
TVであれ新聞であれ雑誌であれ情報を鵜呑みにするのは特に危険だと感じた。
●JSD(慰安婦問題について)
歴史上慰安婦の真偽を確かめるすべがない以上予想や倫理観を話すことしか
できない。このディスカッションの主軸は日本と韓国の外交問題になった。
韓国自身は慰安婦に関しての同情や心配などしていないのかもしれない。
ただ外交のカードとして利用しているだけにも感じる。日本と異なり
向こうは戦時中の歴史教育やロビー活動などを積極的に行い、歴史を
捻じ曲げてでも自国の利益に対して貪欲である。
一方日本は自国の利益に対しての欲がそこまで強くない。日本人の謝る
文化というのも関係している気がする。呑気とまでは言わないが日本が
正しいとしている歴史教育や外交面でももっと貪欲になってほしいと感じた。
From: 高田朝輝(群馬県出身、北里大学4年)JVU東京校5期ダッシュ生
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