平成24年(2012)【8月26日(日)】 『リアル捕獲学~珍獣探し1日目』
★チームカッパ隊(森優太、松田崇義、小林諒也)
1日目は、仙台から移動し、岩手県遠野市にやって来ました。
遠野市は、カッパや座敷童子などの伝説が
遠野物語として残っており、カッパ淵が有名です。
本日は駅近くの観光協会で、
3人でかっぱ許可証を取って来ました(1枚200円と割安です)。
駅の前にはリアルなカッパが語らい合う銅像があり、
本当に居るんだなと実感させられます!
明日からは、実地調査をして本格的に捜していきます!

↑語らいあうカッパの像

↑カッパ店長!?

↑カッパ許可証を手に入れました
★チームUFO(井浪康晴、渡辺寛高、野田貴生)
私たちの班では本日、宇宙人・UFO研究の世界では
特に知られた遭遇事例「甲府事件」について調査をしました。
まずは事件の現場の様子を知るために、
本日は現場である、甲府市上町周辺を歩きました。
写真は、その現場付近で撮影したものです。
現場は、駅や大通りからやや離れた、田畑に囲まれた住宅地で、
夕方の空が独特の怪しい雰囲気を出しています。
現場で、UFOが着陸したというぶどう畑や、
目撃者の子どもたちが逃げ込んだお寺を見つけました。
明日は、地元書店で情報収集をした上で、
甲府事件の現場周辺で、聞き込み調査と張り込み調査をします。

↑ここでUFOが飛んでいた…?

↑聞き込み調査開始です!!
平成24年(2012)【8月24日(金)】 大西恵子先生(大西恵子事務所 代表) 『コミュニケーション学』

大西先生の『コミュニケーション学』 第二回の講義として、
今回は他者とのコミュニケーションで
「聴く」事を考え直すという講義をして頂いた。
大西先生は普段から企業の話を聴くお仕事をやられている経験から、
聴く事をコミュニケーションの中で一番、重要視されている。
【話を聴く姿勢を見直す "フィルターを無くしてまっさらな心で聴く & 心の向き"】
「聴く8割、話す2割」と先生がよく言われる通り、聴く姿勢を見つめ直すと
相手に気持ちよく話してもらえるし、また聴く姿勢を良くしていると、
話す姿勢を見せずとも、自分の発言チャンスを頂けると教えて頂くいた。
聴く姿勢の見つめ直しでは、まず相手に体するフィルターを無くして
まっさらな心で聴く事が大切だと述べた。
フィルターとは、相手の意見を否定する心。
それがあると相手の言わんとしている事をねじ曲げて自分の解釈をしてしまう。
そのフィルターは例えば人を管理する立場の人なら無い方が良い。
若いうちではそのフィルターはあってもいいと言われた。
私らは今、何を身に付ければいいかは、相手に気分良く話して貰うための
自分の見せ方を身に付けることだと言われた。
聴く姿勢でもう一つ大事な事として、心の向きを言われている。
確認することは、相手と話しているとき
「自分に心の向きが向いてないか?」ということ。
自分に心の向きが向いていると、関心がないことが態度に表れてしまう。
心の向きを相手に向けるには、
1. 興味を持つ
2. 恐れをなくす
3. 自分の答えをあらかじめ持って聴かない
事が大切だと教えて頂いた。
【話を聴くためのテクニック "空間を整える"】
自分の良い見せ方はどうすればよいか。
大西先生は色々なものを「整える」事だとおっしゃった。
例えば、空間を整える。空間とは相手といる空間だ。
ワークショップを通じて私は、相手に何を伝えたいかにより、
相手との目線の高さ、体の向きを変える必要があると感じた。
例えば、相手より目線を高くすると、相手に圧迫感を与えてしまう。
相手と仲良くなりたいときはこの目線の位置は適当でないけど、
叱るときなど圧迫感を与えたいなら、これは適当だろう。
例えば、体の向きを変えて、相手と目線を合わせると緊張する。
相手にリラックスして話をして貰うには、対面することは適当でないけど、
相手に真剣にものを伝えたいなら、これは適当だろう。
まずは、相手の話を聴きやすい環境を作っていく事が大切だ。
【 相手の話の内容をきちんと把握する1 "要約"】
場を整えるだけでもだめで、話の内容への良い反応も大切だと教えて頂いた。
良い反応は、聴いている姿勢を見せるのなら、
相手の話の内容をきちんと把握することが必要だ。
話の内容をきちんと把握する姿勢を見せるためとして、
特に「話の要約」について詳しく教えて頂いた。
良い話の要約をするコツとして、
1. 数量化 2. 要約化 3. 具体化(ゆっくり話す、詳しく話す) がある。
数値化は、相手の話を聴いて数字を割り出す整理力だ。
「あなたの言いたい事は、3点ですね?」といったことだ。
また要約化は、結論を先に確認することだ。
「つまり、こういうことですね?」といったことだ。
相手の話の内容を誤解のないように、要約して話をまとめるコツを教えて頂いた。
【相手の話の内容をきちんと把握する2 "質問で事実確認、話を膨らます"】
講義の中で、ある会話の文章と設問が出た。
文章について、1. 話から分かったこと
2. さらに話を聞いてみないと分からないこと
の2つの設問に答える。
これから私が学んだことは、人間は憶測で人を決めつけやすい、ということだ。
人は「○○が気になっているんだよね~」と聞くだけで、
「この人は○○に興味がある」と確信を持つ。
それは自分の誤解かもしれないのに、だ。
大西先生はこれに対し、紛れもない事実だけが本当の事であると述べる。
○○に興味を持ってるかどうかも、事実確認しないといけないのだ。
このように相手によく分からなかったことを質問する際にも、
2つの質問の種類があるという。
さっきのような事実確認をする場合は、「Closed question」
(はい・いいえで答えられる質問)で、
内容を膨らませるには、「Open question」
(「どうして」・「どのように」で聴く質問)を使うという。
この2つの質問形式をうまく活用していけば、
相手の言いたい事を誤解なく聞き出せると教えて頂いた。
今後、実践する事
・相手との会話で、空間を整え、心の向きを意識する
・要約と質問で、言いたい事を誤解なく聞き出す
一日一つのビジネスアイデア(今日から投稿していきます)
・テレビでよくある、時間をさかのぼって録画や録音できる機能を持ったラジオアプリ。
数秒前・数分前のラジオで流れていた曲や話を録音したい!というときに便利。
From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生

【受け止める】
「聴く」という行為は、ときにストレスとなる場合がある。
それは相手の言葉を全て受け入れているからだという。
決して受け入れるのではなく、受け止める。
そうするとストレスは軽減され、なにより情報の理解度が変わってくる。
まずは理解し、それを深堀りしていくためにこの受け止めることが大切となってくる。
【ただ聴く】
相手の話しを聞く際、このただ聴くというのが意外に難しい。
評価や批判、先入観が少しでも入ってしまうとただ聴くにはならない。
相手の言っていることを何の評価も批判もすることなく聴くことが、
何でも言える状態や関係をつくるのに大切である。
要するにとりあえずただ聞けばよいのだ。
評価や批判はその後。
共に初めは意識して訓練が必要である。
これまで私は聴くことに対しては少し自信があったのだが、
本日の講義を受けてまだまだであると感じた。
これまで自分と相手との間に、自分のつくったスクリーンを持っていた。
今思うとただ聴くことが全くといっていいほど出来ていなかった。
自分の話を聞いてくれる人ほど大事なものはなく、そう想われる人物になる。
From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

大西先生は、企業や専門学校で人材育成のお手伝いをされたり、
800以上の取引先の銀行を回って、それぞれの店舗に必要な事を
考えられ、業務改善のお手伝いをされておられる方です。
すごくお忙しい中、僕たち若者のために、広島から飛行機に乗って来てくださいました。
今回の先生の講義内容は「聴く」ということでした。
相手の話を聴くという事は、相手の言っている事を、何の評価も批判もする事なくきくことです。
「ただ聴く」何の評価も批判もせず、ただ聴く。
相手と何でも言える状態や関係を作るためには、
この、ただ聴く、ということがとても大切になると教えてくださいました。
ただ聴く。
自分のいままで出会わせて頂いた方のなかで、この人にだったら心を許せる、
と感じる方の特徴は、ただただ聴いてくださる方でした。
ただ聴く、という姿勢の大切さを感じます。
講座の中で、2人1組になって、相手の話を聴くワークを行いました。
ただ聴くの実践編です。
とても勉強になりました。
自分が相手にとって話しやすい人になるためには、
ベクトルを相手に向ける事が大切だなと感じました。
自分の感情を消して、ただ相手を想う。
ただただ相手の心を想像する。
ただただ相手の心に触れる。
先入観を消して、真っ白な心で、相手の幸せを思いながら聴く。
いろいろ書きましたが、突き詰めれば、愛が一番大切だと感じました。
また別のワークでは、5人1組になり、それぞれに与えられたキーワードを、
他のメンバーに察知してもらうゲームを行いました。
直接キーワードを言ってはダメです。
すごく考えさせられるワークでした。
自分のキーワードにつながる話をしようと思えば思うほど、
みんなと会話をする事ができなくなります。
前のめりになればなるほど、会話に入っていけなくなりました。
すごい気づきでした。
このワークのポイントも、聴く事にありました。
話を聴いてくれる人はみんな大好きです。
なので、みんなの話をちゃんと聴いてくれる人の前には道ができて、
聴いてくれていた人の話をする順番が巡ってきます。
お互いに気持ちのいいコミュニケーションに気づくきっかけとなりました。
ただ聴く人になれるように、しっかり復習して、生活に生かしていきます。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

『立ち位置』
2人で話をするうえでは、それぞれの立ち位置によって心理的影響が違う。
例えば、2人でお互いを見つめ続けていると辛く、
中には笑い出してしまう人もいるぐらいだった。
それを横に並べば安心感を感じ、さらに斜めに向かい合えば、
正面に向かい合うときと比べ、比べ物にならないぐらい話しやすい。
今回の考え方で、女性と食事に行くには向かい合って座るよりも、
カウンターに座るほうがいい意味が分かった。
これは様々な場面で使えることなので、名刺交換の場などで実践していく。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
平成24年(2012)【8月23日(木)】 鳥越昇一郎先生(マーケティングウイング鳥越事務所 代表) 『事業創造』

鳥越昇一郎先生「事業創造」
<内容>
・ベン大とは何をするところ?
・ビジネスプランづくりのフローチャート
・ワークショップ(ビジネスプランの発表)
・あきらめないアイディア開発
オズボーンのチェックリスト
・自分の志
・ワークショップ

・事業創造
回数を重ね、みんなの事業プランもより具体的なものになってきている。
みんなの発表を聞き、自分のプランはまだまだふわふわしているということを痛感した。
今回いただいたアドバイスを基に、事業プランをどうすれば
より良いものになるかを今一度、洗い出し、
みんながわくわくするような事業プランを考えてくる。
・事業プランの改善点
○コンサルの中身を絞る
○他社との違い、独自性の創出
○実績をどのように積み重ねていくのか考える
○コンサルのやり方
○その前に、最初にやりたい事業のプラン
特に「最初にやりたい事業のプラン」を次回の講義までに考える。
From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生

「志」
鳥越先生の講義・課題を通して、
自分の目指す事業について考えるきっかけを頂きました。
なにが事業を成功させるのか。
それは、志だけだと感じます。
志だけが、事業の質を高めてくれ、事業者の質を高めてくれ、
世の中の質をあげるものになると思います。
だから、事業者が常に確認すべきものは、自分の志だと思います。
志に生きる事は難しいです。
理想と現実のギャップに苦しみます。
でも、ぼくもそこから逃げずにやっていきます。
100種類の綿菓子を踊りながらつくる綿菓子屋さんという事業を通して、
ぼくは世界に笑顔を増やして、世界を平和にしたいと考えています。
宮沢賢治のように、私利私欲なく、困っている人がいれば、
どこへでも駆けつける人になります。
「事業の改善点」
・朝でも夜でも食べたくなる綿菓子を考える。
・年配の方にも楽しんでいただけるメニューを考える。
・屋台の形を見直す。動きやすい形にする。
・料金を見直す。
・綿菓子屋さんを始める時期を早める。(卒業後、行う)
「実行する事」⇒事業計画書を書く。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

【諦めない】
事業を創造していく上で、何処かで壁に打ち当たるということは
なかなか避けて通れない道である。
本日、オズボーンのチェックリストを読んで、
簡単に諦めてしまうのは非常にもったいないと感じた。
アイデアを一から変更するというのも大切ですが、次の手、次の手と
諦めずにそのアイデアにこだわり続けることの大切さを知った。
【カスタマーバリュー】
お客様価値。
私が今最も悩んでいる部分。
お客様にとって当社のサービスを利用すると
どういったメリット(価値)が生まれるのか。
このお客様価値を明確にし、高めていく作業が必要である。
その為にはお客様の立場に立って、お客様目線になる。
あくまで利益ではなく、先ず考えるのはお客様だ。
【自分の改善点】
〓売込み方とその手法
〓値段だけでなく独自性
〓講師の探し方(登録者数)
〓講師との信頼関係の築き方
〓講師のレベル
☆次回までに、独自性の部分を明確な言葉で表せるようにします
From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生
平成24年(2012)【8月22日(水)】 木村公紀先生(フロントライン 代表) 『野浪自題学 その2』
「野狼自題学」
・前回のおさらい
前回講話のポイント‐‐理論と事例
己の軸となる書物
・演習
レジリエンス
失敗を恐れずに挑戦する勇気
・現実を受け止める力
己を知ること地を見れば現在が分かる
・特別講義
上海の歴史そして、中国では上海を起点に変化が起こった。
・日本と中国について
辛亥革命を裏で支えた魯迅、内山完造の支援や
日本と関わった二人の英雄「鄭成功」「蒋介石」について紹介
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再起力の構成要素は、現実をしっかり受け止める力、人生に何らかの意味があるのと、
強い価値観に裏付けられた確固たる信念、超人的な即応力の3つです。
補足として、現実を受け止める力というのは、本質をつかむ力という意味でもあります。
さて、どうすれば本質をつかめるのか。
それは、思考・感情・感覚・直観の4つの機能を物差しにしてモノを見ることです。
そして、本質をつかむ力を高くするためには、
4つの機能の能力をあげることが大切になってきます。
機能を高める方法は経験あるのみです。
経験を積んだ後と前とでは、
例えば、同じ日本を見た時でも感じるものは違ってきますし、
同じ世界平和の方法を考えた時でも、より根本的で効果のある方法を考えつきます。
上記3つの要素が再起力を構成し、人間が目標を持った時の原動力となります。
物事の本質をとらえる目を持ち、確固たる信念を持ち、
いかなる環境にさらされても、それに適応する超人的な対応力を持つ事で、
自分の志である、みんな仲良しな世界を実現させます。
上海研修では、上海という地理的にも、
歴史的にも、あらゆるものが混じり合っている都市を
思いっきり観て、感じて、良い意味で
自分の軸を大きく揺さぶってこようと思います!
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
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本日は木村先生による野狼自題学を学ばさせていただきました。
海外経験豊富な木村先生のお話はとても新鮮で勉強になりました。
講義の中でレジリエンスというお話がありました。
1.現実をしっかり受け止める力
2.確固たる信念
3.即応力
この3つを身に着けることだと教えていただきました。
なかなか兼ね備えている人はいないのではないのかと思うのですが、
人を引っ張っていくリーダーには必要な能力だと感じました。
せっかく教えていただけたので、今後意識しながら行動してまいります。
また中国に関しても教えていただき、私たちが研修で訪れる
上海のことも詳しく教えていただけました。
現地のことを事前に調べていかなければ感じれないことが
多くあるなと気付き、事前調査の大切さを感じました。
まだ日数があるので、今からでも少しずつ調べてまいります。
From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生
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《レジリエンス》
2回目の木村先生の講義、前半は「レジリエンス(再起力)」がテーマでした。
なぜレジリエンスなのか。
この講義のテーマにもある
(力があり脅威と思われる)狼は、ほかから攻撃されやすく、
それを切り抜けるために必要だからです。
レジリエンスは、現実を受け止める力、確固たる信念、
即応力の3つから成り立ちます。
どれか1つだけではなく、これらをバランス良く備えることが
最も重要だということが分かりました。
歴史上でも、過酷な環境におかれながら生き延びた事例、
一度窮地に陥りながら逆転したという事例があります。
これも、レジリエンスを持っていたから可能になったのだと思います。
本日学んだレジリエンスという概念を、今後の生活の中で試し、身に着けていきます。
《上》
上海という地名は、元の時代に生まれましたが、
長江下流のこの地域は、まだ日本が文献に登場する前から
歴史の舞台となってきました。
戦国時代の呉と越の戦いから、三国志の赤壁の戦い、
アヘン戦争から現代に至るまで、様々な国家や民族が
興亡を繰り返してきました。
中国の経済の中心地となった現在も、
新市街地と旧市街地の地域差や
様々な文化が入り混じった都市だということを学びました。
今後の上海研修では、本日学んだことを元に、
歴史的に日本の都市とは異なる点の多い上海で学び、
日本と自分をもう一度省みる機会にします。
From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生
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【中国人の華夷思想から日本人が学ぶべき事】
先生のお話を聞いて、中国人の華夷思想を歴史の中で見ると、
日本人との国民性の違いについて多くのことを学ばせて頂いた。
華夷思想は、"自分達が世界の中心の人間であり周りは野蛮人だ"という発想で、
その思想が体に染み付く中国では、
皇帝が何度も倒され、交代しているという歴史がある。
そして、その時代で交代した王朝は、日本人と比べて
必ず歴史書を書かせる、それも自分の都合の良いように・・。
ところが日本人は歴史書を中国人ほど多く残していない。
結果、相対的に都合良く書かれた中国の歴史書が
正しい歴史として採用される。
ここに、日本人の謙虚な姿勢が裏目に出ている。
日本では、王朝の交代が少なく、正当性顕示の必要性がなかったため、
それを出来ない国民性に歴史上なっているという事である。
中国人の華夷思想というと、非常に悪い見方にされない。
しかし、その儒教からなる思想は、自分達の民族に体する誇りを持つ姿勢や、
正当性を主張するという姿勢があり、
その部分を日本人は彼等から是非見習うべきだと感じた。
【上海研修に行って私達が感じるべき事】
上海という土地はいつの時代も戦争や革命によって、
常に変化のある土地で、歌の上海灘にも示されているように
様々な事象が起こって入り交じる街である。
その中で私達が学ぶべきことがあり、
失敗の中で再起してきた人物が多く存在している。
先生はそれを『再起力』と定義し、3つの要素があると教えて頂いた。
1つは現実を受け止める力である自己受容力、
2つ目は確固たる信念を持つこと、そして3つ目は即応力である。
先生は、失敗して窮地に追いやられたとき、当初の目標に戻ってこれる
事を再起力があることだと定義し、一例として呉と越の王朝の交代を出した。
負けて屈辱を味わったとき、
呉の王は薪を枕にして寝る事で屈辱を忘れない様にした。
越の王も呉に負けたとき民衆と共に富国強兵に励み、
自分も苦い肝を嘗めその屈辱を思い出す事で、呉に勝利した。
中国人が復讐や成功に向かって耐え忍ぶ力が、非常に強い民族だと分かる。
自分達の現実を受け止め、当初の目標を忘れない姿勢が、この一例からも学べる。
失敗したときこの再起力を思い出し当初の目標に戻ってこれる力を身につけたい。
また上海研修でも歴史上のゆかりの地へ赴き、肌でこれを感じていく。
■実践していく事
・現実を受け止め、目標を書いた紙を毎日見ることで、
入学当初の目標を思い出して日々を過ごす。
・上海研修に向けて、歴史上の人物ゆかりの場所を10個ピックアップする。
From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
平成24年(2012)【8月21日(火)】 倉千鶴先生(人材プロデュース 代表) 『リアル経営学&恋愛学』 丸石忠敬先生(フューチャープランニング 代表) 『リアル起業学』

【講義録】
■倉 千鶴先生「起業奮闘記」
・自己紹介とオリンピックについて思ったこと:全員、1分間のプレゼン
・誕生から現在まで:5年ごとにキーワードを示し、全員、1分間のプレゼン
・倉先生の誕生から起業まで
0~5歳「迷子」
6~10歳「全校朝礼&貧乏」
11~15歳「高校受験&アルバイト」
16~20歳「脱OL&夢」
→ナレーターコンパニオン(見られ方を意識)
→コンパニオン事務所マネージャー(しかし、現場が忘れられず)
→MC(コンプレックスがパーソナリティに)
→インストラクター(日石のプロジェクト)
→独立へ(これからが波乱の始まりだった…)
・今後の自分のテーマ:全員、1分間のプレゼン
→本当に楽しめる目標を定めよう。
■丸石忠敬先生「起業の方法と資金計画~会社の設立方法編」
1、導入
・矛盾の表れている社会で、フレッシュな発想で起業する意味
・事業は必ず成功するわけではない
・10年持つ会社は数%
2、法人の種類と株式会社の設立方法
・法人の種類と特徴
・株式会社の機関
・法人と個人事業主の違い
・株式会社の設立手順
3、法人設立後の届出事務について

■倉 千鶴先生「起業奮闘記」
《多様性》
倉先生の講義は、基本的に、メンバー全員で
順番にプレゼンテーションをしていくという形で行われています。
本日は、自己紹介の後、自分のこれまでの人生を5年ごとに区切って、
1人ずつ、1分間のプレゼンテーションを行いました。
いつものメンバーだけでなく、新しいメンバーを加えての講義で、
それぞれのメンバーの独自の経験や、思いを知ることができました。
学生が自分から意見を発表していくという講義では、
新鮮で多様な意見を数多く出すことが大切です。
メンバーを変えていくことで、それが可能になりますが、
変えない場合でも、1人1つはもちろん、
1人が幾つもの意見を出すようにすることで、
講義の質を高めることができるということを考えました。
《コンプレックスを長所に変えていく》
講義の中で、コンプレックスを長所に変えていくということを学びました。
起業前の倉先生は、高校卒業後、OLからナレーターコンパニオンとなり、
マネージャーを経て、MCをなされました。
この中で、ナレーターコンパニオン時代はコンプレックスだったことが、
MCになってからは、逆に長所となったというお話が、特に印象に残りました。
このお話の中から、コンプレックスを長所に変えていくために、
何が必要なのか、考えました。
それは、さまざまな場所で経験を積むこと、
固定観念にとらわれず、柔軟な発想をすること、
そして何よりも、自分とその将来を前向きに見ていくことです。
どれも、今の私はまだまだですが、日頃の心がけから積み重ねていきます。
■丸石忠敬先生「起業の方法と資金計画」
《起業するために何をするのか》
夕方からは、丸石先生に講義をしていただきました。
講義では、起業するためにどのようなことを知っておかなければならないか
学ぶことができあました。
法律・制度や手続きなど、知らなかったことが多くありました。
会社がどのような制度の上に存在しているのか、
普段あまり意識はしませんが、知っておくことで、組織の動きが分かります。
また、事業をする場合には、制度をうまく活用することで、
組織を円滑に運営したり、税金を節約することができるということが分かりました
会社を設立する時に必要になる手続きの際には、
定款の作成、登記、許認可が必要な事業であれば
担当する官公庁から許認可を得るといった、様々な手続きが必要です。
経験として自分でやっても良いが、専門家である司法書士に頼むことでも行えます。
どのような専門家がいるのか、相談すべきか否かということも、
学ぶ必要があると感じました。
制度に従わずして起業はできません。
今回の講義では、制度や手続きの面から、
起業するときのイメージを具体化することができました。
From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

■倉先生
各々の過去を5年単位で振り返り、その過去をキーワードで
表し、1分間発表するということを行った。
自分の過去を振り返るということは今までもあったのだが、
その時に思い出せなかったようなことが新たに出てきた。
同じように過去を振り返るということでも、出てくる内容は違う。
同じことをしても、いつ、どこでやるかという条件が違えば、
出てくる結果も違ってくるのだろう。
一度だけやって満足するのではなく、数回行うようにする。
■丸石先生
丸石先生には会社の設立方法を教えていただいた。
個人事業か法人かといった事業形態の違いから、定款のことまで、
私は全く知らなかったのだが、非常に分かりやすく説明していただいた。
こういった法律関連のものは自分一人で学ぼうとしても何が書かれているか
よく分からず、手をつけづらいものである。
残り三回に渡って講義をしていただけるとのことなので、
しっかりとしたものを身に付けていく。
From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生

■倉千鶴先生
「過去の振り返り」
今回、倉先生の講義の中で、5年ごとに自分の過去を振り返り、
アウトプットするという機会を頂きました。
過去を振り返ることで少し見えてきたことがあります。
それは、「幸せな人生=大切なものだけを大切にする」ということです。
今までぼくは、あれもこれもと、たくさんのものを大切にしていました。
でも、大切なものはそんなにたくさんはないなと今回感じました。
これからぼくが大切にするのは、人です。
人を大切にすること以外に力を注ぐことを抑えていこうと思います。
■丸石忠敬先生
「起業の方法」
今回、起業の方法を教えて頂きました。
私は、起業したい起業したいと考えていながら、
あまり起業の方法を学んでいませんでしたので、貴重な講義となりました。
丸石先生が用意してくださった「起業を行う上での事前知識のチェック項目」は、
自分のすべきことを明確にしてくれるものでした。
ビジネスプランの明確化、1年間の収支計画の作成、
事業を行うために必要な許可証についてなど、
時間がたくさんある今、一つ一つクリアしていき、
来年、万を時して起業できるようにします。
丸石先生がおっしゃっておられた言葉で、
「起業をするのは簡単だけど、それからが難しい」
というのものが印象的でした。
会社を起こすだけで満足するのではなく、
その後、いかに続けて行くのかを、
ベンチャー大学での講義を通じて考えていきます。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生