平成24年(2012)【9月21日(金)】 澤田升男先生(ウェッジグループ オーナー) 『リアル経営学』

《執着を捨てる》
本日の講師をしていただいた澤田先生は、
ご自身の人生の中で、何度も決断をされてきました。
その特徴は、すぐに「これ」と決めることと、決めたらすぐに動く、ということです。
輸入住宅をやろう!と決めたら、すぐにカナダ大使館へ行き、
カナダに渡って勉強する。
会社の上場を目指していた時にも、
止めた方が良いという助言を受けて、
その通りだと思ったら、すぐに上場を取り止める。
このことについて、澤田先生は
「一切、躊躇はなかった」と言われました。
そのためには、どうなっても後悔しないという、
完全に納得できる決断をし、
全てをかけてそれを行う必要があると感じました。
澤田先生のように、一切躊躇なく行動することは難しいですが、
澤田先生にならって、しっかり決断し、行動していけるよう、心がけます。
《未来を想像》
澤田先生には、未来を想像することの大切さ、について
お話をしていただきました。
この想像は漠然としたものではなく、具体的、客観的なものです。
未来を決めたら、とことんまでそれをやってみる。
そうすることで初めてものが分かる、というお話もありました。
具体的な物語として自分の人生を想像していれば、
躊躇なく決断を下すこともできます。
澤田先生の人生も、自分の未来を想像していた結果としてのものだと思います。
行き当たりばったりでは、すぐに方向が変わってしまいます。
これまでの講義でも学んで来ましたが、何をするとしても、
まずは自分の人生、未来を見つめることが必要だと、
改めて感じました。
From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生

『何事にも、答えは無い』
澤田先生の考え方として、
答えがあるのは数字だけ、である。
世の中のことに関して言えば、
正解なんて存在はしない。
どうなるかも人それぞれである。
会社を作るのであれば、
ほんの少しの縛りは必要だが、
自由に仕事をさせてみるべきだ。
↓
数字を上げている会社と、そうでないところの違いが
ここに表れるのだろう。
一見、きつい仕事でも個性を発揮させることができれば
仕事にやりがいを感じさせ、
精を出させることができるので
数字が上がっていくのだろう。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生

【キレイごとはダメ!】
ベンチャー大學講義前恒例の将来の宣言。
様々な講師がいらっしゃる分、考え方も様々。
今回の澤田オーナーは、
「キレイごとを言っているだけだ」
と厳しいお言葉をいただく。
しかし、これはそう言うからにはしっかりと行動していけ!という意味だろう。
講義の中で口すっぱくおっしゃられていた、
「物語を創れ!」というのも行動させるためである。
キレイごとを言うのは簡単。
本当に自分はそれがやりたいのか、
本当はお金が欲しいのではないか。
自分としっかり向き合うことが大切であると感じたと同時に、
向き合えてないと物語など創れない、と分かった。
【個性】
澤田オーナーの個性は創造性。
それも非常に他の人より長けている。
そんな個性は30歳ごろに発見したという。
そこからというもの自分の個性を最大限に活かしこれまで生きてこられた。
短所を克服するよりも、長所を伸ばせと良く言われる意味が分かった。
個性の見つけ方は様々であるが、いかにそれを早く見つけ、
徹底的に活かすのが重要であると感じた。
澤田オーナーの話を聞いていて、
自分を知るという基本的なことさえできていれば、
人生は上手くいくという希望を持たせていただいた。
From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生
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『大事を成す方法』
事を成すためにために大切なことを教えて頂きました。
大切なのは、想いと時間とロジカル。
とにかく強い想いがないといけない。
すぐ覚めてしまうような想いではいけない。
時間を制するものがすべてを制す。
澤田先生は、営業マンの時間を30秒単位で管理されるそうです。
それほどまでに、澤田さんは時間や時間の管理を大切だと考えられています。
そして、ロジカル。
自社の強みを分析して、市場調査をして、何をすればどうなるのかを
ロジスティックに考えれるようにならなければならない。
お話を伺い、大事をなすに、今まで無駄にしていた時間の見直していきます。
そして、感覚で動かず、ゴールを常に確認しながら、
その為には、何が必要なのかを考える癖をつけます。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生