平成26年(2014)【12月14日(日)】 歴史ウォーク/赤穂義士討ち入りの日・ゆかりの地巡り
平成26年(2014)【12月12日(金)】 モチベーションコントロール「自分、相手、チーム、組織の実績を上げる」/浅井弘敏先生(株式会社ケイズグループ 人財開発室室長)

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●1日の流れ
9:30 新聞アウトプット
1面「中国 成長を調節」
・中国の経済を調節するのは何故か?
・中国経済は今後どうなっていくのか?
3面「クラフトビール拡充」
・イオンがクラフトビールに参入する理由
・弱者(中小企業)の戦略はどうすべきか?
10:30 柳沢君の事業創造についての話し合い
11:10 昼休憩
12:00 モチベーションコントロール「自分、相手、チーム、組織の実績を上げる」
/浅井弘敏先生(株式会社ケイズグループ 人財開発室室長)
・働くモチベーションが変わってきた
・競争力が「ハード」から「ソフト」へ
13:30 休憩
13:40 講義再開
・プロの定義
・習慣化を徹底
15:10 解散
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●プロのモチベーションコントロール
今回は、モチベーションをどのように操っていくかについてお話して頂いた。
最初に、テストを行って各自の深層心理の傾向を把握した。
自分自身は思った通りの性格をしており、アナライザー型の傾向が強めであるようだ。
だが、表面的なイメージとは逆の結果が出た人、意外にも共通の傾向を
持っている人々など、面白い結果が出ていた。
これを見ると、自分や他人にどうやってやる気を出してもらうか、
そのやり方も変えてみる必要がありそうだ。
同じタイプ同士の人は気が合いそうだが、かえって自分にない要素を持った人を
回りに揃えるほうがより成果が出せるかもしれない。
私の場合は、今は自分磨きに関心を持っている時期なのではないかと
浅井さんはおっしゃった。
そういわれると、自分がどうやって成長していくかに関心が高かったように思う。
モチベーションとは、「やる気を出させる」モノのことである。
では、モチベーションの源泉とは何だろうか。
浅井さんにとっては、ディズニーでの経験だという。
ディズニー精神の体現者として振る舞い、「ディズニー出身」という看板を
最大限生かすことによって活路を見出しているのだ。
私にとってのモチベーションの源泉が一体何なのか、それはまだよく分からない。
自分がどんなときに、なぜ、やる気を出しているのか、
もっと突き詰めて考えることが必要だと感じた。
モチベーションコントロールの秘訣は、徹底的な習慣化である。
勿論、イチローのように朝起きたときから打席に立つまでのあらゆる行動を、
マシーンのようにルーティン化することはない。
だが、心も体も日々調子に波がある中で、プロとして安定して成果を出し続けるには、
コンディショニングを怠ってはならない。
行動の習慣化をすることで、日々のちょっとした変化を感じ取ることができるようになり、
臨機応変に対応することも出来る。
私は、習慣化が今までほとんど出来なかったのだが、
朝や夜の行動を順番を決めて
毎日実行するところから始めるべきだと感じた。
一流のプロは、やる気がないとか調子がでない日があることを一度受け入れたうえで、
それでも結果を出し続けるのである。
そうなるために、このモチベーションコントロールをぜひとも習得したい。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●動機づけを明確に
•モチベーションの明確化
まず最初にタイプ別モチベーションテストをした。
私は4つのタイプの中でアナライズ欲求の論理•探求型に当てはまった。
このタイプは何事も分析し、自分が納得しないと動かないタイプで
職種としては研究者が多いそう。
自分としては結構当てはまっているなと感じた。
また、ドライブ欲求の負けず嫌い型の要素が全くなかったが、
浅井さんが仰るには「確かにないよりあった方が良いが、
なくても自分のタイプをより伸ばせば良い」とアドバイスを頂いた。
そして、自分の志や想いを強くするためには常にモチベーションの源泉を
明確にすることとそれを突き詰めることが必要であると感じました。
•モチベーションコントロールのポイント
ポイントは習慣化を徹底する事である。
例えば毎日同じ曲を聴いたり、毎日同じ道を通ったり、
毎日同じトレーニングをする事で習慣化を徹底する事が出来る。
これはあのイチロー選手もやっている事であり、こうする事でイチロー選手は
モチベーションのコントロールをしているのである。
この習慣化の徹底で自分の中の変化や周りの変化に気づく事が出来る。
そして、とにかく習慣化を続ける事でモチベーションのコントロールが可能になる。
浅井さんは毎日、お風呂を出る前に冷水を浴びるそうですが、
私もモチベーションコントロールのために何か1つでも小さな習慣を始めていきます。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●自分を知ることの大切さ
・モチベーションテスト
ケイズグループの新規採用で用いられるテストである。A(競争力)、B(論理追求)、
C(芸術、感覚的)、D(調節、親切)の4つで判断されるものである。
私の結果は案の定「D」であった。そのようなタイプは、人と競争させることは
あまり良くない指導法らしい。そう言われてみれば、競争するのは好きではない。
また、「人を大切にしているね」と言われると嬉しくなる。
この診断は結構当たると感じた。
そして、今回の診断は周りの影響によって左右されることもあるようだ。
だとすれば、この診断を3ヶ月に1回行ってみると変化に気付くことができる。
是非、今後も実行していきたい。
・働くための意味付けが変わった
以前は仕事=当たり前であった。仕事で飯が食べられるようになったことは
一人前の社会人になっている証拠である。
しかし、現代は異なる。それは、競争力が「ハード」から
「ソフト」へ働く人のあと半歩の頑張りに変わってきたというのだ。
つまり、人それぞれの働くモチベーションが変わってきたのである。
そのように考えると、仕事にどんな価値を見出だすのかが
分かりづらい社会へと変わってしまったと思う。
そうすると、現代人が働く意味を見出だすには、
まず色んな会社を見ることが大切である。
そして、次にその中で自分が会社にどう貢献したいのかなど
様々な視点から自分なりの答えを見つけて
取り組むことが必要なのだと感じた。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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平成26年(2014)【12月11日(木)】 “試練の五番勝負”第二弾 女子プロレス学/中島安里紗選手(JWP女子プロレス所属) 歴史現地学 旧陸軍桶川飛行学校 見学/臼田 真一朗先生(関東食糧株式会社 代表取締役)
2014/12/11 22:24:31
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平成26年(2014)【12月10日(水)】 教育問題を考える/高瀬拓士先生(株式会社日本コンピュータ開発 相談役最高顧問)
2014/12/10 22:08:05
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●思い出と夢を与える教育を
受験秀才は必要ない、ということで、「いい大学」や「いい就職」と
世間一般に言われるものは一体何なのか?と疑問を投げていただいた。
そもそも教育とは何か?
このことを真剣に問うことが、特に今の保護者たちには欠けているという。
それは、自分たちの社会をどうしたいのか?という問いでもある。
勉強とは、自分に分からないことを分かるようになるために学ぶということである。
それは初体験でわからないことばかりの社会に出ても、分からないことを分かるようになるための基礎力をつけるということでもある。
決して、自分に出来ることだけをやっていても成長しない。
高瀬先生は、貧しい幼少期を過ごし、進学を考えた時に初めて、学校に行くためには
お金がかかり親に苦労させるということに気付かされたそうだ。
しかし、大変に努力を積み重ねたこと、そして巡り合わせによって、
日立に就職したのち社内教育で高等教育を受け、最終的には大学院で学ぶ機会まで得たということである。
そうした経験から、金があれば子どもは勉強するのか?
貧しいことはむしろ、喜ぶチャンスが多い、ということではないか?と考えられたそうだ。
高瀬先生が理想とする生き方は、「思い出を残しながら、常に夢をもって生きる」ことである。
思い出は自分の生きた証であり、困難に挑戦した分だけ残るものである。
そして、夢は生きる力だ。
すると、子供たちがこの2つを持って生きて行けるような基礎力をつけるのが、教育のあるべき姿なのではないか。
学歴とか偏差値とか、そういうものにすがるのではなく、思い出を子供たちに与えられる教育をすべきだ、と私も思う。
学校教育としてそれをするには簡単にはいかないのかもしれない。
だが、私はせめて自分の子供には、思い出と夢のある人生を歩めるように、
たくさんチャンスをあげて育てていきたい、と感じた。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●そもそも良い学校、良い会社とは何なのか?
その基準は曖昧で、東大に入学する・大企業に就職するなど答える人が多い事が
今の日本の現状だ。
しかし、今の時代、大学生というのがファッションだと勘違いしている学生が多い。
私もそんな学生の1人だった。
ただ卒業するための単位を取るだけで勉強をしていた。
確かに経済格差はあるがそこで不満を言うよりも与えられた環境をいかに
活用するかの方が重要である。
要するに勉強は分からない事を分かるようになったり、知らない事を教わる事が
本来の勉強であり、点数だけで評価されるのは勉強ではないのである。
高瀬先生の生きがいの源泉は思い出と夢である。
思い出は生きた証、夢は生きる力だと仰っていた高瀬先生は歳をとった今でも生き生きとされていた。
私も年をとっても生き生きとしていられるように、高瀬先生が投げかけられた
『幸せとは何か?』についてを考えることから始めていきたい。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●環境が変える社会に
・考える力を失う子どもたち
現在の学校教育は、子どもに考える力をなくすようなシステムになりつつある。
例えば、受験のための勉強になってしまっている点である。
近年、良い高校・大学へ入学すれば、将来は安定すると言われてきた。
しかし、ここ最近では決してそんなことはない。
東大卒の人でもリストラをされる時代であるからだ。
そのように考えると、どんなに良い学校、大企業に勤めたとしても
人間の本来の幸せは見つけられない。それならば、いっそのこと
子どもたちにどんな教育をするべきなのか?
それは、自分で何かを考える力を付けることである。
受験のためや試験のための勉強ではなく、根本的に勉強は一体
何のためにするものなのかを考えることが大切だ。
私も振り返ると、結局何のための勉強であったのかはわからない。
そんな分からない人にもまだチャンスがある。それは企業に入り、
その中で成長していくことである。高瀬先生は企業が社会人としての教育をしていく
責任があると仰っていた。私もそれが現段階で唯一の対策になると思う。
これからの子どもたちに、自分が正しいと思う意見を言う環境にしていく
ことが私たち大人のするべきことである。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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●気付き
今回、高瀬先生の第3回目の講義で、教育問題について熱弁して下さった。
現代の教育は、たった一つの答えが用意された試験問題で、その答えを見つけた量の多少で成績評価をする為、子どもが考える力を鍛えなくなった。その結果、考える力が育たず、未経験を避ける大人が誕生してしまう、という現実だ。
確かに私が小学校の頃から振り返ると決められたレールを走っていたような気がする。
苦手なことを避けて、無難な道を歩んでいたのが事実だった。
その結果、わからないことをすぐ聞いてしまうことが習慣化された。
そして日本ベンチャー大學に入学出来たことが
私にとって「挑戦すること」を許可された証だった。
From:鈴木駿介@東京校6期生(神奈川県出身、国士舘大学卒)
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平成26年(2014)【12月7日(日)】 上海研修 4日目