平成25年(2013)【10月26日(土)】 ある企画の発表・ブラッシュアップ
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●1日の流れ
1、朝礼
2、振り返り
3、企画の発表・ブラッシュアップ
4、終礼、解散
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●気づき
・無料で学んでいるということ
私はピアズの方々や多くの協賛企業の方々のおかげで学習できています。
それなのに提示して頂いた課題ができないのような事はありえません。
学習できる環境に感謝し、しっかりと能動的に学んでいく。
・現実性を考える
企画書を考える際、開発にかかる期間を考えて
いなかった。例えば、マテ茶は開発に3年かかった、と教えて頂いた。
企画書を作る際には、提案する商品の開発期間についても検討していく。
●全体の感想
せっかく沢山の事を学ばせて頂ける環境を頂いているのに、
自分は能動的に学べていない事を再認識しました。
これを機にもっと能動的に学習できるように動いていきます!
From:青木裕典@名古屋校1期生(愛知県出身・中京大学院1年)
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●気づき
・言われる前にやる
今回、学生全体で新聞投稿などやるべきことがやれていないので、
どうしたらやれるようになるか、どうすれば意識が変わるのかを
会議しました。桑野校長にも言われましたが、言われてから
やっても何も意味がないことに改めて気づきました。
私がベン大にいるのは自らの意思で、そして私達を支援して
下さっている方が沢山いらっしゃいます。このような環境にいるのに、そ
の機会を物にしないことは本当に馬鹿です。誰かについていく
のではなく、自分が引っ張っていくつもりで気持ちを入れ直します。
残りの時間を無駄にはしません。
・繋げていくということ
今回、ベン大名古屋校の2期生についても話し合いました。
私の中で、2期生を集めることを今まであまりそこまで真剣に
考えきれていませんでした。しかし、繋げていくこと、そして
私たちが学んできたことや経験させて頂いていることを
他にも沢山の人達が関われるように考えていくことは当然のことだと
いうことに気付きました。自分なりに後輩たちにベン大について
伝えて、ベン大の効果を還元させていきます!
・着地点を明確に
現在、ある企画をさせて頂いていますが、どこに着地点を
置くのか定めない話が全然まとまらないなと企画の難しさを
感じました。学校のレポートや論文でも同じくですが、
初めにある程度結論を考えておかないといつまでたっても
完成しません。もちろん、やっている間に変更することは
多々あるとは思うのですが、軸がブレブレにならないためにも
その場でやりながら考えるのではなく先の予想を立てながら
その仮定を証明していくような思考方法をしっかり
身に付けられるようにしていきます。
●全体の感想
学生会議では自分の甘さを思い知らされて悔しくなりましたが、
また自分が変わる岐路だという前向きな気持ちで皆と話し合う
ことができました。皆、本当に真剣に話し合っていて本当に
刺激になりました。また、某企画については、毎度のことながら、
企画の難しさを痛感しました。しかし、いきなり初めから上手く事は
何事も出来ないと思うので、数をこなすことと、1つ1つに集中
しながらブラッシュアップできるようにしていきます。
From:岩田奈々@名古屋校1期生(愛知県出身・三重大学4年)
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●気づき
・教育を受けるということ
やることが増え、忙しいとは言いつつも私達よりもはるかに忙しく
動きまわっている方たちがわざわざお時間を作って、
何かを教えてくれているということを改めて生徒で考え直しました。
やると決めたことが最近みんなできておらず、中途半端になって
いるものが多いです。それは教えてくれている人たちに対して
大変失礼なことであると思います。
毎日やることや与えられた課題に全力で取り組んでいきます。
・誰に売るかということ
商品をどうやって売るか?ということに思考がいってしまい、
"誰が"それを欲しいかというところが見えていませんでした。
プロダクトアウトではなくマーケットインで、物事を考えていきたいです。
そもそも今回の企画書策定には準備する時間をほとんどかけることが
できませんでした。チームで取り組む際に、最初に方向性だけ
道筋を立てといてディレクションできるようにしなくてはと思いました。
●全体の感想
改めて生徒だけで時間をとって話をしましたが、思っていることを
各々が発言し、まとまることができたと思います。
ベン大で勉強する意義や今後の2期生の生徒集めなども話し合い、
改めて共有しました。また、やることをしっかりとやるための
ルールも決めました。ルールを決めることは簡単で、実際にそれを
運用していくことが難しいかと思いますが、それをなんとしてでも
やっていきます。
From:大島圭太郎@名古屋校1期生(愛知県出身・立命館大学卒)
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●気付き
・やると決めたらやりきる!
最近、ベン大生としてやるべきことを怠っていました。
ベン大に入学し、やると決めたことなのに中途半端になっていました。
一度やると決めたことは、何がなんでもやりきる!
「初志貫徹」という言葉を忘れずに、貫いていきます。
・期待に全力で応える
私たち学生のために、たくさんの方々が時間やコストを
費やして下さっています。
それにもかかわらず、中途半端なことをしてしまうのは
とても失礼にあたることです。
こんなにも恵まれている環境にいることに改めて感謝し、
私たちを成長させようとしてくれている方々に全力で応えます。
・マーケットイン
プロモーションを考える際に、商品ありきの考え方である
"プロダクトアウト"のような考えに凝り固まってしまっていました。
どんな商品も、なにかニーズや想いがあって生まれたもの。
そこまで遡って考えていくことが大切なのだと学びました。
●実行すること
・新聞投稿、日報など、ベン大生として基本的なことを必ずやる
・2期生勧誘を積極的に行う
●全体の感想
何のために毎週ベン大に来ているのか、改めてみんなで考えました。
成長するためにベン大に来ているのに、成長のためにルーティンとして
やるべきことを怠っていたことをとても反省しました。
二度と同じ指摘をされないよう、やっていきます。
皆で高め合っていく環境をつくるために、お互いに厳しく、
刺激し合いながらやっていきます。
From:森美穂子@名古屋校1期生(愛知県出身・南山大学4年)
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●全体感想
最初の振り返りでは、私たちが出来ていなかったことを改めて見直し、
しっかりとやっていくことを再確認しました。
プロモーション企画では、プロのリアルな意見をぶつけていただき、
とても参考になりました。今後アドバイスしていただいたことを
的確にこなして企画書を詰めていく事や、日々成長の為に
やっていくべきことをこなしていきます。
From:加藤将仁@名古屋校1期生(愛知県出身・中京大学4年)
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●気づき
<当たり前のことを当たり前にする>
今まで何度もご指摘を受けたり、話題にも上がっていたのに、
自分の怠けで追いあるべきことをできていなかったっと
とても反省しました。充実した土曜日を遅らせてくださっている
ことのありがたさ、無料で学ばせていただけることのありがたさ、
ご指摘してくれることのありがたさ…。今までの自分がとても
はずかしく感じました。見てくれる人がいること、機会を与えて
くれてる人がいることを意識しながら、今日決めたたことは
必ず実践していきます。
<プレゼンで大切なこと>
特に最後のコメントが印象に残りました。誰をターゲットに
しているのか、どんな人が困っていてそれにどうアプローチ
できるのか、一番重要なところが抜けていたことに気づかされました。
既にあるものをどう売り込むか、とこじつけで考えていたと
思います。買ってくれる=必要とされているとういうことだと
考えると、改めてマーケットインの重要性に気づかされました。
残りの数時間、そのことを意識しながらブラッシュアップします。
●感想
厳しい時間でもありましたが、今までのなまけていた自分に
きちんと向き合える時間になりました。誰かがやってないから
自分もやらなくてもいいや、という、高めあうとは反対の
最悪の状況になっていたと思います。今までの自分たちの
できてなかったこと、やるべきことを整理することで
改めてエンジンをかけなおすことができました。
ただ、やはり「こんな当たり前のこと」もできていなかった
自分がとても恥ずかしいです。学ばしてくださっている皆様に、
姿勢で示すためにも明日からではなく今からの姿勢を改めます。
From:村上永里子@名古屋校1期生(岐阜県出身・名古屋大学4年)
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●気付き
・何のために今学んでいるのか
初心忘れるべからず、とはいっても今あるものを当たり前に
提供されているものと思い、やるべきことがやれていない状況を
再認識しました。
共に高めあえる仲間をもち、素晴しい環境に自分は身を置かせて
いただいているということを改めて感じ、自分の将来や
今のことも見つめながら、やるべきことをきちんとやっていきます。
・だれに、どのようにプロモーションするのか
事業案を各チーム発表する中で、それぞれの課題を
見つめなおすことができました。データとして、確実にどの層が
必要としているのか、反応が見込めるのか、用意すべきものは
する必要があると感じました。
また、「だれに、どのように、何を」というプロモーションの
お話しは大変印象的で、何を解決したいがために作られた
製品なのか、改めて見つめ直さなければならないと痛感しました。
●実行すること
・新聞投稿等、決定した事項を行う
・今後の自身の方向性についてはっきりさせる
●全体の感想
午前中は、今までの講義内容ではなく、自身らの態度や
得られたこと、今後についてなど・・・自分自身について、
チームついて時間を割いて話し合いました。
見つかった課題も多かったですが、それに対して様々な
提案がなされるかで、改めてこの環境で学ばせて頂いている
ことが大変恵まれており、それに対して失礼な態度で返していたなと思います。
From:後藤恵理香@名古屋校1期生(愛知県出身・愛知淑徳大学4年)
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●感想
ベンチャー大學の環境は、こんなにも素晴らしいのに当たり前と
頭の中ではなっていた自分が恥ずかしいですし悔しいです。
自らが先陣をきり、やります。グローバルリーダーになるために、
一人の大人として一人前になるために学んでいます。
自分にストイックに、絶対やります!!
いつもお時間を割いてくださる方々、本当にありがとうございます。
From:金堂孔輔@名古屋校1期生(愛知県出身・中京大学4年)
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●気づき
【ベン大生として】
ベン大が始まって約半年。最近、新聞投稿や日報などが滞っていました。
午前中にみんなで話し合い、無料で学ばせていただいているという
感謝の気持ちが薄れていたと気づきました。
自分がベン大で学ばせていただいているのは多くの方の協力があるからだ
ということを改めて心に留め、やるべきことをコツコツやっていきます。
●全体の感想
最近、自分の目の前のことばかりに目がいっていて、やるべきこと
周りが関わって下さっていることを考えられていませんでした。
先日のアルバイトでもご指導いただきましたが、一つのことなら
誰でもできます。
いろいろやることがある中でも、自分で管理をして、
続けること、やるべきことをちゃんとやれる人間になっていきます。
From:榊原瑞季@名古屋校1期生(三重県出身・中京大学4年)
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平成25年(2013)【10月19日(土)、20日(日)】 被災地研修
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●2日間の研修の流れ
1、高政さんでお話を聞く
2、及川デニムさんでお話を聞く
3、つなかんさんへ宿泊&お話を聞く
4、被災地の見学
5、復幸マルシェでお昼ご飯&お話を聞く
6、終礼、解散
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●気付き
・復興とは
復興とは「自分の力で仕事をして、お金を得て、地域を守ることだ」
と及川デニムの及川さんがおっしゃっていました。
自分たちの力でちゃんと仕事をしてお金を得られるように
なることが本当の復興。しかし、震災に遭われた人の中には、
仕事をしたいけど仕事がないという方も多いそうです。
働けることがとても幸せなことなのだと感じたのとともに、
東北に行き、そこでビジネスをして雇用を生み出すことが、
復興支援に繋がるのだと強く感じました。
・使命感
今回お会いしてお話を聞かせて頂いた方、皆さんに共通していたのは、
皆さん自分がなんとかする!という使命感を抱いていたことです。
震災から立ち直ることができない方もいる中で、リスクを
背負いながらも前を向いて復興へと頑張っているお三方の話を
聞いて、もっと自分も頑張らなければならないと強く感じました。
・命てんでんこ、津波てんでんこ
まずは自分の命を守ってから、家族の命、地域の命を守る
ことを考える。自分の命が最優先だとおっしゃっていました。
つなかんの管野さんも、逃げ遅れたおばあさんの話を
されていたときに同じようなことをおっしゃっていました。
そのおばあさんが持っていた風呂敷に包まれていたのは、
子や孫の思い出の品。思い出の品よりも、今の成長した
子・孫の姿を見れることの方がよほどの宝物になったのでないか、
とおっしゃっていたのが忘れられません。
東海地震もいつ起きてもおかしくありませんし、明日は我が身です。
東北の方が教えて下さった「命てんでんこ・津波てんでんこ」を
教訓に自分の命を守り、少しでも多くの命を守りたいと思いました。
●実行すること
・東北で聞いてきた話を周りの人に伝える
・もっと東北へ足を運ぶ
●感想
東北研修に行くことができて本当によかったです。震災以前の
町を知らないので、実感は湧きにくいですが、2年半以上たった今でも、
あれだけの爪痕が残されていたことにはとても驚きました。
現地に行って、現地の人の話を聞くという行動の大切さを
実感しました。今回行ったのは東北の一部にしかすぎません。
原発の問題なども実態がとても気になりますし、現地に行って
話を聞こうと思いました。
今回の研修に関わって下さった皆様、本当にありがとうございました!
From:森美穂子@名古屋校1期生(愛知県出身・南山大学4年)
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●気づき
・現地に足を運ぶ重要性
実際に被災された地域に足を運ばなければ、感じられないことが
本当に多くありました。
実際の被害の悲惨さ、現地の人たちの考え方等、どれも実際に
足を運んでその土地でその空気で感じることだからこそ
意味あるものだなと思います。想像だけであれこれ考えていても、
結局的外れな方向に進んでいってしまったりします。
行政の政策のミスマッチや、ボランティアの事などがその例です。
今後も本当に真剣に何かを考えていくならば、足を使っていきます。
警察官として自分が働くときも、現場を重視することは
一生忘れないようにします。
●当たり前の尊さ
実際に家を流されたり、大切な人たちを無くされたお話を伺って
もっともっと周りのものや、人を大切にしないといけないと
感じました。当たり前ではないことに気付かず、ああして欲しい、
こうあって欲しいという要求を相手にしたり、もっと良いものが
欲しいなどどんどん際限なく我儘になってしまいます。
震災などが起きてから、ああすればよかったこうすれば
よかったと気づくのでは遅いです。
モノや人に日頃から感謝して、後悔しないように生きていきます。
●自分が、なんとかする!という強い気持ち
今回、お話を伺えた、高橋さん、及川さん、女将さん、塩田さん
皆さん自分たちでなんとかしていこう!という気持ちが
本当につよくて、こちらまでパワーを頂きました。
研修中の途中途中で、だれかがやってくれるのを待つとか
自分の不幸の殻に閉じこもるのか、それとも自分の足で
立ち上がるのか…
2つの意見に分かれるというお話がありました。震災という
辛い経験を踏み台にさらに力を込めて生きていくというのは、
並大抵の精神では難しいと思います。きっと皆さんは、
震災前からも自分がすべきことや、使命を考えながら生きてこられた
のだと思います。
私も環境のせいにしたりせず、自分の体と頭をつかって、
自分の選択で道を拓いていけるようにします。
●実行すること
・また東北を訪ねる
・今回の経験を周りの人に伝える
・今回の気づきや学びを、自分の使命として実務に生かしていく
●全体の感想
東北研修、このような貴重な機会を設けていただき本当に
ありがとうございました。東北研修までは、何かしてあげたいと
いうような烏滸がましさがありましたが、実際に行って
とんでもないと思いました。逆に元気をもらうばかりであったような
気がします。しかしやはり、何か少しでもお力になれたらと
いう気持ちはあります。まだまだ復興には道のりは険しく
私ができることなど本当に微力ですが、私自身としては
今回学んだことを伝えていくこと、警察官となったら実務に
生かしていくこと、また実際に現地に赴くことを
これから言っていきます。
From:岩田奈々@名古屋校1期生(愛知県出身・三重大学4年)
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●気づき
・当たり前のことに気づくということ
物にあふれ、周りに人もいる状況だとその環境が尊いものであると
忘れてしまいがちですが、失ってから大切なものに気づくのでは
なく、日々「当たり前」となっている状況に対しても感謝の
気持ちを持てるようになりたいと思います。
避難所でおかゆを一口だけ食べてホッとする感覚、家族が
戻っていないか確認するために毎日避難所を周る感覚は
私にはリアルに感じることができませんが、日々のそのことに
感謝できる感受性を高めていきたいと思います。
・実際に現場を見るということ
何事に関しても現場を見るということが大事だと改めて感じました。
よくお話にあった防波堤に関しても作った方が良いに
決まっていると東北を見るまでは思っていました。
しかし、課題はそう簡単なものではなく、漁場、景観の問題、
また、実際に亡くなった人は海が見えないところの人が多く、
海が見える近くに住んでいる人には危機意識があったという事実を
考えると難しい問題であると感じました。
・"復興"とは
二年半が経ち、東北楽天がニュースをにぎわしているタイミングでした。
仙台は活気にあふれ、空港も映像で見た悲惨な状態ではなく
キレイになっていました。しかし都会から遠いところでは
やはり復興は遅れ、まだ町には何もない状況でした。
ガレキが撤去されていることから復興に向かっていることは
間違いではないと思いますが、ここからの復興に問題が
山積していると改めて感じました。
まだ、自分の土地に戻る許可が下りない場合もあれば、
許可が下りてもライフラインがないためにまともに生活できないと
いうこともあります。人には人の生活があり、仮設住宅を出て
他地域に移り住むことを決心する人も多いでしょう。
「今、このタイミングで僕たちにできることはなんですか」という
問いに対して「ここに住んでください」という塩田さんの言葉が
印象的でした。
●感想
今回、ベン大生として東北研修に参加させて頂きました。
女川、石巻、南三陸、気仙沼、陸前高田とまわり、
現地の方からもお話を聞くことができました。震災から二年半が経過し、
一部まだ残っている倒壊した家屋やビルなどから当時の凄まじさを
感じる一方で、基本的にはガレキ等は撤去され、見た目では
もともと何もないところなのか、それとも震災でこうなってしまったのか
分からない状況でした。そのことについて前向きに復興しているから
良いことであるという印象を最初は持っていましたが、課題は
一緒には語ることができず問題は山積していると、現地の方からの
お話を聞いて思いました。
From:大島圭太郎@名古屋校1期生(愛知県出身・立命館大学卒)
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●気づき
【自分の命は自分で守る】
自分の命は自分で守る、ということをかなり強くおっしゃられて
いました。亡くなられた方々の多くは、おばあちゃんや
赤ちゃんを連れていく途中で引き潮に流されたりしたことが
多かったようです。しかしいざ自分が同じ立場であると家族の命は
捨てられない…とも思いながら聞いていました。2年経った今でも
残された家族の方々は心の傷が癒えていない人も多いようです。
避難してきた中に、ダイドードリンクやコンビニの配送車が
あったおかげで食料があり、そしてそれを均等に分けることで
争いなく過ごしたそうです。班編成で役割分担を明確化させ
仕事を与えたことが、「一番笑顔の絶えない被災地」を実現
できたのではないかと思います。
また今後、他の地域が被災した際には、絶対に恩返しも込めて
手伝いに行くということも話されていて、恩返しをされる
程自分達は何もできていないと反省し、被災した人が
次の被災者を助けて…という風に同じ苦しみが分かる人は
助け合いの連鎖を起こしていくのではないかと思いました。
【民間と政府の乖離】
政府の人間と闘わなきゃ、とおっしゃられていたのが印象的でした。
綺麗な海が見えるところへ防潮堤を造って良いのか。
政府は、10mほどの防潮堤を建設する計画がある。
今回クラスの津波がきては10mでも意味がないし、
海をチェックできないから逃げ遅れてしまう。
海と一緒に生きて来た方々から海を奪うということの
大きさを知りました。
また、復幸マルシェの塩田さんのお話では、自分が一番
興味を抱いていた政府と民間の乖離のお話。
復興増税で集めた資金もどこにいくら使われているかは
分からず、城田さんのように復興活動を行う際も
自己資金でやっているとのこと。実際20兆ほどの予算が
集まったようですが、嘘か誠か東北に関係のない部分にまで
割り当てを行っているという記事も挙がっています。
先の防潮堤のお話もそうですが、政府と民間が一つになり、
復興活動に勤しまないことには、中々震災以前の生活に
戻るには厳しいのではないか、というのが今回の東北を見て
感じたことです。
●実行すること
・今回見聞きしたことを身の回りの方に伝えていく
●感想
震災が起きてから今回で三度目の訪問となりましたが、
思ったより復旧活動も遅い。復興に関しては全く。
2年たち、ボランティア活動なども減る中、忘れてはいけない、
現状をきちんと伝えてまだまだこれから企業や個人の
できることがたくさんあるのではないかと思います。
今回東北に行く・見るだけでなく、茂木さん・桑野社長に
よって様々な方々と巡り合わせを頂き、実際にお話を伺えたことに
大変感謝しております。
今回経験したことや震災が起きた当時のお話を
身の回りの人に話してみると、現状に驚いていました。
やはりまだまだ僕らは一部のメディアから得た情報で
自己完結してしまっています。
実際に現地へ行き、見聞きすることの重要性を強く感じました。
From:金堂孔輔@名古屋校1期生(愛知県出身・中京大学4年)
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平成25年(2013)【10月12日(土)】 濱田博昭先生(Ryoakiタクシー代表取締役) 、経営論/桑野隆司校長
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●1日の流れ
1、朝礼
2、新聞アウトプット
3、濱田博昭先生(Ryoakiタクシー代表取締役)
によるご講義
4、桑野校長より経営論(ALA企画)
5、終礼、解散
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●気づき
[人を愛することが原点]
今回、お話をきかせていただいた濱田社長は、愛するということを
一番に考えている方でした。奥様を始め、御自身の会社の
社員さんのことを大切にされている様子が伺えました。
愛というのは只のマインド的なものではなく、相手に自分の
思うことを伝えたり、相手に信頼して貰うために必要なものです。
その原点があることにより、相手も自分も気持ちが満たされ
行動のモチベーションも高まります。
私も自分が周りの人達を愛することで、幸せにしていきたいです。
●自分のスキルを磨くことが、10年先の自分を手助けする
濱田社長から、日本の現状や将来を危惧するお話を沢山聞かせて
頂きました。絶対的なものはないが、将来自分を手助け
出来るのは今自分自身のスキルを磨くことだと教えて頂きました。
今現在の課題を乗り越えるのではなく、更に先の課題を
乗り越えていくにはどんなスキルが必要かこれから考えていきます。
見えない貯金を、しっかり貯めていきます!
●企画とは実務が伴うもの
桑野社長の経営論において、企画発表を行う際に、ただこうだったら
いいな、という提案で終わっていてはいけないと教えて頂きました。
その、目標の為に必要なものを全て洗い出しどう行動に
繋げていくかを示すのが企画だと。企画とは私の想像よりも、
かなり深いところまで掘り下げる必要があることに気づきました。
日常においても、自分の中で思いついたことや目標を夢物語で
終わらせないように、必要な材料を集めて具体的な行動に
つなげるところまで練り上げていきます!
●実行すること
・10年先を考えた時に、自分に必要なスキルを見つけだす
・ALAの案件を詰めていく
締め切り10/28(業界研究)
●全体の感想
今回、Ryoakiタクシーの濱田社長がフィリピンからお越し頂き、
大変貴重なお話を聞かせて下さいました。
日本の将来のお話や、濱田社長が今後も更に先を見て向上心を
持たれていらっしゃる様子を伺い、自分もこのままではいけない、
行動しないと!という気持ちが強まりました。
また、奥様の話をされる濱田社長が特に印象的でした。
奥様を本当に尊敬されていて、私も濱田社長が奥様を思うように
もっと周りの大切な人達を思っていこうと感じました。
また、桑野校長の経営論では只の理想論で終わるのではなく、
具体性を持たせることの難しさと重要性に気づきました。
今後、もっと学びを重ねて実務において力を発揮出来る人間になります!
From:岩田奈々@名古屋校1期生(愛知県出身・三重大学4年)
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●気づき
《愛》
成功させるにはスタッフが愛社心を持つことが必要であると
おっしゃいました。それは小手先の技術でなんとかなる事では
ありません。社長のように心からスタッフを愛することで
スタッフが愛社心を持つのだと思います。
心から周りの人を愛するために、日ごろから感謝力、言葉にして
出す力を鍛えていきます。
《ルール作りは最初からしっかりと行う》
会社が小さい時にはルールがあいまいでもうまくいく事はあるが、
大きくなった時にはかっちりしたルールが必ず必要になる。
しかし、急にかっちりしたルールを作るとスタッフが戸惑うので
はじめからかっちりしたルールを作る必要があると教えて
いただきました。自分が組織を作る際にもこの点に気を付けて
しっかりしたルール作りをする。
《やる覚悟がないことを簡単に聞かない》
桑名社長より、「実際のビジネスの場に出て情報を教えて頂く
際には、やる覚悟が必要。覚悟がないのにただ聞くという
事は無礼である」という言葉を頂きました。確かにその通りです。
自分のスキルや環境ができる環境でないにも関わらず、
軽い気持ちでビジネスの話を聞くと、相手をがっかりさせてしまいます。
自分の信用を落とさないためにも、出来そうにない事を
軽い気持ちで聞くことしないようにします。
●実践すること
・愛していることを言葉にする。
・ALAの企画の実現可能性を高める。
●感想
濱田社長、桑野社長のように熱いパッションとビジネスに対する
冷静な考えを持てるように努めていきます!
どんどん前に進んでいきます!
濱田社長、桑野社長、事務局の皆様、今回も新たな気付きを頂き、
ありがとうございました!
From:青木裕典@名古屋校1期生(愛知県出身・中京大学院1年)
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