平成25年(2013)【4月17日(水)】 新聞記事をマインドマップで整理・まとめる、歌舞伎町散策
2013/04/17 22:07:24
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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、ワーク(マインドマップ作製)
3、歌舞伎町散策
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●マインドマップ作成
新聞の記事をマインドマップでまとめて
アウトプット。
初めてだったが情報が多すぎて
まとめきれない。
三つくらいに絞った方が良さそう。
アウトプットの時はどんな記事であれ
それが経済にどのような影響を与えるか、
政府がどのような対応をすべきか、
などといった視点を持てば生産的な議論になる。
●歌舞伎町散策
45分間でおもしろいお店を探せ、との指令。
自分が見つけたのは、アコースティックギターの
音が鳴るおしゃれな雰囲気のワンタン麺屋さん。
夜はバーになるようだが、その雰囲気のまま
昼はワンタン麺を売っているようだ。
その後花園神社の二ノ宮尊徳像を見る。
帰る道中、ゴールデン街を歩き、
ロボットレストランの前を通る。
ロボットとレストラン、まずあり得ない
組み合わせだからこそ好奇心を掻き立てられる。
それがお店の価値になる。
くじ引きで単語と単語を組み合わせて
それをビジネスに繋げるのもありかもしれない。
固定観念にとらわれない発想が大事と感じる。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU5期生




●学んだこと
1、新聞アウトプット
マインドマップの練習も兼ねて、新聞記事のマインドマップを作製した。
私は話をまとめることが苦手だが、マインドマップを書いてみると話題を
一つに絞って話すことができ、また目に見えるとまとめがしやすく、
これは意外と使えそうだなと感じた。
・3Dプリンタ最安値更新
→新産業革命とも呼ばれ、誰でも製造できるという魅力があるそうだ。
それが今までの半額以下で売り出されるという。
新たな事業が多く生まれてきて、社会がまた変革するのかと思うと楽しみだ。
・ボストン連続爆破事件
→議論の目的を明確にできていなかったため、議論が議論になっていなかった。
司会の自分がうまく話題提供や、話の誘導が出来ればよかった。
●ワーク(マインドマップ作成)
自分についてのマインドマップを作製した。
自分について要素を書き出してみた。自分について振り返る機会が出来、
同じベン大生から人と話すことが好きという点について指摘も貰えた。
修正点も、成長する余地もまだまだあると分かり、嬉しく思う。
指摘してくれる仲間に感謝。
●歌舞伎町散策
昼の歌舞伎町を散策した。
歌舞伎町入口あたりまでは入ったことがあったが、実際に中に入って
じっくり見たのは初めてだ。
やはり他の地区とは一線を画しているなと思う。
店の名前もインパクト勝負で、他にはない雰囲気が漂っていた。
面白いお店を探すという課題について、名前のインパクトが強いところが多く、
名前だけでは選べなくて難しかった。
ただ、歌舞伎町を散策すると、なんとなく異国にでも迷い込んだような気がして面白い。
吉本の事務所がそのような中にあるのも、異質なものの中に身を置くことで、
インスピレーションが刺激されるということもあるのではないかと思った。
●感想
歌舞伎町散策の時、面白そうなお店や興味をひかれたお店を見ると大抵
風俗やスナックだったりして多いゆえに差別化に気を使っているのかなと思いました。
出落ちのようなインパクト勝負は見ていて面白いので、もっと他の場所も見ていきたいです。
今回は昼間に行ったので、今度は夜の顔も見て感じます。
歌舞伎町は、地域として他の地区との差別化という意味では大きく成功して
いるのではないかと思います。
歌舞伎町と言えば、他県にも名前が轟いていて、印象もばっちりついています。
いい悪いは置いておけば知名度は半端ではなく高いです。
新宿歌舞伎町は面白い街おこしの例だと感じました。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU5期生




●マインドマップ、新聞アウトプット
今日の新聞アウトプットはマインドマップで行いました。
作り方は松本さんに教えていただきました。気になった記事を中心に
作ったのですが、考えを整理するのにすごく良い方法だと思いました。
しかしマインドマップ自体は活用できたのですが、議論のための切り口が
定まっていなかったため、中身のない話になってしまいました。
まだ読み取る、議題を見つけ出す力が足りないとわかりました。
続いて、自分に関してのマインドマップも作りました。それを踏まえて
宿題で自分の「志」についても作成します。
入学式でスピーチをするので、そのための元にもなります。
●歌舞伎町探索
歌舞伎町に実際に行って面白い店を見つけるという、散策を行いました。
私は今まで歌舞伎町は恐いところという先入観があり、避けていました。
今回街をよく見て歩きました。そして面白いお店はたくさんありました。
「メンズサウナ こり・こり」、「天然果汁を作る店 マルス」「無料案内所
ファイナルアンサー(冷やかし大歓迎)」など、名前のインパクトから気になってしまうお店や、
韓国やフィリピンなど海外料理のお店がたくさんあることがわかりました。
今回のような機会がなかったら、歌舞伎町を通過することはあっても、
よく見ることはなかったと思います。
街をよく見ることで発見できるものの多さも学べました。
これから外のもの、街をよく見ることを実践していきます。
●ベンチャー大學山口校入学式
映像は見られなかったですが、音だけ聞かせていただきました。
戦争の話を聞くことで、若者は再生の機会を得るかもしれない。
私もこれから色々な方から聞くお話を、より意味のあるものにしていきたいです。
入学式のお話を聞いて、ベンチャー大學で学べることのありがたさを実感しました。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU5期生
平成25年(2013)【4月16日(火)】 北朝鮮拉致問題を知る…「横田めぐみさん写真展」見学
2013/04/16 17:43:36
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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、横田めぐみさん 写真展
3、アウトプットと局長ミニ講義
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●新聞アウトプット
まだまだマクロな視点が足りない。
消費者の視点、企業の視点、
国や政府単位の視点に気を付けてみよう。
●横田めぐみさん写真展
拉致さえなければ、微笑ましい家族写真ばかり。
当時から現在までの拉致問題を取り上げた記事が並べられている
ブロックがあり、時系列的に拉致事件を知ることができた。
横田めぐみさんの作文や手紙を見ると
小学生ながらも字がきれいで、文章も知的で、
きっと将来素敵な人生が待っていて
ご両親もそれを楽しみに期待していたと感じました。
そう思うと、想像できないほどの苦しみが
めぐみさんにも両親にもあったはずです。
本が販売されており目次だけ読ませてもらうと
めぐみさんが北朝鮮にいるとわかってからも
ご両親は政府やアメリカの議会へ行き発言するなど
辛く苦しい戦いが続いたのだと感じました。
●写真展を見てのアウトプット
日販の下のベンチに移動しアウトプット。
まずは日販とトーハン、出版社や編集プロダクションについて
今元局長から業界の話を聞かせていただく。
まだまだ世の中のビジネスについて全然知らないことを自覚。
アウトプットを始める前に
拉致事件について基本的な情報をお話ししていただき、
現在の北朝鮮との危機状態についてもお話ししていただく。
国の現在の力関係とそれを作ったといえる第二次世界大戦について
もっと知らなくてはいけないことは多い。
大東亜共栄圏などまだまだ詳しくは説明できず、そのせいで
弱腰な意見しか持ててないので勉強しなくてはいけない。
また政府が動くときには必ずしも利益的なものがあるとは限らず
名誉という単純なものが行政に大きく影響を与える要因だというのも勉強になった。
民主主義では世論が重要であることも改めて勉強になり
自分たち一人一人の質が国の質につながることを感じた。
結論として、まだまだ勉強が足りない。
できる限りの勉強をしていこう。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU5期生
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●学んだこと
1、新聞アウトプット
都営地下鉄が24時間運行になるという記事と、就活開始時期が
4年の4月に変更になるという記事、富士フイルムとクボタがクラウドを
利用した業務支援システムを導入したという記事についてアウトプット。
意見が浅くて突っ込まれ過ぎた。条件反射で話すのも大事な時はあるが、
ディスカッションであるので考えての発言がいる。
・都営地下鉄について
→周辺への影響や、タクシー業界の今後についてなどミクロの視点での
議論しかできていなかった点は変えていく。
文字で大きく書かれている部分に注目してみる。
・就活開始時期について
→文系理系、留学へ行く人行かない人それぞれの立場でメリット・
デメリットがあり、一概には言えなかった。
雇用のミスマッチが増えそうだと思うが、それを防ぐにはやはり早々と
動き出す必要があり、早めてしまうのはあまり賛成できないなと思った。
・クラウドを活用した業務支援システムについて
→独自システムからGoogle等大手の業務支援システムに変更されていくと、
システム開発の業界に、大きな影響を与えるのではないか。
●横田めぐみさん 写真展
横田さんは素直で活発ではあるが、どこにでもいそうな子どもという印象を受けた。
家族も、子どもに愛が溢れた温かい家庭であった。
そのような家庭を引き裂き、誠実な対応をする気もないというのはいくらなんでもひどすぎる。
拉致問題について最近考えることもなかったが、協力者の方の必死な声と写真展を見て、
決して終わっていない問題なのだなと改めて考えさせられた。
北朝鮮が暴走している現状は、拉致被害者家族にとってもハラハラで落ち着かないだろう。
一刻も早く再会できるよう自分たちが世論を創りださなければ。
●今元局長のミニ講義
出版社や編集プロダクションについてと、北朝鮮など周辺国との現状について
お話をしていただいた。
北朝鮮と日本の歴史や政治戦略などについてお話をお聞きし、
自分の知識がいかに薄くいい加減か思い知った。
朝鮮戦争まで遡って話していただいた日本、北朝鮮、中国、アメリカ、ロシアのお話は衝撃的で、
同時に納得のいくものだった。
今の世界情勢を知っていくためにも現代の礎となった近現代史について
もっと学んでいかなければ。
●感想
横田めぐみさんの写真展を見学し、ここしばらく考えもしていなかった"拉致"
という問題に再び触れました。北朝鮮との関係が冷え込み、
北朝鮮が暴走している今だからこそ拉致被害者の保護が必要だなと感じました。
交渉のテーブルにつかない相手を引っ張り出すことは難しいですが、
それでもやらなければ解決できません。一刻も早い帰国がかなえばいいです。
被害者の会の会長も務めておられる横田めぐみさんの父の覚悟。
一家だけでなく、組織の大黒柱としての決意は並みではないなと話を聞いて感じました。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU5期生
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●新聞アウトプット
マクドナルドで行いました。今日は時間があったので、全員分たっぷりできました。
5期生3人で議論をしたのですが、そのあと松本さんが総括をしてくれました。
今日教わったのは記事の読み方。記事の言いたいことが読み取れていなかったので、
議論が主旨と外れたものになっていました。
ミクロ・マクロの視点の使い分けなども教えていただきました。
●横田めぐみさん写真展、鑑賞
お茶の水で開かれている、拉致被害者横田めぐみさんの写真展を見学しました。
横田めぐみさんの拉致される前の暮らしの写真が多数展示されてあり、拉致関係の記事、
拉致事件に関するビデオ上映もしていました。
また、拉致問題早期解決の署名活動もされていました。
展示されていたのはただただ平穏な暮らし。それだけに、とても
幸せな家庭だったのだと思います。それが突然の拉致により一変する…。
それからのご両親やご兄弟の暮らしの変化は想像に難くありません。
私は自分の兄弟に置き換えて考えてみました。もしも
自分の弟が被害者だったら…。そう考えるだけでも怖いです。
横田早紀江さん、滋さんは今でも解決のために動かれています。
もし私が同じ立場でもそうすると思います。家族の繋がりはそのようなものだと思います。
恐らく自分の人生を犠牲にするだけの感情が働きます。
現在北朝鮮はとても不安定な状態で、ますます拉致問題に手がつけられなくなりそうです。
しかし、写真展は教えてくれます。私たちは拉致問題を知らなければなりませんし、忘れてはなりません。
●アウトプット
会場を出たあと、一緒にまわっていただいた今元局長とアウトプットを行いました。
北朝鮮だけでなく、アメリカや中国、ロシア、その他の国々との国際事情を教えていただきました。
知らなかった話ばかりでした。
歴史からわかりやすく教えていただいたので、現在と繋がり、大変勉強になりました。
自分の知識のなさと歴史を学ぶ大切さは毎回痛感します。
今のグローバルな時代だからこそ、より歴史を知ることが必要なのですね。
これから少しでも多く歴史、とくに近代史の知識をつけ、日本人として恥ずかしくないようになります。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU5期生
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【平成25年4月12(金)】 現地歴史学 昭和館、プレゼン大会、ビジネス・ビデオ視聴と5期生へのミッション発令

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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、昭和館 見学
3、プレゼン大会
4、ビジネス・ビデオ視聴と5期生へのミッション発令
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●昭和館
前日の渋沢栄一に比べ
題材が戦前から戦後昭和30年程度までの資料ということで
テーマを一つに絞らないと漠然とすごし情報を見過ごしそうに感じました。
自分がテーマにしようとして注意したのは
こども、家族、物不足、国民生活、占領、外国との交流。
こどもについては戦時中から物不足の中で>空腹を薬を食べてしのいだりしたこと、
疎開の際逃亡しようとしたこどももいたことから疎開先もつらいことが多かったこと、
戦災孤児の数が合計12万3511人いたことなど、
教育においても戦時の事情、戦後の事情で混乱が生じたであろうことなど
気になることも多かった。
千人針からは当時の今とは違う家族のつながりを感じ、
戦後全国で戦没、戦災などで未亡人になった人の数が56万人に上ったことなども衝撃的だった。
昭和20年冬にこどもとドイツ人兵との間で交流があったということで
職員の方に内部資料も見せていただいたが
そういった外人との交流の中で戦中のつらさを紛らすこともあったようだ。
●プレゼン
言われて嫌だったのは
「昨日と変わらない」
二人がそれぞれなりに改善させてただけに悔しい。
またのちに今元さんがおっしゃったように
おそらくただの感想にとどまっていたようにも思う。
渋沢栄一の時に田中さんからプレゼンと聞いた段階で
聴いた人が足を運びたくなるような内容にするべきことはわかっていたのに
いざやってみると情報を整理するのにいっぱいいっぱいで
プレゼントしては本末転倒。
もうちょっと情報を絞って、深くマニアックにする必要がある。
●映像視聴
まだまだ自分の立場からの視点が足りない。
映像を見ていて感じたのは
企画を聞いていた時は若い女性向けの商品イメージだったが
いざ当日のお客さんを見ると高齢方が多かったので
商品の値段が高いのか、はとバスツアー自体が高齢向けの集客をしているのか
などだが、自分がどうするのかまで考えが届いていない。
●気づきと改善点
「言いたいこと」と「いう必要のないこと」「言うべきこと」を
きちんと分けて考えなくてはいけない。
終礼のアウトプットでも最後にいう必要のないことを言ってしまったので
言ってその場がどうなるか、相手の気持ちがどうなるか、
考えなくてはいけないと感じました。
プレゼンでも同様に気を付けないと
一生懸命自分の勉強した成果を発表するだけになり、
聴く人にとっては面白いかどうかが怪しくなる。
ただ「言いたいこと」をつらつらというだけの人にならないよう
これから心がけます。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU5期生

●学んだこと
1、新聞アウトプット
パソコンがタブレットに置き換わられているという記事と、
北朝鮮が新体制になって一年が経過したという記事についてアウトプット。
・パソコンについて
→オフィスの事務方では据え置き型パソコンが、営業ではタブレットが、という住み分けができてくる
のではないか。
XPのサポートが切れた時、パソコン需要が一時的に上がるのではないか。
・北朝鮮が新体制に移行して一年
→求心力が足りないため軍事に走り、外に目を向けさせたのではないか
実は正恩は傀儡で、周りに使われているのでは等意見が出た。
●昭和館見学
昭和館という、戦中・戦後の国民生活の資料などを展示しているところを見学した。
戦時中・戦後の暮らしを見て、昔は人と人とが協力することが生きていく上で絶対に必要で、
そのために絆が深かったのだなと感じた。
家事にしても母親だけでできることは限られていて、子どもたちも井戸から水を汲んで運んだりなど
きつい家事を手伝ったりしていた。
また、父親など稼ぎ頭を戦争で失った家庭は母親が仕事をしていた。
その働いている母親の写真を見たときに、子どもを背負っている人が多くおられて
図らずも親の苦労も楽しみもじかに感じているようだった。
手伝い、同じ苦労を共有する中で、親の偉大さだったりありがたみを感じる素地が
出来ていたのかなと思った。
また、連絡も簡単には取り合えないからこそ千人針を送るように、
多少面倒なことでも一人一人を大切にしていたように感じた。
●アウトプット大会
説明に終始した前回よりも進歩したと思う。
ただ、感情的になり過ぎて昭和館についてほとんど話せなかった。
次するときは内容を密にする。
●ビデオ視聴
アイドルの吉木りさがバスツアーを企画するビデオを視聴した。
事業創造の参考に素人が企画を考える映像を見せていただいたのかな、
と思い、企画の立て方などに集中して見ていた。
自分に置き換えてみるということができておらず、完全に客観的視点だった。
すごいなぁ、と思いながら、「俺には厳しいかな」とどこかで諦めていたように思う。
ツアーを企画する機会をいただいたので、人も自分も楽しめるものにします。
●感想
昭和館へ行き、戦時中、戦後の家庭生活に特化した資料館と言うものは初めて
だったため、興味深かった。子どもの遊びの様子や、実際に家事をしている写真、映像があり、
文字で説明されるより分かりやすかった。
昭和館へ行き、昔は良かった、という人も多いが、時代には雰囲気を形作った理由があり、
変化してしまった以上昔を再び創ることはできないと実感した。
これからをよりよくするために、今に適合した新しい良さを見つけ、創り上げていく。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU5期生

●昭和館
「戦中・戦後時代の体験者の労苦を伝えたい」というテーマの、昭和館に行きました。
ミッションは前日と同じで、午後に調べたことについてのプレゼンを行うというものでした。
しかし正直、想像と違うものでした。戦中・戦後時代の体験者の生の感情がダイレクトに
伝わってくるものはあまりありませんでした。
ただ、一つだけ求めていたような資料を見つけました。
それは「母と共に」という、戦争遺児の方の作文です。
長くなってしまいますが、言いたいことを書かせてください。
大阪府の宮脇俊夫さんという方が高校一年生のときに書いたもので、この方は戦争で
父親を亡くしています。未来へ、希望を持って母と生きるという内容の文章です。
彼は高校生当時、亡き父親に会いに行くため、靖国神社に行きます。一緒に行けない母親は、
見送りのときに涙を見せていました。
旅の途中、彼は戦争当時の幼少時を回想します。
その当時、彼の周囲ではコマ遊びが流行っていました。しかし家にはお金がないので買えません。
それは幼いながらもわかっていました。
それが、彼はある日我慢ができなくなって、引き出しにしまってあった大切なお金をコマに使ってしまいます。
引き出しは開けっ放しにして。
公民館で一人コマ遊びをしていたのですが、そのとき遠くで煙が上がります。恐ろしくなって、寒気も感じ、走って家に帰ります。
母親は一人、俯いていました。遠くの煙を見たあとの彼は、火鉢に近づくこともできませんでした。
お金が入った引き出しを見た母親の気持ちも想像できます。
しかし、そんな彼を母親は優しく迎えます。「いいのよ」と。目に涙を浮かべて。
回想は終わるのですが、作文の最後の部分に、心が打たれました。
戦争当時と違って高校生になって体も大きくなった彼は、買い物に行った母親を自転車で迎えに行きます。
母親を荷台に乗せたとき、彼は石川啄木のある歌を思い出します。
たわむれに母を背負いて
その余り軽きになきて
三歩あゆまず
「そうだよなぁ」と何度も。
ふと振り向くと、紅葉の山々と夕暮れを背景に、母親は微笑みました。
その、二人の小さな幸せの描写に、とても感動しました。
私も父親がいないという似た境遇です。先日寮暮らしを始めた私に、母はメールを送ってくれました。
筆不精の母の、拙い敬語メールには、涙が出ました。
私もしっかりしなければならない。改めてそう思いました。
「母と共に」と誓った宮脇さんのように、これからも母親、家族は大切にします。
●プレゼン
五反田本部に行き、それぞれ5分のプレゼンをしました。
私は上記の作文について話したのですが、本番でまとめられず、再び散々な発表になってしまいました。
事前に書いてまとめることをなくしてみたのが、よくありませんでした。
田中さんにまとめ方のコツを教えてもらい、松本さんにコンパクトにするように助言をいただきました。
次はそれらのアドバイスを踏まえてやってみます。
●あるテレビ番組
自分に自信のないタレントがビジネスに挑戦するという番組を観ました。
アイドルの吉木りささんが、バスツアーの企画作りに奮闘するというものでした。
番組が終わったあとに、事務局長の今元さんが一言「これが君たちの次のミッションだ」
私たちにはこの番組企画を「自分に置き換えて観る」という姿勢が欠けていました。
それが日本ベンチャー大學の観かた。
これから意識します。
来週火曜日までにツアーの案を考えることになりました。
楽しみです。
●その他、感じたこと
今日は鞄持ちを控える、北里大学の高田朝輝くんが参加してくれました。
新聞アウトプットや1分間スピーチなど、初めてなのにすごく良くできていました。
普通の学校の逆をいくベンチャー大學の体験は、素晴らしい経験になったのではないでしょうか。
「伝える」スピーチをする。今日も全然できていませんでした。
これから少しでも伝わるように良くしていきます。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU5期生

平成25年(2013)【4月11日(木)】 現地歴史学 渋沢栄一記念財団渋沢史料館 見学、プレゼンテーション

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●1日の流れ
1、新聞アウトプット
2、渋沢栄一資料館見学
3、プレゼン大会
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●渋沢栄一資料館
現在は期間限定で王子製紙と渋沢栄一の関わりを
テーマにしたブースがあり、設立の経緯、事業運営、
渋沢栄一の辞任とその後から現在まで書かれており
下調べ以上の具体的なことが書かれていたので面白い。
日本の産業の成功には知識と、それを広める本と、
本を作るための紙が必要ということで
目先の利益より国益を考えられる同士と一緒に
株式会社という海外の仕組みを取り入れたことがすごい。
500以上の会社の設立や運営にかかわった方法を職員の方に尋ねると
答えられる方に丁寧に取り次いでくださりお忙しそうだったのでちょっと恐縮。
渋沢栄一の場合、国益を考え日本に何が必要かという基準で物事を考えると
その都度必要な事業を起こしたり経営に関わることになり
自然と数が500社以上になっていったとのこと。
職員の方曰く、渋沢栄一は会社を人に引き継げるような形になるよう最後まできちんとし、
人と人をつなげる素質を持った人だったそうだ。
●スピーチ
途中まで調べたことができるだけ入るよう練り上げていたものの
ゆうまさんのアドバイス、
1、キャッチ
2、数字
3、声
のうちキャッチという点を考えると自分の言おうとしてたものはごちゃごちゃしてたので
そこから再度練り直す。
実際スピーチを終わると、自分の早口、カミカミ、「えー、あのー」が多いなど
まだまだ上手に話せてないことを実感。
反省点としては、数字が少し足りないことと、声に張りを出すこと、
整ったものであること以上に人に何かを伝えられるスピーチにすること、
鉄仮面など、これからの課題も発見できました。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU5期生

●新聞アウトプット
コンビニと、ビッグデータについての記事をアウトプットした。
・コンビニ
→カフェやスーパーとの住み分けはできているのではないかと思った。
コンビニは特化し過ぎた感じがする。
・ビッグデータについて
→個人情報の問題があるということに気付いた。
ITに関わることはやはり個人情報との兼ね合いが大事だなと感じた。
●渋沢栄一記念館見学
渋沢栄一の人生や成し遂げたことを展示、解説してあった。
すごい人だなという印象は持てたが、欠点や大きな失敗などの人間味のある
エピソードが見当たらなかった。また、論語とそろばんの思考に至った経緯も
小さいころに論語を学んだから、としか記述がなかった。
そのためか、私は渋沢栄一が怖い、という感想を抱いた。
自分を律して、公のために滅私奉公する、という思想を持ち続け、行動する。
言うのは簡単でも実際にやってみることは難しい。
それでも資料館を見る限り、渋沢栄一はそれをやりきった。
完璧である。いっそ完璧すぎるほどに。
それだけに人間味が薄く、何を考えていたのかつかみにくいということとなった。
それでも、中で何かテーマを見つけ、それに沿って学習すればよかった。
●アウトプット大会
渋沢栄一資料館で見てきたものをアウトプット。
人前で話すのは難しいなと思った。
説明が多く、自分の意見を言えなかったこと、難しい言葉を使ってしまったことが問題。
また、明らかに準備不足だった。
●感想
本日は自主学習で、渋沢栄一について調べたが、人間性などについては
結局よく理解できませんでした。
テーマを決めて、そのテーマについて人に聞いてでも知る、というがむしゃらさが
足りなかったと思います。
明日はしっかり準備していきます。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU5期生

●渋沢栄一史料館
渋沢栄一さんの生き方を尊敬します。
今回は史料館を見学したあと午後にプレゼンをするということで、発表するということを意識して勉強しました。
史料館で私が得たことは、二つあります。
一つは事前に自分が気になったことに対する私なりの答えと、もう一つは渋沢さんの成功した秘密です。
まず、下調べをしてかっこいいと思ったことがあります。それは、
渋沢栄一さんの「私利を追わず、公益を図る」という理念です。
個人の利益のためではなく、国の発展のために働く。財閥の他の著名人の方々のほとんどが
「男爵」までだったのに対し、渋沢さんはその上の「子爵」まで上がれました。
それは渋沢さんの理念が評価されたからだと言われています。
なぜそのような考えを持つようになったのか。
結果、直接の答えを得ることはできませんでした。史料館は渋沢さんの
偉業や歴史の事実についてがほとんどで、内面はほとんど書かれていませんでした。
しかし私は渋沢さんの理念の元になったのは、次の三つだと推測しました。
それは「海外経験」、「読書」、「武士出身」です。
まず、幕臣としてフランスの万博に行ったこと。これによって体験した衝撃はもの凄いものがあって、
なんとか日本を発展させたい、追いつかせたいと思ったのではないでしょうか。
次に「読書」です。幼少時より読書が好きで、本によって得た知識も関わっているのではと思いました。
国の発展のためには本の普及が必要だとし、洋紙の普及の事業も行っています。
三つ目の「武士出身」ということも大きいと思います。渋沢さんが使命感を持って生きたのは、
武士として幕末の動乱時代の中心を体験したということが大きいのではないでしょうか。
もちろんそれ以外にもあるでしょうが、私は上の三つが大きいと考えました。
もう一つの得られたこと。渋沢さんがなぜ成功ばかりしたのか。
それは次の三つを持っていたからだと思いました。
「実践力」、「知識」、「志」です。
はじめの二つは松陰先生の知行合一の教えにも通じると思います。
渋沢さんもやりたいこと、やらなければならないことは何でも実践したのではないでしょうか。
そしてやはり大事なのは「志」です。
公益のため、国のためという「志」、「理念」があったからこそ、
歴史上類を見ないほどの数の偉業を成し遂げたのでしょう。
渋沢栄一さんがなぜこれほど多く、広範囲の事業を手掛けたのか。
はじめは疑問に思っていましたが、その答えは簡単でした。
日本の発展にはそれら全てが必要だったからです。国の発展、公益自体を目的にしていたので、
渋沢栄一さんにとってはそれら全てを手掛けるのは当然のことだったのではないでしょうか。
●プレゼン
今回は5分という時間でプレゼンをしたのですが、準備も話すことも完璧だと考えていました。
しかし、結果は散々なものでした。
私は話す直前まで緊張もほとんどしないのですが、いざ舞台に立つと
頭が回らなくなってしまいます。話した言葉もほとんど覚えていません。
しかし、松本由真さんが自分のスピーチを作っていって欲しいとおっしゃってくださいました。
私は決めました。それを実践していきます。
最後に田中さんが「きれい」ではなく「伝わる」スピーチを、とおっしゃってくださいました。
まずは「伝わる」ように意識していきます。
●その他、感じたこと
史料館に行ったときに、プレゼンを意識して見学したのですが、そうすることは学びにはとても良いと気づきました。
全体を効率良く見ることもできたと思います。今までで一番充実した史料館見学でした。
また、今元さんがおっしゃったとおり「行く」ことの大切さも感じました。
これからもベンチャー大學の「行く」学びを最大限に生かしていきます。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU5期生


【平成25年4月10(水)】 現地歴史学 富岡八幡宮

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●議事録
1、新聞アウトプット
2、富岡八幡宮見学
3、深川不動堂見学
4、町散策
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●新聞アウトプット
新しい事業を発見できるような目線が大事。
時流、自流、次流。
●富岡八幡宮
案内を頼んだところ、去年も先輩がお世話に
なったとのことで、すんなり引き受けていただく。
権禰宜さんが案内してくださる。
先輩に感謝。
震災や空襲による社殿の焼失や
空襲の威力をそれから感じた昭和天皇が終戦を決意したことなど
興味深い話が多い。
横綱の碑は陣幕という力士が薩摩出身だったことから
政界などの著名人の支援により建てられた。
また木場は海運が盛んだった深川で、材木を置く場所だったことから
つけられた地名。
いつも東西線で通りすぎていた地名だったので
由来を聴けて驚いた。
神輿を見せていただくが
大きいのときらびやかなのとで見るほどに荘厳に感じた。
わっしょいは"輪+背負い"のことだそうで
昔からその掛け声を深川は守っているとのこと。
●深川不動堂
本堂がとてもハイカラ。
外壁がサンスクリット語の経典でデザインされており、
中に入ってもとても高級感があった。
お金が沢山あるのだなと感じる。
あまり仏像に関する情報は難しくてわからなかったが
デザインがかっこいいものが多い。
自分達が見学したあと入ってきた人が
ひざまづくように拝んでいるのを見て、
信心深い人はやはりいるのだと感じる。
全く信仰心のない自分にとっては新鮮な光景でした。
●街ぶらり旅
まずは伊能忠敬の生家跡へ地元ボランティアさんの案内で向かう。
家にいるよりは動いて頭を働かせて地域に貢献するほうが良いとのこと。
話を聞くと、渋沢栄一の倉庫や佐久間象山の縁の地があるとのことで
伊能忠敬の生家跡発見後向かう。
生家跡は道路脇の気の影にありなかなか気づきにくいが、あの場所から八幡宮へ行き
全国の測量へ向かったと考えると感慨深い。
さらに歩いて渋沢栄一倉庫発見後、
佐久間象山の塾の跡地につく。
大河ドラマで知っていたので、紹介の看板を見るのも面白かった。
●気づき
現地を訪ね、詳しい人に話を聞くとネットで下調べした以上の情報が入ってくる。
下調べした分、興味をもって話を聞ける。
また当初の目的になくても興味のある対象とがあるなど
偶然の縁があればそこに行くことで新しい発見も見つかる。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU5期生


●新聞アウトプット
電力需給問題と電子チケットについてアウトプットした。
新聞アウトプットを通して、
「じゃあこういうのができるのじゃない?」
と新たな事業を考る。
時流、次流、自流の流れ。
・電力需給
→節約疲れなどで足りないかもしれないとのこと。
電気不足は経済成長を阻害しかねない。
・電子チケット
→紙が減ることでの経費削減や入場口の混乱など、
想定外のメリットがある。
●富岡八幡宮見学
お話をしていただけないかと交渉すると、昨年も先輩が来られていたため
実績があり、快くお話、案内をしてくださった。
実績を積み上げられた先輩方に感謝。
・境内に小さな紙がたくさん落ちていた。
→紙だけではなく、麻も交じっているそうだ。
麻はお払いに使われ、悪いものを吸い取るとのことだった。
・横綱の石碑
→全ての横綱の名前が彫られていた。
陣幕という力士が薩摩出身のため、薩摩出身の明治期の新政府の大物が
お金を出してくださったそうだ。
・日本一の神輿
→仕舞われていたものをあけて見させていただいた。
ガラス越しに見るよりも、実際に見ると迫力が段違い。
これが担がれていたのかと思うと圧倒される。
・木場、新木場の由来
→大きな川が流れており、海運が盛んだったとき、木を置いていた場所だから木場。
運ぶ方法がトラックに変わり、公害問題などが出てきたため、木を置く場所を変えた。
変えた先が新木場とのことだった。
・昭和天皇、平成天皇がこられた。
→昭和天皇は東京大空襲ののちに富岡八幡宮に来られ、
焼け野原と化した一帯を見られて終戦を決意なされた。
平成天皇は、昨年お祭りを見に来られた。
・わっしょいという掛け声の由来
→和と背負うを合わせた掛け声とのこと。
和を背負う。由来など気にしたこともなかったが、
これからも残していかねばならない掛け声だなと思う。
●深川不動堂見学
→入った時には護摩というものをされていた。
奥には様々な仏像があり、どういうものを司っているのかなど詳しく書いてあった。
不動明王は、怒りの表情で迫力があった。
●町散策
→街を散策し、伊能忠敬の住居跡や渋沢栄一の倉庫や佐久間象山砲術の塾の跡地などを
回った。
佐久間象山について知識がまるでなく、歴史について知識がないなと反省した。
鉄砲をどこへ向けて撃ったのかなど想像してみると楽しかった。
●感想
本日はお話を聞くことが多く、お話の中でしか見つけられないこともありました。
調べて、知っている人にお聞きする。これは知識の補てんなどの意味でもいいなと思います。
本日お話をお聞きした観光ガイドの方は、現地に住みながらも
最近まで知らなかったことを学んでガイドをされていると言われていました。
今回調べてお話を聞く中で、街に興味を持ち周囲についても調べることをすると、
変哲もない街が面白く変貌して愛着が湧くようになるのかなと思いました。
知れば知るほど面白くなる。地元愛はそういうところから生まれてくるのでしょうか。
東京も第二の故郷と呼べるくらい調べつくそうと思いました。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU5期生


●「行く」ことの大切さ
本日は富岡八幡宮に、現地に学びに行きました。
伊能忠敬についての勉強とのことでしたが、まず神社の方にアポを取って
お話を聞くということをしました。
そこで感じたのが、やはり実際の人からのお話のリアル感です。
昨日も感じましたが、そこには本で学ぶことでは味わうことができない感覚があります。
お話を聞くことで、あるいは質問をすることで、驚くことや、面白い事実もたくさん学べます。
今日は権禰宜さんにお話をうかがいました。
昨年、先輩方が訪問されていたこともあり、信じられないくらい良くしていただきました。
先輩方のお陰です!
たくさんのお話を聞け、最後にはなんと普段閉まっている神輿の扉を
開けてくださいました。扉は透明だったのですが、開くと迫力が全然違いました。
その後、伊能忠敬さんの住居跡に行ったのですが、そのときも
たまたま道を聞いた方がガイドさんもやってらして、現地まで案内してくれました。
人に恵まれた、素晴らしい一日でした。
また、質問と話を聞くリアクションを良くすることによって、お話の内容が
更に良くなることを実感しました。
これからも、現地に「行く」体験が多いベンチャー大學で積極的に学びます。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU5期生