平成25年(2013)【3月9日(土)】 全国縦断遊学の旅 3日目 「北海道・函館から青森・竜飛崎へ!」

↑朝5時、函館市場へ。
雪と風がすごいスピードで頬を叩きつける

↑市場中の様子。着々と準備されていく

↑朝市の個人商店。ここもだまだま準備中

↑朝食の店を探す。まだ早いか・・・。
函館のとれたて海鮮丼を食べたい!

↑かに市場でカニの講義を受ける。
タラバガニのメスは、卵を抱えており、オスより一回り大きい。
1パイ1万5千円とのこと。

↑いくらの試食もさせてもらう

↑貧乏な私たちには高額なため、
1つの丼を2人で分ける事にました。
(半人前だから、これでちょうど良い)

↑ボタンエビ、ウニ、いくら、が豪快に!!

↑移動中はミーティングしながら

↑1車両しかありまあせん。雪も止みません。
いよいよ北海道を後にします

↑木古内(きこない)駅で乗り換え。
青函トンネルを超えます

↑スーパー白鳥に乗ります。
白鳥なのに緑色とは…。

↑乗り継ぎ時間に1時間以上もできる事もあります。
駅の待ち合い室は広々。仕事もはかどります。

↑「よく来たね!」という方言です。青森弁。

↑蟹田駅で乗り換え

↑車窓から見た青森

↑電車の中では、仕事をする者、ネットで検索する者、
口を開けて寝る者…

↑三厩(みんまや)駅の待合室。ストーブが有り難い

↑津軽半島最北端の駅

↑三厩(みんまや)駅から竜飛崎(たっぴさき)まで
バスが出ています。乗車賃は100円

↑竜飛崎到着。ここからは徒歩で向かいます。
あまりの寒さに、耳がちぎれそう…

↑本州最北端に到着!
後ろは津軽海峡・冬景色。

↑竜飛崎灯台

↑吉田松陰先生の碑を見つけました

↑最北端の地で、吉田松陰先生と同じ場所に
立てるなんて、まさに感の極み!

↑風が強すぎで、この地では雪は積もらないそうです。
その自然が、こんな景色を生みました。
まるで絵画の中にいるようです。

↑竜飛崎にちなんで、竜のモニュメントが。
確かにこの風の勢いは、龍の仕業かもしれませんね

↑ボタンを押すと、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」が流れてきます。
しばし、私たちは、ここで聞き惚れました。
津軽海峡冬景色の中で津軽海峡冬景色を聴く…。
なんとも言えないロマンを感じました。
ちなみに、石川さゆりさんは九州・熊本出身だとか。
地元のバスの運転手さんに思わず突っ込んでみましたが、
「いや~。やっぱり九州の人は、歌がうまいからね」と

↑あまりの寒さに公衆トイレに駆け込むと…

↑移動では本を読んだり、原稿を書いたり、新聞読んだり

↑使用前→【使用後】

↑秋田に到着

↑今日は、ぐっすり寝ます。
テンションが上がってきましたけど。
平成25年(2013)【3月8日(金)】 全国縦断遊学の旅 2日目 「北海道上陸!」

↑只今始発で、大館から函館を目指します。
始発なので、ガラガラです。

↑木古内駅到着!

↑新選組副長・土方歳三、函館戦争で死す!

↑「撃て!!!!!」
当時を思い浮かべ、気合いを入れてみました

↑五稜郭跡に入ります。雪で地面は凍結

↑函館奉行所。五稜郭の本陣が置かれました。
奉行所?と聞き、遠山の金さんをやる安斎…。
まったく関係ありません。

↑五稜郭を設計・建築した
武田斐三郎(あやさぶろう)。
緒方洪庵の適塾出身。

↑函館戦争に使われた大砲、ホンモノと思われる

↑私たちのバックには、五稜郭タワーがそびえ立つ

↑嗚呼、五稜郭タワー。
予算の都合上、展望台までは行けませんでした…。

↑お堀の水は、カッチン・カッチンやで!
井浪くんが氷の上に降りようとしたので、
皆で阻止しました。

↑函館市場の夜です。
海鮮丼のお店がいくつかありましたが、
明日の朝、早起きして市場で食べます!

↑晩ご飯は、小林くんオススメの北々亭
という回転寿司にきました。
安くて美味いです!
ちょっと贅沢しちゃいました。
平成25年(2013)【3月7日(木)】 全国縦断遊学の旅 1日目 「東京→秋田へ」
2013/03/07 23:04:50
コメント (0)

本日の始発で、日本ベンチャー大學東京校の
最後の行事【全国縦断・遊学の旅】に出発致しました。
北海道・函館、五稜郭まで、在来線で大移動しています。
出発前の学生の様子。

福島県郡山へ到着。出発まで少し時間があるので、探索中。

到着時に福島での今後の予定確認の話し合いの様子

朝飯選び。

移動中の様子です。

何か作業をしていたり…

調べ物や寝ていたりそれぞれ…

また、周りの山をみると東北に入ったことを感じさせられます。

秋田県入りしました!

一面雪景色で、2m位雪が積もっていました!

早朝出発で疲れもありますが、
勉強したりちょっと休んだりしながら、目的地に向かってます!
移動時間を一年間のベンチャー大學生活を振り替える
機会にもあててます。

↑まさかの事態が発生。
1時30頃、マックに「警察からの指導で2時間以上の滞在を禁止
しています」と注意をされ、追い出されました。
その後、コンビニで時間をつぶそうとしても、
店員さんから「長時間たむろされると困る。
警察からの紹介が必要」と、追い出されました。
その後、交番でも「この辺には、ない」と言われ、
路上で野宿することに…
【平成25年3月5(火)】 『事業創造』 鳥越昇一郎先生(マーケティングウイング鳥越事務所 代表)

●議事録
9:00 朝礼、掃除
9:50 新聞アウトプット
1面 楽天ポイント 実店舗でも
ネットとの融合加速
10:45 講義開始 鳥越昇一郎先生「事業創造 第12講(最終)」
・政府は今新規創業者を支援している。いくらでも場所や資金援助を受けれる。
・夢と志の違い
「夢は快い願望だが、志は厳しい未来への挑戦だ。
夢を追うだけの男になってはいけない。志を持て。」
⇒ 野田一夫先生(日本総合研究所初代所長、多摩大学名誉学長を歴任)が、30年前に創業したばかりのソフトバンク孫社長と、パソナ南部会長に対して贈った言葉。
・JVNの事業創造が目指す目標
人がやらないこと、やりたがらないことに挑戦
誇り高いベンチャー大學OBになる
・SWOT分析
S(自分の強み)、O(自分の事業のチャンス)を徹底して強める
・事業創造者の条件(8つ)
1. 使命の自覚
2. 折れない心
3. オンリーワンの自負
4. 挑戦意欲
5. したたかな具体化(リアルの追求)
6. 創造力 想像力を最大限にする
7. 洞察力を磨く
8. 発見力を磨く
・ウーマンビジネスグランプリ
審査基準
1. 事業内容を明確にイメージできるか
2. 世の中にあったら良いと感じさせるか
3. 目標数値や資金計画、運営体制などに無理がないか
4. 世の中の流れ・時代に合っているか
5. 将来的に成長・展開していく可能性を感じられるか
6. 継続的に収益を上げることが可能か
7. 競争相手・競合との優位性が感じられるか
8. 波及効果はあるか
9. 経営者としての魅力
10. チャレンジ精神、事業に対する熱意
11:33 事業発表、ワークショップ
16:30 掃除、終礼

本日は鳥越先生の事業創造最終講義でした。
これまで課題が進んでいなかったりし怒られたりしましたが、
最後の講義で何とか形にでき、良かったです。
途中、自分の中でほんとにやりたいことなのか分からず、
腐っていました。
そのときに鳥越先生にめちゃくちゃに言われ、
自分に腹が立って悔しくなりました。
そこから言われたことやろうと切り替えていくと、
自然とやりたいことが見つかるようになりました。
終わり良ければすべて良しという言葉がありますが、
途中挫けても諦めてはダメだなと感じました。
とてもありがたい、いい経験になりました。
あとはこの事業創造を実行に移していかないといけないと感じ、
やっていきます。
From:渡辺寛高(広島県出身、尾道大学卒)JVU4期生
《記事からチャンスを掴む》
本日は、1年間毎月行ってきた事業創造の最終講義でした。
鳥越先生、今元さんに解説をしていただける新聞アウトプットも最後です。
新聞は、ただ事実として読むだけでなく、新しいビジネスチャンスなど、
そこから自分がどうしていくかまで至ることが大切だと学びました。
記事を読んだら、まず自分なりに考えるようにします。
また、社会人になると、あえて時間を作らなければ
新聞をなかなか読めなくなるというお話もありました。
新しい生活でも、生活に合わせて工夫して、
習慣として、毎日新聞に触れるようにします。
《事業創造》
1年間毎月、鳥越先生にお越しいただいて行ってきた事業創造は、
学生のそれぞれの事業を元に、先生と学生の皆で意見を出し合い、行ってきました。
最終回を迎え、私の事業も曲がりなりにも、何とかまとまった形になりました。
私一人の考えだけでは、ここまでの形にはできないと、振り返って感じています。
意見のやり取りをすることで、客観的な視点と、
自分にない発想を得られたことを実感しています。
今後も、自分の思いと、他の人からの視点をいただくことをしていきます。
また、鳥越先生からは、
事業創造はあくまで通過点というお話もしていただきました。
3月で日本ベンチャー大學は終わりになりますが、
今後は、社会人として、学んだことを少しでも実践していきます。
《今までにない》
事業創造のように、何らかの新しい事業をするときには、
既存の事業と全く同じものということはありません。
必ず、既存の事業と比べて、何らかの違いがあります。
鳥越先生からは、「今までにない」という点は、その事業の、
特に重要なポイントになるというお話をしていただきました。
他の人の事業を見ても、他にないこと、今までにないことは、
その事業の核になる部分だと、感覚として分かります。
自分のことを見直して特徴を一層明確にし、
卒業式では、特に印象に残るような発表を行います。
From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生
『事業が生まれるとき』
新聞アウトプットでは、株式会社楽天が、楽天市場のポイントを、
実店舗でも使えるようにする、という記事を取り上げ議論しました。
この記事のツボは、ポイントによる経済圏が生まれるところにあります。
つまり新ビジネスが生まれるということ。
例えば、ポイントを現金に替える会社の誕生など。
新聞記事から、敏感に新ビジネス誕生の匂いを感じれるように、
新聞を毎日読み、感覚を研ぎ澄まします。
『事業創造最終講』
今回は、鳥越先生による講義『事業創造』の最終講でした。
鳥越先生の講義では、自分と向き合うことが求められました。
事業創造=自分自身だからです。
事業創造を通して、自分の感情を探りまくりました。
自分が心から幸せに感じるときはどんな時か、
どんな毎日を僕は送りたいのかなど、常に考えていました。
自分との闘いでした。苦しかったですけど、楽しかったです。
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生
【平成25年3月2(土)】 『リアル政治学』 田中美絵子先生(前衆議院議員)

●議事録
講師:田中美絵子先生 (前衆議院議員)
9:00 朝礼、掃除
9:50 新聞アウトプット
1面「共通番号16年から」
9面「低価格店 出店再開」
11:00 昼休憩
12:00 講義
・お金をかけない政治活動←河村たかし現名古屋市長の影響
・民主党の敗因
広報活動が上手くいっていなかった。
民主党が何を行ったのか、どんな結果を残したのかを広報活動を通して、
世間にアピールできなかったのが敗因の一つ、など。
・政治家までの経緯
添乗員として、派遣業態で自らが働いた経験から、
派遣業を変えようと政治の世界へ入ろうと決める。
・人脈を活かす
友達に政治家になりたいと伝えたことで、政治界との繋がりができた。
自分の夢は人に話すべきである。
・人に頼るのが上手い人
一匹狼にならないこと。
一人で何でもやるという人には、人はついて行き辛い。
・心と体が強い20代のうちに無茶をする
・各世代での投票率
20代の投票率は極めて低く、高齢者の投票率は高い。
選挙で勝つためには、高齢者の票を獲得することが大事になってくる。
これでは、高齢者中心の政策になってしまうのはしかたがない。
しかし、それではいけない。
子供や現役世代に目を向けるのも政治の役割である。
・日本の女性議員
他国に比べて少ない。
女性が活躍できる社会をつくろうとするのであれば、
女性政治家がもっと増えるべきだ。
・初めての陳情
乳癌で悩む女性から、乳癌の特効薬であるジェムザールを、
保険適用にしてほしいと初めて陳情を受けた。
田中先生はすぐにこの案件に取り組み、3か月というスピードで
ジェムザールの保険適用を実現された。
しかし、患者にとっては、3ヶ月という期間は長く、政治で3ヶ月という期間は
早くとも、患者にとっては遅いと感じる。
・光があたってこなかったところに光をあてるのが政治の役割
・なぜ消費税を増税?
毎年社会保障費は約1兆円増え続けている。
最初は事業仕訳等でその財源をまかなっていたが、それには限界がある。
消費増税で、増税分を社会保障費にまわすことになった。
13:40 休憩
13:50 講義再開・・・質疑応答

【マスコミは嘘も平気で書く】
嘘の記事を掲載されて訂正願いを出しても「すみませんでした」
と一言だけで、訂正記事を載せることはしてくれないそうです。
それだと私たちは、その嘘の情報を信じないといけないことになります。
小沢さんは、とてもいい人だと聞き、報道は悪人にしたがっている、ように見えます。
「自分で見て聞いたものしか信じない」ということが大切だと思いました。
【お金をかけない政治活動】
普通の国政選挙では1000~10000万円はかかるらしいのですが、
田中さんはほとんど貯金もない状態で選挙に臨んだとのことでした。
政党から助成金が少し出るそうですが、そのほかの部分では
自分で作業をして切り詰め、お金を使わないようにしていたそうです。
この考え方は自分も賛成で、選挙に高いお金を使わなくても
政治家になれるようにしないといけないと考えております。
【議会と国民の時間の差】
国民はすぐにでも政策を通してもらいたいのに
議会のスピードが遅すぎるとのことです。
薬の保険適用を認めるケースなどでは
患者にとっては1日でも早く使い安心したいのに
議会は3カ月経ってやっと認める、そうです。
議会そのものの制度を見直さないといけないなと感じました。
From:渡辺寛高(広島県出身、尾道大学卒)JVU4期生

【広報活動】
今回、民主党が自民党に敗れたのは広報活動が
上手くできなかったからだという。
政官民の癒着を失くしたり、公共施設の選択と集中といったマニフェストが
しっかりと国民に伝えられなかったと教えていただいた。
どうゆうふうに自分を売り込んでいくか、一人でも多くの人に知ってもらうには
どのような活動をしていくべきか、など、政治の世界において
広報活動がいかに大切であるかということを知った。
ここで政治の世界で広報活動する際もターゲットを絞る必要性があると感じた。
この広報活動は、一般企業でも重要となってくる。
営業職種はもちろん、経営者も。
政治家でいう支持者の確保が業績を左右する。
これからは、新聞やテレビなどのメディアから様々な政治家の広報活動を学んでいく。
広報活動とはこれから生きていく上で誰もが行わなければならない活動である。
【光の当たらなかった所に光をあてる】
これからは子ども、現役世代に対する支援、
取組みを手厚くしなければならないとおっしゃっていた。
子どもは票を持っておらず、20代の投票率は20%。
ここの層はいわゆるこれまで光の当たらなかった所。
この世代間格差が問題となっている。
これを失くすのは非常に難しいと改めて感じた。
20代の人々が投票に行くことで、これまで光の当たらなかった所に
光が当たるようになり、政治を変えられる。
どんな国のどんな時代でも、若者が国を変えていかなければならない。
私たちの将来も私たちで築いていかなければならないという意識をもっと強く持っていく。
From:南出浩(大阪府出身、桃山学院大学卒)JVU4期生

《政治家の素顔》
本日は、民主党前衆議院議員の田中美絵子先生に、講義をしていただきました。
政治家といっても様々な人物がいますが、
田中先生は、若く、世襲ではなく、
社会人・議員秘書を経て、政治の世界に入られたという政治家です。
先生は、派遣社員としてワーキングプアの生活を経験されたことがあり、
その経験も、政策に反映されていました。
本日はざっくばらんに、マスコミではあまり報道されない、
政治家の本当のところについても、お話をしていただきました。
政治家というと派手な動きばかりが取り上げられますが、
実際には、自分で報告のビラを印刷したり、地元の会合に出席したりと、
日常の地道な活動が大切だということ、
めげずにやり続けていくことの最切さを学びました。
《アピール》
田中先生は、厚生労働委員会に所属して、
社会保障や医療の問題などに関わられました。
また、民主党は、マニフェストに書かれたことの多くに着手したというお話もありました。
問題は、このような実績をどのようにアピールしていくかです。
マスコミも政治について報道していますが、
誤った報道をし、抗議されても不誠実な態度を取るなど、
政治家にとって、信用できるものではないようです。
田中先生や民主党を熱心に支持する人は、
自分で情報を当たってそれを簡単に知ることができますが、
そうでない人に情報を届けることは簡単ではないと感じました。
選ぶ有権者に対して、自分をアピールすることも大切だと感じました。
田中先生がかつて秘書をされていた河村たかし名古屋市長のように、
何でもやって、まずは自分の名前をアピールすること、
それに加えて、具体的な実績をアピールすることの両方をすることが、
有効な方法だと学びました。
アピールには簡単に正解と言えるものがなく、時代に合わせて工夫もしなければならず、
相手がどう感じてくれているかということが問題になるので、
こればかりは、考えて工夫し続けるしかないと感じました。
《志》
多くの政治家は、何らかの自分の志を持って、政治活動を行なっています。
一方で、選挙で勝ち、その上で政策を行う立場に立てなければ、
自分の志を実現することはできません。
あくまで自分の志に則った活動をした結果、選挙で落選してしまった方もいます。
そうならないためには、時には自分の志を曲げて、妥協し、
多くの人に受け入れられるようにする必要もあるということでした。
田中先生や、先生と親交のある政治家にとっても、
この葛藤は苦しいものだ、ということを学びました。
何も障害がなければ、志を追い求めるだけで前進できます。
それができない、
志を実現するために妥協をしなければならないという場面になった時、
自分はどのような思いで決断するべきか、
意識だけは、まずしておかなければならないと感じました。
From:野田貴生(山梨県出身、都留文科大学卒)JVU4期生