平成24年(2012)【7月5日(木)】 『東京国際ブックフェア』
●東京国際ブックフェアとは
いわゆる『本』に関する企業が主にその他の業者に宣伝、商談をする場である。
何も出版社だけではない。ブックカバーの業者や電子書籍化する業者、
さらには本屋の入り口によくあるガチャポンの業者まで来ていた。
ブックフェアと同時に国際電子書籍フェアや
クリエイターを集めたフェアも隣接していた。
メディアの企業はそういう意味ですごく幅が広い、
その事を目で見て感じる会場でした。
会場を回って私が気になった企業をアウトプットします。
●いつもの新聞がかなり使いやすくなった
朝日新聞社のブース。新聞が全て電子書籍になっていた。
電子になる利点は、新聞をめくらなくて良い為電車の中でも手軽に読める、
動画も見る事ができる、検索機能で素早く記事を絞れる、
他にも新聞のスクラップが出来たり文字の大きさを変えられたり色々でした。
最近電車の中で読む機会が増えてきた私にとってこれは魅力的だと感じました。
●本を売るのが目的とは限らない
イスラム教の団体さんが出展していた。
本を売るにしては、それがあまり表に出ていない。
気になったので話しかけてみると、
『イスラム教はテロをしている、という悪いイメージがある。
それを払拭するために、
東日本大震災復興支援などもしているという事、
そんな悪い団体ではない事を伝えに来ました』と。
予想だにしない様々な背景、様々な人たちがいる事を感じました。
From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生
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たくさんの出版社が出展されていました。
生き残る為に、どの出版社も独自の色を出していました。
そのなかでも印象的だったのが、自費出版をされている方のブースでした。
その方は、「人間関係で辛い思いをしている子ども達に、希望を与えたい」
という思いのもと、自分の半生を書いた本をそのツールとして利用されていました。
本を読んだ小学生や中学生の子どもからたくさんのメッセージがあったそうです。
続編を書いて欲しいというメッセージもあったようで、
二冊目も最近書かれたとのことでした。
国際ブックフェアには、楽天が最近発売した電子書籍端末を
紹介するブースもあったのですが、たくさんの方がこられていました。
電子書籍の今後の広がりを感じさせられました。
楽天の端末を使用してみて感じたのは、便利さです。
スーツの内ポケットにはいる大きさで、重さはiPhone並。
価格は8000円程度で手が届きやすいです。
僕は買おうとは思いませんでしたが、利点はたくさんあるので、売れていくと感じました。
電子書籍の出現によって出版業界は最初のうちは衰退すると思いますが、
衰退する原因は、「本物の本」ではないからで、もし、作者に魅力があり、
作品に魅力があり、味わい深い製本であれば、かならず読者は本を買うはずです。
電子書籍の出現は、出版業界にとって良い一面もあるな、と感じました。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
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『国際展示場ブックフェア』
有名な大手企業が多く、ガチャの仕組みやクリエイターの仕事を知ることができました。
実際に商談の場があり、企業のブース出展者の方は本気でしたが、
クリエイターは消極的な人が多い…そんな感じでした。
呼び込み方も様々で有名企業意外はコスプレをしたり、
マスコットキャラクターを全面に出したりと、工夫しており、勉強になります。
会場内を歩きっぱなしで疲れましたけど、勉強になりました!
From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生
平成24年(2012)【7月4日(水)】 青柳智大先生(株式会社総産 代表取締役) 『必然創造学~フィードバック~』

13:00 総産様にて、講義 青柳社長 『必然創造学』
・マンダラアート(各自課題)のフィードバック
目標は達成出来たか?
忘れる、熱が冷める原因は何か?
・目標を立て、未達成だった事は必ず"原因"がある
良い原因を積み立てて、狙った結果を生み出す
行動計画について
・手・口・足がすぐ動くくらい、すべきことは具体化すること
これをやれば何とかなるという段階まで
言葉を考えること
・社会人は、記憶より記録が大事
・行動計画は何度も見直しが起きる
見直し・書き換えが起こる事が必要
・自分の現状を理解し、目標までの距離を理解し、
成長課題を細分化すること
分解要素に日付を付けることでステップアップするイメージ
熱が冷めないようにする事について
・自分の師匠と呼べる人や、メンターを作る
相談をしないと、人生は損をする
15:55 終礼

【熱が冷めない様にする行動】
今回、いかに実践項目をやっていないか、が理解出来た。
一旦その場でやる気になっても、人はそれを継続出来ない事が多々ある。
目標を常に意識するには私はやはり『言葉』と
『常に足りない自分が見えているか』だと思う。
言葉は、実践項目に使われる言葉で、『これをやれば何とかなる』と、
言葉に信頼を置ける習慣をつける所まで実践項目は具体化することが、
熱を冷まさないコツだと学んだ。
また、常に目標から自分がどの位離れていて、明確に見えていて、
必要性を感じる事が必要だと感じた。
その上で、今後もマンダラアートを自分が頼れる言葉になるまで書き換えしてゆく。
【メンターを作る】
自分から誰かに頼る、一人で解決しようとしない精神が大切だとこちらでも言いたい。
それが熱を冷まさないコツだと感じる。
自分が心から応援してくれる人や、この人と会ったらやる気が出る
と思える人を作っておいて、頼る体を作る事が達成のコツだと感じた。
From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
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『記憶に頼るんじゃねえ』
物事を後日フィードバックをする機会はあっても、実行しなければ意味がない。
人間、実行せずに忘れるのがオチだからだ。
そのためには記憶に頼らず、手帳などにやることを
メモしておき、忘れないようにしておく。
記録より記憶を重視せよ、ということである。
手帳を使ううえで、やると決めたらすぐに日付を決める。
期限を定めることによって、自分の意識がいい意味で変わりやすい。
記憶にとどめるのではなく、必ず書き、記録に残すことを実践していく。
『より具体化した、まんだらメモ』
本日、青柳社長からいただいたのは、前回いただいた
「まんだらメモ」よりも相当、具体化されるように作られたものだった。
また、前回とは違うところや、見直して、
おかしいと感じたところは変えて編集しなおしたが、いざやってみると、
今まで気づいていなかった部分が非常に多く、ある意味新鮮だった。
物事をどんどん詳しく見ていけばその分新たな発見も多くなるので、
そのままにはせず、常にその奥を追求できるようにしていく。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
平成24年(2012)【7月3日(火)】 井上吏司先生(井上電気株式会社 取締役社長) 『人脈学』

■『リーダーの役割』 伊谷江美子先生
リーダーに求められる役割を教えて頂きました。
リーダーに求められる役割は、「長所を見つけ、最大限活かす。」
日本のリーダーは、部下の長所を見つけてあげることが苦手だそうです。
短所だったらすぐに言えるけど。
その人らしさ・その人の長所を伸ばしてあげることが、
その人にとっても会社にとっても利益をもたらすと感じます。
キャリアマムの堤社長も、小さい頃に先生から「自分らしく生きればいい。」
といって頂き、本当に有難かったそうです。
堤社長は、本当に自分らしく生きられており、すごく輝いておられます。
ここがいい。あそこがいい。あそこもいい。
という風に長所を部下に伝えてあげることと同時に、
あなたはあなたらしく生きたらいいんだよと、
まるごと包み込んであげることが
最高の教育であり、リーダーの役割だと感じました。
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■『人生学』 ゲスト・田中憲明先生
田中憲明様に、ご自身の半生について語って頂きました。
現在のお年は77歳。
航空自衛隊に1期生として入隊され、ずっと司令官として活動されたそうです。
最初から最後までずっと司令官という人は稀だそうです。
田中様が自衛隊・司令官というご経験を通して感じられたことは、
「少ない時間で決心して、方向性を伝えることの大切さ。」だと。
時間をかけて決断することが許されない環境に
身をおかれていたからこそのお言葉だと感じます。
現在はインターネットが普及し、
仕事においてスピードと質が求められるようになっています。
田中様のような、決断の早さを身につける必要性を感じました。
田中様は現在77歳ですが、ものすごく元気です。
そして、立ち居振舞いがものすごく美しいです。
ご講義中、名言をたくさんの頂きました。
「人生、今がスタートだ」
「過去のマイナスなんて振り返る必要はない」
「常に前へ前へ」
「夫婦愛は2人で毎日築きあげるもの」
こういった言葉を、堂々とご自身の言葉で語られる姿を見て元気を頂きました。
歳を重ねられ、ますます元気になっていかれる田中様をみながら、
自分も積極的に自分の心のままに動いて行こうと感じました。
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■井上電気・井上吏司長『人脈学』
人脈作りの法則を教えて頂きました。
今回教えて頂いたことは、人が喜ぶことをしてあげること。
それは高価なプレゼントをしてあげるということではなくて、
お婿さんを紹介してあげる。
であったり、希望の業種の就職先を紹介してあげる。
であったり、自分のもっているものでいいと教えて頂きました。
普段の生活から、「どうやったらこの人に喜んでもらえるかな」と
考えながら生活して、たくさんの人と良い人間関係を築いていきます。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

●伊谷 江美子先生は、元CAだった。
CA時代の厳しい訓練を生かしてマナーを教える会社を設立された。
CAになるために厳しい審査である身長や体重のデータを改ざんした事や、
その目的がロンドンにいる彼氏に会うためだった事など色々話してくださいました。
姿勢は姿に勢いがつくと書く。
ちゃんとピシッとなっているか、弱々しい体、
言葉よりその方が相手に与える印象は良い。
何百人、何千人の色んなお客様に飛行機の中で接客してきた
伊谷さんの体、表情は教室を和やか、笑いに包んでくれました。
表情や体一つであそこまで変わる、私も見習って
まわりの空気すら変える姿を体得します。
●田中社長
すごく元気な人だった、70代とは思えない。
66歳でアメリカで学生やアルバイトをするその行動力はすごいと感じました。
おっしゃっていたのは常に挑戦するという事、それを70代でも通してるのは
生き方=挑戦=楽しいになっているからだと感じました。
挑戦する事を継続していきます!
●大美賀さん(ベン大2期生)
潜在意識を大事にする!
出来ると思えばそうなっているというのを考え、
大美賀さんは一億円を三年後に稼ぐとおっしゃっていました。
その事を聴いても否定せず応援してくれる
井上社長もすごく大きな人だなと感じました。
●井上社長
キブアンドギブ
人に与える事だけを行い、見返りを求めない事をずっと実践してきた井上社長。
実際に人を紹介したら何倍にもなって帰ってきた事を
リアルに具体的な会社名や数字を含めて教えて下さり、実感が沸きました。
井上社長はよく人と人を紹介してくっつけていらっしゃる、
その紹介はお互いにとって得があり、それを与え続けている
井上社長は人に与え続ける事を一番なさっている方だなと感じました。
私達も井上社長にたくさんご紹介いただいてたくさんのご恩をいただいています。
私達が今出来る事は感謝する事、教わったお礼状を必ず続ける事、
社会に出たときに教わった事を実践して
たくさんの人にキブアンドギブしていきます。
From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生

●魅力的なリーダー
鳥の眼、魚の眼、虫の眼を持ち、自分の存在価値を高める必要がある。
鳥の眼は、広く、大きく、周りで起きている状況の流れや傾向を判断できる大局観、
魚の眼は、皮膚感覚で時流を掴む感性、
虫の眼は、現実をしっかりと捉え、注意深く目先をみつめること。
これらを身につけ、自分自身の器を大きくする。
●割りきる
田中憲明社長は、奥さんと大変仲が良く、その秘訣を伺ったところ、
男と女は考え方が根本的に違うところがあるので、
自分と違う考えも、そういう意見もあると割りきって理解すると仰っていた。
社会に出ると、自分と合わない人と接する機会はたくさんある。
そんなときに、この考え方をすることで、うまくやっていける。
●リスク
何か物事をおこなう時は、何かしらのリスクが伴う。
リスクをとらないということは、何も進まないということ。
リスクをとることで、大きな物事をやり遂げることができる。
失敗を恐れずに挑戦、実行できるようにする。
From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生

『基本中の基本から』
伊谷江美子先生の講義にて、将来の宣言のときの姿勢の悪さを指摘いただいた。
礼の仕方や足の揃え方、手の組み方など、基本中の基本ができていなかった。
こういったところに意識するのも、人間が与える印象は、見た目に関するところが大きくなってくる。
その為にも、普段から姿勢を意識していくとそれが習慣化し、最終的に印象が良くなる。
足の揃え方一つでも、印象は非常に大きくなるので、将来の宣言や面接などで意識していく。
『決心・決断』
田中憲明社長のお話の中で、最も残ったキーワードだ。
元々航空自衛隊で防空ミサイルを操作していたが、
その時は全てが新しいもの、考え方を求められていた時代だった。
新しいことに挑戦しないということは、同じところにしかとどまれないと教えていただいた。
その挑戦するために必要なことは、決心・決断だ。
決心するのに迷っていたら、すぐに命を落としてしまう。
今の時代にも同じことがいえる。
時代は変化を続けるものであり、新しいアイデアがないと生き残れない。
そのためにも決心・決断力は身につけ、社会に通用する人間になる。
『葉書以外の課題』
井上社長からの課題としては、葉書、経営者との会食、
今元さんを喜ばせるがあったが、ここまで継続できていたのは、葉書だけだ。
特に経営者との会食に関しては、誘う側の勇気の問題になってくる。
女の子を誘うぐらい、非常に難しい。
せっかく葉書を継続できているので、葉書を通して関係を深め、
さりげなく食事に誘うなど、工夫をする必要があると感じた。
京都研修も近いので、京都で絵葉書を買うなど、
葉書を出す習慣づけをし、よりよい人脈を築いていく。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生