平成24年(2012)【5月31日(木)】 『4期生のマニアック講義』
このマニアック講義とは、我々4期生自身が一人ずつ講師となって講義を行う。
時間は30分。
いつも私達の前で3時間も講義を行って下さる講師の大変さを分かるための試みだ。
講義の内容やタイトルは自分達で考える事ができる。
正直に言うと、本番まで心配だった。
何故なら講義のみんなのタイトルがマニアックという部分から
外れているような気がしたからだ。
「マッチョになるためには」南出浩
「笑いの力」井浪康晴
「自分」渡辺寛高
「孫子」松田崇義
「ダイエット」森優太
自分の体験談や皆が今、気になっている関心事が入った講義は面白かった。
「マッチョになるためには」
みんなマッチョになりたいらしい。南出君の話を喰らいつくように聴いていた。
そして講義が終わった後も訊いていた、もちろん私もである。
みんなの関心事であり、体験談も混じりで一番御手本のような講義だった。
「笑いの力」では井浪君はニコニコしながら前を向いていた。
30分なのに中身は10分しかなかったが、あのニコニコで話を膨らまし、
みんなから会話を引き出していっていた気がする。
前を向く、みんなの方を見る、笑顔でいる。
当たり前であるこの事が、講義になると緊張して難しい。
「自分」では渡辺君はテスト方式を用いた。
渡辺君自身について25問の問題が出てきた。
ベン大生の中だけでないと通じない講義で、
少し邪道ではあるが、講義のやり方が上手いなと関心した。
テンポもよく、30分を感じさせない講義でした。
「孫子」について、松田君の講義は個人的には面白かった。
それは、私が元々孫子に興味があったからだろう。
松田君は、自分のPCの電源が切れてからも、
プロジェクターを使わず、紙の資料みで進めている姿には、すごいなと感じた。
講義中イレギュラーはつきもの。
その後のフォローがすごく大事で、落ち着いて行いたいと感じました。
「ダイエット」について話してくれた森君。
南出君の「マッチョ」とかぶってる?かと思った。
南出君は筋トレ、森君はサプリメントやドーピング。
上手くかぶっていなかった。
森君自身の体験談や、森君の突っ込み所の多いキャラもあり、
講義自体は盛り上がっていた。
みんな突っ込み所は多い。
特に、講義の内容では、「明日、今後につながる内容」は少なかった。
もしくはつながってもすごく狭い範囲でだった。
聴く人全員の30分を講師は預かっている、有意義な時間にしたい。
だがそれ以上に良い所が光った(目立った)ため、全体的に講義は盛り上がっていた。
これら良い所を吸収して自分が人に何かを伝えるときに実践していきたい。
そして、講義を準備するだけでもみんな苦労している感じが見てとれた。
いつも来てくださる講師はこの6倍の量を準備をしているのだと考えると頭が上がらない。
その事を忘れずにこれからの講義にのぞみます。
From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生
学生のマニアック講義
本日は、5人の学生が30分の持ち時間で講義をしました。
私は聞く側だったので、それぞれの講義の感想をまとめます。
■南出《肉体改造》
時間配分や話し方、白板の使い方がしっかりしており、見習いたいと感じました。
内容もうまくまとめられており、体の各部位を鍛えるために、
どのようなトレーニングをすべきか、良く分かりました。
■井浪《笑いの力》
最近の様々なトピックを、笑いにつなげる。
新しい観点からの話で、興味を引かれました。
時間を持て余し気味だったので、もう少し多くの内容を入れても良かったかと思います。
時間の使い方は難しいと感じます。
ただ、その後の、体を張って実演する心意気は素晴らしかったです。
■渡辺《自分学》
内容は講師の自己紹介ですが、クイズ形式で行われ、参加型の講義でした。
やはり、聴衆にも参加させると、場を盛り上げることができます。
私は正解率が低かったので、もっと仲間に関心を持たなければならないと感じました。
■松田《孫子》
孫子の内容を、限られた時間内でコンパクトにまとめて紹介してくれました。
時間の問題もありますが、孫子を実際に応用した実例を盛り込んでくれれば、
一層分かりやすくなるのではないかと感じました。
■森《ダイエット》
聞きやすい話し方と、聴衆に質問を投げ掛ける点が良かったと感じました。
ただ、サプリメントを使ったダイエットの利点と欠点について、
明確に対比できるような話の構成になっていれば、より分かりやすくできたと思います。
From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生
今日はマニアック講義を行いました。
みんなそれぞれ個性がでていて、聞いていて楽しかったです。
トップバッターは南出くん。
講義内容は「上半身の肉体改造学」。
いい体になる方法を教えてくれました。
南出くん曰く、「筋トレを普通にやってたら、3日で飽きて止める」
そうならないために、「狙ってる女の子の写真を見ながら筋トレをする」
これは良い方法だなと思いました!
筋トレの仕方についてですが、それぞれの部位別に、効果的な方法を教えてくれました。
「三角筋なら、肩幅に手を広げて腕立て伏せをする。」
「手首まわりの筋肉なら、肘までテーブルにつけた状態でダンベルを上下に動かす」
「上腕二頭筋なら、肘をダンベルを持ってない方の手で固定してダンベルを上下する」など。
すごくわかりやすく説明してくれました。
南出くんの話し方はリズムがよく、すごく聞き取りやすかったですし、内容も理解しやすかったです。
みんな楽しそうに笑いながら聞いていたのが印象的でした。
次は渡辺くん。
講義内容は「自分学」。
渡辺くん自身をみんなにしってもらうと同時に、
みんながどれだけ渡辺くんの事を知っているのか確かめるものでした。
渡辺くんの講義スタイルは、おもしろかった。
渡辺くんが、自分に関する問題を出して、それを聴講者が紙に書いていくというものでした。
例えば、
「僕の名前は何ですか??」
「僕の好きな偉人はだれでしょう??」
「もしも一つだけ夢が叶うとしたら、何をお願いするでしょう?」
「日本を問題を解決する為に一番なにが必要だと僕は考えているでしょう?」など。
聴講者との掛けあいがたくさんあって、教室は一番白熱していました。
「もっと僕(渡辺)に関心をもってよ~」
「南出さん、全然(ぼくのこと知らなくて)だめじゃないですか~~」
「僕の普段の生活見てたら、こんなのわかりますよ~」
「わからんし」など、盛り上がりました。
すごくいい視聴者参加型の授業形式だったと思います。
つづいては、松田くん。
講義内容は「孫子学」。
松田くんが大好きな孫子についていろいろ教えてくれました。
孫子の生きた時代は、日本でいうと、縄文時代の終わりのころだそうです。
その頃に生きていた人物は、孫子の他に、孔子、孟子、老子、韓非子など、
すごい偉大な方がおられたそうです。
傑物が同時に何人もいた時代だったそうです。
孫子の兵法の真骨頂は、「戦わずして勝つ。」というものでした。
なので、100戦100勝という功績は決してすごいものではないと。
孫子の兵法によれば、戦で心得ておくべきことは下記のようなことがあるそうです。
「開戦前にお互いの戦力を分析し、結果を予測する」
「奇襲と王道作戦を織り交ぜて戦う」
「あえて敵陣で戦う。そうすることで、潜在能力を引き出せる」
「己をしり、相手をしれば負けることはない」
どれも孫子が編み出した「戦に勝利するための法則」ですが、孫子の兵法は決して戦争を推進するものではなかったそうです。
兵法は、日常生活でも十分活用できるなと感じました。
特に、自分と相手の分析は、仕事をして行く中で他者との競争で勝ち残る為に必要だと感じました。
松田くんの発表は、パワーポイントを使用しながら丁寧に講義をしてくれたので
内容が頭に残りやすかったです。
最後は森くん。
講義内容は「ダイエット」。
サプリメントを使用したダイエット方法を教えてくれました。
使用方法がかなり複雑なため、だれでも利用できるものではないですが
どうしてもどうしてもどうしてもダイエットが必要な人にはありがたい話でした。
※ダイエット方法は、少し危険なため、ここで書くことは控えさせて頂きます。
森くんの講義は、森くんの個性を発揮した独特のものでした。
フレンドリーな森くんの空気が、講義を楽しいものにしてくれました。
発表してくれたメンバーにあって僕に不足していた部分は、話の構成と内容の深さでした。
この二点を意識して次回発表に臨みます。
また、講師は質問をしてもらえると本当にうれしいものだと感じました。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
『全員の発表を聞いてみて』
講義の中に笑いを入れるタイミングなど注目させるタイミングが非常に上手かった。
他の人に話を振るのは勿論、テスト形式など参加型にするなど非常に工夫しているなというのが分かった。
内容自体は面白かったのだが、最終的に何を伝えたいのかを明確にすればもっと良くなったに違いない。
最初の見出しというわけではないが、ゴールをあらかじめ設定して講義を組み立てるとより伝わるものに仕上がっていくだろう。
『下準備』
30分の講義のためにコツコツ準備をしている姿を前日までに何回か見ていた。
ただ、思うようにいかなかったであろう人も多くおり、講義に対する準備がどれだけ大変なのかが分かった。
話す内容に詰まってしまうのも勿論だが、時間配分や話すスピードが想定外になり、あわててしまうケースが多かった。
改めて講師の皆さんはベン大での3時間の講義のために相当な準備をされていることがわかった。
準備を入念にしていただいた先生方に失礼なことは絶対にできない。
マニアック講義はそのようなことにも気づかせてくれるこの上ない貴重な時間だ。
講義を受けるときにも、講師の気持ちになって参加させていただく。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
平成24年(2012)【5月30日(水)】 高瀬拓士先生(株式会社日本コンピュータ開発 相談役最高顧問) 『社会人学~人生を考える~』
【5月30日議事録】
株式会社日本コンピュータ開発
相談役最高顧問 高瀬拓士先生
「社会人学」
09:00 朝礼、掃除
09:45 新聞アウトプット
1面「いすゞ ミャンマー進出」
2面「円と人民元の直接取引を東京市場の力に」
6面「東南ア 軍拡歯止め探る」
11:10 昼休憩
12:00 高瀬拓士先生 「社会人学」
・これからの社会は自分たちでつくる。
誰かがやってくれる、つくってくれるわけではない。
・仕事は自己都合ではなく顧客の都合でやるもの。
だから必ずしもおもしろくはない。
面白く、楽しくするかどうかは自分次第。
・知識を持っているだけではダメ。
知識をどう活かすかだ。
・どういったことを行うか判断し、行動できる人間になれ。
どんなことが起きてもそれに負けない人間力。
・ないものねだりより、あるものを利用する。
・高瀬先生の人生
大分で生まれ育つ
日立製作所に就職
京都のハイテク会社転属を経て、現在の(株)日本コンピュータ開発入社
15:10 掃除、終礼
《仕事は面白くない》
現代の若者が仕事を選ぶ基準として、それが面白そうかどうかというものがあります。
高瀬先生は、それに対し、「仕事は面白くないもの」というお話をされました。
ビジネスを続けていくためには、自分や企業の満足ではなく、
顧客満足を追求 しなければならないから、というのがその理由です。
私は社会経験が無いため、率直に言って、実際のところどうなのかは分かりません。
ただ、納得できる話だと思いました。
仕事は辛いが、それゆえに自分で楽しくしていくしかない。
高瀬先生のこのお言葉を、肝に銘じていきます。
《ゼロからの成功》
高瀬先生は、日立から経営難に陥った取引先のベンチャー企業に出向され、
その後子会社つくりにアメリカに渡り工場を建設、その後日本コンピュータ開発 に移るという経歴についてお話をされました。
逃げ方を知らなかったので、社長命令だからやるしかなかった!ということでした。
確かに、人生が何でも思い通りにいくはずもありません。
高瀬先生は言葉も全く分からないという状態から始めて、
知り合った人を頼り、自分から働きかけ、アメリカでのビジネスを成功させました。
不本意なことであっても全力で取り組めるか否か、
成功と失敗は、そこで分かれるのではないかと感じました。
From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生
●高瀬先生は非常に熱い思いを伝えに来てくれている
開始1時間たってもお水を一切飲まず、、休憩時間以外ずっと立って休まずお話をされました。
途中、4回私達の意見を聴いて下さり、聴く時は一切口を挟まず真剣に目を合 わせて下さいました。
帰り際も「もう質問はないか!?」と何回も尋ねてくださり、
電車の時間が危ないので走って帰られました。
私達にたくさんの時間と思いを下さった高瀬先生に感謝です。
●今の若者が日本を変える
「日本は世界一いい国だ、オレはそう思ってる。がしかし、
日本人が日本を知らなさ過ぎる。
変に謙遜して自分の国を悪く言うなんてなおさらおかしい」
私の中でこの言葉は響くものがありました。
私は日本ベンチャー大學で歴史、経済を学ぶにつれて、日本の事が好きになりました。
私は高瀬先生のお話を聴いて、日本人が日本を知らないのは、愛国心がないからかな?と考えました。
日本を好きになる物を作る(事をする)事が日本を変える為の最優先事項だと感じます。
そのためにどんな方法があるか、事業創造の講義でそれを作ります。
●将来の宣言、今やって出来るものか!
「君達にとって大事なのは将来何をするかではない、今何をすべきかだ。」
この言葉は決して、将来を考える事に意味が無いとかダメとか言ってるわけではない。
ただ、私達はそれに固執してしまっている部分がある。
将来が分からないからといって足をとめて考えていても無駄なのだ。
まだ社会にも出てないのに何が分かるのか。
大学は、社会に出て働くための準備期間だ。
準備をして、今何をすべきか判断できる人間になる事が私達の最重要課題だ。
大学の半分くらいは遊んでおり、卒業しても就職しなかった私には身に染みる言葉でした。
大学3年から2年半考え続けるより、
ベン大で9ヶ月動きながら考え気付いた事の方がとても多く、人生にもプラスになった。
このベン大では、たくさんの講師に来ていただいて貴重なお話、学びをいただいている。
この場に感謝し、たくさんの事を学び、実践し、身につけて社会に出ます。
From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生
高瀬先生はものすごくエネルギーの高い方でした。
「あと10年で俺は死ぬから、時間を無駄にできない!」とイキイキした顔で仰られました。
ベンチャー大學で講師をしてくださる方は、皆さん、すごく元気でパワフルです。
外見からは分からなくても、心・魂は燃えています。
その理由はやはり、志なんだなと改めて今日感じました。
「自分を育ててくれた日本へ恩返しをしたい」という思いを根底にした志を皆さんから感じます。
今日の講師である高瀬先生は、今は、後継者に会社を譲られ、
日本全国を飛び回って、若者達へ刺激と勇気を与え、地方社会再生のための活動をされています。
南米コロンビアでもスピーチをされたそうです。
そんな高瀬先生は、若者に身につけてもらいたい力として、「基礎学力と人間力」を挙げられました。
変化が激しいこの時代に、「基礎学力と人間力」を伴わない先端知識や目先の応用力なんていらない。
どんな変化にも食いついて行ける基礎学力と人間力こそが必要な力だ、と仰られました。
その基礎学力を身につけた上で、どんな問題に直面しても乗り越えてやるという「覚悟」が 社会人として必要な力だと仰られました。
単身アメリカに渡り、辞書を片手に、アパートを探し、会社を立ち上げ、 工場を作られた先生ならではの言葉だなと感じました。
どんな時でも前を向き、生きている事に感謝しながら歩いていこう!と決意しました。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生
平成24年(2012)【5月29日(火)】 田中太郎先生(株式会社ガイアソリューション 代表取締役) 『リアル歴史学』

今日は、パール判事と東京裁判の関係を教えて頂きました。
パール判事によると、東京裁判とは、国際法に違反するだけでなく、
罪刑法廷主義を踏みにじった復讐裁判だとして、A級戦犯全員を無罪とされました。
無罪の証明のために、1928年から1945年までの18年間の歴史を調べられたのですが、
その中には、日本人が知らない歴史もあり、それさえ読めば「日本は国際犯罪を犯したのだ」
「日本は侵略の暴挙を会えてしたのだ」という自虐史観を持つことはなくなると判事は仰られます。
パール判事の日本に対する思いが一番現れている文章があります。
「日本の子孫が歪められた罪悪感を背負って卑屈に流されていくのを、
わたくしは見過ごして平然たるわけにはゆかない」
東京裁判では、7人が斬首刑となりました。
その判決を食い止められなかった自分の非力さに責任を感じ、
A級戦犯・BC級戦犯の家族と会われ「戦犯と言われるが、決して犯罪者ではありません。
全員無罪です。恥ずべき事は一つもありません」
「罪のないもの同士を引き離しておくわけにはいきません」と、家族の中に歩み寄られ、
「泣かないで。。。。泣かないで。。。。。」と自分も涙を流されたそうです。
僕は、田中太郎さんのお話を伺い、正しい歴史認識を持つ事が、
個人が健康な心を保つためにも、日本が世界の国々と悲観的にならず
堂々と渡り合っていく上で大切だと感じました。
又、数十年に、パール判事という方が公正な判断をされた唯一の方だと知り」、
自分もその思いを引き継いでいかないといけないと感じました。
歴史というのは、こうして引き継がれていくのだと感じました。
From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

歴史学 田中太郎先生
●いつもとは違う田中先生
田中先生と会うときはいつも大勢の経営者に囲まれた中で、大きな声でハッキリとお話をされている。
しかし、今日はボソボソとした感じでたまに考えたりしながらお話をされていた。
そこから、今日田中先生は講義に来たのではない。
今のまま、ありのままを私達に語りに来てくださったのではないだろうかと感じました。
田中先生がおっしゃる言葉には重みと体験がずっしりとのっかっていました。
●反省する日本人に憤るパール判事
パール判事は公正にとても忠実な人だった。
東京国際裁判をただ一人、無罪判決をし、裁判が不当だったと主張し続けた人だ。
しかし当の日本人は戦争を起こしてしまいごめんなさいという。
そんな日本人にパール判事は「あやまる事は何ひとつない」と言ってくれた。
異様な状況、皮肉な出来事だなと感じてしまいました。
奥さんが危篤状態になり、亡くなる時でも日本のために無罪を主張し続け動いて下さっていたパール判事。
ここまで日本の為に動いてくれる人がいた事、
ここまでするくらい日本は愛される国だという事をきちんと認識していきます。
アジアには親日の国がたくさんあります。
ただ反省だけをするのではなく、実際に何が起こったのか、
周りはどうなっているのか見て正しい歴史観をもちます。
●この事を話すと友達なくすよ
私が最後にした質問。
「この事をどうやって伝えていけば良いですか?」
今の日本人は国の味方をする発言にすごく過敏に反応する。
それだけで右寄りというレッテルを張り避けられていく。
田中さんがパール判事の事を伝えると、友達が減っていったという。
それでも伝えていく田中さんには非常に重い覚悟があるのだと感じる。
生半可な伝え方、ただ表面を述べるだけではいけない。
今出来るのは気持ちと事実を伝えるのではなく、
事実に沿った本物を見せる事なのだと感じました。
From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生

「復讐裁判だった」
初め東京裁判はアメリカの復讐のための裁判だったのだろうと聞き、まさかとは思った。
しかし
・起訴と処刑の日を天皇の誕生日にぶつける
・11名の判事はパール判事以外国際法に詳しくない弁護士
・マッカーサー自身も帰国後「主に自衛のためだった」と発言などを聞き、
事実をきちんと確認しようとしないで、
決めつけで行った復讐裁判だと判断せざるを得ないと感じた。
その中で一人法律の真理と日本人のために無罪を主張し続けたパール判事の存在は、
戦後、様々なものを奪われた日本人に希望を与えたのだろうなと感じた。
「傀儡政権となった日本」
原爆慰霊碑に刻まれた「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから・・」という言葉がある。
本に書かれている通り私も、過ちとは誰の過ちなのか疑問に思う。
原爆を落とされてもなお自分達が悪いというのなら、日本人は何てお人好しなのだろう。
マッカーサーが米国へ帰るとき、衆参議院では感謝の意を示し、
新聞はマッカーサーの賛辞を書き立て、出迎えを国民20万人で行ったと本には書いていた。
国民は操り人形だったのだなと思う。
アメリカの民主主義と平和主義の押しつけが成功して、被害者の声は押し込められてしまう。
その間違った教育が戦後もまだ脈々と続いていると考えると、どこかでこの流れを変えないとなと感じる。
From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生
平成24年(2012)【5月26日(土)】 桑名伸先生(株式会社エコノミー湘南 代表取締役) 『営業バンザイ』

・宣言は実現しないかもしれない不安の裏返し
ベン大の宣言は毎回する事が決まっているので
必ずしもこれに当てはまるわけではない。
が、普段、「○○をする!」と宣言をする事は逃げ道を塞がないと
出来ない気がするからという裏の部分もある。
宣言もいいが、結局は「やる事」が全てである。
最近、自主的に何かをやる事が少ない。
これからは、きちんと目標と期日を決めてやっていく。
・取り巻きで全てが決まる
経営で大事な事。
それは、どういう人間と一緒にいて付き合うか。
身近にいる人の自分への影響はすごく大きいのだと感じた。
今いるベン大の仲間は皆、向上意欲の強い人ばかりだ。
今の環境はとても良いと感じます。
そして、一番大事なのは両親だと桑名社長がおっしゃっていました。
一番身近なのは両親。
その両親との関係が悪い経営者は絶対に成功しない。
その話を聴き、また、家族仲良くしている話を後半30分ずっと
話されていた桑名社長の姿を見て良いなと感じました。
親に常に感謝する人間になります。
From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生

「営業は口の巧さではない」
営業はトークで口説くのではない。足を使って熱意を伝えるのだ、と学んだ。
実践を通した、営業の訪問回数とお客様の反応について教えて頂いた。
3回位は断られるのが当たり前で、営業マンはこの回数で諦めてしまう人が9割位らしい。
しかし4回目の訪問が大事で、この頃になると「また来たか」と諦めつつも
「熱心なやつだ」と思い始め、突き返していた態度がトーンダウンする。
5回も訪問するとちゃんと話を聞いてくれる。
これを聞いて、確かにお客様に商品を良いものだと納得してもらう口の巧さは必要だが、
先に鍛える所は相手と対面して熱意を伝えていく事だと感じた。
「ユーザーの捨てられると思う気持ちを解消する」
質問の時間のとき「契約後にする事はあるのですか?」と質問があった。
そのとき桑名社長が「あなたの契約は絶対間違いじゃなかったと思わせること」と答え、
それが凄く大事だと感じた。
ユーザーは家とか大型のものを買うときほど、買った後は面倒を見られず、
捨てられるのではないかと感じてしまう。
例えば日本の住宅においては購入した後は、どんどん家の価値が下がってゆくが、
イギリスの家の価値は経年経過とともに上がる。
なぜかと言うと、国民の家を大事にするという文化もあるが、
建築者はユーザーと何十年も長い付き合いをする。
そして若い人も古い家こそ価値があると判断する。
桑名社長はユーザーの立場に立った考え方をしていると感じ、
会社とユーザーは長い付き合いが、信頼関係を結んでゆく上で大事だと学んだ。
From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生

《まず形から》
まず形を整えてから、気持ちを持ってくる。
笑っているから楽しくなる。
行動することで、心も自然とそれに付いてくる。
そして、行動しながら考える。
このお話が心に残りました。
確かに、顔が笑っている時に、「楽」以外の思いを持つことは、まずできません。
気分が乗らないことでも、まず動いてやってみることで、気分を後から変えていくという方法を学ぶことができました。
私はこれまで、色々悩んでしまい動けなかったということが多々ありました。
とりあえず動いてみる、今後心掛けていきます。
《自己評価と相手からの評価》
営業において、多くの人が途中で諦めてしまいます。
これだけ頑張っているのに、分かってもらえない。
しかし、多くの人が諦める、そのラインを超えることができれば、相手に本物だと思ってもらえる。
他の人も努力はしています。
他の人と同じ事をするだけでは、本物とは思われません。
特にやりたい事、評価されたい事は、自分が思う以上の努力をしていきます。
《本能》
人間は誰でも本能を持っています。
営業において、保身やストレスなど、相手の本能をうまく材料として使うことも一つの技術だということを学びました。
営業に限らず、様々な対人関係において、それを利用しない手はありません。
人が理屈だけで動いているのではない以上、相手の本能も意識することで、円滑な関係を作ることもできると感じました。
From:野田貴生(都留文科大学卒、山梨県出身)@JVU4期生
平成24年(2012)【5月25日(金)】 若林健治先生(元日本テレビアナウンサー) 『スピーチ学』

本日は、元日本テレビアナウンサーの若林健治先生に「スピーチ学」を学んだ。
私塾「松本勉強会」では、30年間に120名ものアナウンサーを輩出してきたプロ中のプロの人が、変わり者が好きということでこのベンチャー大學にお越し頂いた。
授業が始まって喋りだした瞬間、柔らかい物腰の話し方で場の空気が変わった気がした。
よくテレビやラジオで聞く、こっちが安心できる話し方だ。
プロはしゃべりだけでその場の雰囲気作りができるのだと驚いた。
スピーチ学では、腹式呼吸や朗読を教えて頂いた。
【腹式呼吸】
・腹式は、体内により空気を取り入れ、聞き取りやすい「大きな声、明るい声」を出す方法である。
「肩を動かさない」ことを図を使って教えて頂いた。
肩を動かすしゃべり方は胸式呼吸になってしまい、体内の肺の横隔膜を下に拡げれない。
拡げれないということは空気を沢山取り入れられないので、ギターのボディーの部分のような共鳴の役割を体内が成さない。という事を図を使って分かりやすく教えて頂いた。
・(体内)共鳴のコツは、「指2本(入る口をあける)」、「舌を下げる」、「のどちんこ(を上げる)」こと。
これを全部考えずに行う方法は、あくびをする事である。
加えて、柳沢慎吾さんのように「歯を見せる」ことだ。
・腹式では、呼吸を教えて頂いた。
呼吸とは「吐いて吸う」と読み、吐くだけで素早く、自動的に大量の空気を取り入れられる。
実況などで矢継ぎ早に解説する時に利用できるという。
【朗読】
朗読では結婚披露宴のスピーチを読むというものを行ったが、普通の練習のやり方ではなかった。
みんなでスピーチを読んだあと、先生は「心がこもってない。棒読みだった。」といい、そのスピーチの物語の中で重要と思われる「6つのキーワード」を学生に挙げさせた。
その後スピーチの紙を伏せて、6つのキーワードから文章をもう一回朗読してみろと言われた。
そのときの皆の朗読は、紙を見ながら朗読したときと違って感情を込めて話できていた。
話の大筋が合っていればよい。
最初は読まされている感があった朗読も、読む事に集中しないと、ここまで楽に感情を込めて話せるのだなあと体感した。
今日の講義は、スピーチに焦点を当てたということで、
若林健治先生に明るく元気な声の出し方と朗読を学んだ。
あくびをするときの口の大きさで喋ることや、普段から腹式呼吸を意識して生活するということは、すぐに生活の中で取り入れれる事なので、今後はスピーチの際、意識して取り組んでゆく。
From:小林諒也(公立はこだて未来大学院卒、北海道出身)@JVU4期生

・報告
報告するにあたっては事実のみを述べる。
主観(個人的感想)はいらない。
結果に対して良いか悪いかは、聞き手が判断
することであって、話し手は事実だけを述べるべきだ。
報告の場合、聞き手は事実だけを知りたいので、個人的感想をいれると、話が長くなり、聞き手は話し手の主観を求めていない。
個人的な感想を述べるのは、報告の後、または、相手に聞かれてから言う。
・ドミソの法則
ひとり言を言うときは「ド」の音、一対一で話すときは「ミ」の音、一対二以上の集団の前で話すときは「ソ」の音で話すと良い。
場面によって話し声の音階を変えるということを意識したことはなかった。
確かに、「ソ」の音で話すと、声は通るし、はきはきとしたしゃべりになり、相手に伝わりやすい。
これからは本日教わった、この「ドミソの法則」を意識して話すようにしていく。
From:松田崇義(慶応義塾大学卒、埼玉県出身)@JVU4期生

【腹式呼吸】
本日は腹式呼吸がいかに大切であり、発言する際にいかに効果的であるかということを学んだ。
アナウンサーですら腹式呼吸が出来ていない人がいるというから驚きだ。
腹式呼吸のメリットで最も重要なのは自由自在にコントロール出来る点とのこと。
コントロールすることで、様々な状況に応じた発声を行える。
習得するには腹筋の使い方をマスターする必要がある。
日々の会話やスピーチで訓練する。
【話し言葉】
ある結婚式のスピーチが書かれた文章をみんなで順番に読んだ。
どうしても棒読みになってしまう。
これではどれだけ良い話でも、相手に感動を与えることは出来ない。
続いていくつかのキーワードを抜き出し、文章を見ずに読んだ。
ちゃんと話し言葉になっており、相手しっかりと伝えることが出来た。
…これほど違うものか。
どんな文章でも読み方一つで相手への伝わり方が違ってくる。
いかに感情移入し、気持ちをこめて文章を読むのが大切だと実感した。
From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生