平成24年(2012)【2月28日(火)】 野田一夫先生(多摩大学 名誉学長) 『ベンチャー学』

■自分の好きなところに全力でやる。
他の人には真似できないくらい
疲れも知らず続けられるようなことを仕事にする。
それを素質があるというのだ。
ホンダの社長は経営について全くの素人だった。
しかし今では世界的な大企業に成長している。
それは得意な技術に集中し、
会社の運営は副社長に全て任せることができたからだ。
仕事は好きな事を選択することが肝心。
お金のために働いても、もし不愉快材料があるのなら豊かな生活にはならない。
好きな事をして生活する方が人生を楽しめる。
そしてスキルも磨かれベテランとして活躍できる。
From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@JVU3期生

1.発想
→「事業は発想が大事」
事業はアイディア勝負である。
もちろん、それだけとは言い切れない。
しかし、アイディアの良し悪しはあると思う。
日頃から事業について考えていると、
身の回りのいろんな出来事がヒントになって良い発想が
できるようになると野田一夫先生は仰る。
良い発想をするためにも、まずは、日頃から常に事業について考える。
2.己を知る
→「自分を知ることが大事」
「それでは、自分を知るにはどうしたらいいですか?」
野田一夫先生に私は質問した。
すると、「私も自分を知るには時間がかかった」と先生は仰った。
先生でも自分を知るには時間がかかるのだ。
好きなことをやって自分を知るのも一つの手段だと先生は仰った。
自分を知ることって思っているよりも難しい。
もしかしたら、自分のことを一番自分が分かっていないのかも知れない。
もっと、自分を知って自分だけのフィールド(得意分野)をつくる。
【氣づき】
"創職系男子の時代"
「人生はつくるものだ」
野田一夫先生が最後に仰った言葉である。
既存の企業や文化、伝統だけに頼るのではなく、創りだすことが必要だ。
無形から有形へ。
これからの日本は自分で考え、そして、行動できる人財が求められる。
創職系になるために何をするべきか。
常日頃から考える習慣を身につける。
From:小田和浩(富山大学卒、山口県出身)@JVU3期生

・Risk(リスク)=Risicare(リジカーレ)
リスクといえば「危険」というのが一番に出てくるだろう。
つまりリスクは無いほうがいいということだと思う。
しかし、実際のリスクはリジカーレという言葉から来ており、
その意味は勇気を持って行うという意味。
つまり消極的な言葉ではないのだ。
日本人は保守的な人の多い人種だと思う。
安定などの言葉にとても良い印象を持つと思う。
しかし、今の日本は変化をさせるべき所が多い現状だ。
もっとリスクを背負ってでも変化できるところに
メスを入れて行かなければ行けないと感じました。
勇気を持って、どんどん行動していかなければいけない状況にまでなっていると思う。
先日も教えていただいたように、時代を変化させるのは私達若者。
もっとリジカーレの心で世の中に臨まなければいけないと感じました。
From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@JVU3期生

『事業に、知識は不要』
高学歴な人が会社の経営をするイメージが強く残っているが、
一番大切なのは知識ではなく、発想力だ。
学校(特に大学)で教えているのは殆ど理屈であり、
これからの人生で必要となる発想力を発揮する機会がそれほどない。
そもそも、発想は鍛えることができないものであり、
自分で気づけるかどうかというものである。
そこで大切になってくるのは、「必然的偶然」である。
これに気づける人とそうでない人では差がついてくるのだろう。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
平成24年(2012)【2月26日(日)】 行徳哲男先生(日本BE研究所 所長) 『2・26記念日 行徳先生と靖国に行こう!』

■高慢ちきな若者になる。
傲慢ではなく、高慢な若者になることだ、と行徳先生は仰いました。
今の若者は年寄りのようにおとなしくなりすぎている。
もっと自分を褒めてやることが大事だといいます。
自分に惚れられない人間は相手に惚れることもない。
「和」という字は自分がある人間にこそ相手と手を酌み交わすことが出来るのだ。
何となくではなく、主体性をもって相手と付き合う。
いつの時代も変革をもたらしたのは若者である。
明治維新、2・26事件、どれも若者の血気盛んな勢いがあった。
自分はすごいんだ!!
自分がやるしかないだろう!!
心底自分に惚れこんで何でもできると信じる。
■「know who」 の時代。
ノウハウではない。
やり方ではなく、誰を知っているか、の時代なのだ。
ビジネス本はどのようにやればいいかのマニュアルは多々あるが、
どんな優れた人物がいてどんな生き方をしてきたか、について書かれた本は
すくないように思える。
功績ではなく、粋な生き方についてである。
私は優れた人々に毎日のように会っていて
その毎日を消化するだけで精いっぱいでした。
しかし本当に成長できるのはその方について深く知るときです。
どんな人生を生きてきたのか、
それを知った時に自分の感性が刺激される。
From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@JVU3期生

1.何をやらかすか
やらかす。衝撃的な言葉だった。
どうも、今の私の感性では行徳先生についていけない。
精進あるのみ。
【何をやるのか】ではなく【何をやらかすか】。
いつの時代でも、時代を変えるのはある意味やらかした人物だ。
明治維新に貢献した坂本竜馬、鎌倉幕府に反旗した足利尊氏。
それぞれ何かをやり遂げたいという思い、やってやろうという気概。
俺がやらなきゃ誰がやるんだ!くらいの熱い想い。
これが必ずあったはず。
みんなが、驚くことをしなければ意味がない。
批判なんて気にしていられない。むしろ大歓迎。
それには、志を持つことが大きな力になる。
一瞬一瞬を全力で生きること、これが大切。
私もこれからは、若者らしく精いっぱい、全力で生きていく。
2.苦しみに飛び込む
最近の私は、何事からも逃げていた。
この言葉を聴いてはっとさせられた。
悲しいときは涙が枯れるまで泣く。
熱いときは、熱さに飛び込む。
そうして、落ちるとこまで落ちてみる。
落ち着く。そこにこの言葉がある。
逃げてばかりいては、その問題は一向に解決しない。
さらに、自分の成長は一切ない。
問題の核心に迫らなければ、その問題は解決しない。
乗り越えられない試練はない。
そう思って行動していく。
From:芳賀淳(城西国際大学在籍、福島県出身)@JVU3期生

1.悪を学べ
悪とは、悪い事なのだから学ぶ必要はない、
むしろ学んでしまうと自分も悪い事をしてしまうのではないか?
そう、今まで思っていました。
しかし、本日のお話では悪い事を知らなければ
善なんてわからない、と教えていただきました。
言われてみれば確かにそうで、人間が勝手にこれは悪、
あれは善と決めているだけで人によっても違うだろうし、
時と場合によっても変わると思う。
悪を知らなければこれが善だと言われても
それはニセモノの善だと私は思いました。
こうであるから、こうするべきだ。
人間の行動の根底はこうあるべきだと私は感じました。
ちょっとしたことかもしれない、しかし様々な行動をする上で
必ず知っておかなければいけないことだと学びました。
これからはただ善の姿を学び実践するだけでなく、
悪のここが悪いからこうすべきだ、といった考えも持って日々成長につなげます。
2.若者が変化をもたらす
今までの歴史でも10代20代の人が大きな時代の変化を起こしてきた。
それは、様々なことでも記録に残っている。
しかし、今の若い人は自信がない、やる気が無い。
これでは駄目だ。
私もそうだが、どうしても自信を持てない、
自惚れるとは悪い言葉ではない、という言葉がとても記憶に残っています。
自分が好きだという意味なのに悪いわけが無い、ということでした。
なるほど、と思いました。
そして一番記憶に残っている言葉が、傲慢ではなく高慢ちきになれ!です。
高慢なんて自分の事を偉そうに言ったり、
周りから嫌われている人に使われる言葉だと今までずっと思っていました。
しかし、自惚れと同じようにそれは言葉だけを見れば
自分が最高に好きだといっているようなもの。
そう考えるととてもプラスな言葉に聞えました。
今の自信の持てない若い人にはこれくらいでちょうどいいとのこと。
用は自分の心で思っているか、
それを他人にひけらかすか、で回りへの印象は違うと思う。
自信のあること、好きなことはやはり自慢できる点として
アピールするのは決して悪い事ではない。
「俺がやるぞ!」というくらいのほうがいいのだ。
今は色々な問題が日本に蔓延している。それはピンチではない。
我々若い人達にとってはチャンスなのだ!
もっと自分を主張して、このチャンスを逃さないよう前に、
前に進まなければいけないと感じさせていただけました。
From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@JVU3期生


平成24年(2012)【2月25日(土)】 尾崎真澄先生(オザキエンタープライズ株式会社 取締役副社長) 『幸福学』
平成24年(2012)【2月24日(金)】 井上吏司先生(井上電気株式会社 取締役社長) 『人脈学』 井上幸彦先生(元警察庁 警視総監) 『わが警察人生を顧みてー人間力を磨くー』
平成24年(2012)【2月23日(木)】 稲川明雄先生(河井継之助記念館 館長) 『山本五十六学』

1.人柄
→人柄がリーダーシップの基盤になっている。
どんなに優れた戦略家であっても、周りの信頼が無ければ人を動かせない。
山本五十六さんを初めて見た海兵は、「この人についていこう」と決めたという。
初めて会った人に、ここまで決意させるのは、本当にすごい。
人柄や性格というのは、何も言わなくてもその人からにじみ出るのだ。
相手の信頼を得るためにも普段からの振る舞いを大切にしたい。
2.戦略家
→先見性がよりよい戦略を組み立てる。
山本五十六さんは、常に先のことを考えていたという。
いつも周りに奇抜なことをすると思わせるほど、他の人には見えないくらい先を見ていた。
また、戦略を組み立てる時は必ず物事を合理的に考えたという。
なんとなくがないのだ。
私は、感覚で物事を決めていくことが圧倒的に多い。
自分の感覚も大切にしながら、物事を合理的に組み立てる習慣もつけたい。
From:小田和浩(富山大学卒、山口県出身)@JVU3期生

・無言実行~人柄の良さ
本日最初のほうに、山本五十六は無言実行の男だ、という言葉をききました。
リーダーが無言で実行してはだめではないのか?!
実は最初そう思ってしまいました。
映画では結構おしゃべりでもあり、しかしやることは自分だけでもやり抜いてしまう。
そんな方だとイメージを持っていましたが、常に仲間がいたように見えていました。
そしてそれはおそらく間違いではなく、
高すぎる先を見る力に周りから疑われても、
その人柄、心で仲間が絶対にいなくならない人だと私は感じました。
恐れられるリーダーも周りから補助は来るかもしれない、
しかし、それはあくまで強制に近い。
引っ張る力はあるのにそれでは少し勿体無いと感じます。
人に助けたいと思わせる人、そして自分の主張はしっかりと持っている人。
そんな人が理想で、それにぴったりなのが山本五十六さんかなと感じました。
無言でも実行が出来てしまうのは、勿論自分の行動力もあるが、
信用の置ける人、何も言わずともついてきてくれる人が作れること。
これが重要であると思いました。
自分の魅力を高め、自分が望む人だけでもいいので、
上手く仲間を作れる人になれるように、日々勉強をしていきます。
From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@JVU3期生

■自分を活かす人は他人である。
自分の長所を活かしてくれるのは他人である、と
17歳で気づいていたからこそ、リーダーとして周りを引き込み戦争を戦えたのかもしれません。
戦争を戦うには部下の信頼を得て一致団結して向かわないとボロ負けしてしまいます。
部下が死去するとボロボロ泣きましたが、
国の為に強い兵士を育て続けました。
そして部下から厚い信頼を得ていたため
持ち前の先見力や論理的思考をフル活用した作戦を実行できたのではないでしょうか。
いくら上司が優れた事を考えても
部下が実行しなければ理論としてしか認知されず、実績はつくれません。
リーダーとして人を大切にすることが
実は自分にとって恵まれた環境になります。
■1つの事に全力で取り組む。
五十六さんがリーダーの才能を生まれつき秀でていたわけではなく、
努力を続けたから高い資質を身につけました。
リーダーとしての教育を受ける選抜から漏れましたが、
与えられた仕事を全力で取り組みました。
それは日本に必要な資源や国力の計算と言う裏方の仕事でしたが、
その時に身に付けた根拠を知る大切さや
正確な判断力は作戦の決行に大きく役に立ちました。
やりたくない仕事だからという気持ちで手を抜くより、
ここから何か学べる、どこかに繋がった道になると
強く信じて没頭して取り組むことは将来役に立ちます。
今あることに全力で、それを心から実践します。
From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@JVU3期生