平成24年(2012)【1月31日(火)】 久野潤先生(政治学者 大阪国際大学非常勤講師) 『歴史学 ~命懸けで働いた先人たちの日本近現代史』
2012/01/31 18:53:13
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・日本の歴史とは
→日本の歴史は万世一系の天皇の歴史ともいえる。
今の日本の暦は西暦になっているが、本当は“皇紀"である。
しかし、これはGHQの占領政策により死語になりつつある。
今の天皇典範問題も女系になったとたんに日本の歴史が途絶えるとされている。
いかに自分が今まで無知で無関心だったかということを思い知らされた。
これからはもっと天皇についても勉強して今までの日本の歴史を知る。
From:小田和浩(富山大学卒、山口県出身)@JVU3期生

■説得する義務を負っている。
民主主義社会では自分の意見をもつことが重要である。
それも知識、情報、教養を身につけた上でである。
何にも知らないで意見をいうのはおかしい。
勝手に思い込んだものや、偏見をもったものもあるかもしれず、公平な姿勢で考えることが出来ない。
そのためには身の回りの物事に対して「なぜ、なぜ」と問いかけ続けることが必要だ。
駅名もなぜこの名前なのか?銀座という名前の由来は?
一つの問いから根本的な理由を見付け出す。
それが説得する本質である。
感情論で訴えても人にはわかってもらえない。
自分がしっかりとした納得を持つことが周りとの関わりを作っていくことになる。
From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@JVU3期生

・なぜ歴史を学ぶのか私たちが歴史を学ぶ意味、
それは先人たちの経験や知恵を今に生かし、
「想定外」を少しでも減らすためである。
例えば今回の3.11東日本大震災でも国、
民一人ひとりが関東大震災や阪神淡路大震災などの震災の歴史を知識、
情報、教養として持っていたのなら、ここまで被害は甚大にならなかったかも知れません。
また、久野先生が仰っていたように「なぜ」と問う心を常に持ち、
その答えを自分の教養とするのもとても大事なことです。
一人ひとりが「想定外」に立ち向かう気概をもつ、このことを私も肝に銘じ、
今後日本に危機が訪れたとき、日本を守れるような人材となれるよう、日常生活から心掛けていきます。
From:前田隆至(大東文化大学卒、埼玉県出身)@JVU3期生
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『常識』
学んだら、3人の人に伝えることを前提にして、
他の人に伝えることとして大切なのは、
①知識、②情報、③教養の3つだ。
特に、教養がなければ右から左に抜けるようになってしまう。
そのためにも、常識は大切だ。
教養、常識が無ければ、どんなに良い知識を持っていても、価値観が全然違ってしまう。
また、全然説得力の欠けるものになるであろう。
まず、教養を身につけるために、まず常識を知り、周りの人に興味を持ってもらえるようにする。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
平成24年(2012)【1月27日(金)】 横前忠幸先生(株式会社いと忠 代表取締役) 『DJ学』

『昭和のコミックソングから読み取れること』
昭和のコミックソングは、一見ふざけた歌だというイメージを持っていた。
何でこんな歌が流行るのかも、全く想像できなかった。
曲の歌詞をよく見てみると、下ネタなど、過激なものが多少見られたが、
これは、メディアの規制があまり無い時代に、
どれだけ挑戦できるかが垣間見えるものでもある。
昭和のコミックソングは結構笑えてしまう。
だから昭和時代を生きた国民は、元気で満ち溢れているのかなと感じた。
ダメになるまでいろいろ挑戦してみて、
元気を創造していた昭和のミュージシャンの皆さんに脱帽するひと時でもあった。
『AKB48の凄さ』
一番凄さを感じたのは、プロデューサーの秋元康さんの手腕だ。
一世風靡を1回起こすだけでも相当大変なことである。
おニャン子クラブとAKB48で2回ブレイクさせたということは、
いかに秋元氏の腕が優れているかが分かる。
【ブレイク】→【消える】→【再登場】というスタイルは今までにあったが、
全く違うアーティストでできるということは、本来ありえないことだ。
昭和と平成では好みも変わってくる。
秋元氏もこれらの違いも完璧に把握していると思うと、
マーケティング力は相当凄いものをもっていると考えた。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生


自分の伝えたいことと、他人の知りたいこと。
今日はついにDJ学本番、DJをやる日でした。
自分の好きなグループの自分の好きな歌を流し、説明し、
その魅力をめいっぱい伝えようとがんばりました。
しかし、結果は中途半端。
熱意ややる気は認めてもらえたが、1曲が長すぎるなど、問題点はまだまだ沢山ある。
改めて、人に自分の言いたい事を伝える難しさを勉強することができました。
さらに、リハーサルで自分で流れを試してみていても、
実際本番になると、わかる事実も沢山ありました。
一番感じたのは、この曲長すぎてみんな飽きてるな。と感じたことです。
練習は自分ひとり、しかも自分の好きな曲なのだから何も問題はない。
しかし、本番では人に伝えるのだ。
みんながみんな、その曲を気に入るとは限らない。
もっと短い時間で、沢山の曲を流したほうが効率が良いこともあると知りました。
これの解決策としては、前に出たときにそう感じたら、
臨機応変に対応できることだと感じました。
実際私もそう感じたときに、曲をとめることはできたのだ。
しかしその後の流れや、言いたい事が言えないと考えると、それを実行できなかった。
時間をしっかり計算しても、こういったミスはあるのだなぁ
とわかったことはとても勉強になりました。
何事も、準備が一番大切。
例えばもう1曲用意しておくなどなど、様々な対処法も存在する。
今後も、人にモノを伝える練習と、準備をしっかりすることを念頭に置き、成長します。
From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@JVU3期生

■伝えたいという気持ちをコントロールする。
前回、DJをやった時には、紹介するアーティストのすごさを
うまく伝えられないという大失敗をしました。
だから今回はそういうことが無いようにみんなが知っている
『ジブリ』というテーマにしました。
もちろん僕が好きということもあります。
前回の失敗を反省し、作曲者の価値を伝え
歌う人の価値をわかってもらえるように、という想いで今回は話を組み立てました。
しかし反省したところは改善しましたが、また新たに失敗したところも出てきました。
それはテーマから外れた選曲をしたことです。
僕が好きな曲を入れたために壊れたのです。
好きだから、では伝えられない。
気持ちをコントロールして相手の側に立ってこそ良いプレゼンが出来る。
From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@JVU3期生
平成24年(2012)【1月26日(木)】 山近義幸理事長代行 『歴史と人間力~新大久保駅のホームに落ちた日本人を 助けようとして亡くなった韓国人、李秀賢氏の命日』

みんなで映画「あなたを忘れない」(DVD)を観た後、
新大久保駅に行き、現場で当時1月26日に何があったのかを学びました。
考えなければならないのは、自分が同じ立場だったら
一緒の事が出来たのか?という事です。
李さんと関根さんが命をかけて助けようとしました。
特に李さんが助けようとしたのは
自分とは違う国の人間で、しかも自分とは関係ない人間です。
心から、自分を危険にしてでも他人を助ける気持ちがなければ
とっさに行動する事は出来ません。
その状況になってみなければ出来るかどうかは分からないですが
その行動が出来るためには普段からコツコツと
小さい積み重ねが必要だと感じます。
李さんと関根さんが亡くなった事で、
駅のシステムに大きな変化を起こしました。
売店から飲酒物の撤去、非常ベルの設置、
駅のホームをえぐって線路からの逃げ場を作った事。
亡くなってからも李さんと関根さんは、
かけがえのないものを残してくれたと感じます。
私達が出来るのはそれを伝えていく事。
From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生

私達が小学校6年くらいに起きた新大久保事件。
その内容などを本日、改めて知ることができました。
それまでは、勇敢な韓国の方が線路に落ちた人を救おうとし、
線路に降りて巻き込まれてしまった事件の事、
という認識しかありませんでした。
しかし、映画を観て、現場に行くことで、
そんな簡単なことではなかったと知りました。
李さんは日本が好きで、日本と韓国をつなぎたいと思ってくれていたこと。
映画の中では日本人に一度は疑いを持ったにもかかわらず、
また日本を信じ、こういった事をしてくださった。
とても嬉しい、感謝の一言だと感じました。
事件後は、韓国と日本は険悪になったときもあったようですが、
こういった事件の事は忘れてはいけないと改めて実感をしました。
また、この事件のときに一緒に助けに降り、
亡くなってしまった関根さんも、とても素敵な人だと感じました。
調べてみても殆ど出てこないと思ったら、どうやら報道がされなかったそうです。
こういった立派な行動をとった人を、
ちゃんと全国民に伝えないというのはおかしいと感じます。
今後は私も、こういった事件をしっかりと知り、人に伝え、
忘れ去られることの無いようにしなければいけないと感じました。
自分がその状況になったとき、こういった行動ができるのか?
と訊かれれば「はい」言いづらいが、
小さなことでも、人に「ありがとう」と言って貰えることが出来るよう
日々意識して行動しなければいけないと考えています。
出来ることから、しっかりと実行していきます!
From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@JVU3期生

■勇気が前面にあった。
李さんは日本人とか韓国人とか人種の枠を超えて
目の前の人間を助けたい、という気持ちが前面にありました。
李さんは実際に祖父が日本で強制労働をさせられており、
過去の悪しき因縁をもっています。
しかし過去に固執せず日本に留学をしました。
「韓国人と日本人の架け橋になる」
それが李さんの目標だったと聞きます。
政治の問題が今でも根強く残っていますが、
同じ人として繋がれる、その想いが強くあったように感じます。
偏見も差別もない勇気ある行動は尊敬します。
僕らは見習うべき事であり、忘れてはならない事です。
この日に勇気のある韓国人がいたことを心に大切に留めておきます。
■反日感情か親日感情か。
もともと韓国は日本に戦争の苦い思い出から、反日感情をもつ教育をしています。
戦争を忘れてはならない、それはわかります。
日本の悪事を忘れてはならない、これは嬉しい事ではありません。
過去に向かった反日感情を若者にまで伝えようとしています。
今の韓国の若者は徴兵制もあり愛国心はあります。
しかし必ずしも日本が全面的に悪と考える人は減っているそうです。
僕らの先人は無謀な戦争に飛びこんだり、
韓国の方を強制労働につかせたりしていました。
でも優れた日本人が多くいた事も僕らは知っています。
過去よりも未来を見た日韓の友好関係を望みます。
李さんの親は過去を乗り越え、息子の死が無駄にならない事を望んでいました。
僕も未来の為に何か少しでも友好関係の為にできることは何なのか?
その気持ちがささやかですが芽生えたことが一番に得たものです。
From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@JVU3期生
平成24年(2012)【1月25日(水)】 今元英之先生(JVU事務局 局長) 『事業創造』
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「ストーリーだと伝えやすい」
確かにストーリーだと分かりやすいだけでなく、
聞いている人に感動を与えることもできる。
今回、何人かのプレゼンを聞いたが
“なぜ自分がこの事業をしたいのか?"などの動機やきっかけ。
また、絶対に諦められない理由などが
ストーリー仕立てになっていると応援したくなる。
このストーリーは事業を考えれば考えるほど、熟成される。
From:小田和浩(富山大学卒、山口県出身)@JVU3期生
本日は事業創造を行った。
「理屈ではなく気持ち」だったと強く感じる。
事業を創造するとき、自分は楽しいか?
少なくともそれについてNOを言う人間は論外であるという事を教わりました。
24時間それを考えても苦にならないか。
事業想像はそういうモチベーションでやらなければ
起業してからも続くわけがない、という事を教わりました。
私の事業創造、地に足がついてないという指摘を受けました。
その事業には自分の経験の何が含まれているか、という事が
重要、もしくは上手く企業達の隙間をついていくべきだ。
お金は?知識は?どこから出るの?
それは小さな問題でした。
なぜなら、自分がすべき事は経営であって、事業そのものではないからです。
全部、自分と同じ人間が従業員であると無意識の内に
考えてしまっているのでは、と反省しました。
大切なのは自問自答、今回、特に問いかけるべきは、
「本当にその事業創造をしたかったのか?」
振り出しに戻ってしまいますが、そうしてでもやる価値はあります。
苦労するのは今じゃない、会社を立ち上げてからです。
From:藤井勇貴(名古屋学芸大学卒、三重県出身)@JVU3期生
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『本当にやりたいこと~原点を見る』
事業創造の色々な問題点が、本日はハッキリと見えてきた。
まず、事業創造をすること自体は楽しめていたのだが、
その内容が今までの自分の生活とは無縁のようなヒト・モノ・カネが必要であり、
現実味がなくなってしまっていたこと。
このせいで、ゲーム感覚のように事業創造をしてしまっていたことが、問題でした。
他にも、終始計画をするようになってから、
原点である「なぜ、この仕事で起業したいのか」が薄くなってきてしまっていたこと。
社会的な目的ばかりを追ってしまうせいで、自分が楽しむ、やりたいが薄くなってしまう時がありました。
そして、今ある事業が、本当に新規の誰も参入していない部分を狙えているのか?という部分です。
自分としては、今注目されているものを2つ繋げることで、
社会的な意味はでかく、需要も高いと考えていたが、それだけでは駄目。
「スキマ」の客層、モノを探し、
それを自分の事業に取り入れていくことで、より良い事業ができる。
まだまだ、問題は多く、それこそ夢物語だった。
今日は0から見直させていただき、自分に足りない部分、
変更しても良い部分、また、コレだけは自分にとって大切な所、などが明確になりました。
この変更した部分の調整と、自分の信念ともいうべき部分を新たに刻み、
事業創造を「楽しく」やっていきます。
From:本間慶太(東京経済大学卒、東京都出身)@JVU3期生
-------------------------------------------------------------『24時間突き詰めて考える』
本気で事業をやりたいのであれば、事業のことを24時間考える必要がある。
24時間考えている人とそうでない人で差が大きく開いてくることが、本日改めて分かった。
きちんと考えていれば、事業の中でのキーワードにもつながりが出てくる。
一見関係ないことでも、考え方次第で、可能性が変わってくる。
卒業まであと少しなので、今まで以上に考える時間をとっていく。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生
平成24年(2012)【1月24日(火)】 野田一夫先生(多摩大学 名誉学長) 『追っかけ講義』

『私達は、恵まれている』
野田先生がおっしゃていた言葉の一つだ。
私にとって最近起こった事件で一番大きな事件は、
間違いなく東日本大震災と答えるだろう。
ただ、野田先生は経験の質が違う。
一番の事件を「敗戦」と答えていた。
それぞれの背景を考えてみると、
東日本大震災が起こったときには、
様々な国から支援をしてもらった。
それに対し、戦争の敗戦後を考えてみると、
日本は世界の脅威になっていたことから、
日本を助けてくれた国は殆ど無い。
これを考えてみると、今の時代が
どれだけ恵まれているのかが実感できる。
助けてもらった例があるから、震災復興が進められる。
現在の国のつながりにも感謝すべきなのだと考えた。
From:安齋義仁(いわき明星大学卒、福島県出身)@JVU3期生

■何をしたいか、が全ての根本。
起業でも就職でも自分が本当に何がしたいかで
その後の成長は決まってくる。
大企業を起こした経営者の方は始めた事業が好きだった。
だからこそ突き詰めて優れた技術を開発し、
世界に名だたる企業へと進化したのだ。
何をしたいか、それはなぜか?
この問いにいつでも答えれるようにする。
積極的な幸せを掴むためには自分の心が求めるものを
見極めて、叶えるために実行するしかない。
「何ができるか」よりも「何をしたいか」について
熱く語れるような志を定めるのだ。
■運は自分で作るもの。
野田先生は強い志を持っていて出会った人は
たまたまではなく、起こるべくして起こったと言います。
強力な磁石のように人を惹きつけ、
大きな事を成し遂げることができるのです。
それを「必然的偶然」と言いました。
運がいいと思っている人は更に運がよくなります。
強い意志があればどんな困難でもチャンスに変えます。
辛い事なんて吹き飛ばして、
絶対に志をかなえてやるんだ!!!!
松陰先生のように熱意は人を動かします。
自分もその教えを信じ、いつでも強く考えれるように
明るく前向きに生きていきます。
From:佐々木信(弘前大学卒、北海道出身)@JVU3期生

“人生はこれからだ"
とても印象に残る言葉であり、力があった。
野田学長は、私たちの年代はまだまだ子供だから人生はこれからだと仰った。
シンプルだが、とても奥が深い。
野田学長は私と同じ年の時にはどんな経験をされてきたのだろうか。
これから始まる人生。
私がやりたいのは、本当に自分がやりたいこと。
一生をかけてやりたいことをこれからしていく。
From:小田和浩(富山大学卒、山口県出身)@JVU3期生