平成26年(2014)【10月21日(火)】 事業創造/鳥越昇一郎先生(マーケティングウィング鳥越事務所 代表)
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●1日の流れ
9:35 新聞アウトプット
9面「豪から東南アへ 小麦輸出合戦」
・日本の今後の動き。
・東南アはどう変わっていくのか?
6面「ゲイツ氏からザッカ―バーグ氏へ」
・米のIT世代交代で世界はどう変わっていくのか。
・日本はどう学ぶか。
10:45 鳥越昇一郎先生(マーケティングウィング鳥越事務所 代表)
による「事業創造 第7講」
・5年倍増計画
・インプット→アウトプット→ゴール
・気力からひねりへ
・「ホック」の新商品
11:45 昼休憩
12:45 事業創造
・アイデア出し&発表
14:40 休憩
14:50 事業創造 再開
・アイデア出し&発表
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●ひねりを生み出す気力
どうやって売り上げを伸ばせばいいのか?
その方法は4通りしかない。
すなわち、新規顧客拡大、リピーター拡大、新商品販売、そして新規事業(多角化)である。
これらを達成するためには、今までと同じやり方ではなく、人・方法・仕組みを
変えて新しい活動に取り組まなければならない。
私たちにとって一番不足しているのは、インプットをどうやってアウトプットへ
つなげるか、という部分である。
そのためには、何とかして「ひねり」を生み出さなければならない。同時に、
ひねり出すための気力も必須である。
鳥越先生が紹介して下さったホックの画期的新製品の例も、ひねりを生み出すために
長い試行錯誤を必要とした。
何か役に立つアイデアはないか?と
日常的に探し出す姿勢が必要なのだと思う。
私は今回の発表で、久松農園の久松さんにお話を聞いたこと、それを元に
久松農園のビジネス内容をまとめたことなどを報告した。
久松さんが農業の現在の課題についていくつか指摘していたので、
そこからプランを考えていくのが良いだろうと思った。
また、子供に本当の野菜のおいしさを伝えることや、久松農園流の土壌環境の作り方を
パッケージ化することなど、メンバーからも面白いアイデアをもらうことが出来た。
あえて価格を高く設定されている商品をどうやって売るのかという点でも、
久松農園に学ぶべきところは大きい。
計画的にヒアリングや調査に取り組みながら、突破口を見出していきたい。
From:須藤雄介@東京校6期生(群馬県出身、早稲田大学卒)
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●アウトプットに必要なものは気力とひねり
鳥越先生は株式会社武蔵野さんの『5年倍増計画』
のお話について話された。
この『5年倍増計画』は、5年間で売上を倍増させる計画で、
方針や仕組み、人を変えるなど、やり方を変えないと達成出来ない。
とにかく、新たな事業を始めるには、
まずはデタラメでもいいから仮説を立てることが重要である。
マーケティングの基本は4つのアンゾフの市場開発戦略がある。
1つ目が新規客拡大、
2つ目がリピーター拡大、
3つ目が新商品、
4つ目が新規事業(多角化)です。
これら4つの要素が揃うことで市場開発競争で生き残ることが出来る。
鳥越先生からは日本ベンチャー大學での授業方針では知識(インプット)より
知恵(アウトプット)が重要だというアドバイスを頂いた。
いくら知識(インプット)ばかり身に付けても、気力とひねりが足りなければ、
良い知恵(アウトプット)、ビジネスプランは生まれないということである。
また、私の事業創造に関しては皆さんから貴重なアドバイスを頂いた。
そのアドバイスを参考にして、これからやる事として、まずは自分の事業と類似した
スクーやマナビーの教育や教材を研究すること。
そして、現場に行く(ヒヤリング)をすることで自分のビジネスプランが
より具体性のある迫力のあるプランになると学びました。
From:柳沢一磨@東京校6期生(神奈川県出身、帝京大学卒)
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●事業創造
・アンブフの市場開発戦略
これは、マーケティングの一種であり、
①新規顧客拡大、②リピーター拡大③新商品、④新規事業(多角化)の4つである。
この4つを意識した新しい活動をすると、売上高が増加するということを学んだ。
実際に、「武蔵野」さんが、"5年倍増計画"という経営方針に活かされている。
そして、この経営方針をした事によって、500社中、2割の企業が、
売上高が増加したことも教えて頂いた。
これらを教わったり、学んだりすることは、自分の事業創造に非常に刺激になる。
しかしながら、私の事業創造は、まだまだ完成まで辿りつけていない。
そのために、初歩段階として事業計画を詰めていくことから始めていきます。
・インプット~アウトプット
事業創造では、「インプット」は"情報"
「アウトプット」は"活用"と呼ぶ。
それを踏まえて、私の事業創造は活用まで辿りつけていないことを知った。
「なぜ」「どうして」と悩んだが、それは、内容に具体性やイメージできない、
さらには迫力不足であることが、大きな要因である。つまりは、
具体的な数字やグラフなど視覚の情報がないからであるという。
では今後の事業創造は、その課題である「数字」や「グラフ」などの
視覚の情報を活用することをしていく。そうすれば、相手も意見が言いやすくなり、
自分自身も分かりやすく、伝えることができると思う。
From:嘉形俊輔@東京校6期生(山形県出身、山梨学院大学卒)
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