平成25年(2013)【8月24日(土)】 台湾学/浅田弘美先生(アセアングループ 代表)、人間力道場 第一部「情報を取り生かす/細矢明信先生、第二部「情報について」/ 山近義幸理事長代行

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●1日の流れ
1、8/25イベントの準備
2、浅田弘美先生「台湾学」
3、人間力道場 第一部
細矢明信先生「情報を取り生かす」
4、人間力道場 第二部
山近義幸理事長代行「情報について」
9:00 西新宿 集合
9:10 朝礼
9:45 8/25日イベントの準備
・ブースの設営案
・塾生プロフィール作成
・チラシ作成
・写真
11:15 休憩
12:00 浅田弘美先生「台湾学」
・蒋介石の写真より、天皇陛下の写真が上
・八田與一について
・乃木希典について
・台湾の社長は、現場主義
・犬が去って豚がきた
14:30 人間力道場 第一部
細矢明信先生「情報を取り生かす」
・経済とは何か
・経済工夫率
・日経の読み方
・記事の取捨選択
16:00 休憩
16:10 再開
・ヒト・モノ・カネの動きが経済
・72の法則
・未来イメージルール
17:15 人間力道場 第二部
山近義幸理事長代行「情報について」
・新聞を読んでいるか?
・人間味は産経を読んで養え
五輪ピックの報告
村野さん
・ローンレンジャー
瀬田さん
・ビール工房
手塚さん
・沖縄首里城
・前回の質問の回答
・情報の引き出しを増やす方法
・情報を自分の力にする
18:45 解散
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●台湾学by浅田弘美@アセアングループ
台湾と日本の関係には偉人が多くからんでいる。
八田與一、明石元次郎、新渡戸稲造、森川清治郎、
乃木希典、後藤新平、
こういった偉人の方々が台湾と真心で接し
それが台湾の親日の基礎となっているのだと感じた。
また台湾と一言で言っても
一枚岩でないというのも興味深かった。
日本と一緒になりたい人、
中華民国になりたい人、
独立したい人、
米につきたい人、
とさまざまな方がおり、それぞれの国旗があったりととても驚いた。
また日本人にとって都合の良い親日というところだけに
注目していなかったことを反省した。
台湾が歩み寄ってくれてるなら
こちらも歩み寄って台湾のことをきちんと勉強しなくてはいけない。
3.11のチャリティについても
寄付金額が圧倒的に大きいのは知っていたが
それ以外については知らないことが多かった。
メディアが取り上げていないのがやはり違和感を感じた。
本当に素敵でありがたく感じた。
元日本人の台湾人は10%程度になったいもかかわらず
親日の台湾人が増えているのは興味深く、
今まで以上に台湾との関係を良くしていく大切な何かがあるのだと感じた。
●新聞の読み方セミナー
新聞についての講義は改めて考えれば初めてだったので新鮮だった。
少しずつ慣れてはきたが今回の講義では
改めて読み方をグレードアップさせるとても勉強になる講義だった。
・情報を取り活かす
経済工夫率、情報(インテリジェンス)、経済情報などが
情報を取り活かすには必要なようだ。
性格で役立つ情報だけ取り上手に捨てることも大切だ。
情報を知恵に変えることや
個人レベルで生まれ変わったように日々自身を再構築することで
情報を生かすことができる。
日々の訓練には大切なことだと感じた。
リードを読み自分に生かせるかを判断し
活かせるなら全部読むことで取捨選択していくことが大事。
・今まで読まなかった記事、軽視していた記事の意義の再確認
ワールドマーケットの数字は株価や為替など数字によって
世界のすべてがわかる。
ニュース一言はその分野のリーディングカンパニーの言葉である。
東証、ジャスダックの投資指標や外為市場の数字。
こういった今まで難しいから読まなかった、
あるいは軽く見ていた記事についてその意義を確認できた。
細谷先生のお話を聴いてその数字や
言葉が経済的にどれくらい価値のあることなのかがよくわかった。
・数字はマーケットととらえる。
経済の概略を理解するのに
細かい数字は覚えなくてもいいと思い、
今まではきちんととらえていないところがあったが、
その数字がいかに市場を表しているのかを考えると
とても大切なことだと感じた。
市場規模を表す他にないものだと気付き
これから新聞を読むうえでとても勉強になった。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
・台湾学
台湾についてあまり知識がなく、初めて聞くお話ばかりだった。
親日ということは知っていたが、どれほどかということは知らなかった。
200億円の義捐金を頂いたということは知識として知っていたが、
実際にどれほど日本を心配し、応援してくれていたのかの映像を見せていただき、
涙が出そうになった。
人を心配し、人に与えて、報われなくてもあまり気にしない。
この姿勢はとても心を打つ。
映像に台湾の方のコメントが付いていたが、
「当たり前のことをしただけだ」
というものがあり、こういった姿勢が人を惹きつける。
私もそんな心地でいるために、人に与えられることは何か考え、実行して
それを当然と思うようにする。
・日経新聞読み方講座
情報を知恵に変えるというお話があった。
新聞をただ見るだけでは意味がない。
読んで、中にあるデータを市場ととらえたり、意図しながら
記事を読む習慣をつける。
データを市場ととらえることができれば事業創造の講義にも役立つし、
社会人になってからもこの感覚は必要になるはずだ。
自分にどう生かすことができるのか、新聞に限らず学びの上で必ず必要なこと。
習慣化する。
また、中囲みは変化の兆しというお話もあった。
市場にどんな変化があるのか、仮説と検証してみる。
・人間力道場
初めに話していただいた「はだしのゲン」のお話は衝撃だった。
中学生のときに図書室で良く読んでいて、
内容はそこまで覚えていなかったが戦争を現実に伝える良い漫画だと思っていた。
今後は本質を良く考えるようにする。
情報と人脈は寂しがり屋ということで、情報を集めて発信しなければ
新しい情報は入ってこないし、人を紹介しなければ人脈は築けないということだ。
この二つは今後仕事をしていくことを考えるととても大事なことであるし、
個人的にも集めたいものなので意識してやっていく。
また、情報は街中でもきょろきょろとあたりを見回していると
新しいお店や面白いところなどが見つかる。
日ごろから周りに目を向けることをする。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●台湾学
淺田弘美先生に、台湾について
ご自身が感じたことを中心にお話していただきました。
台湾は本当に親日国家で、それは日本精神というものが大きいといいます。
日本は同化政策で台湾の近代化を進め、当時の日本人は国は関係なく、
真心で接していたようです。
ダム建設の八田與一さんの話はとても感動的でした。
歴史上類を見ない巨大なダム建設を前に農民は反対しましたが、
八田さんの労働者と同じ目線からの接し方と、台湾のために
動く姿を見て、人々の考えも変わっていったといいます。
八田さんは台湾で一番有名な日本人で、これは台湾が親日である
理由が最もわかるエピソードだと思います。
児玉源太郎、後藤新平さんもそうですが、当時はたくさんの
日本人が真心で接する「日本精神」持っていたのだと思います。
現在の日本の台湾への対応、冷遇を聞くととても悲しいです。
東日本大震災での台湾からの2億8000万の義援金、支援の話にも
心が震えました。
しかし、東北の人の感謝のVTRがあったとおり、日本は今も
台湾を完全には見捨てていないのだと思います。
日本人の「日本精神」は薄れてしまいましたが、それでも
完全にはなくしていないのだと思います。
台湾人の人々はそれを知っているのかもしれません。
淺田先生は台湾は親友だとおっしゃっていました。
親友との友情は簡単には崩れない、離れてもまた結びつくことが
できる、見えない鎖があるのだと思います。
山近社長のように、台湾との親交を取り戻そうと考えている方は
多数いるでしょうし、私も身近なところから繋がりを深めていきます。
まずは台湾に行こうと決めました。
●日経新聞の読み方
細矢先生から教わるのはこの日が二回目で、再び日経新聞の
読み方を基礎から教えていただきました。
日経新聞でよく出てくる用語の意味がわからないと読めない、
言葉ではなくて内容を覚えることが大事、とおっしゃっていました。
自分はまだ用語の知識が足りないと再確認しました。
コツコツ調べるということも最近できていませんでした。
今回をきっかけにまた基礎から新聞を読めるように努力していきます。
日経新聞を活用して、情報を知恵に変える、個人レベルの
再構築を行う、賢い消費を行う、と一番大切な目的も教えていただきました。
とにかくビジネスまたは実生活で使えるように、教わった
大事なことを使って日経をフル活用しなければならないと思いました。
数字の読み取り方もわかりやすく、先生から教わったように
眺めてみると案外よくわかるものだと思いました。
今までは避けてきましたが、これからは少しずつ、特に細矢先生の
大事だとおっしゃっていた、月曜日、金曜日の夕刊、土曜日は
株価などを必ずチェックします。
●人間力道場、山近義幸社長の講義
やはり山近社長のお話は面白いです。
集中するというよりも、自然と聞けてしまいます。
今回も多くの学びがありました。
質問力、ゲストの兵頭社長も大切だとおっしゃっていました。
質問は2、3投目でびっくりさせることが大事だという
お話は初めて聞きました。
相手をびっくりさせること。
会話は心理面での工夫も大事なのだなと思いました。
質問は話題の中から突っ込んでいく。だんだんねじれていくが
深まっていく。というお話も非常に大事だと思いました。
質問のみならず会話でも盛り上がる鉄則だと感じます。
時間があるときは目的地に向けてト音記号のように
歩くということもとても面白いと思いました。
歩くルートは大事だとは思っていましたが、参考になります。
実践していきます。
最後の、人に紹介していない人が紹介されるわけがない、
というお話も非常に印象に残りました。
私も紹介されることを期待しながらも、自分では何もしない
人間かもしれないと思いました。
自分に返ってくるという意味でも、これからは人のためにも人を繋いでいきます。
学んだことは実行しなければ意味がないですが、全部実行は
続かないから6個くらいでいいというお話もありました。
自分のできる数を実行していきます。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●8/25イベントの準備
自分の略歴を、相手に提示すべき情報として
作成するのは、自分の人生を思い返す、
よいきっかけになった。
また、チラシ作成は、以前からやらなければと
感じていたので、サンプルを作成出来たのは
勉強になった。
8/25にはしっかりとアピールをし、
これを無駄にしないようビジネスプランを
しっかりと詰めて行きます。
●浅田弘美先生「台湾学」
[NHKによる台湾に対するイメージ操作]
そのままのイメージだと、日本人に対し、
台湾の方が好意的に話していることも、
悲壮的な音楽や、情報の出し方によって、
反日の様に演出していることなど
TVは所詮TVと言うことを実感しました。
[八田與一]
当時世界最大のダム建設を建設した技術者。
日本が地震に苛まれ危機に陥った時に、
普通なら台湾の人を首にしてしまう所を
使うのは、あなたたちと日本人を首にしています。
人種の違いを気にせず、相手のことを思って行動する
その心意気にとても感動しました。
[乃木希典]
母の為に2年の台湾への出向をためらっていた時に、
骨を埋める覚悟で行きなさいと叱咤激励され、
行くことを決意、母はその後台湾の土に実際に帰った。
こんな行動ができる人が一体どれだけいるのでしょうか、
まさに、昭和の母であり、
日本の為、世界の為に邁進する姿に驚き、
自分もこうありたいと感じました。私も努力します。
●人間力道場
細矢明信先生「情報を取り生かす」
ヒト・モノ・カネの動きが経済であり、
これらの状況を景気と言う。
こういった、一見難しい事も、一つずつ
紐解いて行けば単純なことの組み合わせであり、
難しい事を誰かに簡単に
説明出来る様にならなければ、
実際に理解したことにならない。
日経新聞を読んでいて、
わかることはより理解をすすめ、
わからないことは、調べる事を心掛ける。
新聞から、ビジネスチャンスを見つけることは、
今までうまいこと出来ていない感触だったが、
新聞の読み方、
何処をどう読み解くのかを
今回知ることができ、
ピントが少しあった様な気がします。
これらの事を、気の所為で終わらせない様に、
実践していきます。
●人間力道場
山近理事長
・ちょっと面倒な事をあえて続ける
成功するビジネスマンになる為には、
楽な事をするのではなく、
継続的に面倒な事をする
そのほうが、身に付く。
・1分間スピーチ
情報の中に数字をいれる。
自分を落とす様なエピソードを一ついれるなどの、
情報が人を動かそうと言う気にさせる。
「人を動かせない情報に意味はない」と言うのは、
身に沁みる思いでした。
・質問力
2投目に驚くことを聞く、
大事なことは質問の内容では無く、
本質を聞き出すことである。
9つの自分の強い窓は、ほとんど埋まらず、
もっと普段からアンテナを貼って自分の窓を埋め、
営業に活かせる様にします。
・情報
時間のあるときはただ歩くのでは無く、
目的地まで、遠回りをして見る、
帰りは、行きと違う道を通るなどを続ける。
色んな所に目を向け、日頃から情報集める。
From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生
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●《台湾学》
ASEANグループの浅田弘美先生に、台湾についてお話して頂きました。
台湾のイメージは親日、です。戦後、日本軍の活躍がその背景にあると、
去年ベンチャー大學で学びました。
今回は、さらに詳しく教えて頂きました。
日本は、同化政策により、台湾をインフラ・はもちろん、教育環境も
整えていきました。ヨーロッパは、植民地にした国を搾取しますが、日本は逆です。
これが、台湾が親日の由縁であり、大震災の際の行動に繋がります。
●《人を動かす講義。》
山近社長主催のセミナーに参加させて頂きました。
山近社長は冒頭に、「話は、相手の心を震わしても意味がない。
相手を動かさないと。」と仰られました。
社長は、圧倒的な経験と話術で、90分間、聴講者の注目を集められていました。
紹介して下さったノウハウは、どれも試してみたくなるものばかりでした。
自分が特に印象に残ったものは、
「相手の会話に突っ込め!突っ込め!突っ込め!」
「情報はさみしがり屋。だから、チラシをとったり、吊革広告を読め!」
「自分の得意なジャンルを9個持て(例えば、野球・フィギュア・経済など)。」
来年で自分は30になります。
ただ元気なだけの人間じゃなくて、深みと味のある粋な30に
なるために勉強していきます!
From:井浪康晴(京都府出身、鳥取大学卒)JVU4期生ならびにJVU実行生
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